■このコンサート行きたい……。

夏休みファミリー・コンサート
〜ドラゴンクエスト・スペシャル(名古屋)

2005年8月20日(土)
開演:午後3時(午後2時15分開場)
場所:愛知県芸術劇場コンサートホール
ゲスト・コンサートマスター:深山尚久
演奏:セントラル愛知交響楽団

S席が5000円、A席は4000円、B席が3000円だそうです。

まだチケットあるらしい(未確認)

行きたいなあ。
誰か一緒に行かない?

■その後の話。

結局一緒に行ってくれる人は見つかりません。
しかたないので一人で行きます。

チケット、買いに行ってくるわ。
■iTunesでのダウンロード。
2500円もあったのに、もう残り1050円ですよ(笑)
しかも目当てにしていた曲がまだダウンロードできてません。

植松伸夫のブラックメイジ2。何故出来ないのダウンロード。
欲しいのはFF3のバトルと1のマトーヤの洞窟だけなのに!
アルバムごと買えとか? そんなんだったらCD買うぜ。

とりあえず、昔スキだったけどレンタルで済ませたような曲を中心にダウンロードしてみました。
なんていうか、便利。そして楽。
小松美歩の輝ける星と、ポケットビスケッツを三曲と、久石譲二曲と、岡本知高の空と、植松伸夫のFF1〜3のメドレーと、カラヤン指揮のフィガロの結婚序曲。

探せばもっと欲しい曲あるのかもしれないけど、この辺でやめておきました(笑)
ちなみにソニーさんは参入しないらしいので、流行曲は結局レンタルに行かなきゃダメかもしれませんな(笑)

……ま、ソニーさんは自社ブランドあるからねえ、敵に乗る必要ないよね。

とりあえずマニアどころをもうチョット強化してくれたらもっと面白いかも。とか思います。

画像はApple iTunes Music プリペイドカード 2,500円 [MA163J/A]。アップルさん以外ではamazonさんとかビックカメラさんとかで買えるらしいですよ。私は弟に買ってきてもらったから何処で購入したのか知らないけど。

ま、便利ですけど、これからの曲の展開によっては微妙かな、とも思います。

で?
なんでブラックメイジはダウンロードできないわけ?
マトーヤ聞きたいのにー!!!

追伸
そういえばスクエニの着メロサイトで告知されてたテクノポップバージョンはこれから展開されるのかな?
CDでたら欲しいんだけど。テクノポップの悠久の風は本当によかったから。どなたかご存じないですかね?
■ジブリのDVD買う予定ないか!?
欲しい、これ欲しい!
カプセルさんのDVD!!!
さっきCM見た!

というわけで、コピペ。

ジブリがいっぱいCOLLECTION夏のキャンペーンテレビCMにcapsuleが出演。
音楽はcapsuleの新曲「空飛ぶ都市計画(ON AIRは8/3〜)」

百瀬ヨシユキ×中田ヤスタカのコラボレーションによるSF3部作の最新映像をいち早くパッケージ化。
キャンペーン期間中、ジブリ関連のDVDまたはビデオを購入すると、ジブリがいっぱいCOLLECTION’05
夏キャンペーンSPECIAL PRESENT DISCとして、「ポータブル空港」「Space Station No.9」につづく第3弾
「空飛ぶ都市計画」の60秒バージョン収録DVDをプレゼント!

キャンペーン期間:2005年8月3日〜(プレミアム終了まで)
(キャンペーン実施店舗での実施になります。また、数に限りがございますので先着順になります。)

<本キャンペーンに関するお問合せ先>
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメントお客様相談室
TEL : 0120-866-890(土・日・祝日を除く月〜金10:00〜18:00)
http://club.buenavista.jp/


カプセルさん公式サイト
http://www.capsule-web.com/

コンテモード公式サイト
http://www.contemode.com/

あああああ、欲しい。
けど、ジブリさんに欲しいDVD今無い!
■実は昨日(5日)、ちゃんと書いていたんだ。
携帯電話でぽちぽち打っていたんだ。
あとちょっとってところで、その日の分が終わるところだったんだ。

……操作間違って消しちゃった……。
もうがっくりですよ。書き直す気力も無いですよ。
今日漸く復活、続きを書きます。

■トロッコ洞窟 3 (テス視点)
トロッコはスピードに乗って走った。
そして予想どおりレールの最後のところで、ボクらは宙に放り出され、そのまま放物線を描いて柱を飛び越えた。
うまく受け身をとって、なんとか地面に叩きつけられるのを逃れる。
目の前にはボクの身長の倍くらいあるハシゴが立て付けけてあった。
「皆大丈夫だった?」
ボクは改めて皆を見る。それぞれが大きく頷いた。
「おもしろかったね!」
ソルとマァルはケタケタと笑い声をあげる。ボクは出来れば二度とゴメンだと思うんだけど。

 
ハシゴをのぼった先には、またトロッコがあった。
それをたどって歩いていくと、先は崖になっていた。レールは一度断絶して、向こうにつながっていたんだろう、正面にレールの終わりが見えた。もしかしたら、もともとはつながっていて、真ん中が落ちたのかも知れない。
その向こうに、下りの階段があるのが見える。
「コレは……またトロッコで飛び越えるのでしょうか?」
ピエールはうんざりした様子で呟く。
「ピエールも恐い?」
「ええ。ソル殿もマァル殿も平気の様ですがね。……我々は弱くなったのでしょうか?」
「成長して世の中の色んな事が恐くなっちゃったんだよ……たぶんね」
ボクはピエールの言葉に苦笑して、そう答える。

 
レールのつながりを慎重に調べながら戻る。
結局、一箇所ポイントを切り替える必要があった。
それを切り替えて、トロッコに乗り込む。
ソルとマァルはトロッコの先頭に並んで座る。
ボクとピエールはその後ろに乗り込んだ。少しため息を付き合った。
トロッコが走り出す。
すぐにトロッコはスピードを上げる。ぐんぐんとスピードが増し、崖へ向かっていく。
「たーのしー!」
「はやーい!」
子ども達があげる歓声を聞きながら、ボクとピエールは無言だった。
トロッコは崖前の途切れたレールで跳ね上がり、それから向かい側のレールに着地した。その勢いでボクらはトロッコから転げ落ちる。
「あー、やっぱボクこれ厭だ」
ボクが呟くと、ピエールは大きく頷き、そして子ども達はケタケタと笑い声をあげた。

階段を下ると、これまでとは少し様子が違う空間に出た。
相変わらず広くて、段差があることと、地面にレールが網目のように走っているのは変わりない。
ただ、向こう側に幅の広い滝があって、水が流れている。
そしてその水が、一番低い場所に溜まっていた。その中にもレールが走っている。
水は何処からか流れ落ちていっているのだろう、水は浅く溜まっているだけだった。
「この先、何処へ行けばいいのかしら?」
マァルがキョロキョロと辺りを見回す。
確かに、言われたとおりパッと見た感じ他の場所に続くような階段や横穴は見当たらない。
「あ、あの滝の向こう側。何か横穴みたいなの、無い?」
ソルが滝のほうを指差す。確かに、何か穴のようなものがうっすらと見えた。
「滝の洞窟とは懐かしい感じですね」
ピエールが呟く。
「うん、けど、色々違うよ」
ボクは答えると、そのまま暫く滝を見つめる。
水の中に沈んだレールは、その滝に向かって伸びていた。そのレールはぐるりと外周を走っている。左手奥側にトロッコが置かれているのが見えた。
「あのトロッコへ行けば良いみたいだね」
ボクが指差して説明すと、皆がそちら側を見た。
「どうやっていくのかな?」
ソルが首を傾げる。
言われたとおり、トロッコに行き着くのはかなりややこしそうだった。さっきと同じ様に、レールが崖で断絶しているところがあったし、段差もたくさんある。
「逆算していけばわかるけど……ややこしそうだね」
ボクは肩をすくめて苦笑すると、レールを見ながら考える。
「とりあえず、行こうか」

 
予想通り、レールのつなぎはややこしかった。
ポイントの切り替えはたくさんあったし、適当に切り替えるだけではうまく進めない。一度通り過ぎてから歩いて戻って、それからポイントを切り替えて、また来た道を戻るなんて事をする必要も有った。
けど、じっくり考えればわかるものだったし、面倒なだけで難しいことは無かった。
「何回もトロッコに乗れて楽しい!」
なんて子ども達はかなり楽しそうだけど、ボクもピエールもぐったりしてきた。さっき使ったトロッコなんかは、円を描く様に走る部分があって、ちょっとクラクラするし。

 
ようやく、外周をまわるトロッコに辿り着いた。
トロッコが置かれているのは左手側が壁、右手側が石の柱で支えられた、トンネルのような場所になっていた。少し暗い。
トロッコはまた箱型になっていたから、ソルとマァルを抱き上げてトロッコに乗せる。ピエールとボクもいやいや乗り込んだ。
「覚悟はいい?」
ボクが聞くと、ソルはボクとピエールを見比べて
「お父さん達こそ覚悟いいの?」
なんて言った。ボクとピエールは苦笑して
「ま、それなりに」
というような答えを返した。

 
トロッコは外周を疾走する。
何度か角を曲がって、水のなかのレールに至る。
水に広がっている波紋が奇麗だった。
「ねえ、滝に突っ込むよ?」
ソルがいう。
「……ぬれるね」
「息止めなきゃ」
口々に色んなことを言っているうちに、滝を突っ切る。
水はかなり冷たかった。
 

トロッコは水の勢いでやがて速さをゆるめ、次の空間に辿り着くとゆっくりと止まった。
広い空間だった。
ボクらはマントを外して、ぎゅっと絞る。水がぼたぼたと落ちた。マァルがちょっとうまく出来ないみたいだったから、手伝う。
「どこかで火をおこして休まないとやばいね。体が随分冷えちゃったよ」
ボクの言葉に、皆が頷く。
「ねえ、あれ、なにかしら?」
マァルが奥のほうを指差している。
そちらの方をみると、青白いような平らな大きな石が積み重ねられて祭壇のようになっている。
そこには赤い布が掛けられた小さなテーブルと、金色の燭台がある。燭台にはロウソクがあって、火がついていた。
そして、青い衣に身を包んだ神官さんが立っている。
ただ。

「透けてる人は、お化け」

呟くと、皆はちょっと笑った。
「主殿はいつもそういいますね」
「小さい頃の刷り込みって、忘れられないよね?」
ボクは笑うと、そちらの方向へ歩き出した。

 
■マァルが祭壇を見つけるところまで、かけてたんだよ?
このショックがわかりますか?
しかも内容忘れてて中々続きかけないし……。
これからは気をつけよう(笑)

きょうは

2005年8月5日 適当な日々
■書くことが一杯あるんですが、力尽きそうなのでまた明日書きます。

……あー。しんどいなあ、疲れたなあ。
■しまった今日の「笑っていいとも!」見逃した!
今日はダーリン(糸井重里さん)が出る日だったのに!!!
今更ほぼ日みて気付いたよ!!
あー、あー、凄くショック。

週末の増刊号見なきゃ。

 

■ダイエット四日目。
そろそろ胃が小さくなってきたのか、とりあえずは一食の決まったものを食べるとお腹がいっぱいになるようになってきました。
……まあ、すくのも早いんですけどね(笑)
とりあえず、ちみっとだけ痩せた、ような気がします。
ちょっと食べ過ぎたら元に戻りそうだけど。

 
■今日は新しいマニキュアをまた買っちゃいました。
このくらいしかやることがなくてさ(笑)

今回のは、ピエヌの65番。
ギラギララメラメの、緑色。ちょっとギャルっぽい(笑)
つめがやたら派手ですが、気に入ってます。

あと、マジョリカマジョルカの、銀色。アート用の、筆先が細いやつ。
考えてみたら、銀のアート用って化粧惑星のネイルアートペンもってた。
あーあ(笑)

 
■日記を更新するのは23時すぎだと伝えて、今日は日付がかわってます(笑)
まぁ、そんなもんだ。
昨日はその時間にちゃんと終わったのにな。
ちなみにその時間にサイトにいったらへま太(ハーボット)の背景に星がむっつも瞬いていて(ハボの背景の星は同時に同じページを見ている人の数です)ちょっとびっくりしました。

偶然だと思いたい(笑)

■ま、そんな今日でした。
今日はここまで。
■今日の昼「ビアンカちゃんってば可愛いぜ!!!」というような体験を致しまして(詳細は秘密・ただの萌え)ちょっと気持ちも新たにさっさとビアンカちゃんまで辿り着こうと思いました。

……そのクセ今日のも無駄に長い。

■トロッコ洞窟 2 (ソル視点)
洞窟の中はさっきの土ぼこりで少し埃っぽかった。
白っぽい石の壁は、人の手が入った事があるのか、少し直線が交じっている。
地面も平らだ。
「人が作った洞窟みたいだね、歩きやすいかも」
お父さんは辺りを見渡してからそんなことを言った。
「はぐれないように、まとまって行こうね」
お父さんのことばに、ぼくらはうなずいた。

少し広い空間で、左手側に澄んだ水のたまった池があった。その側に下りの階段がある。やっぱり人間が作った洞窟なんだろう。
階段を順番にゆっくりおりると、さっきよりもさらに広い空間にでた。
所々に岩が固まって転がっているけど、床は平らで、向こうまでよく見えた。
「何だろう、アレ」
床には木で出来た車輪つきのソリみたいなのが置かれてた。そのソリは、レールにのっている。
「アレはね、トロッコっていうの」
お父さんはソリを指差す。
「重いものでも運べて便利なんだ」
「へー」
ぼくとマァルは、トロッコをまじまじと見つめる。
「やっぱり人間が使ってたのかな?」
マァルが首を傾げると、お父さんは頷いた。
「多分そうだね」

お父さんはレールをじっと見つめた。
まっすぐ奥に伸びているのと、途中で右に伸びるのがある。
まっすぐなのは、行き止まりにむかっていて、まがっているのは、隣に続く通路側に伸びていた。
ただ、中途半端な長さだった。隣の部屋までは続いてない。
「乗ってみる?」
お父さんは言うと、曲がるところまで歩いていって、そこにあるレバーを動かした。ガションって低い音がした。
「何したの!?」
向こうにいるお父さんに声をかける。
「ポイントを切り替えたんだよ。まっすぐ行っても行き止まりだし。これで右に曲がるはずだから」
お父さんはこっちに戻りながら答えてくれた。
「じゃ、乗ってみよう」

「はやーい!」
「すごーい!」
トロッコは風を切ってガタガタと音を立てながら、すごい勢いで走った。
曲がったところは「ぐいん」っておもしろかった。
曲がった先でレールがおわる。
トロッコはそこでとまって、ぼくらは勢いでトロッコから振り落とされた。
まっすぐ前に飛ばされて、レールはかなり後ろにあった。落ちたとき、ちょっと体を打ったけど、ソレが気にならないくらいおもしろかった。
「おもしろかったね!」
「お父さんもう一回乗ろうよ!」
ぼくやマァルが言ったら、お父さんは首を横に振った。
「洞窟まだまだ続のに、戻る気? 多分、この先にもあるよ。ココは人の手が入った洞窟みたいだし、トロッコは多分仕事に使ったんだろうから、あちこちにないとおかしいよ」
ぼくはお父さんの言うことは合ってると思ったから、頷いてこのまま先に進むことにした。

「うわー」
進んだ先で、お父さんがうんざりしたような声をあげた。
かなり広い空間だった。段差が結構あるから、大回りしないと向こうに行けそうにない。
地面にはトロッコが走るレールが至る所に設置されていた。
「やっかい」
お父さんはつぶやくと、辺りをじっと見た。
ぼくらが居るのは、この空間で一番高い場所にあって、見晴らしがいい。
「あっちの奥にハシゴ、下にレール」
お父さんはぶつぶつとしばらく呟いて、ソレから振り返った。
「行こうか。とりあえず、このトロッコには乗っても良さそうだ」
お父さんはすぐそこにあるトロッコを指差した。

今度のトロッコは、箱型をしていて、さっきのより大きくて頑丈そうだった。
ぼくらはお父さんに抱き上げてもらって、箱型のトロッコに乗せてもらった。

トロッコはやっぱり早くて、乗ってると気分がいい。
今度のは、さっきのよりレールが長くて、乗ってる時間も長かった。
トロッコは左に曲がったところで一回坂を下って、それから坂をのぼった。
そのせいで、トロッコはゆっくり減速して、レールの終わるところでとまった。
とまったところには、下に降りるためのハシゴがあったから、ぼくらはそのハシゴをおりる。
すぐの所に、またトロッコがあった。
見渡すかぎり、次へ続く道や階段は見当たらなかった。
トロッコには乗りたかったけど、どこに続いてるかわからないからダメって言われた。
レールに沿ってしばらく歩いていくと、レールの行き止まりの向こうに、ココより高いところにのぼる階段があるのが見えた。
けど、背の高い石の柱がたっていて、ぼくらはソレを通り抜けられそうになかった。
「どうしようお父さん。先にすすめないよ?」
マァルの泣きそうな声に、お父さんはしばらく黙っていた。
柱の近くに行って、その柱をじっくり見て、高さとかを調べてるみたいだった。
ちょうどお父さんの肩くらいだった。
そこからレールの終わりまでを、慎重に歩数を数えながら戻ってくる。
「お父さん?」
ぼくが声をかけても、お父さんは返事をしなかった。
しばらく腕組みをして何か考えて、それから右のこめかみを指で軽くたたいたりした。
ぼくもマァルも心配になってずっとお父さんを見上げてたけど、ピエールは慣れてるみたいで、何にも言わないでじっと待っていた。
「うまく行くかわからないけど」
お父さんはそんな前置きをしてから急に話しだす。
「さっき、トロッコが行き止まりについたとき、勢いで飛ばされたよね? ココにあるトロッコで勢い付けたらあの柱飛び越えられないかな? ちょっとこのレール、上向きに終わってるし」
「ダメかもしれないけどやってみようよ」
ぼくの答えに、お父さんは頷いた。
「じゃあ、レールの連結を調べながら戻ろう」
ぼくらは頷いて、お父さんの後に付いて元来たレールの側を歩いて戻った。


■実は、最近は家で日記を書いているので、長時間パソコンを占領するわけにもいかず、携帯メールでぼちぼち打って、パソにメルして、それをコピペしています。
今日の1時間半もかかったよ(苦笑)
あーあー面倒くさいなあ。
そして攻略は全然すすまないな。

……でもトロッコ洞窟を越したら(もう越した後の話か)ちょっと書きたいシーン(かなり前から暖めてる内容)が書けるのでちょっと楽しみです。
それまでに内容が腐らないといいけどね。

それにしても180回ですか。思えば遠くへ来たもんだ。
200回には記念投票をまたやります。
ひそりと。

うはー!!!

2005年8月4日 音楽
■iPodさんへのダウンロードサービスが開始されましたね!!!
1曲150円くらいで。
クレジットカードで買うのはこわいから、今度プリペイドカード買ってきてもらおう(笑)

……で?
マニアな曲も網羅してくれてるのかな?

今からちょっとサイトを色々見てきます(笑)

■ま、ジャケットとか欲しいのはCD買うけど、レンタルで済ます曲とか、1曲しかイラナイときはコッチで買おうかな。
私1曲聴くためだけにアルバムレンタルすること有るし(笑)

■アップルさんのオフィシャルサイト
http://www.apple.com/jp/

iTunesは無料だから、やってみるものいいかもですよ?
■ダイエット三日目ー。
おなかすいてます。微妙にずっと眠いです。
……体力たりなくなってきたのかね?(笑)
そもそもが体力ないからわからないわ(笑)

一番困るのは立ちくらみです。微妙にきつい立ちくらみで、先程パソコン机に激突してデコを打ちました。いたたたた。
もうダメだ(笑)
その上なんだか奥歯が痛い。
踏んだり蹴ったりだ。あああ。
 

■今日、お昼に家に誰も居なかったので、久しぶりにクーラー掛けつつ、居間にある大きなTVでDQ8をやりました。
普段、部屋では扇風機で小さなTVなので、なんか気分良かったです。

まあ、内容はまたそのうちまとめて「今日のDQ8」で書くとして。

……なんというか。
どうして一本道ではあんなに迷うんだろう、とか思ったりした私。

入り組んでるとそんなに迷子にならないんだよ? 変だよ、絶対(笑)

 
■あ、昨日の「ぷっスマ」をみてちょっと思ったこと。

私、ラルクアンシエルってそんなに好きじゃなくて、いや、本音を言うとかなり嫌いな部類に入るんだけど……。
いや、歌い方がどうにも嫌いでね?
メロディラインとかは好きな曲もあったりするんだけどね?

まあ、苦しいフォローはおいておいて。

昨日、ぷっスマに出てたでしょ?
ラルク。
アレを見て、私は「ああ、ラルクは愛せるかもしれない」と思いました(笑)
二人ともおもしろおかしかったもの。

これはハッケンでしたよ。

というわけで、思い出したので付け加えて書いておく。

 

■今日はここまで。
もうね、毎日が日曜日だから(夏休みなので)何にもしてないのよ。何にも書くことがないのよ(笑)
■本日より、トロッコ洞窟の攻略を始めます。
ところで、この「トロッコ洞窟」という名称。確かSFCのDQ5の公式攻略本では「トロッコ洞窟」って呼んでたと思うんですけど、実際どうだったでしょう?
いやね、PS2版の公式攻略本には「地下遺跡の洞窟」って書いてあってね?

……ここ、トロッコ洞窟でしょ? みたいな。

まあ、個人的にはトロッコ洞窟という名称のほうが親しみあるんで、こちらに統一していきます。

■トロッコ洞窟 1 (テス視点)
グランバニアの北の港から、内海を北上する。
春の海は風もきつくないし、吹いたとしても暖かで、日差しもやさしい分過ごしやすい。
ボクらは甲板にでて陽なたぼっこをしたり、剣や魔法の稽古をして過ごしていた。
やがて陸地が見えて、ボクらは船をおりた。


地面に降りて、最初にボクはみんなに見えるように地図をひらく。
「今、降りたところはココね。ちょうどエルヘブンの南あたり。ま、ココから北には崖があるからエルヘブンには行けないけど」
「ココからどっちにいくの?」
ソルが首を傾げる。
ボクは地図の上の指を滑らせて、北東方面を指す。
「北東に大きな湖があって、そこに入り口を岩でふさがれた洞窟があるんだって」
ボクの言葉に皆がうなずいた。
「ボクが先頭歩くよ。ピエールは後ろ。ソルが右、マァルが左」
「わかったわ。お父さん、気を付けてね」
マァルの言葉に頷くと、ボクらは歩きだした。

「春の草原っていいね。お花の匂いがするの」
マァルはうれしそうに笑いながら歩く。
「そうだね。あの花は何ていうのかな?」
ボクは向こうに群生している薄い紫の花を指差す。
「花は花でしょ?」
「ソルは大雑把すぎだわ」
マァルは不満そうだ。
「アレはスミレじゃないですかね?」
馬車のなかからサンチョが言う。
「スミレってもうちょっと濃い紫してなかった?」
マァルが首を傾げる。

ボクらはそんな風にのんびりと湖をめざした。

湖が見えてきた。
春とは言え、湖を越えてくる風は冷たかった。
既に陽が傾きかけてきている。
湖には半分以上が岩山になっている小さな島があって、その島までは地面がつづいている。
こういうの、岬っていうのかな?

そんな事を思いながら三日月型の湖をしばらく見つめていると、湖をぐるりと見てくるって言って出発したばかりだったはずのソルとマァル、スラリンとホイミンが帰ってきた。
「あれ? さっき出たばっかりじゃない?」
ボクが聞くと、皆が口々に興奮したように話しだす。
「すごいの! 向こうの方にお城が沈んでるの!」
「結構深いのに、見えるんだよ!」
「綺麗なのー」
「アレって何なんだ!?」
ボクは両手を開いて胸の前で振ってみせた。
「ちょ、皆落ち着いて? 何が何だって? お城が湖に沈んでるの?」
ボクが聞くと、また口々に皆は、「そうだよ! 言ってるだろ!」とか「お父さんも見に行こうよ!」とかいろんなことを言った。

 
 
結局、ボクはソルとマァルに手を引かれ、湖の西側までやってきた。
夕日を受けてキラキラ光る水面の向こう側。
青く澄み切った水の底に、大きなお城が丸々沈んでいた。
ぱっと見ただけでも、かなりしっかりした造りの、豪華なお城なのがわかる。
「本当だ。沈んでるね」
「さっきからそう言ってんだろ!」
スラリンが足元をとびはねながら叫ぶ。
「お城ー。綺麗なのー」
ホイミンはふよふよ宙を漂いながら踊るようにゆれた。
「……天空のお城、かな?」
ボクがつぶやくと、皆は困ったように笑った。
「水中だよ」
「でも天空城が落ちたって話は小さい頃聞いたことあるし、それに塔で会った天空人はお城に行きたかったら、洞窟に行けって言った。……この洞窟が水中のお城につながっているのかもしれないよ?」
ボクが首を傾げると、皆は顔を紅潮させた。
「本当にそうならすごいや! お父さん! 早く行こうよ!」
ソルの言葉に、ボクは空を指差す。
「今日はもう夕方だから、洞窟に入りません。明日の朝からにしよう」
ボクの言葉に、皆は不満そうに文句を言ったけど、ボクは聞こえない振りをした。

次の日は、とても綺麗に晴れた。けど、ちょっと風が強くて、肌寒い。
「では、私たちはココで坊っちゃんがたのお帰りを待ってますね」
サンチョがボクの手を握る。
「うん、なるべく早く帰ってくるね」
ボクは少し苦笑しながら答える。
「洞窟の中では慎重に! お気を付けて!」
「うん、もちろん。皆も気を付けてね」
ボクはサンチョにわらいかえすと、ソルとマァル、ピエールと一緒に小島にむかった。

聞いていたとおり、人の力ではどうにもならなさそうな大きな岩がごろごろしていて、積もった土の部分には草がはえている。
隙間があいているところから向こうを見ると、確かに洞窟があるらしく、ぽっかりと暗やみが広がっていた。
「じゃあ、聞いたとおりマグマの杖を使おう。……危ないかもしれないから、みんなちょっと下がって」
ボクは皆が十分下がったのを確かめてから、杖を振った。

杖から強い光があふれだす。その光は岩にむかってのびていき、光を浴びた岩は赤くなって、やがて大きな音とともに次々に弾け飛んだ。
ボクらはとっさに地面に伏せた。微妙に地面がゆれている。
土ぼこりがひどかった。

ようやく辺りが静かになった。
ボクらはゆっくりと顔をあげる。
「……洞窟だわ」
マァルがつぶやいた。
ボクらの目の前に、大きな洞窟の入り口が、ぽっかりと口をあけていた。


■というわけで。
中に入るのは次回からです。
今日ゲームで実際に洞窟内を見てきました。
……わりと複雑で参りました。こんなの、よくクリアしたな。とか思っちゃったよ。
■そういえば、今月はちょっと日記を書く時間が遅くなっております。多分、23時過ぎくらいになります。
いつもは大体19時半には書き終わってましたが、ちょいと8月9月は環境に変化があるので。
ま、言っちゃえば図書館でのバイトがちょいとオヤスミなのさ。(いつもはバイト先から書いてます)

というわけで、毎日見にきてくださってる奇特な方々、よろしくおねがいしますね。

 

■ダイエット二日目。
おなかがすいてます。わりと切ないです。
本当に痩せるんでしょうか。疑心。

まあ、信じてがんばるしか。
でも、今日ちょっと「くらー」っとしたんだよね。大丈夫なのかな? まあ、体調がおかしくなったらやめます。

ちうか、ウチ今、父と弟が風邪でぶっ倒れてるんですけど。
うつんなきゃいいんだけど。
このダイエット中って、わりと体力減るから、気をつけてないといかんね。

……それじゃなくても、元々体力ないしね。

■本日は、友人が毎週火曜日に通ってる体育館のジムについて行きました。

エアロバイクを30分、こぎこぎして。
腹筋マシーンと背筋マシーンにかかってくらくらしたりして。
ダンベル持ち上げてみたりして。
なんか歩く奴(名前知らない)を5分くらい歩いたところで気分悪くなってやめてみて(笑)

なんか、疲れました。
体力つくといいなあ。

で、水泳しに行こうよ、と友人に言ってみた。
かなづちだとか水着持ってないとか色々言われましたが、なんかもしかしたら泳ぎにいけるかも知れません。
リゾートではなく、市民プールとかね。
ひたすら泳ぎたい。

ふふ、私運動神経にご縁は全然ないけど、実は水泳だけは出来るのよ。泳げるのよ。

……去年買った水着は何処へいったのかね?

 
■今日はここまで。
 
■まだまだ寄り道つづけます。
なんのことはない、まだトロッコ洞窟に行ってないんだ(笑)
どこと何処が繋がってるのかわかんねーよ攻略本!

■寄り道 3 (テス視点)
冬はどんどん足を速めていく。
もう窓の外をみると、一面真っ白になっている。木に積もった雪の、すこしこんもりとした丸い角を見ていると、なんだか柔らかで暖かな感じまでしてくるから不思議だ。
ボクは今、鏡の前に座って、自分の顔を見ている。
自分の意思ではなく。
「陛下、どちらの色がお好きですか?」
髪を梳いてくれているクレアさんが緑と紺色のリボンを見せる。
「あー、どっちでも良いです。服に合わせてください」
ボクはため息交じりに答えた。
「では、紺色にしましょう」
「任せます」
クレアさんはにこりと笑うと、ボクの髪に紺色のリボンを結びつけた。

季節は、冬。
ぱちぱちと薪が燃える音が聞える室内の向こう側では、ソルが服をとっかえひっかえされている。それに対してソルは半分逃げたそうな顔をしてコッチを見た。
「あきらめれば?」
ボクが苦笑して言うと、ソルは口を尖らせた。

「お父さん、ソル、用意できた?」
暫くすると、扉が開いて薄いピンクのドレスを着たマァルが入ってくる。
「ボクはまあ、大体。ソルはまだみたいだね」
ボクは慣れない赤いマントに苦笑しながら立ち上がる。着慣れない紺色の服。白いズボンは汚れ一つなく目にまぶしい。
「だってこういう服って動きにくいよ」
「動きやすさは考慮されてないの」
マァルは呆れてソルを見る。
「早くしろよ、皆待ってるぞ?」
紅の奇麗なふわっふわのドレスを着たドリスちゃんが呆れた顔をして部屋にやってきた。
「……うわー、国王みたいだぞ、テステス」
「国王なんだよ、驚いた? ……それより、ドリスちゃん、奇麗だねえ」
「そういうことはビアンカ様にだけ言ってろよお前」
ドリスちゃんは頬を染めて、呆れたような顔をした。

季節は冬。
まあ、つまり新年。
現在、新年の祭りのために正装中。
この行事に出るのは、ボクは二回目。
けど、ソルやマァルはもう何年もやってるわけで。
「お父さん、式次第は覚えたの?」
「昨日叩き込んだよ」
ボクは笑いながら答える。
「ちゃんと言う事だって考えたよ。何とかなる……と、思う」

 
冬になると雪に閉ざされて娯楽が極端に減るこの国の、冬の唯一の楽しみである、新年の祭り。
この祭りは毎年盛大に行われる。
これが終われば、少しずつ春の近づくのが解る。
この祭りは、新年の訪れを祝い、国の平和を祝い、春の訪れを祝う重要な祭り。
そんな重要な祭りが、一週間も続く。
そのどれもが失敗できないわけで。
「胃が痛くなってきた」
「ま、適当にやればいいさ」
ドリスちゃんは笑うと、階下を指差す。
「さ、行こうぜ」

 
怒涛の一週間が終わり、その後も色んな仕事やらこまごました事に追われて、気付けば春がやってきていた。
「これで最後ね」
ボクは書類を取りに来た文官さんに書類を渡す。
「凄いですね、あの書類を全部片付けられるとは……」
「やっぱりねえ、しばらく留守にするから、その分くらいは仕事しておかなきゃね」
ボクは苦笑しながら答える。
「その分、ちょーっと最近寝不足だけどね」
「お疲れ様です」
「後でオジロン様に会いに行くって伝えておいてね」
「解りました」
文官さんが頭を下げて部屋を出て行くまでは背筋を伸ばして、にこやかに見送る。
ドアが閉まるのを確認して、ボクは机に突っ伏した。
物凄く眠い。
眠っちゃいけないだろうな、とは思うけど、まぶたは勝手に落ちてくる。
……まあ、いいかな、ちょっとくらい。
目を閉じる。
そのうち眠りがやってきた。

   ねむってたの?

ちょっとね、眠くて。

   仕方ないよね、疲れてるんだから。
   暫くゆっくり眠れば良いわ。

うん、ごめん。

   私は良いから。
   あんまり気をつめないでね。

ありがとう。
まだ平気?

   平気よ。なんだかとても気分がいいの。
   声を聞いたからかしら?

そんなに良いもの?

   ええ、とても。

早く会えると良いね。

   そうね、早く会いたいね。

「……」
体を起こして、ぼんやりと宙を見つめる。
何か夢を見ていた気がする。
なんだっけな、なんかとてもいい夢だった気がする。
やわらかい気分。
何の夢だったんだろう?
思い出せないな。
頭を押さえて、考えてみても、なんだか曖昧な夢の輪郭の、暖かい雰囲気だけがつかめるだけで、さっぱり何も分からない。
ただ、やわらかい雰囲気と、暖かな気分が残っている。
「ま、いいか」
ボクは大きくノビをして立ち上がった。

窓の外を見る。
雪は溶け始めて、春先に咲く花が咲き始めている。
「始まりには丁度いい季節かな?」
ボクは首をかしげて呟く。
「用意を始めなきゃ」


■短いですが、今日はここまで。
明日からトロッコ洞窟始めます。
……たぶん。

あ、言うまでもなくテっちゃんが見た夢は、ビアンカちゃんとの夢です。思い出の。話かいてないけど(笑)

なんか寄り道してわかったのは、これを書くのは恥ずかしいってこと。とりあえずさっさと次に進もう。ガンガン進めて終わろう。がんばれ私。
■朝起きたら、母親が
「今日から二週間ダイエットする」
と宣言した。

アレは一人では結構つらいのだ。
私もやりたいとは思っていたから、この波に乗らない手は無い。

「お供します」

というわけで、何の心構えもなく、唐突にダイエット開始しました。

……6日の花火大会どうしようかね(苦笑)

ま、何とかなるでしょう。

……オナカスイタ。

■今日はココまで。
■大暴挙!
ドリス視点で本日はお送りいたします(笑)
おーおー、もうやりたい放題だな私!(笑)
寄り道だからって気を抜きすぎだ私!

■寄り道 2 (ドリス視点)
「居たかも知れないけど、今は居ないんじゃないか?」
あたしは暫く考えてからそう答える。テスは向かい側で組んだ手の上にアゴを乗せて、あたしの方をじっと見つめてた。
真っ黒な瞳が、じーっとコッチを見てる。
この瞳がなあ。あたしは困っちゃうわけだ。
好奇心にキラキラしてて、純粋そうで、実のところ凄く計算高い。軽く相手をしてると足元をすくわれる。そんな曲者な瞳。

好きな、瞳。
絶対手が届かないところにある、秘密の宝物みたいな。

「居ない理由は?」
テスは少し眉を寄せて、不満そうに言う。
「だって、神様居たら落ちないだろう、城」
「あー、それはそうかも。ドリスちゃん頭いいなあ」
「……何か馬鹿にしてるだろ」
「してないしてない」
そういって声をあげて笑って、それからテスは紅茶を飲んだ。
「これ、ありがとうね、頼んでくれて」
「水分とらなきゃ干からびて死ぬぞ」
「これからは気をつけるよ」

「で? その洞窟は何処にあるの?」

「いきなり話戻すなよ」
「ついてこられる人じゃなきゃこんな話し方はしないよ」
そういってテスはにやっと笑った。
「ドリスちゃんは頭がいいからさ、ついてこられるでしょ?」
「確信犯かよ」
「知ってるでしょう?」
にやっと笑って、奴は大きく伸びをして見せた。

テスは。
時々あたしを試すようなことをする。
多分。
このひとは、あたしの気持ちなんてお見通しなんだろうな、と思う。
知らない振りして、時々からかって、それで突き放す。

たった3つしか年上じゃないのに、もっとずっと歳が離れてる気がすることもある。

「テステスはずるい」
「今更何?」

あたしは大きくため息をつくと、とりあえず地図を広げる。
「えーとな、ココ」
指差すのはグランバニアから随分北のほうにある、湖の辺りを指差す。
「このあたり。湖が周りを囲んでて、真ん中に小さな島みたいになった場所があって、そこに洞窟があるらしい。入り口までは地面が繋いでるらしいから、本当の所は島じゃないんだろうけど。その入り口の前には大きな岩がいくつか転がっていて、中はどうなっているか確認は出来なかったそうだ」
「へー」
「岩には土が積もってるところもあって、そこには草が生えてたりするし、コケなんかもついてたらしいから、岩が入り口を閉じたのはそんなに最近でもないだろうって事だ」
「なるほどね。ココならそんなに遠くでもないし、冬がおわったらすぐ行ってみようかな」
「冬の間にこの仕事終わるのか?」
あたしは机に山積みになっている書類に目を落とす。
「次々増えるだろう?」
テスは笑って答える。
「春になったら終わって無くても出かけるよ」
「無責任な」
「今に始まったことじゃないし。オジロン様のほうが実際国王に向いてると思うよ、ボクは。だから任せていっていられるんだよ」
「伝えとくよ」
「それにさ、石になってるとね、時間感覚はないけど、どんどん考えが厭な方向へ向かっていくんだよ。心が死んだら、多分石から戻れなかったんじゃないかなって、今は思うんだよね」
そういって、テスは左手の薬指にある、オレンジの石のついた指輪をじっと見た。
「早く行って助けないと、取り返しのつかないことになりそうで、怖いんだよ。春までは、我慢するけど」
「我慢できるわけ?」
「無理やりね。イライラしてるって言ってるでしょ?」
そういって、力なく笑って。

「でも、無理に旅をして、ソルやマァルに何かあったら、それも厭だ。だから、まだ大丈夫って信じるしかない。ビアンカちゃんは、まだ戦ってくれてるって。絶望しないで居てくれるって。信じてる」
最後のほうは、かすれた声で言って。
「ボクの好きな人はね、そういう人」
そういって、目を閉じた。

「ノロケかよ」
「ノロケだよ」
テスは少し力なく笑って、それから大きくため息をついた。

「あたし、そろそろ部屋に戻るな。マァルが遊びに来てるかも知れない」
「お世話かけます」
テスは片手を挙げて笑って見せた。
いつもどおりに。
「あーあー、取りあえず二人にはさっきのノロケを5割り増しくらいで伝えとくよ」
「5割も増したらそれはウソって事になるよ」
「多少の誤差みたいなもんだ」
あたしは立ち上がって、ドアに向かう。
ドアを開けたところで、思い出して振り返る。

「なあ、テステスは石になってたとき、絶望したのか?」

テスは暫くあたしをじっと見た後、少し目をそらして、それから頷いた。
「マァルが杖を使ってくれるのが、あと半日遅かったら、ボクはここにいないんじゃないかな?」
何でもなさそうに、怖いことを言う。
「ウソだろ?」
「本当」
ニコニコ笑って言うから、本当なのかウソなのか、いまいち解り辛いんだけど。

多分、本当の事を言ってるんだろうなって、直感的に思った。

「無事でよかったよ」
「ありがとう」

あたしは部屋から出て、暫く歩いたところで座り込む。
無事に帰ってきてくれてよかった。
ビアンカ様は大丈夫なんだろうか。
いろんなことが頭をよぎる。

とりあえず、とても疲れた。
部屋に戻ったら、少し眠ろう。


■ドリスちゃんはですね、イトコ殿を好いてます。
多分これまでの流れで気付かれていたでしょうが(苦笑)
テっちゃんも、何と無くその好意に気付いてます。
でも放置。
厭な男です(笑)
気付かない振りしてます。

まあ、そんなかんじで。

ドリスちゃんはテっちゃんの3つ下という設定にしました。
ビアンカちゃんとは5つ違い。

まあ、そんな設定どうでも良いですね、そうですね。

次回くらいからは洞窟探検へ。
※ネタバレ注意※←今更?

■森の賢者に会いに行こう

魔力が消えていたら使い物にならん、ということで、魔力の戻し方を知っているらしい賢者さまに会いに行く。
彼はサザンビークの西の森に住んでいるらしい。

歩いていってみた。
たったかたったか走って走った。
途中、砂漠への抜け道を発見。
「キケン この先砂漠 モンスターが強いので用事のないものは立ち入らないこと」とか何とか。
ちょみっとだけ入ってみたが怖かったので引き返す。

地図上ではもうすぐソコに賢者の家があるのに、ぜーんぜん辿り着かない。周りは切り立った崖があるばかり。
崖があるばか……り。

崖の上に住んでるのかー!?

ちうことは、来た道が間違ってるのだね? そうだね?
ゼシカのMPをちらりと確認。残り40弱。
……。エルアくん暫く考える。

賢者の家はあきらめて、その辺の宝箱開けてまわろう!
ということで、キラーパンサーを呼び出す。
相変わらず移動速度が速くて爽快。
宝箱を開けて、サザンビークに帰って眠ってセーブ。
 
 

■賢者の家、リベンジ!

勝手に再挑戦ですが。今度はよくよく地図を見てチェック。
どうやら、商人のテントの北側から西に行かねばならんかったらしい。
今度もたったか走って行きます。キラーパンサーはあんまり使わないです。

賢者の家、はっけーん!
賢者様、なんと不在!!(笑)

中にいたスライム(ひねくれもの)の話だと、ここから先にある不思議な泉に出かけているらしい。
再びたったか走って行きます。

賢者様、はっけーん。
賢者様、振り返って一言。
「おお、これはこれは美しい姫さまだ」
驚く一行。
だって姫は馬のままよ?
賢者様は目がお見えにならないので、心の目で世をみているらしい。その視界では、姫は姫らしい。姫にさわって「馬だ!」と今度は賢者様が驚く番でした。
「心の目で見れば、姫と呼ぶのにふさわしい方なのに」

……王様は?
俺の敬愛するトロデ様は??? 王様に見えんのだろうか???

微妙な気分でしたが、イベントは進みます。
姫は泉の水を口にして……人間の姿に戻りました。

うーん、やっぱちょっと微妙なお顔だわ。
かわいい気もするんだけどなあ。
うーん、うーん、まあ、評価は保留しよう。清楚なのは認める。
けど、サザンビークの王様が言ったようなボッキュッボーンじゃなかったね。スレンダー美少女。

姫が言うには、エルアたちの役に立てて嬉しかったとかなんとか。
しかし直ぐにのろいがやる気を取り戻して、姫は馬に戻りました。……馬のほうがかわい……いえ、なんでもないです。

とりあえず、もう一度水を飲んで元に戻った姫は
「これからも時々ココに来て水を飲ませてください」
とのこと。姫様のお願いであれば、エルアは聞かないわけには参りませんので。いつでもきます。
王様も「姫のわがままをきいてやってくれ」といわれてるしね。

そういえば、「姫は大分落ち込んでるみたいだぞ、オマエの出番だ、エルア」とか言ったククールの真意はどこにあるんだろう?
女ったらしなのに、自分ではいかないんだろうか?
エルアは姫に気に入られているからだろうか?
そういえば、ゲルダ姐さんのときにもヤンガスに任せるとか云ってたしな……。
他人の女には手を出さない主義?
女ったらしのくせに、えらいな(偏見)

■魔法の鏡ってばね

賢者の家に逆戻りして聞いたところによると、魔法の鏡は正式名称「太陽の鏡」といって、なんだか物凄い光を集めたら元に戻るらしい。
それには海竜のだす光がよかろう。とのこと。

……ああ、会ったことあります。何か強い奴でしょ?

いやだなあ、と思いつつ道具袋からエルアの持ち物として鏡を取り出して海に向かいました。
最初から海竜が出てきました。幸先良いぞー。
「ガンガン行こうぜ」のまま戦ってみました。
海竜のターンに行かないうちに戦闘終了。

あれ? こんな弱かった?

二回目。
しっかり相手の技がかかりました。しかし、鏡は魔力を帯びません。しかも戦闘終了。
???なんで???
……もしかして、戦闘中に道具として使用???

三回目。
めげずに海竜と交戦。
今度はエルアがターンの頭から鏡を掲げています。
相手の技炸裂。魔力を帯びました。
あとは海竜はタコ殴り。弱い。

そういえばここで、エルアが「近衛兵」だったことが判明。
なに? エリート? 下っ端だと思ってたのに。
あと、夢に姫が出てきてチャゴス王子をどう思う?と聞かれる。
どうもこうも、俺にはなんとも言えません。

姫、何を言って欲しいの?
もしかして、姫ってエルアに惚れてるの?

ま、それはそれで楽しいからいい。

 
■闇の遺跡へごー。

一回目。
何か敵が強いんですけどー?とか思いつつ、適当に歩き回る。
入り口の階段をどうやって復活させるのか暫く悩む(笑)
中に住んでるさまよう魂の話だと、ここはなんたらいう闇の神様復活をもくろむ土地らしい。
そして、入り口の闇の結界は異教徒が殴りこんでこないための結界だったらしい。「破られたということは異教徒がもぐりこんだのだろうか?」だそうな。

あ。それ、たぶん俺ら。

とか内心おもいつつ、遺跡の二階で漸く入り口の階段のスイッチ発見。ガンガンやってたので、MPやばいので帰還。

二回目。
今度は入り口あるから、走りこむ。
また魂がいて、こんどはそのなんたら言う神様の気配がしたけど、とか云っている。
いや、入っていったのドルマゲスでしょ?
けど、ドルマゲスは今からだが「限界」に来ているらしいし、もしかしたら……持ってる杖の方がえらいのでは?
杖になんたら言う神様はいってんじゃないの?

……ドルマゲス、最後のボスじゃないらしいし(っく!)

色んな仕掛けを適当にクリアしつつ、先に進みます。
壁画とか凄かった。
途中で回復の泉を発見したから回復。
ドルマゲス、居たよ。戦闘開始。

……今回は宝箱開けにきただけのはずだったのに……。

戦いました。ククのベホマラーがあって良かったです。
でもそんなにきつくなかった……よ?
で、ドルマゲスさん第二形態に突入。

かちょわるい。

あんまり強くなかったし。いや、一回だけゼシカが死にそうで参ったけど。

とりあえず、ドルマゲスさんを撃破しました。

■えええ???

暫くすると、王様が走ってこられました。
緑色のままで。

「呪い解けてないですよ!?」

ドルマゲス倒したのにー。
「杖はどうした?」と訊ねる王。「これでしょ?」と拾うゼシカ。
「ともかうサザンビークに帰って考えよう」
ということになり、全員で帰還。
しかし、ゼシカの様子がなんか変。

夜が明けると、ゼシカと杖が居ませんでした。

やっぱりなあ。

「むさい男ばっかりのパーティーがいやだったのでげすかね?」
「俺が居る限りそれはない」
ヤンガスとククの面白おかしい会話を聞きつつ、とりあえずゼシカを追いかけることにします。

……、闇の遺跡の宝箱、開けにいっちゃだめか?

■現在のレベル
エルア 32 
ヤンガス 32
ククール 31
(ゼシカ 31?)
■30日 土曜日

DQチャットをしましたー。久しぶりのホストです。
やっぱり普段話さないようなことをチャットでばりばりお話するのは楽しいです。
とりあえず、テっちゃんが嫌われていなくて良かった(笑)
「腹黒」とか「策士」とか「腹に一物もった」とか色々言われているテっちゃんではありますが(苦笑)このたびは「かわいい」とか「天然ボケ」とか新しい評価が聞けて、個人的にはほっとしました(笑)

なんか、「今日のDQ5」が終わったら「今日のDQ3(題未定)」を書く約束をしてました。
それからちょっとしたイベントも。

……チャットって怖いべさー(笑)

まあ、それでもとても有意義でした。
チコさん、京子さん、リュビーさん、中本さん、有難うございました。

又やりましょう!(笑)

8月中にもう一回、位のつもりで。

チャット部屋、もう常駐にしちゃおうかな。

■31日 日曜日

久しぶりに沢下君(女の子)と遊んできました。
「宇宙戦争」見てきたぜ!

18時45分からの映画に、16時に会ったので最初にカフェに入ってお茶しました。
パフェをうっかり注文してしまって、あとで後悔しました。
そうだよ、私はパフェ嫌いだったよ(笑)

沢下君の最近の萌えとか、仕事の話とか、そういう普段あんまり友人とはしない話を聞かせてもらって新鮮だったですよ。

そう、「聞き役」だったの。

もうね、沢下やよいオンステージよ(笑)
とっても楽しかったです。

で。
映画。「宇宙戦争」。

怖かった。

いやね、ストーリーはそんなに怖くないんだよ。深く考えると怖いんだけどさ。その場その場のストーリーはそんなに。……まあ、死なないように逃げ回るっていう話だったし。

何って、映像が怖かったんだよ。

沢下君と手を繋いでみたよ(笑)
ぎゅーっとずっと握ってたね。カップルがコワ目の映画を見に行く理由がよーくわかったよ(笑)

とりあえず、怖かったのも本当だけど、実際のところは「疲れる」映画でした。

あ、トム・クルーズはかっちょよかったです。

 
■週末はここまで。
■本日は母親がお友達と映画を見に行くというので、某S市ショッピングセンターまで、車の運転手として同行しました。

それで、映画中にいろいろ買い物をしようと思っていたわけですよ。

まずはお昼ご飯を食べたわけなんですが(映画は12時5分からで、到着は11時半)お金払おうとしたら財布が無いの。
親に借りて事なきを得たんですけどね。

買い物に行ったのに財布が無いって……。

サザエさんか! オザケンか!!!(笑)
心の中で突っ込みを入れつつ、家まで財布取りに帰りましたよ。
片道20分の距離を。

あほかっちゅーねん! むしろあほだ!

■というわけで、財布を持って買い物を再開。
本日はスニーカーがほしかったのですよ。
ずっと履いてたお気に入りのスニーカーが、流石にもうボロっちくなって底とか磨り減ってきたので。
二回連続でプーマだったから、今回はアディダスにしようって決めて行きました。

……オナゴ化計画どうしたってか?
いや、靴だけは足にあったちゃんとしたの買わなきゃね。
それでもってなるべく軽いのがいいんだよ、個人的に。
だから、スニーカー買うときだけは、スポーツブランドに走っちゃうのよ。

で。買ったのはアディダスショップ限定の奴。
まだまだ出たばっかりの新製品ですよ。アディダスのサイトでは画像が見れます。見たところでなんて事ないでしょうけど。

Xanthosの黒いほう。一応レディースのだからいいよね?(いいって何が?)

1万290円也。

まあ、スニーカーとしては妥当な値段だ。
かなりお気に入りです。一目ぼれして買いました。
……サイズあってよかったよ。
ちょっと横幅がタイトなデザインなので、いつもより大きいサイズじゃないと安心して履けないの。あーあ。なんか物凄く足が大きくなった感じだよ。

■次に買い物に行ったのはタワレコ。
この前発売が延びちゃった100SのDVDは予約しなおさなくていいのか、確認にいきました。

あ、100Sは「ひゃくしき」と読みます。このまえ「ほぼ日刊イトイ新聞」で「声に出して読めない日本語」のコーナーに出ててビックリしちゃった。
100Sって読めな語なんだ、とか。
100Sってここに出ちゃうぐらいメジャーなのか?とか。
ちょっと色々考えちゃったよ(笑)

閑話休題。

で。
予約はしなおさなくていいですよ、との事でした。でも発売日がいつなのかわかんないんですけど(苦笑)
9月だったっけかな?
お店に行ったらくるりが新しいシングル出すことが判明。
買うかどうかは考えることにする。シングルはレンタルかも。
バンプも知らない間にシングルを出していた模様。
借りるか……。

で、うっかりなぜかDQ3の都響版のCDを買って帰ってきてしまいました。これでDQ3のCDは3枚目です。
N響とロンフィルと都響……。
いいんだ、全部雰囲気違うから。

■次は時間つぶしにヴィレッジ・ヴァンガードへ。
スヌーピーの凄く可愛いストラップを買うかどうかで暫く悩んだ。
が、FOMAでは光らないらしいので、見なかったことにした。
でもデザイン本当に良かったしねえ、そのうちうっかり買いそうだ。
で、佐内政史さんの写真が入ってる詩集を買っちゃいました。
まだちらっとしか読んでないけど、凄くいい感じ。
ちょっと装丁がみょうちきりんで、そこもいいんだけど、読みにくい(笑)
そのうちまた感想書きます。
 

■そうこうしてると、親から映画が終わったと電話が来たので帰ってきました。

ええ、有意義な買い物でしたよ。なんか衝動買いが多かったですけど。

 
■ちょこっとだけドラクエ8の話。
昨日はレベル上げだけでした。あと練金釜のお世話になったくらい。
全然前へは進んでません。
エルアが29になったのかな? あとは27〜8だったと。

で、最近ちょこちょこと他人様のサイトを見てはうっかりネタバレなのか良くわからないところを見ちゃったりしてるんですが(絵を見てるだけなのにネタバレてるって何でだ?)

姫、可愛い気がしてきた。

エルア(主人公)と姫のカプはいい気がしてきた。

でもゼシカとも捨てがたいよね?(誰に聞いてるんだ)

なんか、絵を見てのイメージとしては、姫もゼシカもエルアを好いてるけど、エルアはどっちでもないって感じ?
あくまで姫は手の届かない存在だろうし。
ゼシカの気持ちには気づいてなさそうだし。
……鈍そうだし。
まあ、ここまでの分しかストーリー知らないんでなんともいえないんですけどね。姫まだちゃんと出てきてないし。

そんなイメージでこれからは色眼鏡で見ていこうかと。そんな風に思ってます(笑)

あ、エルアは王様と姫には敬語希望。
基本は丁寧な喋り方で。でも一人称は「俺」
 

■ニンテンドーDSいじりました!
面白い!
ピクトチャットとか、相手もいないのに書いてみたりして。
夜中にテンション高く遊んでました。

……大合奏バンドブラザーズは私にはレベルが高すぎです。
ビギナーモードですら、ちゃんと付いていけません。
何とか「ビバルディ 四季 春」の、コントラバスだけは何とか……かんとか……。

無理だ!

考えてみたらリズム系のゲームって軒並み駄目だったんだ!!!

やわらかあたま塾は面白おかしくやっております。
自分の頭は固いです(笑)

おもしろいべさ、ニンテンドーDS。
でもちゃんとしたゲームもやってみたいな。アナザーコードかってこようかな。
……DQ8が先だな。

■今日はここまで。
■しばらくちょっとゲーム内容から脱線します。

■寄り道 1 (テス視点)
塔をでたボク達は、一度グランバニアに帰ることにした。
塔の上でであった天空人の男の人は『それでも天空城へ行きたいと言うなら、そこのマグマの杖を持ってゆくがよい。その杖を使えば、洞窟をふさぐ岩をもどかすことができようぞ!』なんて言ってマグマの杖をくれたけど、コレをどこで使うのか全く心当たりが無かったから。
冬も近いし、一度戻ってゆっくりして色々調べごとをしたり、溜まってる仕事を片付けて、春になったらまた旅に出よう、という事にした。
 
 

実はソルもマァルも旅を中断する事にあまり賛成しなかった。
「お母さんを見つけるのが遅くなっちゃうよ?」
とソルは言った。
「それはもっともなんだけど、だからと言って冬場に無理な旅をしてソルやマァルに何かあったら、それこそ、ビアンカちゃんに合わす顔が無いよ」
ボクが答えると、今度はマァルが「早くお母さんに会いたくないの?」なんて言って眉を寄せる。
「会いたいよ。一刻も早く会いたい。けど、焦る事と急ぐ事はイコールじゃないよ。さっきも言ったけど、無茶をして怪我でもしたら結局旅は遅くなるしね」
「怪我しなきゃいいんでしょ?」
「だから行こうよ」
二人はまだ食い下がる。
「……どこへ?」
ボクが聞き返すと、二人は黙ってしまう。
「ほらね? 行き先も決まってないのに動いたって、いい結果が得られるとは思えない。一度グランバニアに戻ってみようよ」
「お父さんこそ、グランバニアに戻ってどうするつもり?」
二人は少しにらむようにボクをまっすぐ見上げる。
「グランバニアにはお父さ……お爺様が助けた天空人の女の人が居たでしょ? その人に話を聞いてみるつもり。それと、ボクやビアンカちゃんを探すために、兵士たちが世界中を旅してくれたでしょ? エルヘブンだってその時見つけてもらったよね? つまり、岩にふさがれた洞窟を見たことがある兵士がいるかもしれない。調べごとってね、そういう手がかりから地道に確認したほうが結局早いの。手当たり次第にやってみるのは、最後の手段だよ」
ボクが答えると、二人は少し黙って、それから頷いた。
「分かった。お父さんの言ってることのほうがいい気がする」
「冬が終わったら、すぐにまた旅に出るって約束してくれる?」
「ソレは勿論」
「じゃあ、お父さんの言うとおりにします」

 
そういうわけで、ボクらはグランバニアに居る。
帰った次の日にはもう初雪がうっすらと積もって、これからどんどんこの国は雪に覆われて白くなっていく。
『岩に囲まれて入れなくなっている洞窟に心当たりがある者は、情報を寄せるように』という事をオジロン様に仕事として押し付けて、ボクはボクで積み上げられていた書類に目を通す日々が続いている。
天空人の女の人の所へは、ソルとマァルが連日通っているみたいだけど、今のところ芳しい成果は挙げていないらしい。
ボクも暇を見つけては何度か話をしにいっているけど、時折返事をしてくれるだけで、会話はあまり続かなかった。

 
「ソルもマァルも退屈そうだぞ? 相手してやったらどうだ?」
「あのねえ、ドリスちゃん。ノックもなしにドア開けて一番最初に言うのがソレ?」
ボクは書類からドリスちゃんに視線を移してから答える。
ドリスちゃんは部屋をつかつかと横切って、テーブルの正面に立った。
「それにねえ、ちゃんと二人とも遊んでるよ」
「いつ」
「夜」
「それじゃ駄目だ」
ドリスちゃんはテーブルに両手をばんっと叩きつける。
「だったらオジロン様に休みくれるように掛け合って頂戴」
ボクは手元の書類に判子を押して、それから大きく伸びをする。
「判子くらい誰だって押せるでしょ。ドリスちゃんやっといてよ」
「一番偉い奴が承認しなきゃいけない書類にあたしが判子押せるわけないだろ」
ドリスちゃんは呆れたように言うと、向こうから椅子を持ってきて、ボクの正面に座った。
「で? ビアンカ様の手がかりはつかめたのか?」
「つかめてたらこんなにイライラしてないよ」
「……イライラしてるようには見えないが」
「そんなはっきり表情読み取られるようには出来てないの、ボクは」
暫くそんな話をしていたら、紅茶が出てきた。多分ドリスちゃんがここに来る前に頼んでおいてくれたんだろう。
「で? 本当は何の用?」
尋ねると、ドリスちゃんは笑った。
「テステスは相変わらずだな」
「だからその犬みたいな呼び方やめてよね。名前で呼ぶのが嫌なら、最初みたいにイトコ殿とか、そんなんでいいから」
「テステスがあたしを『ちゃん付け』で呼ぶのをやめたら考えてやる」
「考えるだけ?」
「考えるだけ。もう慣れたしな、この呼び方に」
「ボクもちゃん付けに慣れたから。直らないと思うよ」

「パパのところに情報が来た」
ドリスちゃんは舌をやけどしないように、慎重に紅茶を口に運ぶ。
「岩で入り口がふさがった洞窟、見たことのある兵士が出てきた」
「本当に?」
「ぬか喜びさせるためにわざわざ来るか」
ドリスちゃんは呆れた声で言うと、肩をすくめて「やれやれ」とつぶやいた。
「かわりにあたしが伝えに来たんだが、一つ聞いていいか?」
「聞くのは勝手だけど、答えるかどうかは内容によるよ?」
「ビアンカ様の手がかりはつかめてないんだったよな? じゃあ、その洞窟には何をしに行くんだ?」
ボクは紅茶を置いて、ドリスちゃんを見る。
ドリスちゃんは真っ直ぐに見返してきた。
「……そういえば何のために行くんだろう?」
「ひっぱたくぞ」
ドリスちゃんは顔を引きつらせて低い声で言う。
「ねえ、ドリスちゃん。こんな話聞いたことない? 『神様が住んでいた空に浮かぶお城は、昔地上に落ちてしまった』っていうの」
「あー、何か昔話かなんかで聞いたことがあるような、ないような……」
「ボクらね、この前より道した塔で、天空人の幽霊にあったんだよね」
「お前話跳びすぎだぞ?」
「その天空人のいう事には、本当に天空城は落ちたらしいよ。その場所へ行くためには、岩で入り口がふさがった洞窟に行かなきゃならないんだって」
その話を聞いて、ドリスちゃんは暫く胡散臭そうにボクを見つめた後、大きくため息をついた。
「で? その落ちた城に行ってお前何するつもり?」

「神様にビアンカちゃんの居所を聞こうかと思って」

「正気かよ」
ドリスちゃんはため息をついた。
「あのね、ボクはね、神様って居ると思うんだけど、ドリスちゃんは?」
尋ねると、ドリスちゃんはますます大きくため息をついた。


■ゲームではこの辺ってなんか一直線で、次はどこへ行けとか言われちゃうじゃないですか。でもソレってビアンカ探しとかと全然関係ないことですよね? だからわざわざ天空城とかへ行く理由を考えてみたらこうなりました。
どうせなら自主的に行ってほしいなと。
ので、あと2〜3回脱線して理由付けをしたいと思います。
ま、もうプレイ日記じゃなくなって久しいし、いいよね。

個人的にはドリスちゃんを書けて楽しいし。
■これ、手に入れます。ニンテンドーDS キャンディピンク。
現在未来形。
お仕事が終わったら友人の家に引き取りに行くのです。
色々あって、友人から引き取るのさ。
うふふふふ。
ほしかったピンクですよ。
思わず昼間にゲーム買っちゃいましたよ(笑)

大合奏バンドブラザーズと、やわらかアタマ塾。
ちょっとソフトの名前自信ないけど。
本当はアナザーコードもやりたいんだけど、今はDQ8やってるから、後回し。

8月8日に出る赤のも気になってたんだけど、その辺はまあ、忘れます(笑)

というわけで買っちゃったぜ、本体。
後はスクエニさんが予告どおりFF3を出してくれたら何の問題も無いぜ!
マザー3も本体がGBAからコレに変わるんじゃないかな、とちょっと期待している。

……でるよね? マザー3。

ともかく暫く遊ぶのだ。
本当は大人のための脳開発かなんかのソフトもほしい。
辞典のソフトもほしい。
割と「遊ぶ」ことよりも「使う」ことに重点を置いてます。今回のこの本体については。

あー、でもホント嬉しい。
昨日からテンション高いです。

■今日のお昼はまたもやリゾットでした。
どうも気に入った料理は立て続けに食べる癖があって、これまでもお好み焼きとかチャーハンとかひたすら食べてる時期がありました。
悪い癖だと思います。
直さねば、ねば。

でも今日のリゾットも美味しかったぞ!
作り方は簡単すぎだから、お見せできないけど、そろそろ他人に食べさせるのも平気な気がするぞ!
あくまで「気がする」レベルだけどな!(笑)

■今日はここまで。

 
■めずらしく、今回のエピソードは短く終われそうです。

■天空への塔 3 (ピエール視点)
暫く休憩した後、我々は主殿を先頭に広場を抜け、突き当たりを左に折れて歩く。すぐに突き当たり、低い手すりの細い通路が右に伸びている場所に出た。
「すぐ右に入り口があるからそれに入るしかないけど、皆落ちないように気をつけてね」
主殿はそういってから角を曲がり、全員が部屋の中に入ったのを確認してから入り口をくぐった。
マァル殿が外が見えなくなったためか、少し安心したように息を吐く。

奥と手前に階段がある。部屋の中央には赤い絨毯が敷かれている。これまでと同様、少しホコリが積もっていて、色が褪せている。その絨毯の四隅には背の低い石でできた人の像が置かれていた。ただ、少し奇妙なのはこの石像たちは全員、背中に鳥のような翼を持っていることだ。
「……お城にいる天空人みたいなかんじ」
マァル殿がつぶやくと、ソル殿は石像まで走っていってソレを見上げて頷く。
「うん、似てるね」
お城というのは、グランバニアであろう。その城の一角に昔主殿の父上が助けた天空人が居る、という話は聞いたことがある。
残念ながら私は会ったことがないが、多分こういう風に背中に翼を持っているのだろう、と思った。
「あの人と同じような石像があるってことは、もしかしてここは天空にあったお城とかに関係があるのかな?」
主殿も石像をまじまじと見てから、首を傾げる。
「あ! お父さん、もしかしてこの塔が、空に続く塔なのかも知れないよ?」
ソル殿が主殿を見上げて少し興奮したように言う。
「だって、ここ、凄く綺麗だし、きっと天空人が建てたんだよ!」
「何のために?」
マァル殿は首を傾げる。
「だって、天空人ってお空を飛べるのよ? お城に居た人は翼を怪我してそれからとばないみたいだけど。飛べるのに塔を作る必要ってある?」
「だから、怪我した人が歩いて帰るためとか、ぼくらみたいに飛べない人がお城に遊びに行くために」
ソル殿は言いながらも何だか不思議な気分になってしまったらしく、首を傾げる。

主殿は二人が喋っているのを微笑んで見守っていた。
石から戻ってグランバニアに帰ってきた頃は、少しギクシャクとしていて、父親らしくしよう、と気負っている部分があったが、最近は随分自然と子どもを見守っている時が多いように思う。
多分、暫く二人と接するうちに、色々な事を学習し、吸収したのだろう。
二人が「大人びた子ども」から、自然に「甘えるときには甘えられる」ようになったように、多分、主殿も父親としての距離感というものをつかんだのだろう。

「とりあえず頂上まで登ってみれば分かる事もあるかもね」
主殿は二人の終わらない言い合いに終止符を打つように手を叩きながらそういった。
「まあ、分からない可能性もあるんだけど」
苦笑しながら言うと、二つの階段を指差す。
「近場から登ってみようか」

入り口に近いほうの階段を登る。
登った先の部屋は小さな部屋で、奥に階段が見えた。
床の両脇には浅く水を張った池があり、その中央にまた向かい合うように翼を持った人間の像が飾られていた。
「なんかちょっと神聖な感じ」
マァル殿のつぶやきに、我々は頷いた。
「もしかしたらソルの言った事は、当たったるのかもしれないね」
主殿は笑顔で言う。
「きっとそうだよ!」
ソル殿は嬉しそうに言うと、目の前にある階段を駆け上る。
「ころばないでよ」
主殿はいいながらゆっくり後を付いて歩いていく。

階段を登った先は少し広い部屋で、また浅く水の張られた池があった。階段はその池の端にあり、真っ直ぐ池を突っ切った先の左手側に出口があるのが見える。
どこからか光が漏れてきているのか、通路に向かって光の筋が出来ているのが見える。その光を反射して水面がキラキラと光り、とても美しい。
「すごーい、綺麗!」
マァル殿が歓声を上げる
暫くその景色に目を奪われていたが、やがて我々はまた歩き出した。
出口の外は二・三段の下りの階段があって、また塔の外周部分に出るようになっていた。
随分登ってきていたらしく、地上は少しかすんで見える。遠くの山々は小さく、圧倒的な空の青が眼前に広がっていた。
主殿がつぶやいたのが聞こえた。
「マァルはちょっと辛いかも」

結局主殿はまたマァル殿と手をつなぎ、外に出た。
すぐ左手には登り階段があって、そのままその階段を登る。
登りきったところは、何も無い広場だった。
先ほどの部屋の、屋根の部分に当たるのだろう。コレまでどおり、低い手すりがあるばかりで、後は何も無い。落ちたら終わりだろう。
マァル殿は足がすくんだらしく、ほとんどまともに歩けない。
結局主殿はマァル殿を背負い、それからソル殿と手をつないだ。
「ぼくは平気だよ?」
ソル殿が少し不思議そうに主殿を見上げる。
「ボクが平気じゃない」
主殿の返事に、ソル殿は首を傾げる。
「お父さんも高いところ苦手?」
「いや、高いところは問題ないよ。ただ、ソルがここで走り回ったら、ちょっと流石に心臓が痛いかも」
「走ったりしないよ」
ソル殿は口を尖らせて見せたが、それでも主殿と手をつなぐこと自体は嬉しいらしい。すぐに笑顔になって歩き出す。

広場を横切ると、柱だけが立つ手すりも無い部分を経て、向こう側の塔に出られるようになっていた。
下りの階段と、小さな部屋への入り口があったが、主殿は小部屋のほうを選んだ。
「この際だから、先に高いところから片付けよう」
小部屋の中には、ただ登るだけの階段があるだけだった。
その階段を登ると、小部屋の天井部分に出られるようになっている。

頂上だ。

正面には、どこにも繋がっていない登り階段がある。
そしてその前には、背中に羽を持った一人の男性が立っていた。
彼は我々を見て、目を丸くする。
「何と! この荒れた塔をここまでのぼってくる者がおったとは! かつてはこの塔から天空の城に行けたものだが、今はこの有様……天空の城も今では湖の底じゃ!」
その言葉に我々は驚く。
「え? この塔、天空の城に繋がってたの!?」
「天空の城って本当にあったんですか?」
「お城、落ちちゃったの?」
それぞれ言った言葉は違ったが、彼は頷いただけだった。
「もしそれでも行きたいと言うなら、そこのマグマの杖を持ってゆくがよい。その杖を使えば、洞窟をふさぐ岩をもどかすことができようぞ!」
彼が指差した方向には、一振りの杖が床に突き刺さっていた。
主殿がソレを引き抜きに行くのを我々は見守る。
やがて少しの掛け声と共に、主殿は杖を引き抜いた。
「これ、いただいていいんですか?」
言いながら主殿は振り返り、そして言葉をなくす。その凍りついた表情に我々も彼が居たところに視線を戻した。

彼はどこにも居なかった。

「……もしかして、幽霊?」
「……さあ? まあ、くれるっていうんだし」
暫く我々は無言で、背中を嫌な汗が伝っていくのを感じた。

「と、ともかく帰ろうか」
主殿は無理やり明るい声を上げて、彼が居たところに一度手を合わせ、それから脱出のためにリレミトを唱えた。


■久々にピエール視点にしたら、最初こそ書きづらかったけど途中から何だか楽しかった。
書きやすいかもしれない!

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