風嶋みや様のとこから勝手に拾ってきました。
「くだらない質問バトン」
でも「くだらない質問」というには、結構高尚な気がします。

Q1 太陽と月、どちらがすきですか?
んんんー。
とりあえず、月でしょうかね。写真でも現物でも色んな表情を持ってるところがいいです。
でも晴れた暖かい午後とかもスキなので、太陽も捨てがたい。

Q2 高雅の反対語は何だと思いますか?
高雅が何かわかりません(無知)
えーと、なになに? 気高く優雅なこと。上品でみやびやかなこと。
……反対語は……低俗? いや、違うだろうな……。

Q3 あなたの兄弟は何人ですか?
6歳離れた弟がいます。
最近行動が非常に阿呆で、親を困らせ、結果私にシワ寄せがきてます。非常に不愉快です。

Q4 ナンパしてきた男がイケメンでした。着いていきますか?
どちらかというと、今の時代の「イケメン」のお兄さんたちはあまり好みの顔をしておりませんので、ついていきません。
何かの罠だと思います。
どっちかというと冴えない感じの顔のほうが好みです(笑)

Q5 あなたが見てきた現象の中で一番美しかったのは何ですか?
多分、色んなところで色んな美しい風景や、モノを見てきたのだろうけど、質問を読んですぐに思い出したのは昨日見た空の色でした。
白っぽい青空と、オレンジ色と金色の間のような夕焼けが交じり合って空が光ってて、そこに一筋飛行機雲。雲の縁が金色に光っていて、大層美しかったです。

Q6 初恋は何歳のときですか?
「あの子がすきー」という淡いものなら、多分小学校2年。

Q7 その恋は実りましたか?(一瞬でも)
いやもう、それは見事なまでに不発に終わりました。
というか、一瞬たりとも「実ったことのある恋」は今のところなかったのではないかと思います。
思えば寂しい人生です(大笑)

Q8 いま一番欲しい物はなんですか?
爪ヤスリと爪磨きのセット。
あと、マニキュアを入れて持ち運べる大きな入れ物。
 
Q9 手に入りそうに無い欲しい物はなんですか?
素敵な彼氏(笑)
どっかに私でも騙せるような素敵な人は落ちて無いですかね。

Q10 あなたが幸せだなぁと思うのはどんなときですか?
布団に入って、寝入るまでの時間。

Q11 バトン渡す5人
どぞ、持ってってください。
■今日、びっくりしたこと。

確かにウチは田舎だ。
どーんと田舎だ。周りは山と田んぼばかりだ。
けどねえ、随分長く生きてきましたけど、今日は度肝を抜かれたね。

手押し車を押したおばあちゃんが、
道を右折するために
車道の右折帯をぼちぼちと歩いてました。

いやいやいやおばあちゃん、手押し車って車道じゃないから。
歩道だから。
右に行きたいなら、目の前にある横断歩道がお勧めよ!?

そりゃね、あんまり車通りの多い道じゃないよ。
でもね、真っ直ぐで舗装のいい道だから、車は物凄い勢いで飛ばす道なのよ。
おばあちゃん危ないから。

右折帯に自転車が居たときよりも衝撃的でした。

■今年も始まってもう17日もたつのに、いきなり今年の目標を立てました。
「一年の計は元旦にあり」?
そんなの知らないやい。
「思い立ったが吉日」で今まで生きてきたんだ。

ということで、今日からの今年の目標は
「姿勢を正しく」
です。
背筋をピンと伸ばして歩いている人を見ると、やっぱり格好いいと思います。
姿勢って大事ですよやっぱり。
綺麗な人って、立ち方が違うんですよやっぱり。
まあ、今年の「綺麗になろう運動」の一環でもあるんですけど(まだその運動は実施されてませんけど)ともかく姿勢が良いのは良い事だと思いますので。健康面から考えても。
コレはいつ挫折するんでしょうかね(笑)

 
■今日はここまで。
■今日の本
ISBN:4062131676 単行本 東京農工大学の学生の皆さん 講談社 2005/11/03 ¥1,000
東京の西に、なんでも答えてくれる人がいる。心温まる、人と人とのコミュニケーション「生協の白石さん」単行本になって登場!!

東京の西、多摩地区にある東京農工大学。この学校の生協で働く職員、白石さんが今各メディアの注目を集めています。『一言カード』という質問、要望コーナーで行われる楽しいコミュニケーション。どんな問いでも一生懸命に答えてくれる白石さんの姿は共感を呼び、白石さんはとんでもない人気者になってしまいました。この白石さんと学生たちのやりとりの記録が満を持して本になります。本には厳選された「一言カード」と、白石さん自身による解説が収録。単行本『生協の白石さん』、お見逃しなく。

他人事なら「そう。この的外れな回答の文責は白石。逃げも隠れもしない」といった潔ささえかんじられる、天晴れなまでの匿名性のなさ。もちろん私本人はそんなつもりなど毛頭ございません。いっそ、行方をくらませたい。
「ひとことカード」の内容はネタバレかと思うので、今回は白石さんが書いたコラムから抜粋してみました。

ついに、漸く、「生協の白石さん」を読みました。
とはいえ、読むのにかかった時間は正味1時間くらいでしょう。
図書館にリクエストしてから、入ってくるまでが長かったんですよ。
だってリクエスト、発売日より前にしたんだもん。
もう9刷いってるよ。大人気だね白石さん。

最近はブログを毎日読みに行ってます。
http://shiraishi.seesaa.net/
ので、知ってるものも載ってましたが、やっぱり楽しめました。

amazonさんのレビューでは、賛否分かれてるみたいですが、まあ、こういうものはそもそも感性が合うか合わないかの問題なので、仕方ないかと思います。
けど「ギャグが寒い」って、それはちゃんと読めて無いんじゃないかな? だってギャグを主点にしてるわけじゃないもん、この本。こういう受け答えで必要なのは「ギャグとしての完成度」ではなくて「どれだけお客様の気持ちに応えるか」なのだと思います。

では個人的にはどうなのかというと。
私は白石さんにはユーモアがあって、きりかえしが上手いと思います。
こういう風な受け答えが出来るようになりたいなあと思います。
くだらない事を言われたり聞かれたりするときほど、腹が立つことはありません。
ソレを白石さんのように上手くかわして、それなりに頷けたり、時には笑わせたりする回答をするのは、至難の業です。
生徒のくだらない質問(セクハラ発言多し)を聞こえない振りして抹殺してる身としては、本気で見習いたいです。

楽しめる本ですが、何回も楽しめるものでもありません。
立ち読みは笑っちゃったときに大変だと思うので、持ってる人に借りるか、もしくは図書館で借りる事をお勧めします。

 
2006年3冊目。
■さて、どうしようか。
というのもですね、本日、こちらの「Diary Note」さんが頑張ってくれたらしく、文字の上限が変わったんですよ。

3000字→10000字。

三倍以上かよ。頑張りすぎだよ。どうしてくれようか!(笑)
とりあえず、3000字でやってきたし、そのくらいが一番読みやすいんじゃないかと思うのでコレまでどおり3000字くらいで行きたいと思います。

皆1万字も何書くんだろう。

■もう一回 (テス視点)
魔界での、朝が来た。
目が覚めても寝るときと同じ薄暗さなのがとても嫌だ。どうしても、人生の大半をつながれていたあの場所を思い出す。
息が苦しい。
ボクはベッドの中で体を丸めて、暫く目をギュッと閉じて耳を塞ぐ。落ち着くために頭の中でゆっくりと数を数えて、百まであとちょっとのところで体をゆすられた。
「大丈夫?」
ゆっくり目を開けると、ガラス色が目に飛び込んできた。
綺麗な蒼。
好きな色。
「ねえ、うなされてたよ?」
「……大丈夫」
かすれた声で答えて、ボクはビアンカちゃんの頬に触れた。
実物。
「大丈夫。ちょっと嫌な夢をね……」
ため息交じりの声で答えて、体を起こす。
窓の外は相変わらず、べったりとした重い灰色の曇り空。
ビアンカちゃんも窓の外を見てため息をついた。
「憂鬱よね」
「うん」
「もし、魔王が私たちの世界に乗り込んできたら、あっちもこんな風になっちゃうのかしら?」
「かもね」
「……嫌だなぁ」
「うん」
ボクらは暫く手をつないで、そのまま窓の外を見る。
「ま、そうならないように頑張りましょう? ともかく、エビルマウンテンだっけ、そこへ行けばお義母様も居るわよ」
「なんで?」
「昔から、捕らわれのお姫様は一番偉いヤツの隣に座らされてるものよ? 私もそうだったでしょ?」
「……お母さんもビアンカちゃんもお姫様じゃないでしょ」
ため息混じりに言ったら、思いっきり蹴り飛ばされた。

 
ジャハンナの入り口であるハシゴをおりて、皆と合流した。
「とりあえず、地図を手に入れたからちょっと説明ね」
ボクは貰った地図を広げて地面に置く。
「今、ここ。ジャハンナの町ね」
ボクは地図の南にある小さな町を指差した。
「それから、目指すところはここ」
今度は地図の北側を指す。
陸地の果てにある、大きな岩山。
「エビルマウンテン。……敵の本拠地」
皆が、誰かに言われることなく北の方角を見た。
ここからでも、うっすらと小さくその山を見ることが出来る。
うっすらと小さくしか見えないのに、その存在感は圧倒的だった。
「で」
ボクは山から目をそらして息を吐いてから続ける。
「今更なんだけど、ちょっと確認したい事があるんだ」
皆が不思議そうにボクを見た。
「つまりさ、魔界へ来たときは旅の扉のある祠についたでしょ? でも、ボクらは移動が出来る魔法としてルーラがある。妖精の村からはルーラで戻ることが出来たよね? 世界がちがってたみたいなのに。ということは、魔界からもルーラで戻れるんじゃないかな?」
「あ、ソレは試してみたほうがいいかもしれないわね」
すぐにビアンカちゃんが頷いた。
「でしょ? もし戻れるなら色々便利だし……あと」
「あと?」
「もし、海の神殿に捧げた指輪が回収できるなら、したい。それで入り口が閉じてルーラで来られなくなったらまた捧げたらいいんだし……」
「ソレはうまくいかないんじゃない?」
マァルが少し眉を寄せる。
「やってみて駄目だったら、それまで」
「そうよ、やってみましょ? 私もあの指輪は取り戻したい」
「じゃあ、決まり。とりあえず、エルヘブンを目指そう」
ボクは小さな声でルーラを唱える。

目を開けたら、エルヘブンの前に居た。

「あら、成功? お日様が気持ちいいわねー」
ビアンカちゃんは思いっきり伸びをして、深呼吸した。
「太陽って素敵!」
マァルもビアンカちゃんを真似して大きく深呼吸する。
ボクも空を見上げた。
抜けるような青空。
綺麗だ。
「さて、それじゃ指輪の回収に行きますか」
「うまくいけばいいんだけどね」

 
神殿は相変わらず水の音が反響していて、不思議な雰囲気に包まれていた。
女神像はちゃんと指輪を手に載せたまま変わらずにある。
その奥に、魔界へと通じる真っ暗な空間がまだ口をあけていて、相変わらず光の粒を飲み込んでいっていた。
「……あれ見ると緊張するね」
ソルがボクの顔を見上げる。
「うん。でも、皆で居れば恐くないね」
「そうだね」
ソルが笑う。
「お父さん」
「ん?」
「一緒って、いいね」
「そうだね」

ボクはソルの手を握る。
小さいけど、暖かい。
そういえば、小さいときお父さんの手を握るのがスキだったなって急に思い出した。
あんまり成長して無いのかも。
内心苦笑しながら、ボクは水のリングを捧げた女神像に近寄った。
その手の中に、青い輝き。
そっと手に取ると、向こうにある魔界への入り口が小さくなっていって、やがてなくなった。

「ビアンカちゃん」
隣に居る彼女に笑いかけて、それから左手をとる。
「これからもよろしく」
言いながら、薬指に指輪を嵌める。
細くて長い、白い指に青い輝きはとても良く似合う。
「ありがとう」
ビアンカちゃんは頬を染めて笑うと、ボクの事をぎゅっと抱きしめた。
「あーあー。もう、テスとビアンカはいつまでたっても恥ずかしいなあ」
スラリンが足元でため息混じりに言った。
「あら? いいことでしょー?」
ビアンカちゃんは余裕の表情で笑うと、炎のリングと生命のリングをスキップして持ってきた。
ボクは受け取るために手を差し出した。
「テスも左手」
「え?」
「早く。自分は平気でやったくせに、どうして恥ずかしがるのよ」
「……いや、何となく」
視線を合わせないようにちょっとそらしながら、ボクは左手を差し出した。
「こっち見なさいよ」
「はい」
呆れたように言うビアンカちゃんに逆らわない事にして、ボクはビアンカちゃんを見た。
目が合うと、ビアンカちゃんはニコリと微笑んだ。
それからボクの小指に生命のリングを嵌めてから
「ずーっと仲良しでいようね?」
そういって、薬指に炎のリングを嵌めてくれた。
ソルが指笛を鳴らして、マァルは拍手をする。
「……恥ずかしい」
「先にやったのはテスよ」
ビアンカちゃんは笑うと、ボクの手を握る。
「今度こそ、ずっと一緒よね?」
「勿論」
小声に小声で返して、ボクは少し笑う。
「コレで結局魔界に戻れなかったら、なんか恥ずかしい分損だよね?」
「そう? 私は幸せな気分になれただけでもラッキーだと思うわ」
「そうかな?」
「そうよ」
ビアンカちゃんは済ました顔で笑うと、ボクを見た。
「うまく行くといいね。私これはずしたくないのよ」
「ボクもだよ」

 
結論から言うと、目論みはうまくいった。
行き先をちゃんと想像できれば、きちんとつけるのがルーラのいいところだ。
扉が閉まってるはずなのに、とか、そういうことは考えない事にした。


■はいはい、小休止みたいな話で申し訳ありませんでした。
でも魔界に行ってから指輪を取り返しに行ったのは事実ですから。
あくまで「小説風」の「冒険日記」ですから!(言い張る)

……封印の洞窟も魔界に行ってからマント取りに行きました。そっちはもう話としては端折る事にしますけど。

ともあれ、妙に気恥ずかしく、何を書けばよいやら色々困ってしまって随分時間がかかりましたが、何とかまとまってよかったです。
次回からは真面目にエビルマウンテン目指そうと思います。
■今日の本
ISBN:4063405753 コミック 二ノ宮 知子 講談社 2006/01/13 ¥410
「その中で……自分で選んだのって 変態……だけですから」

ついに声に出して認めたな千秋ー!
ということで14巻。
結局通常版を買いました。限定のほうがお得だったかな?
でも栞ってつかわないんだよな……。

パリでの生活にも随分なれて、漸く色んな転機がやってきたような感じがします。
松田さんが思ったよりいい人な気がしました。
そしてジャンがわりと大人げない。
キャラクタの色んな側面が見えてきたかんじですね。
オクレール先生の「(のだめを)どうやって育てるか考え中」っていうのもいい感じ。確かに伸ばしどころに迷う人かも。
全体的には大きな話の進みはなかったけど、これから変わるぞ!って感じがしてよかったと思います。
■相変わらず週末はあまり日記を書く気になりません。
というわけで週末の事とか。

■13日 金曜日
狭間っちと「Mr&Mrsスミス」を見てきました。
もうねー、銃撃戦の派手な事派手な事!
ちょっと「嘘だ!」というところもありましたけど、ああいうのは嘘ついてナンボですからね、許容範囲内。

中盤にあった、ジョンとジェーンの壮絶な夫婦喧嘩(自宅が壊滅するあたり)あの辺りが一番面白かったです。
どういう形であれ、本音をぶつけるのが大事なのですね。
やりすぎだと思いますけど(笑)

結末はちょっとわからなかった。
組織は結局二人の抹殺は諦めたんでしょうか。確かに被害が大きすぎるとは思いますけど。そんなに甘いかなあ。
それともお互いの組織が手を組む事によって不利益をなくしたのかな? ちょっとその辺わからない。
まあ、でも、話はどうでもいいといえば、どうでもいい。

ともかく、アンジェリーナ・ジョリーですよ!
綺麗!
格好いい!
セクシー!
ダイナマイツ!(笑)
もうねー、無駄な肉が無い引き締まりつつ、つやのある太ももがねえーすばらしいですよ。
胸もねえ、こう、形が良くてどーんとしてて、すばらしいですよ。
色っぺぇのなんのって!(親父です)
もうブラピは霞んでました。ともかくアンジェリーナなのです。
美しかったです。
映画館で見る必要はないけど、もう一回みたい。レンタルしなきゃ。
アンジェリーナに新刊料金払えます。
 
 
■14日 土曜日
髪を切りました。
前髪がハンパじゃない長さまで来ていたので、かなりさっぱりしましたよ。やっぱ視界は明るくないと(笑)
待ち時間が長かったので、思わず置いてあった「花より男子」を3巻ほど読んでしまいました。
こんな事でもなけりゃ絶対読まない方向のマンガでした。
とりあえず面白かったけど、借りて読もうとまでは思わなかった。
ただ、高校生にもなってやっていいこと悪い事を判断できて無い彼らは凄く幼稚だし、みっともないと思う。
一般生徒にしても、F4にしてもね。
ああいう育て方されちゃったのは不幸だと思うけど、もう高校生にもなったんだから、そろそろ自分で色々考えたほうがいいんじゃないかな、と思う。
そういう意味では、ちょっと不愉快な漫画でもあった。
何でウケるかはわかったけどね。
 
 
■15日 日曜日
「THE 有頂天ホテル」を見てきました。
まだ封切されたばかりなので、ネタバレはしません。

唯一つだけ言わせておくれ(大丈夫ネタバレじゃない)

「声」で出演してた「山寺宏一」さんに気づけなかったのが凄く不覚。山寺さん大好きなのにー!!!

基本的に「くすっ」と笑う感じで、思ったほど爆笑はしなかったんだけど(まあ、周りも大うけしてたわけでもなかったし)いくつか「ここをもう一回チェックしたい」という場所がでてきてるので、もう一回見たいです。

夜に、伊勢神宮まで初詣に行っていた友人たちからお土産で「交通安全守」を頂きました。
ピンク色の。
凄く可愛いピンク色だったです。
ええ、気に入りました。

最近、やたら赤とかピンクとかスキです。
半年前には「ありえない!」と言っていたはずの色です。
私何かあったんでしょうか。
恋愛はまだしてません(笑)せいぜい仮想恋愛が関の山です。
 
 
■16日
今日漸く、新学期の一回目の授業が全クラス分終わりました。
相変わらず寝てるなー!(笑)
とはいえ、割と漢文は好スタートを切った感じです。
古文よりは寝てない。まあ、授業終わったら即提出のプリントだったから寝られなかったという説もあるけどね。
レ点なんてまだまだ簡単だから、解けて楽しかったんでしょう。
やっぱり、わからないと勉強楽しく無いですからね。
これから振り落とされていくんでしょうな……(遠い目)
なるべく落ちる人が少ないように頑張ろう……。
結構できる出来ないの格差があるから、照準をどこに持っていったらよいのか悩みます。

まあ、出たとこ勝負で。
 
 
 
■そういえば、2,3日前に夢を見ました。
かなり末期な感じ。FF7のね、夢です。
ヴィンセントの視点で、ルクレツィアと男がいちゃこいてるのを、ひたっすら耐えつつ見てました。
かなーり辛い気分で目覚めました。
しかもね、男の人が宝条博士じゃないのがナゾでした。
さらに言うと、寝る寸前遊んでたゲームはDQ6で、全然ヴィンセントもルクレツィアも関係ないんでヤンの。

あれは一体なんだったんでしょう。

DC買えという天のお告げですか?
 
 
■今日はここまで。
 

 
■DQ3の女勇者ちゃん。
FC版ではイラストがありませんでした。
SFC版でイラストが登場。ドラゴンボールで言うとビーデルさん、な感じのボーイッシュかつ可愛らしいお嬢さんでした。服装は男勇者くんと同じで、露出を抑えた中々実用的なお洋服でした。
で。
先日知ってしまったGBC版。
女勇者ちゃんは……変わってました。露出度、極めて高し。
ちょうど、女賢者さんみたいな感じです。

で。
ニーソ。

……うわあぁあ。私のリッシュちゃん(※ウチの子の名前)はそんなんじゃ無いやい!
でも可愛いから許す!
これから女勇者の落書きをするときはGBC版で行きます。

 
■ジャハンナ 3 (テス視点)
酒場の奥にある階段をおりると、そこが水車小屋になっていた。
大きな歯車がたくさん噛み合ってうごいている。歯車が動く音と、それを動かす何かの音が低く部屋の中で響いている。
見慣れない形の不思議な鉄でできたものから、ときどきすごい水蒸気があがっている。あれが動力なのかもしれない。
中は広くて、小屋と呼ぶのは間違っている気がする。見上げると、歯車を点検するためだろうか、壁添いに中二階みたいな場所がある。鉄の細い棒を組んで作ってあって、下からその鉄骨越しに天井が見えた。
その中二階に一匹のアンクルホーンがぼんやりと腰掛けているのが見える。たぶんあれが、「後悔している水車小屋のおじさん」だろう。
お酒を飲んで人間の姿から魔物に戻って、でもそれでも町から追放しないで仕事を与えられているということは、ここは共同体として成熟しているんじゃないだろうか。
ボクは話が聞いてみたくて、ハシゴをのぼった。

アンクルホーンはボクらに気付いて顔をこちらに向けた。少し淋しそうな顔をしている。彼はすぐにまた視線を歯車の方へ戻した。
ボクは無言で彼の隣に座る。そして彼にならって歯車を見た。
ビアンカちゃんたちもボクの隣に座る。

彼は歯車から目を離さないでぼそりと言った。

「おまえさん人生に後悔してるか?」

尋ねる声は少し枯れたような、けど低くてイイ声だった。
「後悔……」
ボクは少し考えてみる。

振り返ると、決して平坦な人生では無かったと思う。
けど。
最悪でもない。

「色々辛いことはありました。色々いいこともありました。その時々で最善の選択をしてきたつもりです」
「そうか……立派に生きていけよ」
アンクルホーンは目を細める。
「でも時々、あの時もう少し他にできることがあったんじゃないかなって思うこともあります」
「そうか……」
アンクルホーンは深々とため息をついた。
「だったらこれを持っていけジャハンナに伝わる話を書いた禁断の巻き物だ。人間と魔物の、おぞましい話ばかりだが……何か得る事もあるだろう」
「ありがとうございます」
ボクは巻き物を受け取るとソレを大切に袋にしまう。
「あなたに出会えてよかった」
ボクが言うとアンクルホーンは淋しそうに笑った。そして、歯車を見つめたまま、ぼそぼそと続ける。
「かつて神になりたがった人間がいた……。しかしその者は心の邪悪さゆえ魔物になってしまったのだ。その邪悪な心をふりはらうため、エルヘブンの民が立ち向かったがあまりに心の闇は深く……もはや人間にもどすことはできなかったという」
「そのヒトはどうなったんでしょう?」
「さあ、それはわからんよ……」

ボクらはアンクルホーンにお礼を言って水車小屋をでた。
「淋しそうだったね。あんな所に一人だったし」
ビアンカちゃんは水車を振り返って少し淋しそうな顔をした。
「うん、淋しそうだったね」
ボクは頷いた。
「あの話に出てきた人間が、ミルドラースなのかしら?」
「さあ……わからない。けど、もしソレがミルドラースなんだったとしたら……」
ボクはそこでため息をついた。

かわいそうだよね。

その言葉は飲み込んで、言わない事にした。

「ねぇお父さん、後悔してるの?」
「え?」
マァルがボクのマントをつかんでボクの顔を見上げる。
「お父さんがそんな気持ちだとわたしも悲しくなっちゃう……」
大きな目が、少し涙で潤んでる。
「後悔ね……うん、してる事もある。でも、全体的に見たら後悔は少ないほうだと思う。さっきも言ったけど、最善の選択はしてきたつもりだから。ただ、後悔が全然無いっていうのは、生きてないのと一緒だと思うよ。……後になって漸く、その時のことが客観的に考えられるって事は沢山あると思うからね」
「……」
「後悔してるのはほんの些細な事ばかりだよ。結婚した事も、王様になったことも、マァルやソルの父親になったことも、旅をしてる事も、全然後悔して無い。だからマァルは心配しなくていいんだ」
「本当?」
「うん」
マァルは漸く笑顔を見せる。ボクは頭を撫でてから、手を引いて歩き出す。
「ねえ」
ビアンカちゃんが逆側の隣に並んだ。
「私も後悔してないからね」
「ソレはよかった」
 
 
ボクらは町の中央まで戻ってきて、ベンチに腰掛けると地図を開いてみた。それほど大きな地図じゃなかった。
「現在地が……ここか」
地図の南のほうに、一つだけ町がある。入り組んだ細い地面もきちんと書かれていて、これがあったら迷うことなく元来た祠に戻ることが出来るだろう。
祠の位置はかかれていなかった。
「最初に着いた祠はこの辺だったね」
ボクは町の西側にある陸地の真ん中に祠を書き込む。
「この大きな山、何かしら」
ビアンカちゃんが指をさしたのは、地図の北側。
ちょうど陸地の果てになる部分。
険しくて大きな岩山が描かれている。
「それはエビルマウンテンだ」
通りかかった町の人が教えてくれた。やっぱり、人に優しくするのがスキらしい。
「大魔王様が住んでおられる」
「ええ!?」
ソルが思わず声をあげた。
それは驚愕の声だったんだろうけど、町の人にはそうは聞こえなかったらしい。彼は得意そうに続ける。
「あのお方は偉大だ! 例え伝説の勇者といえども、あのお方の足元にもおよばないであろう。私は人となった今でも大魔王ミルドラースさまだけは尊敬しているのだ」
みんなの顔が不機嫌になっていくのに気づかず、町の人は心酔しきったように胸に手をあててうっとりと言った。
「……へぇ」
相槌をうたないと立ち去りそうになかったから、ボクは引きつった返事をする。
「まあ、人の姿となった今では見学にもいけないけどね」
「そうですね」
適当に話をあわせて男の人を立ち去らせる。
ソルは頬を膨らませていたけど、男の人が立ち去ってからその背中に向けて思いっきり舌を出した。
「足元に及ばないかどうかなんてやってみなきゃわかんないよ」
「人間になったのに大魔王を尊敬してるなんておかしい……よね?」
マァルも複雑そうな顔をして頬を膨らませた。
「伝説の勇者が本当に大魔王にかなわないか、その答えはもうすぐわかるわ! 勝てるに決まってるわよ!」
ビアンカちゃんも立ち去った男の人の背に向けて拳を突き出す。
「ぜーったい、勝つんだから!」
「そうだね。絶対勝とう。……おかげでどこへ行けばいいかわかったね」
ボクは北のほうを見た。
「明日の朝出発しよう」


■アンクルホーンの台詞がわからず、ジャハンナに着いてないデータを使ってわざわざ確認に行きました。
なんか本末転倒が続いてます。
 
■ようやく、忘れかけてた携帯のモンスターアプリのベビーサタンをクリア。
プチヒーローのリトルくんにかわりました。

可愛いー!
可愛いなー!
久しぶりに楽しく遊んでます。

DQ6はちみっと進んでホルストック城です。
王子がダメな感じ。子ども時代のヘンリー君とチャゴス王子の、ちょうど中間みたいなダメさ加減?
どうでもいいけどDQ界の王子様は、ダメか勇者かの二択しかないのか。

 
■ジャハンナ 2 (マァル視点)
町の入り口にある宿屋にわたしたちは泊まることにした。
本がぎっしり詰まった本棚がずらっと並んでいる、ちょっと変わった宿屋だった。お母さんはベッドの調子や、本棚の様子なんかを観察して頷いたりしていた。
お父さんは並んだ本の背表紙をじっくり眺めて、その中から何冊か抜き取ってパラパラとめくっていた。
「あ」
お父さんは小さく声をあげて、一冊の本を持ってわたしたちの方へ戻ってきた。
「どしたの?」
お母さんがお父さんの持ってきた本を覗き込んで、ソレから笑った。
なんだろうと思ってわたしとソルも覗き込んでみた。
表紙に落書きがしてある。
『うわーん、マーサ様早くかえってきておくれよー』
すっごく汚い文字で書いてあって、でもそのせいで気持ちがよくわかった。
「可愛いわね」
お母さんは優しい顔で笑って表紙を撫でた。
「外の皆もそうだけど、お義母様大人気ね」
「絶対息子ですなんて言えないよね」
お母さんの言葉にお父さんが苦笑する。ソレから真面目な顔になった。
「じゃあこれからのことを考えよう」
「そうね。でもとりあえずもう少しこの町見たいよね。今日はもう疲れたし、明日色々町を見学しようよ。何か変わった話を聞けるかもしれないわよ」
「そうだね。じゃあそうしよう」
それで話は終わって、わたしたちは皆でご飯を食べた。魔界のご飯はちょっと見慣れない野菜とか入ってたし、味付けも変わってた。けど、おいしかった。
もしかしたら、人間になった魔物さんたちがお婆様にお料理ならったのかもしれないな、って思ったら楽しかった。
夜はソルと早めに寝ちゃった。夜中に一回目が覚めたら、お父さんとお母さんが向こうで小さな声で何か話してるのが聞こえた。楽しそうだったから話に入れてほしい気がしたけど、すごく眠くて体が動かなかった。


朝になっても、空は変わらなかった。重たい灰色とキツイ紫色の雲がかかっていてお日様は見えなかった。
いつも朝起きたとき曇りや雨だと残念な気持ちだけど、もしかしたら、魔界はいつもこうなのかも。だとしたらここにいるヒトたちは可愛そうって思う。
今日は昨日行かなかった町の奥の方へ行くことにした。
「お父さん、お母さん、早くー!」
わたしとソルはスキップしながら前を歩く。お父さんもお母さんも、眠そうにあくびをしながらゆっくり後ろを歩いてる。
「二人ともどうしたの? 眠いの?」
聞くと、お父さんが頷いた。
「うん、ちょっとね」
「夜更かししてるからよ」
わたしが言うとお父さんもお母さんもぎょっとした顔をした。
「えぇ!? 何で知ってるの!?」
「目が覚めたから。何話してたの?」
「……色々と思い出話をね」
お父さんは笑う。
「ふぅん」
そんな話をしてるうちに、町の真ん中にある広場を通り抜けて、町の奥にある水車の所まで辿り着いた。
「おっきいー!」
わたしは歓声をあげる。
見上げる水車は、家より大きい。ゆっくりまわって町の周りを囲む小川の水を巡回させる役割を果たしているみたいだった。
「この水がお母さんがオモテから持ってきた水なんだよね? これが町を守っているから、ここは平和なんだよね」
「うん、だから水車で動かしてるのね」
お父さんは暫く動かないで水車を見上げて、それから周りをキョロキョロと見た。
「どうしたの?」
「これだけの水車を動かすにはこの水の流れじゃ無理だから、どこかに動力があるんじゃないかなって……」
「あれじゃない?」
ソルが指差した方に下り階段があった。
「行ってみよう」

階段をおりると酒場があった。ヒトは疎らで繁盛してない。カウンターにはウサギの格好の女のヒトがいて、お客さんは二人だった。酒場なのにお酒を飲んでるヒトはいなかった。
聞いてみたら、ここはお酒をださないらしい。飲んだら魔物に戻っちゃうって言っている。
何のために酒場があるんだろう。つくらなきゃいいのに。
実際飲んで戻っちゃったヒトがいるみたいで、ウサギの女のヒトは「水車小屋のおじさんみたいに後悔したくない」って言っていた。
「こんにちは」
お父さんは近くにいた男の人に声をかける。
「こんにちは……」
男の人はため息をついた。
「どうされましたか?」
「わかってしまうんです」
「え?」
「いったいマーサ様はいつまで大魔王をおさえていられるだろうか……。マーサ様の命の灯火がしだいに小さくなってゆくのが私にはわかります。ああ! だれかはやくなんとかしなければっ」
お父さんの顔が厳しくなった。
「教えてくださってありがとうございます」
お父さんの手をお母さんがぎゅっと握った。
「お母さまの命のともしびが………テス急ぎましょ」
「うん……」
「大丈夫よ、まだ……」
「うん……まだ……生きてるんだもんね」
お父さんは自分に言い聞かせるようにつぶやいた。


■ジャハンナ、もう一回続きます。
もう二回だったらどうしよう(笑)

でももうちょっとで終わりだと思うと気分は明るいです。
……もうちょっとってドレくらいだろう。
■今日の本
ISBN:4062131935 単行本 きむら ゆういち 講談社 2005/11 ¥1,050
もしも2匹が大人の男と女だったなら??
大ヒット絵本の著者が贈る「本物の恋」をするための恋愛エッセイ
●生きる=恋をするということ
●好きな相手の前で素敵に振る舞うには
●色気はどこから生まれる?
●メイに学ぶ守られる女
●ガブの"可愛さ"について
●恋愛体質をつくる重要ポイント
●めざせ「飽きられない女」
●恋はいつだってハッピーエンド etc


男の人がどういう風に考えているのかよーくわかった(笑)

でも、あんまり私の役には立ってくれなさそうだ。
「あらしのよるに」の延長線上で読むとがっくりします。
作者さんの恋愛論だと思うと割りと平気ですけど。

とりあえず
1 自分の話がどうして発展しないのか
2 これまで何がいけなかったのか
が、何と無くわかりました(笑)

でもだからといって今からどうやってこの性格を変えろと!(笑)

面白そうだったのが仮想敵国もとい、仮想恋愛。
誰かに恋をした気分でルンルンで生きていけば、いずれは本当に恋愛ができるであろう!という……。

ホントか?

でもたのしそうだ。
問題といえば仮想恋愛の相手が、二次元になりそうなことくらいだ。

今までとかわんないじゃん!!!(笑)
だめだめ、これ身にならない(笑)

2006年2冊目。
 
■前々からネイルアートには興味があって、まあ、自分でやるだけですけど、グラデーションとか花の絵くらいはやってたんですよ。
気づいたらかなりの数のマニキュアが増えてたりします。
サロン? 行ってみたいです。

さて、そんな風に爪には興味があるくせに、あんまりちゃんとお手入れの仕方はわかってなかったりします。
昨日また右の人差し指の爪が割れました。短くなっちゃった。
結構伸びて回復してきてたのに。
最近良く割れます。

というわけで、爪の手入れの仕方が載っている本を買ってしまいました。
ネイルアートのやり方も載ってる本です。
ついに買っちゃった……。
結構のめりこむタイプです。

とりあえず爪の手入れは沢山色々せねばならんのだな、という事だけはわかりました。途端に面倒くさいです。
アートのほうはいくつかやってみたいのがありました。
うまく出来たらいいなあとは思います。マーブルとか可愛い。
暫く真面目に本を読んで、ちまちまと爪を手入れするものを買いそろえたいと思います。
道具から行こう。
お金かかるなあ……。

……でも、それ以前に化粧に興味持とうぜ私。
髪型とかもさ!!!(苦笑)
どうも細部にばかり興味を持つタイプみたいです。
まあね、爪って、自分の感覚ではお洒落ではなくて遊びなんですけどね。塗り絵とかと一緒。
今日は白っぽい色とピンクのグラデーションになってます。

よし!
今年は綺麗になろう。
……とか今更目標にしてみます。
ダイエットもしよう!
……多分来月くらいには「無理だ」と判断するでしょう。

 

■今日はレイトショーで「Mr.&Mrs.スミス」を見てきます。
ちょっと最近色々イライラしたり世の中嫌になることがあったので、映画見てすかっとできたらいいなあ、とか思ってます。
見かける感想では結構面白いみたいなので、期待大。

 
■きょうはここまで。
あ、今日あたりサイトで44444の切番でそうですね。
どうなるんでしょうね。(狙ってる人3人くらい知ってる)
 
 
■前回の分に結構痛恨なミスがありまして、指摘いただいて直しました。ははは(失笑)
……恥ずかしかったです。

何だかどっと疲れました……。

DQ6はちみっと進んで、今から幸せの国に乗り込むところです。
……まだ職業レベルがあがりません。何ゆえ??
でもチャモロの僧侶と、バーバラの魔法使いはマスタしました。

■ジャハンナ (ソル視点)
ハシゴをのぼると、小さな町があった。
入り口には石でできたアーチがあって、そのすぐ傍に綺麗な水の小川が流れていた。川は小さな町をぐるりと取り囲むようになっていて、町の奥の方には家よりも大きい水車がゆっくりと動いているのが見えた。
「こんな所に町があるなんてね!」
お母さんは目をおっきく開いて、ビックリしてる。
「本当ビックリだね!」
ぼくが言った時、石のアーチのところで遊んでた男の子がこっちを見た。
ぼくらを見て、にこにこ顔で駆け寄ってくる。
「こんにちは! ねぇ聞いて! ぼく人間になれたんだよ! お友達のスラタロウくんも早くなれればいいのにね!」
そう言って、男の子はうれしそうにその場で一回転した。
男の子が指差したほうには、スライムがぽよんぽよん跳ねている。

???

ぼくはもう一度男の子を見る。
普通の子だ。
「そう、よかったねぇ」
お父さんが言うと、男の子は大きく頷いてから、走ってアーチの所にいるスライムの所へ行ってしまった。
「どういうこと?」
お母さんが首を傾げる。
「さぁ? あの子はもともとスライムだったんだろうね。……魔物が人間になるのはそんなにめずらしく無いのかも」
「確かに人間に化けてる魔物いっぱい倒したよね!」
ぼくが言うと、マァルは頷く。
「でも、それって強い魔物ばっかりだったよ? ……スライムって初めて」
マァルがそこまで言った時だった。いきなりお母さんが手をぱちんと叩いた。
「あ、ねえ、あの子が本当にスライムだとして、だったらスラリンも人間になれたりするのかしら! うわ、見たい!」
「本当にそうなったら楽しいね!」
ぼくもマァルも笑って頷く。スラリンが人間になったら、鬼ごっことか楽しそう。
お父さんは暫く黙ってたけど、
「……うわぁ」
って嫌そうな声をあげてまた黙ってしまった。
「どしたの?」
お母さんがきょとんとした顔でお父さんをみた。お父さんはうめく。
「嫌な想像になった」
「何で? 楽しいじゃない」
「肌、水色の半透明のままだった……」
「テスは想像力ないなぁ」
お母さんは呆れたように言ってから笑う。
水色のまま想像できちゃうのも、ある意味想像力あるんじゃないかなって思った。

町の中は明るいかんじで、外にいるときの嫌な感じも全然感じられない。
小さな花壇なんかもあって、綺麗な町だった。
本当に小さい町で、家は少ないけど、それでもほっとできる町。
人は結構沢山歩いてる。

本当は、魔界に来てちょっと不安だった。
勿論お父さんもお母さんも、マァルも隣にいるから心配する事ないんだろうけど、それでもなんか心細かった。
それが嘘みたい。
お婆様が「東のほうへ行けば手助けになる」とか言ってたのは、きっとこの町のことだろう。

ぼくらはあたりをきょろきょろと見ながら、ゆっくり町の中を歩く。
町の真ん中には、小さな石造りのテーブルとベンチがあって、ちょっと太ったオジサンとオバサンが仲良く話をしていた。
「こんにちは」
お父さんがニコニコと笑って声をかける。
オバサンがこっちを見た。
「おや 見かけない顔だね。まさかオモテの世界から来たとか……」
「は?」
「いや、そんなことがあるはずないね」
オバサンはうんうんと一人納得したように頷く。
「あんたもきっとマーサ様のお力で邪悪な心を改心させてもらったね。はやく立派な人間におなりよ」
オバサンはニコニコ笑ったまま続ける。
「だからって、この人みたいに安心しきって太るんじゃないよ。折角綺麗なんだから」
オジサンが照れくさそうに頭をかく。
「いやあ、私、元悪魔神官なんですけどね、昔は裏切ったり裏切られたりギスギスしてたのが、今はすっかり心も生活も平和だろ、人柄が丸くなってんだよ!」

人柄だけ?

「……はあ」
お父さんはちょっと困ったように笑いながら相槌を打っていた。それからちょっと視線を宙に彷徨わせて何かを考えたみたいだった。
「どうもご親切にありがとうございました」
そう言って、ぼくらを連れてオバサンたちからちょっと離れたベンチに座った。
「どうやら、本当にここは元魔物の人が住んでる町みたいだね」
「うん、そうね。ビックリすることの連続ね」
「でもどうしてこんなところに町があるんだろう。それにお母さんが、どうやら皆を人間にしたみたいなこと言ってなかった?」
「言ってた!」
ぼくとマァルは頷く。
「そんな話初めて聞いたよね? ……ねえ、お父さんも魔物の皆を改心させて人間に出来るの?」
マァルの言葉にお父さんは苦笑する。
「うーん、考えた事なかったなあ。……でも、話で聞く限りお母さんは凄い力の持ち主みたいだし、ボクはそうでもなさそうだから、出来ないんじゃないかなあ?」
「そっか。出来たら楽しかったのに」
「……まだスラリン諦めてなかったの?」
「うん」
「スラリン、今でも話できるんだからわざわざ変わんなくても良いんじゃない?」
「んー、そうなんだけどー」
マァルはちょっと口を尖らせて不満そうにした。

暫くそんな話で盛り上がっていたら、ちょっと年をとった強そうな剣士さんがこっちに歩いてきた。ヒゲが格好いい。
「お若いの。ここにこのような町があって驚いたであろう」
ぼくらを見て剣士さんは落ち着いた声で話しかけてきた。
「ええ、ビックリしました」
お父さんはにこりと笑う。
「ここはジャハンナ。この町をとりかこんでいる水は、マーサ様がオモテの世界から持ってきた聖なる水。マーサ様はこの町の救い主なのだ」
剣士さんは少し目を細めて、町をぐるりと見回した。
お父さんも一緒に町を眺める。
「綺麗なところですね」
お父さんはそういって、少し寂しそうに笑った。
「お若いの、この辺りは初めてだろう?」
「ええ」
「随分キョロキョロしていたからな」
剣士さんは苦笑して、一枚の紙をくれた。
「この辺の地図だ。参考にするといいだろう」
「……ご親切にありがとうございます」
「人に親切にするのは楽しいな」
「そうですね」
剣士さんはニコリと笑って手を振って、向こうのほうへ歩いていってしまった。
「いい人だったわね。……親切が楽しいって、素敵ね。きっとお義母様の人柄のおかげよ」
お母さんは笑顔で言いながらお父さんの顔を覗き込む。
お父さんは頷いた。
「うん。そうだね」


■魔界の地図って、いつもの地図ボタンで表示されるのが変わるだけですけど、やっぱソレってねえ、ちょっとヘンでしょ。
ので、おじさんに貰う事にしました。
歩いたところが表示される不思議な地図の表記を大昔にしておけばこんな苦労はなかったろうに(笑)苦労して無いけど。

ジャハンナはもう二回くらい続くと思います。
たぶん。一回で終われたらラッキー。
■とりあえず、今週の授業が全部終わりました(金曜授業無い)
全部で5コマ。まあ、お金は減りますけど(泣)学期の初めとしてはいい感じの始まり方です。
いきなりフルだったら8コマだったもんな。良かった5コマで。

今日はレ点と一二点をやりました。
一二点でちょっと「???」となってる子が既に。
……そのうち慣れるよ。初回から理解しろなんて思って無いから心配するなー。とか言っておいた。

わかってる子はわかってるんだろうけどね。

そういえば今日、日記のアクセス元に「上下点 漢文」っていうのがあってほろりとした。
とりあえず、「一二点を含む範囲を挟んでさらに下から上へ戻るときに使う」んだけどね、そんなの説明文を読んでもわかんないと思うよ。
先生に聞きに言ったほうが丁寧に教えてくれるよ。
基本的に一二点とやる事は変わらないです。とか答えとこう。

火曜くらいには上下点のプリントやるんだけど、ちょっと丁寧に教えようと思った次第であります。

  
■バイトで、某大学の図書館にいるわけですが。
……ねえ、最近の大学生ってコピーひとつとれないの???
まあ、自分は同人誌で良くコピー使ってたから慣れてて、そのせいで思うのかもしれないけどね?

拡大も縮小もない普通のコピーするだけなのにわかんないってどういうことだ!?

これまで一回も友達にノートのコピーとかさせてもらって無いのか!?
一回くらいあるだろう!?
っていうか、コピーひとつ取れなかったら、将来大変よ?
余計なお世話かもしれないけどさー(あ、だから今覚えてるのか?)

コピー機は事務所にあるんですけどね、事務所にも無断で入ってくるんですよ。一応、書類出して、記入簿に書いてもらわないとそのコピー機は使えないのよ。何勝手に使ってんの?
挨拶くらいして入ってきて、ちゃんと用件言えよー!!!
もう大学生でしょー!?
「あの、コピー……」じゃないってーの!!!
当たり前みたいに「紙なくなりましたー」とか言うなー!!

一応、事務所のコピーは担当教授に許可を発行して貰ってから、学生さんがコピーにくるシステムなんですよ。割と面倒なの。(その代わり無料になるシステム)
……3枚くらい、自腹でやんなさいよ。30円でしょ。
そりゃ、一人暮らしとかで経費削減したいのはわかるけどね?
「先生今居なくてサインもらえないんですけど、後じゃ駄目ですかね、今すぐ要るんです! 次ゼミなんです!」とか3枚で泣き落とす暇あったら、自腹切んなさいよ。

なんかねえ、色々考えちゃいます。

 
■今日は、「今日のDQ5」を書こうとして途中まで書いたんですけど、ジャハンナってどんなところだっけ? とか、どんな人がどんな台詞言うんだっけ? とか色々書いててわかんなくなったので、お休みにします。
書いた2000字くらいは保存してあります。
とりあえず今日こっそりジャハンナ行って色々調べてきます。

……本末転倒だってーのね。

■今日はここまで。
■DVD見たよ。
DVD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2004/12/22 ¥2,940
お待たせしました!巷を大爆笑の渦に巻き込んだ、あのジャンプが1年間の沈黙を破って遂に登場!スキージャンプ・ペア第2弾がついにリリース決定!次が見たい、発売はいつなのか?という多数意見も寄せられる中、1年間の沈黙を破って新ジャンプを披露。前作を超える爆笑ジャンプの連続!「こんな技が!?」と、真島理一郎ワールドが炸裂!期待は絶対に裏切りません。


でね、近所のレンタル屋に二巻があったから借りちゃった。
映画化ってあったんですけど、マジ?
……ふーん(笑)

基本的に1のほうが面白かったかな。
わざわざタレントさん出して、スポーツ番組形式にして貰わなくてもよかったです。
ので早送りでジャンプのCGだけ見ました。

確かに1のほうが面白かったけど、この巻での収穫は皇帝・ヴィドヘルツルですよ。
ちゃんと飛んだ!(笑)
こけなかった!
でも、なんで皇帝なのか相変わらずわからない!

今回は名前の遊びが面白かったです。

オランダの「ペーターファンデンホーヘンバンド」に大うけ。
「あのお方」のもじりだ!(笑)
ちなみに「あのお方」は水泳選手です。
韓国も良かったですね。「イ・ヨンジュン」と「ペ・ビョンホン」!(笑)
技はともかく、名前が面白うございました。

あんまり内容は覚えてません。
1と変わんないんだもん。
■DVD見たよ。
DVD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2003/12/10 ¥2,940
「あの長いスキージャンプの板に、ひとりで乗ってジャンプするのはもったいないと思いませんか?」
作者・真島理一郎のそんな発想から生まれた専門学校の卒業制作が、アニメーションの最高権威アヌシー国際アニメーションフェスティバル入選をはじめ、世界28か国の映画祭を虜にした恐るべき作品となった。
2006年トリノオリンピックを舞台に、架空の競技「スキージャンプ・ペア」で各国の強豪たちがしのぎを削る。パートナーを空中にぶら下げてジャンプする「イーグル」、空中抱擁「コアラ」など、ありえない技の数々が次々と披露されていく。スキージャンプ中継の基本的に変わらない画面割り、茂木淳一の淡々としつつ選び抜かれた言葉による実況がリアリティとバカバカしさを際だたせている。
なお、DVD化に伴い各国の映画祭の様子をプライベートカメラで捉えた映像が収録されている。各国での歓迎ぶりが伺える。


借りてみました。と言っても、見たのは去年の年末です。
何も見るべき番組が無いときに、暇つぶしで見ました。

うん、私スキよこれ。

そもそもはヴィレッジ・ヴァンガードさんで流れてるの見たことあって、気にはなってたんだけど、買うほどでも無いなと思ってたわけですよ。
言ってみるもんですね、お友達が持ってました。

で。
家族で楽しみました。
笑えます。
実況の茂木さんがいい感じです。割と変な事口走ってて。
決して自分では買いたくないが、見たら笑えるDVDです。

……個人的に、ドイツの皇帝・ヴィドヘルツルが気になります。
このDVDではジャンプ失敗ばっかりしてるので、一体彼がどのような経過を経て皇帝に上り詰めたのかさっぱりわからんのです。
そんなミステリアスな皇帝に乾杯。

色んな国で上映されてるらしいんですけど、失敗ジャンプを繰り返すドイツさんとか、結構辛らつな実況入れられるアメリカさんとか、見ててどういう反応してるんだろう、とちょっと気になったりします。

うん、決して買わなくていい。けど、面白いよ。
■久々の授業でした。
とりあえず勘を戻す感じで、今日は一限だけで良かったなあとしみじみ思いました。
久しぶりに声を張り上げたせいか、微妙に喉が痛いです。
途中で咳き込んだし……。
なんか、声の出し方を忘れてる感じです。

で、とりあえず昨日作った漢文のプリントはいい感じで使うことが出来ました。
よかった、プリントつくりの勘はなくしてなかった(笑)
多少残ったけど、まあ、いいや。明日続きやろう。
今から明日分のプリントも作らなきゃだけどね。

漢文は授業してて楽しいです。
あんまり悩まないで済むから(笑)
でも、高校時代は全然漢文わかってなかったから、何となく生徒がわからなくても仕方ないかな、とか内心思いつつやってます。
でも今理解したら後楽だぞーとか、言ってます。
本音と建前ですね。ふふん。
でも理解したら楽なのは嘘ではない。

久々の授業で疲れました。
眠いです。

眠いのはいつもか。

 
■そういえば、友人が「ダージュオブケルベロス」を予約してくれたらしい。
ずーっと薦めていた甲斐がありました(笑)
クリアするか、飽きたら貸してね!

で、それで思い出して昔書いたFF7の同人誌の原稿を引っ張り出して読み返してみた。
昔の絵でも割と平気な私。

……自分でも呆れるくらいルクレツィアのファンだった。
ヴィンセントだけではなかったらしい。記憶って曖昧。
ともかくそのルクレツィアが、映像見る限りとても美人なのでとても楽しみです。
飽きたら貸してね!(買えよ私……苦笑)

読み返した原稿ですが……。
なんか、あんまり自分は成長して無いなあとか思ったり。
でも、ネタは昔のほうが断然面白かったな。

ちょっとオフラインの原稿がやりたくなりました。
久々に紙媒体で何かやりたいです。でも本とか作っても売るのがなあ……。
まあ、希望は希望で放っておくのが一番かと思うので追求はしないでいきます。

■きょうはここまで。
■DQ6で行き詰まり、友人(先日6をクリア)にメールで助けを求めたら不審がられました(笑)
どこで詰まったの!? と。

友人のメールにより、無事話が進みまして、テリーとすれ違いました。
……いやね、そのね、つまり大陸をつないでる橋を見落としてたんだ。

レベルを上げすぎたのか、主人公とハッサンの職業レベルが上がらなくなって困ってます。
「あと1回」ってオババは言いますが、その「あと1回」はどの1回だ。

ちょっと話進めるかなあ……。

■魔界 (ビアンカ視点)
大陸の縁に沿って北上すると、東に渡る橋が見えた。
あいかわらず、空も、海にあたる部分も分厚い灰色の雲とどぎつい紫色をした薄いモヤがかかっている。
足元のほうからは嫌な感覚がする。
これが魔界。
私は内心ため息を吐く。
マーサ様は。まだ見ぬお義母様は、こんな所に何十年もいるんだ。
大好きなパパスさんから引き離されて、大切な宝物のテスから引き離されて。

私もテスやソル、マァルから引き離されていたけど、その間石にされていて、意識はあって無いような感じで、時間感覚がなかった。
そのせいで、十年もたってるとは思わなかったし、ソルとマァルがいきなり大きくてちょっとショックもあったけど、けど、時間がわからなくて救われた部分もあったと思う。
さらわれて、テスが助けにきてくれてから石にされる迄の時間は、とても不安で長かった。
あの不安な時間を、お義母様は……。
「大丈夫? 顔色よくないよ」
「平気よ」
「ビアンカちゃんの平気はあてにならないからなぁ」
テスだって緊張した顔だし顔色悪いよ、とは言えなかった。
一番プレッシャーがかかってるのは、間違いなくテスだもんね。

高いところが苦手なマァルをテスが抱き上げて、私はソルと手をつないで、ゆっくりと橋を渡る。
後ろからはゆっくりと、馬車がついてきている。私は振り返った。
「皆は平気? 魔界へ来て、何か変化ない?」
「ないよ」
スラリンが言ってる向こうで、ゲレゲレが興味なさそうに鼻を鳴らした。
「別にここが故郷でもないですし……」
ピエールが苦笑する。
「オイラ、魔界初めてだけど、ヤなトコだなって思うぞ」
「そうね」
私はあいまいに笑った。

しばらく東に向かって黙々と歩く。
その内右手側の遠くに、何か見えてきた。
その辺りは地面が細く橋みたいに盛り上がったり、その下を細い地面がもぐっていたり、天然の迷路みたいに見える。
その中央に、細く高い塔のようなものがたっている。
頂上に向かって太くなっていて、その頂上で何か丸いものが動いてるのが見えた。
「あれが目的地かな?」
テスが首をかしげる。
「そうねぇ、あれ以外この辺は何もなさそうだしね」
「何か、お花みたいね」
マァルが胸の前で両手を花みたいに開く。
その手の形は確かに遠くに見えるあの塔みたいに見えるし、花みたいに見えた。
「そうね、花みたい」
私が頷くとマァルはにっこり笑った。
「じゃあとりあえず、あれをめざすか」
テスは塔を指差してから手をたたく。
「さあ、あとちょっと頑張ろう」

とはいえ。
道は複雑だった。
なかなか塔に近付けない。細くのびた道は行き止まりだったり、つながってるように見えても高さが微妙に違って行けなかったりした。
「なかなか行けないね……ちょっと休憩しようか」
テスが大きく息を吐いたときだった。
ふと視界が暗くなる。
「?」
振り返ると魔物がいた。

赤い一つの目がぎらりと光ってる。
すごく大きい。たぶんゴレムスよりも大きい。
ヒトの形はしてるけど、その大きさのせいでなかなかヒトの形だって認識できなかった。
巨人。
水色の体は筋肉が盛り上がって力が強そう。
太い一本角が生えている。
「ギガンテスだ!」
馬車のなかからスラリンの声。
サイクロプス?そう言う名前なのかしら。
考えてる間にサイクロプスは、右手にもっていた私くらいの大きさがありそうな棍棒を軽がると持ち上げて、それから私たち目がけて振り下ろした。

私たちはワタワタとバラバラに逃げる。
なるべく固まらないようにしながら、私とマァルは呪文で、テスとソルは剣でそれぞれ戦う。
敵からの攻撃は強くて、あたると骨がきしむようだった。
それでも、こっちは四人で向こうは一匹。
しばらくすると戦い方もわかってきたし、勝つことができた。
ただ、これからもこんな魔物ばかり出て来るんだとしたら、かなり気が重い。
物凄く強かった。
結構強くなったつもりだったけど、まだまだなのかも。

「大丈夫?」
テスは私たちの様子を確認してから、馬車に声をかける。
「ホイミン、お願い」
ホイミンがにこにこ笑いながら出てきて、私たちの怪我をなおしてくれた。
「ありがとう、ホイミン」
お礼を言うと、ホイミンはにこにこして
「ホイミン、ビアンカさん好きー」
と言ってぴとーっとくっついてきた。
「あ! ぼくもお母さん好きー」
「わたしも!」
ソルとマァルは口々に言って私にぴとっとくっつく。
「あらあら、二人とも甘えん坊ね」
二人の頭を撫でてからふと顔をあげると、手を広げたテスと目が合った。
「……どうしたの?」
「……タイミング外した」
私は思わず吹き出す。
「そうみたいね」
テスは口をまげて、ソレから苦笑してみせた。
「まあ、次のチャンスを狙うよ」
「そうしてみて」

その後随分遠回りして、私たちはようやく塔のような場所の足元までやってきた。
頂上に向かってハシゴがのびている。
上からは水の流れる音と何かがきしむ音がした。
「じゃあとりあえず、ボクのぼってみるよ。皆はどうする?」
「私はついてく。頂上に何があるか見たいもん」
「ぼくも行きたい」
「わたしも!」
「じゃ、皆で行こう。ピエール、あとお願い」
「承知しました」
テスの言葉にピエールが頷いたのをみて、私たちはハシゴをのぼった。


■漸く魔界の町に次回は入れそうです。
……おかしいな、今日入れそうだと思ったのに。まあ、いつだって予定は未定だ。

そろそろ忘れきってるゲマとミルちゃんの顔を見にゲームやりなおさないとな(本末転倒)

まあ、あとちょっと頑張ります。
今月中に終われないかなあ。終われたら奇跡だよなあ。
■今日の本
ISBN:4847035178 コミック 桑田乃梨子 ワニブックス 2005/09/24 ¥924
主人公・りらは同級生の頼れる楓、くるみ、嶌に囲まれ女子高・女子寮生活を満喫中! 一年生も終わりに近付き、冬のなか、ネコを拾って隣の男子高生・央司と大騒ぎしたり、央司の恋路をジャマしたりと毎日が忙しい。そしてついに、りらたちも二年生に進級! 果たしてセンパイとなったりらはどんな騒動を巻き起こすのか!? 人気作家・桑田乃梨子の学園コメディ第3巻!!

「つかまえた小野さん」

「そうか小野さんをつかまえるハッピーな夢を見ていたんだね央司。でも早くしないとまた遅刻だよ」
「……やっぱ夢オチかあ」

しあわせはいつだって
てのひらにとどめておけない
淡雪のよう……


ちうわけで、一緒に買った三巻です。
これは普通に出てたの知りませんでした(苦笑)
大きな盛り上がりはやっぱりありませんが、途中で山あり谷あり、というかりらちゃん勝手に山を作り谷を掘ってます。

ちょっと央司くんがりらちゃんを見直したり、その逆でりらちゃんが央司くんを見直したりする巻です。
……騙されてるぞー、央司ー(笑)
まあ、ちゃんと「捕まったら人生地獄坂」ってわかってるからまだ大丈夫か。

ところで、上の台詞のシーン。
楓ちゃん(=小野さん)と抱きしめあう央司(夢)より、
オンちゃん(央司友人)に抱きつく央司(現実)のほうがキラキラしいのは気のせいですか?
楓ちゃん、女の子なのに……。

とりあえず、次の巻は忘れず買いたいと思います(笑)
■今日の本
ISBN:4847034848 コミック 桑田乃梨子 ワニブックス 2004/11/25 ¥924
桑田ワールド全開の女子高ライフの決定版!!
脱・お兄ちゃんの目標を掲げ、女子高&女子寮に入った高岡りらが、ルームメイトの楓や隣室のくるみ・蔦を巻き込んで大騒ぎ!
人気作家・桑田乃梨子が描く学園ドタバタコメディ!! 話題沸騰の第2巻でも、ダメっ子りらが大暴走!?

「あ、是枝さん」
「ん?」
「是枝さんどんな色が好きですか?」
「国防色かな」
国防色ってーーーーーーーーー!?


漸く二巻を買いました。三巻と一緒に(三巻の感想はこの次の記事で)
……いや、出てるのは知ってたんだけどね、トンと見かけなかったからさ。

ところで、近所の本屋さんがこの本をわざわざ黒い袋に入れてくれたのは、この表紙が赤いブルマだからですか?(笑)
サイズが大きいからいつもの袋じゃ入らないって信じておこう(笑)

いやいやいや、別にやましい本じゃないっすよ!
……とか書くと余計あやしいからやめとこ。

閑話休題。

というわけで、ライラック2巻です。
相変わらず駄目な子だらけです。
主人公のりらちゃんが近くに居たら絶対面倒見たくないです。友達たちがいい人ばっかりでよかったな、りら。

桑田さんの漫画は相変わらず大笑いではないけど、くすりと笑わせてくれます。
主人公を見てるとかなりイラつきますが(苦笑)気楽に読める一冊です。

NEVER ENDING STORY

2006年1月10日 音楽
■今日のCD
坂本美雨 G.Moroder C.Cohen R.Wargnier 大貫妙子 CD ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2005/11/16 ¥1,050
84年に公開されたファンタジー映画『ネバー・エンディング・ストーリー』。当時リマールが歌った同名主題歌を、優しい雰囲気でアレンジしたカヴァー曲。カップリングは、大貫妙子訳詞によるリリカルなラブ・ソング

Reach the stars
Fly a fantasy
Dream a dream
And what you see will be
Lines that keep their secrets
Will unfold behind the clouds
There upon the rainbow
Is the answer to our never ending story


小学校の頃、ネバーエンディングストーリーの映画が流行って、その時この曲を初めて聴いた。
初めて聞いたとき、まだ映画は知らなくて、でもこの音楽は凄く耳に残った。
勿論、平均的な小学生だったから、英語の曲に興味を持ったのは初めてだったし、何を言ってるかなんて全然わからなかった。
映画はそれより後で、テレビで見た。
とても綺麗な子どもたちが繰り広げる冒険が、とても好きだった。
原作を読んだのは中学校だった。
映画で見たはずだったのに、そのエンディングや仕掛けに驚いた。
本を読むと、歌詞もあやふやなこの音楽がいつも頭の中を流れた。

主題歌のシングルを、中古屋の片隅で見つけたときは嬉しかった。
大学生になってたけど、ずっと探してたから。
三枚千円の投売りになっていたけど、宝物を発見した気分で買って帰った。
聞いたら、記憶していたメロディーがほとんど正しかった事に驚いた。
きっとそのくらいスキだったんだろう。

去年、この曲がテレビから流れてきたときの衝撃は忘れられない。
アルコールランプが車になぞらえられて画面を横切っていく。
その白さと透明感の後ろに流れる、女の人の声で歌われたこの曲。
すぐに映画音楽だって気づいた。
ネバーエンディングストーリーだって、気づいた。
とても好きなフレーズが、とても好きなメロディーが、ほんの何秒かテレビから聞こえるのがとても嬉しかった。

そのうち画面から歌っている人の名前を知った。
とてもその曲を聴きたかったのに、けど、何故かCDは出て無いんだろうって諦めてた。

iTunesで、ダウンロードサービスに出てるのを発見してダウンロードした。
やっぱり綺麗だった。
音だけじゃ満足できなくて、ついに今日CDを買いました。

きっと宝物になると思います。
この人が、カヴァーしてくれて良かった。
■今日のCD
ゲーム・ミュージック CD サイトロンデジタルコンテンツ 2004/07/22 ¥2,100
ありそうで、なかった 「マリオ」 づくしなサウンドトラック登場!! ”マリオ” が登場するファミコンで発売されたマリオゲームより7タイトルをピックアップ。ファミコン実機より、初CD化 「ヨッシーのクッキー」 を含むオリジナル音源を完全収録。
【収録内容】
マリオブラザーズ(M1〜M3)スーパーマリオブラザーズ(M4〜M11)スーパーマリオブラザーズ2(M12)スーパーマリオブラザーズ3(M13〜M42)スーパーマリオブラザーズUSA(M43〜M53)ドクターマリオ(M54〜M59)ヨッシーのクッキー(M60〜M79)(C)1983-1994 Nintendo


おおよそ私と同年代で、普通に育っていたら一回くらい聞いた事あるだろうスーパーマリオブラザーズのBGM集です。
もうねー、聞いてると色々と画面が浮かんで懐かしい事間違いなしですよ。

……私はスーマリ(この略称も懐かしい)の1と3しかやって無いし、しかも未クリアだけどね。
ドクターマリオは凄く好きだったけどBGM覚えてなかった。

いまパルコさんのCMで、地上ステージの曲が流れるたびに画面を思わず見ちゃう人は買って損なしかと。
うちの母親はゲーム否定派だけど、このCM聞くと「なつかしいねー」っていいますからね、やっぱり記憶に残る曲なんですよ。

個人的にはスーマリ1の地上のテーマと、ドラクエのオープニング(序曲ね)は、ゲームしててもしなくても知っている、一番有名なゲーム音楽って言っていいと思ってる。

うん、懐かしさを求める人とマリオファンは買って損なし。
個人的にはマリオ3のマップ5の空の音楽がスキです。
……たぶん。

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