■今日の本
ISBN:4391129329 単行本 コンドウアキ 主婦と生活社 2004/03 ¥840
ダラダラしてばかりなのに、なぜか憎めない着ぐるみのクマ「リラックマ」のメッセージキャラブック。どのページにも、心の肩コリがほぐれるメッセージが。好きなところから読んで、疲れた心をリフレッシュしてください。


「泣いちゃえばいいですよ
すぐ乾きますから」


続けて1巻を読んでみました。逆回転。

こっちのほうが良かったです。
言ってることもなんか納得できるかんじ。

たぶん、かなーり落ち込んでるときに読んだら、救われるなーって思う人も居るんじゃないかなあ、とか思います。
うーん、二週間くらい前に出会いたかったな。(何があったかは聞くな・笑)

……そういえば、リラックマって、着ぐるみなんだね。
中身には何が入ってるんでしょう。
水玉なんだよ。


おじさん、って本当?

 
■今日の本
ISBN:439113019X 単行本 コンドウアキ 主婦と生活社 2004/11 ¥840
「人生の息抜き中なんです」

最近、周りで流行ってます。リラックマ。
で、ついにうちの図書館に入ってきました、3冊。

で、いきなり2作目から読んだ私(笑)
だって近くにあったんだもん。

ふだんの生活はすごーくリラックマに似てるのに、突っ込み気質のため、どうしても読んでいると突っ込みをいれてしまいます。
役割的には「キイロイトリ」ですね。
一番駄目な感じだよ、それ。
ぐーたらなのに突っ込みだなんて。

疲れたときに読んだらいいと思いますよ。
ただ、だらだらしてる人を見るとイラつく!って人はやめたほうがいいです。
■どうにもこうにも週末は日記が滞りますね。
まあ、うん、いいか。

■土曜日

長瀬玉子ちゃんと、三重県映画フェスティバルへ『逆境ナイン』
http://www.gk9.jp/
を見に行きました。玉山鉄二目当てです。
こっちへ来てた時見にいけなかったのさー。

内容は荒唐無稽な感じで、うん、なんか昭和のかほりがしました(笑)私は好きなタイプのギャグではなかったけど、やりすぎな所は良かったかなと思います。
ちなみにオール三重県ロケ。
見覚えのあるところが沢山映っていて面白かったですよ。

ちなみに個人的に好きな坂本真くんが出演しててちょっと嬉しかったです。あ、見た当初は名前が分からなくて、帰ってきてから公式サイトで調べたんですけどね(笑)

夕飯はRinちゃんと透野ちゃんも合流して一緒にとんかつ食べてきました。美味しかったです。
割といい一日。

■日曜日

前日から続いている三重県映画フェスティバルへ、今度はボランティアスタッフとして参加。
チケットのもぎりやってきました。
一緒にやったのは、まだ大学生のお兄ちゃんお姉ちゃん達。
なんかねえ、もう動きの一つ一つが若いんだよー。
肌のつやとかね。若いなー。
トイレで自分の顔を鏡で見たとき、愕然とするくらい老けてたよ。もう駄目だ。

ちなみに、別にボランティアスタッフとして手伝いに行かなくてもよかったのでは?というくらい人が居ました。人手足りないっていうから手伝いに行ったのにー(不満)

あまりに暇だったので、携帯から今日のドラクエ5を打ったり、待ち受け画面の検索したり、クイズに答えたりしてました。

駄目スタッフ。

まあ、それなりに役立ってたはずですよ。

■月曜日

やっぱ10月10日が体育の日だと落ち着きますね(笑)
晴れの特異日の割りに雨でしたけど。

Rinちゃんのお家に行って、ありりんが作ってくれるカルボナーラをご馳走になってきました。
すげー美味しかったです。
ちょっと量が多かったけどね。

で、前日、携帯の待ち受け画面を変えたという話をしました。
T「昨日ねー、携帯の待ち受けをベジータにしようと思ってさー、携帯の少年ジャンプのサイトに入会しちゃったよー」
R「そこまでか!」
T「そこまでだともー。でねー、色々見た挙句ねー、今携帯の待ち受け画面シカマルなんだー」

爆笑されました。

R「おお、そういえばそういう萌えもあったな」
K「……共通点ってデコ?」

北郎先生、高月、いまだかつておでこに萌えを感じた事は無いです。後頭部とか首とか腰はあるけど。

考えてみたらベジータって、動きと台詞が可愛いのであって、別に姿かたちはどーでもいいんだよ。どっちかって言うとああいう筋肉質な人って嫌いだし(笑)

で、皆がモノポリーしてる横で授業の予習してました。
ちょっと喘息がでてきたのと、くしゃみがとまらないのとで辛かったです。私もしかして風邪かも。

夕方4時においとましてきました。

■今日の日記。

やっぱり喘息疑惑。それと発熱疑惑。
が、この一週間で最後のテスト範囲を終わらせねばならんので、そんなこと言ってられないわけです。授業をさっさとせねばならんのです。

中間テストー。あー、作らなきゃー面倒だなー。

それなりに普通に授業は進んだんですけど。まあ、今のところ疑惑は疑惑のままですし。
とりあえず、喘息は昨日さっさとRinちゃんのおうちを出たおかげか、そんなに酷くなかったのでもう大丈夫そうです。
発熱のほうも、今の所熱ないですし。
なんか太ももとかやたら痛いんですけど。
……もしかして、ボランティアしてた日、ずっと立ってたからかなあ。そうだったとしたら筋肉痛が数日遅れでやってくるという、あの老化現象がやってきたわけで。

発熱にせよ、老化にせよ、認めたくねーなー、おい。

まあ、それなりに元気です。
現代語訳のプリントでも作るかー。

■今日のDQ5はお休みです。
攻略本がどっかいきました。ので、ボブルの塔の内部がよーわからんのです。今日から頑張って探すよ。

……かきとめのーとでも書いてみるかなー。

■今日はここまで。
 
■最近、脳内がドラゴンボールでベジータでブルマなので、実はひねり出すのが面倒だったりしてますが、こんなところで終わるわけにもいかんので、とりあえず惰性的に頑張ります。
 

■ボブルの塔 1 (テス視点)
険しい岩山を越えると、島の内部が見えてきた。
島の東寄りに、背の高い塔がたっている。塔のまわりは周りの岩山程ではないが、それでもきつそうな山がつづいていた。
ボクはそっと目をあけると銀色のパネルからおりる。
「……ここから島におりるにはどうしたらいいのかな?」
ボクが首を傾げると、少し向こうで座っていたソルが立ち上がった。
「ぼく、聞いてくるよ!」
いうやいなや、プサンさんが居る部屋につづくハシゴをかなりの勢いでのぼっていった。
その間にボクは床に座り込む。
「お父さん、大丈夫?」
マァルが心配そうにボクを覗き込んだ。
「さすがにちょっと疲れたよ。けど、とりあえず島におりるまでは頑張るよ。実際に島にいく前にはちょっと眠りたい」
ボクは正直に答える。マァルはうなずいた。
「いく前にはそうしようね」

話しているとソルが帰ってきた。
「お父さーん」
「おかえり、プサンさんは何て?」
「えっとね、お城を地上に降ろしたらいいって。さすがに山の所は無理だけど、もうちょっと西側に行ったら、お城が降ろせるくらい広いところがあるって」
「なるほどね」
「でね、きっと塔は複雑だからしばらくはお城を拠点にすればいいって」
「ふーん。あとでプサンさんにお礼言わなきゃね」
ボクは立ち上がると銀色のパネルに戻る。
「じゃあ西側にある広い場所まで動こうか」


ゆっくりと天空城を地上に降ろす。
「天空城なのに、地面に置くのはちょっとかわいそうね」
マァルが眉を寄せる。
「まぁ、仕方ないよ。ちょっとの間我慢してもらおう」
ボクは床に座り込む。はっきり言って限界だった。ずっと集中してたせいで、かなり精神的に疲れた。体力的にも、実はだいぶ参ってる。ちょっと気を抜けば倒れてしまいそうだ。
考えてみれば、こんな大きなものを一人で動かしたんだから、疲れて当然だ。
「とりあえず……疲れた。眠りたい」
「じゃあ、一回グランバニアに戻ろう? お父さん、しっかり寝て、またルーラでここに戻ってきたらいいよ」
マァルがボクに言う。
「できたらそうしたい。……マァル、ルーラ頼めるかな?」


「じゃ、行こうか!」
遠くに見えるボブルの塔を見据えて、ボクは声を張り上げる。
しっかり寝た分、疲れがとれていたし、体も軽い。
「うん!」
「頑張ろー!」
マァルやソルが口々に返事をする。ボクはそれを見てほほえんだ。
大丈夫、ボクはうなずく。
きっとうまくマスタードラゴンの隠した力を取り戻せる。
自分に言い聞かせるように一度心の中で呟く。
それからゆっくりと歩きだした。

山はかなり険しかった。
周りの岩山程ではなかったけど、それでもつらい。
歩きにくくて、思っていたより塔に着くのには時間がかかった。
ボクらは塔をぽかんと見上げる。
塔は不思議な感じの形だった。てっぺんに行くほど細くなっていっている。
背が高くて、正面に両開きの大きな扉がある。外周にはぐるりと階段が作られていて、それを使えば塔のてっぺんにのぼれそうだった。
「変な形」
ぼそりと言うソルにボクはうなずく。はっきり言って変だ。
「とりあえず、変でも何でも行かなきゃね。ソルとマァルと……あと、ピエール、で行こうか」
ボクらは塔の入り口にある扉の前に立つ。少し力を入れて扉を押してみたけど、扉は開かなかった。
「……?」
ボクは今度は扉を引いてみる。やっぱり開かない。
「……開かない」
ボクは振り返って皆を見る。全員で押したり引いたりしてみたけど、やっぱり開かない。鍵穴もない。
「……鍵穴がないっていうことは、鍵で締まってるんじゃないね。内側に閂みたいなのがあって、それで開かないんだね」
ボクは外周にある階段に目を向ける。
「……アレを登って天井から入るのかな?」
「……え」
マァルが厭そうな声をあげる。
確かに、この塔は高いし、しかも外周の階段には手すりがない。高い所が苦手なマァルにとって、それはかなり辛いだろう。
「マァルは残る?」
ボクが聞くと、マァルは暫く悩んで、それから頭を左右に振った。
「ううん、行く。でもお父さん、手を繋いでってね?」
「それはもちろん」

ボクらは、外側の階段をゆっくり登り始めた。
先頭を行くのはピエール。次にソル。ボクはその後ろでマァルの手をしっかり握って登った。
ぐるぐると、外周を回る。
どんどんと高さが上がっていって、周りの景色が見え始めた。周りは確かに山ばかりで、でもその山の緑や、所々崩れて茶色く見える山肌は、素直に美しいと思う。
目線に、空が見えた。
秋の空は、空気が澄んでいて抜けるように青い。

ビアンカちゃんの、目の色。

 
「……」
ボクは一瞬足を止めて、その色に見とれる。
「お父さん?」
マァルが不思議そうにボクを見上げた。
「……頑張ろうね」
ボクが言うと、マァルは不思議そうな顔のまま、それでも頷いた。
「主殿、天井部分から下に降りられそうです」
先にのぼったピエールから声がかかる。
「わかった、今行くよ」
マァルの手をしっかりと握りなおして、ボクは頂上を目指す。

 
頂上には、ピエールが言ったとおり塔の中に入れそうな穴があった。穴のヘリには、鉄でできた頑丈な輪が有る。
「あ、これって、この前天空人のお爺さんにもらったフックのついたロープが引っ掛けられるんじゃない?」
ソルがしげしげと輪を見つめる。
「うん、たぶんそうやって中に入るんだろうね」
そう答えてからボクは皆を見る。
「……大丈夫? 降りられる?」
「ぼく、平気!」
「わたしも……なんとか頑張る……」
「……多分」
ピエールの返事がなんとなく不安だったけど、どうしようもない。
「じゃ、行こうか」


■ようやくボブルの塔です。
なんか、楽しい気がしてきました。

まってろよー、こんちくしょー!
 
■今日は久しぶりに携帯メールで打ちました。
携帯のメルは思ってる速度で文章が打てないので結構辛いです。
え? ああ、一応キーボードはそこそこ考えるのと同じくらいの速度で打てますよ。考えてる時間が長いっていうのもあるかも、ですけど(笑)
時間のロスが少ないっていうのは重要だなあって思います。
 
■ボブルの塔を目指して(マァル視点)
「それにしても」
天空人さんはわたしたちを見てにっこり笑う。
「改めまして、天空城を復活させて頂き、ありがとうございました」
「いえ、ボクらはほんのちょっとお手伝いしただけです。方法を教えてくれたのはプサンさんですよ」
お父さんが言うと、天空人さんはくびを傾げる。
「プサン?」
「天空人さんだよ!」
ソルが答えると、天空人さんはますます不思議そうな顔をする。
「……天空人にプサンなんていたかなぁ?」
「えー?」
今度はわたしとソルがくびを傾げる。
お父さんは眉を寄せてまた黙ってしまった。
「どういう事でしょうね?」
サンチョが小さな声でお父さんに尋ねる。
「うーん」
お父さんはちょっとうなって、やっぱり黙ったままだった。

わたしたちは、またプサンさんが居る部屋に戻ってきた。
「探険はおわりましたか?」
わたしたちに気付いたプサンさんが声をかけてきてくれた。
やっぱり、なんだか変な感じ。プサンさんと話すとなんだか落ち着かない。プサンさんはにこにこ笑っているのに。
「ええ、十分見せて頂きました」
お父さんが軽く頭を下げる。
「これから、テスさんたちはどうなさるんです?」
「えーと、まぁ、そうですねー」
めずらしくお父さんはことばを濁す。
「とりあえず、マスタードラゴン様が力を隠されたと言う、ボブルの塔に行ってみようかと思うんですけど……」
「へぇ」
プサンさんはあまり興味がないみたいな声をだす。
「テルパドールの西にある小島って、昔近くを航海したことあるんですけど、たしか高い岩山が島のまわりを取り囲んでて入れそうになかったんですよ」
「行ったことあったの?」
ビックリして聞くと、お父さんはうなずいた。
「あの山は魔法の絨毯では越えられないよ」
「え!? それって困るよね!?」
ソルはお父さんを見上げて焦った声をあげた。
「うん、どうしようね」
お父さんは言いながら、じっとプサンさんを見ている。
プサンさんはにやっと笑った。
「大丈夫ですよ」
そう言ってプサンさんは床を指差した。
「下のオーブの間の、ちょうど中央に銀色のパネルが埋まっていたでしょう?」
わたしは思い出そうとしたけど、あったかどうかわからなかった。
お父さんはうなずいた。
「あんまり大きくないパネルですよね、ありました」
「その上に乗って、静かに集中してください。しばらくすると天空城は望む方角へ動きだします」
「中にいるヒトびっくりしちゃわないの?」
ソルが聞くとプサンさんは笑った。
「大丈夫です。天空城はこれまでもそうして動いていました。まあ、もっとも、中にいる者に影響の無いように動きはゆっくりですけど」
プサンさんは続ける。
「現在天空城はそんなに高い位置にあるわけではないですけど、まあ、岩山くらいなら飛び越えられるでしょう」
「でもあの部屋、あの位置に立つと外が見えないんじゃないですか?」
お父さんが尋ねると、プサンさんはうなずいた。
「直接には見えませんが、外の様子はわかりますよ。頭の中で」
「ああ、この前のみたいな感じですね」
お父さんが顔をしかめる。
「その節は失礼しました」
プサンさんはそう言って軽く頭を下げた。


わたしたちは、プサンさんが言ったように、銀色のパネルが埋まっているところに行ってみた。確かにパネルは床に埋まっていて、不思議な光を放っている。
お父さんはわたしたちから手を離して、サンチョと手をつないでいてもらうように言った。動くときどうなるかわからないから。だからわたしとソルはサンチョと手をつないで、ちょっと離れたところからお父さんを見守った。
「うまく行くかなぁ、そもそも動かしてたの、神に近い天空人でしょ? ボクの力で大丈夫かなぁ?」
言いながらお父さんはパネルに乗る。目を閉じて、息を大きく吐く。
しばらくすると、窓の外の景色がゆっくり動きだした。
「すごい! お父さん、動いてるよ!」
ソルが叫ぶと、お父さんは軽く手を挙げた。あんまり余裕は無いみたい。

天空城はゆっくり進む。
沈んでた湖の上から、ゆっくりと東に進んでる。そのうち大陸を通り越して海に出た。
しばらく代わり映えのしない景色がつづく。
「お父さん、大丈夫?」
わたしが聞くと、お父さんは目をあけた。そして銀色のパネルからおりると、床に座り込む。景色がとまった。
「そんなに大変ってわけでは無いけど、ちょっと疲れるね。……休憩」
「ぼく、代わろうか? お城動かしてみたい!」
ソルが言うと、お父さんは首を横に振った。
「いいよ、しばらく休めば大丈夫だから。動かすのはたいしたことないんだけど、集中してるのが大変だよ。ソル、じっとしてるの嫌いでしょ」
「うー」
ソルは言い返せなくて口を尖らせる。
その間にお父さんは地図を取り出して現在位置を確かめた。
「最初の湖がココだったから」
指で地図の湖を指して、そのまま地図の上で指を滑らす。
「東に進んで……今この辺かな? 目標物がないからわかりにくいなぁ……。このまま東に進んでサラボナのある大陸にぶつかったら、南下かな」
指がすーっと南に動くと、小さな島にぶつかった。
「マスタードラゴン様が戻ってきたら、ちょっとは平和になるのかな?」
わたしが呟いたら、お父さんは少しほほえんだ。
「まぁ、元凶がいるかぎり本当には平和にならないかもしれないけど、でもちょっとは変わるよ」
「たとえば?」
「天空にお城が戻ってきただけでも、神様を信じてる人たちには心強いことだと思うよ。結局さ、人が強くいるためには、何か支えがいるんだよ。天空城はきっとみんなの支えになる」
お父さんはそう言うと立ち上がった。
「さて、もうちょっと頑張ろうかな。早く神様に帰ってきて貰わないと困るしね」
お父さんは銀色のパネルに乗ってまた目を閉じる。
天空城はまたゆっくりと動き出した。


■……またボブルの塔には辿り着きませんでした。
おっそいなあー。何やってるんだろう。
次回には間違いなく、塔に辿り着きます。
……えーと、攻略本何処においたっけかなあ、とりあえずゲームもやり直ししないとまたわからないかもなあ。

実験的

2005年10月7日 適当な日々
■ずーっと前に友人に聞いた話ですけど、その日友人はとても眠かったそうです。でも、ネット上に日記を書かねばならなかったらしいです(サボらないあたり偉いと思う)
で、眠気にかまけて、ざーっと日記を書いたそうです。
方言(喋り言葉)で。
そうしたら、次の日、一緒にサイトをやってる人(他県民)に「日記を読んだけど全然意味が分からなかった」といわれたそうです。

それって、面白そうだなあと。

というわけで、今日はソレと言って書くような話も無かったので、ちょっと方言で日記をかいてみようかな、とか思いました。
とはいえ、いつも日記は大体書き言葉で書いているので、脳が勝手に話し言葉も書き言葉に変換するようになってるかもしれません。
うまくいかなかったらスミマセンって事で、先に謝っておきます(笑)

ちなみに、私は三重県に住んでます。
この三重県がまた曲者で、地理的には東海になったり中部になったり関西になったりします。
それでもって、伊勢湾側に住んでる人は大体「三重は名古屋圏」だと思ってますが、伊賀のほうの人は「三重は関西圏」だと思ってると思います。で、南側の尾鷲とかの方は、多分和歌山あたりのほうが親近感を持ってると推測されます。
ので、多分、同じ三重県でも言葉通じないこともあるんじゃないかなーとか、個人的には考えてます。

それから、あの伝染力が非常に高そうな名古屋弁が隣に位置しているにもかかわらず、三重県は関西弁圏内です。
多分、斎宮とか伊勢神宮とかの関係だと思うんですけどね。調べた事無いから分かりませんけど。

 
というわけで、前置きが長くなりましたが、普段話している言葉で今日の日記書いてみます。
あ、でも私の喋り言葉って変らしいですから、コレが三重県の言葉だとは思わないほうがいいかもしれない。
大体、方言ってイントネーションも重要だしね。 

 
■朝。
目が覚めたら、八時半。親と約束しとったから、病院やらいろんなところへ車を出しました。
足です。
ウチの親(お母さん)車の免許もってへんし、私は金曜は休みやから。
で、朝から珍しくご飯食べて(普段は食べやん)車の運転手。

最初は近所の耳鼻科にいって、出てくるまで駐車場で待つ。
昨日もドラゴンボール読んどったせいで寝不足やったから、携帯でメールチェックしたあとはぼーっと半分寝とった。
本気で眠い。思っとったより早う出てこられた。もっと寝とりたかった。

それから、手芸屋へ。なんかゴムが欲しかったらしい。
駐車場がないトコやから、路上駐車して待っとったら、なんか向こうのほうに巡回中の警察みたいな人がおった。
路駐したらあかん、とか言われたらいややなあ、と思ってエンジン切ってから助手席へ。これで声かけられたら「母親まってるんですー」とか言うつもりで。
まあ、声はかけられやんかった。
その話をしたら「あれは警察ちゃう」と親に言われた。
まあ、そんなもんやろな、とは思う。

それから某ケーキ屋へ。
チョコレートを買いに行った。私が食べるもんじゃないから、その辺は親に任せて、並んどるケーキをじーっとみとった。
キャラメルムースとか、栗のミルフィーユとかめっさ美味しそうやった。
で、限定発売のりんごタルトを予約してもらった。(コレでどこの店かバレたなあ)
だって、限定だよ? 食べな損やろ、せっかく気づいたのに。

その後は夕飯の親子丼の用意の買い物をして家へ。

そういえば、去年食べて美味しかったザッハトルテはどうやって予約したらええんやろ、とかそんな話になって、群馬にあるケーキ屋に電話。
去年はほぼ日経由で手に入れたから。今年ははがきが来たで、他にも方法があるみたいやで、って感じ。
うまいこと電話も繋がって(かけてから営業日がほとんど無い事に気づいたんやもん)予約方法を確認。
去年の注文シートが残っとったから、今年も注文します。
2月まで平気やって話やったから、今度いつ食べるか相談せなあかんな、とそんな話をした。

昼はラーメン食べに出かけた。
近所にあるラーメン屋。いつもどおり昼やでちょっと混どったけど、席がちょうど空いとってすぐに座れた。
いつもどおり辛いラーメンを食べる。キムチ万歳。

家に戻って、ちょっと欠けてたマニキュアを落とす。
ついでに、塗りなおす。
今度はオレンジ。かなりどぎつくて「買ったときの私は何考えとったんや?」と思う。
上から白を重ねてみたけどあんまり意味は無かった。

今派手な指しとる。

まあ、そんな感じの一日でした。
 
 
 
■……限界。
どうも、やっぱり書き言葉じゃないとキーボードが打てません(笑)
第一、書いてみて分かったけど、ソレと言って面白い方言って無いよ。普段使ってないみたい。
小さいとき引越しとかしたからかなあ?

で、もう話し言葉で書くのは気分が悪いのでやめます。
読むほうもそんなに面白かないでしょ。

■萌え継続中な話。
毎日続いて申し訳ないが……まあ、本当はそんなに申し訳ないとか思ってないけど、うっかり毎日読んじゃってる人のために建前だけでも謝っておこうとかそんな感じの書き出しで、コレだけ書いちゃったらもう意味無いな(笑)まあ、ともかく、いまだベジータ好きは続いてます。

おおー、今回長いなー(笑)←まだ3日目だろうが。

ネットの海の探検は面倒だという結論に達し(それでも3つくらいのサイトの文章は全部読破したよ、一応)結局脳内でまかなう事にしました(笑)
で。4本くらい話をばーっと考えて、とりあえず終了。
絶対世に出す事は無いけど、ま、コレで一応自分としては納得してちょっと落ち着けそうです(笑)

あとは、完全版を買っちゃわないように気をつけます(笑)

とりあえず、ネットの海を泳いだり、脳内でまかなった結果、ベジータもかあいいが、それ以上にブルマが素敵だ、という結論に達しました。あの人は偉大だ。

 
■そういえば。
これから出るニンテンドーDSのソフトは凄そうですね。
メル友(って言ってもいいですよね?)のCさんに昨日メールをいただいて知ったんですけど、これからでるマリオカートとかどうぶつの森とか、遠くの人ともコミュニケーションとれるらしいですね。

ま、まだ良くは分かってないんですけど。

もし買ったらご一緒できるかも!みたいな事を言っていただいてます。楽しそうだねー!
マリオカートは、SFCの時はまりましたなー。でもへたっぴだったからなあ。気になるのはどうぶつの森のほうかな、とか思ってます。

何か最近のゲームはどんどんやれる事が増えてきて凄いなあとか思ってますよ。
まあ、とりあえず、ちょっと頭の片隅においておこうかなとか思ってます。
ネットゲームみたいな感じなのかな?
でもネトゲってワーネバしか知らないしなあ。ワーネバ並みにのほほんとしてたら平気かなー。

 
■今日はここまで。

私信。C様へ。
10日は名古屋だそうで。お会いしてみたいなあとか思いましたが、残念ながら10日は用事があって三重を出られません。
もし、またこっちへ来られるようなことがあったら教えてくださいねー!
■そろそろ感覚的には話が終盤に入ってきたわけですけど、何だか全然話が進んでないというか。
もうこの辺のイベントなんてとーの昔にやったわけで、「今日の」なんてもんじゃなくなったわけで、もう全然記憶がないんですけど、嘘かいてたらごめんなさい。
ちうか「今日の」っていうタイトル、別にしたほうがいいかなあ。でも何にも思いつかないしなあ。
 
 
■天空城 (ソル視点)
ぼくらはお城の中を探検する事にした。いつもみたいに、ぼくはお父さんの右、マァルは左でしっかり手を握って貰う。お父さんはいつもより随分ゆっくりとお城の中を歩いてくれた。
窓から外を見てみたら、天空城は思ってたより随分低い位置に浮かんでるみたいだった。絵とかで見る天空城は空の高い場所にあったんだけど、どう考えても、ちょっと高い山の上、くらい。
「なんか、低くない?」
ぼくは窓の外を見ながらつぶやく。
「うーん、基本の位置がわからないけど、たぶんちょっと低い」
お父さんは困ったような声でそんな事を言った。
「このお城昔はもっともっと高いところにあったのよね? よかった高くあがらなくて」
マァルはほっとした顔でつぶやく。
もっと高いほうが面白いとおもうけど、マァルは高いところ嫌いだから、言わないで黙っておいた。
「確かに天空城という名は似合いませんな。いいところ上空城とか空中城くらいですよ」
サンチョは真面目な声でそういった。
お父さんが笑ってた。

 
歩いていると、そのうちプサンさんに会った。
「城の中には水に閉じこめられてた人々が何人か生きていたようですね。時間を止めて眠っていたとはいえとてつもない生命力! 私もなつかしい人に会えてうれしいかぎりです」
プサンさんはすこし目を細めて嬉しそうにあたりを見回した。
「そんな事できるんだ?」
ぼくが聞くとプサンさんは頷いた。
「もう少しお城を見せていただいていいですか?」
お父さんはプサンさんに尋ねる。
「ええ、勿論。色々見て回ってきてください」

 
ぼくらはまたプサンさんと別れて、お城の中を探検する。
「プサンさんもぼくたちが来る前時間を止めて回っていたのかもね。じゃないとお腹がすいて死んじゃうよ!」
「たぶんね」
お父さんは笑って頷く。
「ちょっと便利だなあ」
お父さんは何だか羨ましそうな感じでそんな事を言った。
「いやはや天空人の生命力の強さは、神に近いものを感じますよ」
「多分、物凄く近いんだよ」
お父さんはサンチョに答える。

 
いくつか部屋を回ってみた。
本棚がずらーっと並んでいる部屋や、世界樹の苗を管理してる部屋や、いろんな部屋があった。
お父さんは本棚の部屋が凄く気に入って暫く居たそうな感じだったけど、ぼくは一刻も早く出たいって思った。
どうやらお父さんは本が物凄く好きみたいで、ぼくは勉強きらいだから本は出来れば読みたくない。
……似てないなあ、とちょっと淋しい気分になった。
「それにしても、やっぱり人が居るっていいね」
ちょっと広い廊下の隅っこのほうで休憩してるときにお父さんがぽつりと言った。
天空城は物凄く複雑なつくりになっていて、しかも広くて歩くのは結構大変だった。
一回だけ、マァルが「迷子じゃないよね?」って心配そうにお父さんに聞いたら、お父さんは「帰り道分かってるうちは迷子じゃない」ってずっと前とおんなじことを言った。
「このお城いつか落ちる前のきれいなお城にもどるかなあ……? ぼく、きれいな天空城見てみたいよ」
「うん、そうだね」
お父さんが頷いた。
天空城はぼくらが分からなくなるくらい、ずっと長い間湖の中に落ちていたんだとおもう。とてもキレイな建物だったけど、それでもよく見たらあちこちにヒビが入っていたり、細かい装飾の角が折れていたりする。
「いつか、余裕が出来たら直し始めるんじゃないかな。今はまだ目が覚めたばっかりで大変だろうし」
お父さんはそういって、手すりのしたに落ちていた白いタイルを拾った。
「キレイだねえ、凄く古いのにキラキラしてる」
お父さんは少し目を細めてそのタイルを暫く見ていた。それからもとあったとおり、手すりの下に落とす。
「拾っておかないの?」
「直すときにいるかもしれないじゃない。持ってくわけにはいかないし、誰かに手渡すとしても、誰に渡せばいいのか分からない」
お父さんはそういって肩をすくめる。
「さあ、あと回ってないところを見たらプサンさんのところに戻ろう」

 

ぼくらが最後に行ったのは、暖炉のある部屋だった。
暖炉の中に部屋が作られていて、中に居るお爺さんはぼくらをみて驚いた。
「どうやって入ってきたんじゃ!?」
「湖から浮かんだんだよ」
ぼくが答えると、お爺さんは目を大きく見開いた。
とっても嬉しそう。
「なんと! この城が浮上したとっ!? それはめでたい! あとは竜の神さまマスタードラゴンの復活を待つばかりじゃわい!」
「やっぱり神様はいま居ないの?」
マァルが尋ねると、お爺さんは頷いた。
「マスタードラゴンはテルパドールの西の島にある、ボブルの塔にその能力を封印したそうじゃ。今はどこでどうなさっているのか……」
お爺さんはちょっと遠い目をした。
「そこのタンスの中身を持ってゆきなされ。役に立つかもしれんぞ」
「ありがとうございます」
お父さんが頭を下げて、それからタンスに入ってたカギが付いたロープをひっぱりだした。
「……ロープ? どっかに引っ掛けるようになってるね?」
ぼくがロープを見て首を傾げると、お父さんも同じように首をかしげた。
「塔ではロープがあると便利だろう?」
お爺さんはそういって笑って見せた。
 
 
ぼくらはプサンさんが居る部屋に戻りながら、いろんな話をした。
やっぱり話題にあがるのは、さっきお爺さんが言っていた「どこかに行っちゃったマスタードラゴン」の話。

「どこに行っちゃったのかな?」
「うーん、ドラゴンで居ても目立たないところ? 山の奥とか?」
「何のために?」
そんな感じで話していたら、廊下ですれ違うところだった一人の天空人さんが足を止めた。
「マスタードラゴンのお話ですか?」
「ええ、どちらにいかれたのでしょうね」
そういうと、天空人さんは少しため息をついた。
「世界がまだ平和だった時代、下界を見てマスタードラゴンはこうおっしゃいました。『人間もなかなかよいものだな……』そしてお姿をおかくしになってしまったのでございます。ああ! その後数百年の間にこの城が落ちてしまうなど、誰が思ったでしょうか! 天空にこの城があるかぎり 平和は続いたはずでしたのに…」
「もう数百年も居ないの!?」
ぼくは驚いて聞き返す。
「ええ、そうです。早くお戻りにならないでしょうかね」
なんとなーく、天空人さんたちの「早く」っていうのは、ぼくらの言う「早く」っていうのとは時間が違ってそうな気がしたけど、聞かないことにした。
お父さんはその話を聞いてる間、ずっと考え事をしてたらしくて、全然何も言わなかった。


■思わぬ形で文字数の終わりが近付いたので、うっかりもうちょっと天空城にとどまります。おかしいなあ、もうボブルの塔に行っちゃうつもりだったのになあ。
 
そして、もうすでにプサンとかマスタードラゴンの情報をくれる天空人がどこに居たのかも記憶が無い始末。
 
■DVD見たよ
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/09/22 ¥4,800
あの戦いから2年。繁栄の極みにあった魔洸都市「ミッドガル」は廃墟と化したが、人々は再建への道を確実に歩んでいた。だが、「星痕症候群」と呼ばれる謎の病が人々を苛む。治療法もなく、冒された者を次々と死に至らしめるこの病は、希望を取り戻しつつあった人々の新たな脅威となった。デリバリーサービスを営みながら孤児と共に静かに暮らしていたクラウドは、先の戦いで大事な仲間達を失ってしまった心の傷に胸をいため、深い自戒と罪の念に心を閉ざしていた。ある日、クラウドに仕事を依頼する一本の電話が入る。依頼内容は、カダージュと呼ばれる男からの護衛を依頼するものだった。若く、凶暴なカダージュ達。やがて彼らの魔の手は、クラウドと共に住んでいた孤児たちにも伸びる。その目的は何なのか。何故クラウドを狙うのか。避けようのない戦いを前に思い悩むクラウド。「罪って許されるのか?」長き葛藤の末、戦いの決意を固めるクラウド。ついに、カダージュ達との、人知を超えた戦いが幕を開ける。

「罪って許されるのか?」
「さあ、試した事はないな」


はい、というわけで、見ましたよ、アドベントチルドレン。
FF7は多分、人生で一番やりこんだゲームです。人生で一番キャラ萌えしたゲームです(笑)今でも時々思い出したように話を考えたりするもの。

さて、そんなFF7の続編です。
随分期待してみました。画像は通常版ですが、私が借りたのはなんか初回の豪華版みたいです。よく分かってません。今度クラウドのフィギュア見せてね蒼羽っち。

感想。
■良かったところ
1・背景。
ともかく、景色が美しいと思います。
砂煙とか、向こうに遠くかすんで見える山々とか、天井の隙間から差し込む光とか、流れる水とか。
石・木・タイル・布、そういう物質の質感の違いとか。
街の表現も良かったなあ。多分あのモニュメントがある広場はミッドガルなんだろうけど、あの雑然とした雰囲気とか、機能してない高層ビル群とか、良かった。

2・魔法などの特殊効果。
これはまあ、もとのゲームから割りと好きな表現方法をとってくれてたんだけど、例えば怪物の口から吐き出される青い光とか、カダージュの召喚魔法?の時の空に向かって飛んでいく魔法陣のようなものとか、基本的に「青白い」ものを表現するのが物凄くうまい。キレイなんだよ。
炎の表現とかも。
あと、マテリア。
思っていたより大きかった(笑)とかは置いておいて、発光してるんだなあとか、そういうちょっと予想外なことも含めてかなりキレイな石だと思いました。そりゃーユフィも執着するわ。

3・音楽。
実は全部新作だったら嫌だなあとか思ってたんですよ。そうしたらFF7じゃないな、とか。
だから、おなじみの曲が沢山流れたのが嬉しかったです。勿論新曲も好きですけど。
セフィロスのテーマが歌詞変わってましたね。
あと、ジェノバも新しい編曲になってました。
その辺がちょっと気になります。コレってサントラ出るんだっけ?
音楽に合わせて動く、そういうアニメちっくな演出部分も良かったと思います。
ティファの教会での戦闘は「音楽とあってる」という点では評価が高いです。

4・画面の見せ方。
これは映像作品ということで多分こだわってたんだろうけど、アングルとか結構面白くて好きだった。
ユフィが出てきて下からの煽りの構図だったところとか大好き。

■悪かったところ

1・お話。
コレって致命的(笑)
まあ、そもそもFF7は不親切設計な話でイマイチよく分からない部分っていうのが残る作品ではあったんだけど。
これ、映像見たいと思っていきなりこれ見た人はわかんないだろうねー。おまけで入ってたFF7のストーリーダイジェストみても、絶対分からないよ。だってゲームやったはずの弟ですら、ストーリーダイジェスト見て「こんなトコあった?」とか「どんな話だっけ?」って聞くくらいなんだもん。
だから、まず、基礎がないと分からないっていうのは、ちょっとねえ。幾ら続編でも良くないんじゃない?
そのうえ、結局ACのほうも不親切設計は続行してて、やっぱり話が分かりにくいんですよ。
「現在がどういう状況か」っていうのを省略してるのがよくないんだろうなあと思うんですけど。「星痕症候群」だって、何の説明もないまま始まるし。
まあ、その不親切設計がFF7の醍醐味といえばそれまでだ。
結末を見てから考えると、単純明快といえば単純なんですよ。簡単に言えば「エアリスは偉大だ」でしょ?(省略しすぎ)

2・人の表現。
今回のキャラクタの、顔の輪郭が嫌いです(笑)
だって、若い人も子供も、男も女も皆同じアゴのラインなんだもん。なんかさあ、とがり過ぎてて嫌。
ちょっと変えてあったの、バレットとシドくらいじゃないか。
それとねえ、動き方が嫌い。
嘘過ぎて。
「そんなのありえねー」みたいな。あんな動きしていいのはドラゴンボールの人たちだけだよ(笑)
なんか、もっと地に足ついた戦い方してると思ってたのに。ゲームで。
裏切られたー。

あ、でも、評価点もある。
シドの走り方!
あれ、ゲームと同じでちょっと後ろに体重かかってた!あれはよかった!

3・タークスの扱い。
弱いやら、お笑い担当だったりで、なんだか散々な目になってたよね、タークス。
なんかさあ、もっとこう、素敵だったじゃないか。割と強かったし、仕事に対してもっとドライでスマートで。
そりゃ主役方面じゃないから、扱いが小さくなるのは仕方ないけどさあ。もうちょっとどうにかならなかったのかな。
少なくとも、広場での戦闘時、レノさんのロッドにぶつかっちゃうルードさんはいらなかった。

■その他気になったところ。
レッド13の毛の表現。
なんだよー、ぬいぐるみだよーあれじゃー。
ケットシーの声が好きじゃないー(単に好みの問題)
あと、飛空挺の名前が「シエラ」号だったのが嬉しかった。
やったぜシド!

■総括
とりあえず、映像はよかったと思うよ、映像は。
だから、映像に5千円払える人は買ってもいいと思う。あとFF7と心中できる人とか。クラウド大好きとか。
キャラクタは、本当にクラウドとティファと、セフィロスくらいしか見せ場ないから。
……ああ、ヴィンセントも一応あったのかな。あれは。

私はまあ、借りてよかったなあと。
少なくとも、買ってたら後悔した。絶対。
■さっきまでちょっとした雑用で、コピー用紙をカッターナイフで切ってました。

……定規使ってるのに真っ直ぐ切れてないってどういう事だ、私。

なんか、久しぶりに感じる自分に対するがっくり感でしたよ。
なんだあれ。
まあ、そんなに目を覆うほどひどかったわけではないから、もちろん切った後のものは普通につかえたんですけど。
でもねえ。
何が悪かったんだろう。

定規押さえてる左手?
それとも定規に沿って真っ直ぐ動かせなかった右手?

 
 
■昨日は久しぶりにKタさんとメールでお喋り。
先日やってた運命の人占いが好評だったようなので。
で、V6が出てたフレンドパークは良かったねとか、岡田が格好良かったとかそんな話をしました。
私だってヲタじゃない会話をすることも有るさ(笑)
……いや待て、ちょっと岡田くんに対するキャラ萌えみたいなのはあったかも、まあいいか。

で、ちょっと前に書いたピンクのキャミソールの話で盛り上がりました。
彼女は私のああいうちょっとした胡散臭い乙女話が結構好きなんだそうです。
いや、胡散臭いと思ってるのは私だけで、彼女がそういう事を言ってるんじゃないですよ?(彼女の名誉のために言う)

「高月さんは色白いからピンクとか似合うと思うよー」と、そんな事を言って貰いました。
……でもピンクのセーターとか、そういうの買うこと多分無いと思うなあ。大体、あのキャミだって何があって購入したのかイマイチ謎なままだもの。

でも、万が一、うっかり、買ってしまったら着せて見せるよ。
ただ、絶対似合わないと思うな。
性格がピンク向きじゃねえもの。
ピンクが可愛く着られるような人じゃないわ。うん、がっくりだね。 

 
■ベジータ萌え、継続中。
コレ結構脳内でヤバイ展開になってきてる。このままではうっかり話しの一つも捏造しそうだ。
こういう一気にくる萌えって、長続きしないから(自分の性格上)絶対痛い目見る。冷静に、絶対話とか書かないように自制しよう。
それで痛い目みてるもんねー、過去何度か。
あれとかこれとかそれとか(遠い目)
とりあえず、今日は彼方此方サイトを巡ってきました。
ああ、便利な世の中になったなー。
ただ、探し方が悪いのか、そんなに収穫無かったような気がしないでもないけどー(まあ短時間だったのもある)
何ていうか、自分の求めてるものが無い感じ?
確かに自分で書きゃー求めてるものが的確に出来るだろうけどさ。ソレは痛い目に(以下略)

とまあ、どんどん駄目な方向に転がっていってる気がしないでもない今日この頃です。
週末にはFF7ACを見て、今度はそっち方面に転がっていく気がひしひしとしています。少なくとも最近車の中で聞く音楽がFF7に変わったしね……。

とりあえず、落ち着きたいです(笑)

 
■FFといえば、さっき友人のブログで知りましたが、FF3は正式に移植されるみたいです。良かったよかった。よく裏切られてるからなあ、3の移植話。

4よりは断然3だよ。そのために買ったDSだよ。
未だにアナザーコードのコンプリートED見てないとか、そんな話は秘密だよ(笑)

■今日はここまで。
■TVから新しいドラゴンボールのゲームのCMが流れるたび見入ってしまう今日この頃です。
……ベジータが気になって(まだ言う)

まあ、格闘ゲームってやらないので、買うことは無いんですけどね。誰かが買ってくれたらきっと借りるだろうなあ。
ベジータのために。

 
■昨日、ちょっと思うところあって過去の日記を読み返しました。
何か、「頭が痛い」「体調が悪い」「気分が悪い」「気分が重い」「吐き気がする」「倒れてました」「寝てました」「風邪引きました」「風邪が治りません」という言葉がやたら多いと思いました。
……なんだかなあ。
身体が弱い上に、全然改善が見られません。
一体どうなのそれ。
とりあえず心のそこでちょっとだけ反省してみたり。
でもこれからどうすれば丈夫になれるのか、全然見当付かないです。

■「今日のDQ5」はお休みです。
さっきまで「かきとめのーと」のほうに文章書いてたので燃え尽きました。
すげー時間かかった。不本意。

■では予習があるので今日はここまで。

■追伸。
ちょっとだけアドベントチルドレン見ました。……まあ、特典映像についてたダイジェスト版みたいなやつを。

金髪のクラウドが、まつげが黒いのが印象的でした。

週末にはちゃんと見たいと思います。
あ。FFで思い出した。FF4のアドバンスへの移植ちょっと気になります。FF4途中で挫折したから(笑)今ならクリアできるんじゃないかなあ。

http://www.square-enix.co.jp/ff4a/
■この辺のイベントはわりとあっさりと終わってしまったので、どんな事があったか、あんまり記憶が無いのが現状です。
過去イベントが鮮烈過ぎて、割とあっさり終わるような記憶。

■天空城へ (マァル視点)
戻ってきたお父さんは、暫くの間わたしたちを抱きしめたままで、静かに泣いていた。

お父さんが小さい頃住んでいた村は、今はもうないって聞いたことがある。
帰るお家がなくなるって言うのがどういう気持ちか、わたしはよくわからないけど、きっととっても淋しいことだと思う。

お父さんは、さっきまで、なくなっちゃう前の村に行っていたっていった。
そこでおじい様や、小さい頃の自分に逢ってきたって言っていた。おじい様にはお会いしたことがないから、ちょっとどんな感じかわからないけど、でも、久しぶりにお父さんに会う気持ちは分かる。

わたしも、ずっとお父さんに逢いたくて探してたから。
お父さんは、おじい様にあって、きっと物凄く嬉しかったんだろうと思う。
お父さんは、ずっとずっと逢いたかったに違いないもの。

でも、凄く淋しくて辛かったと思う。
お父さんは、この後何が起こるか知っていた。
でも、言えなくって、何も出来なかったって。

お父さん、本当はあの絵の中に、ずっと居たかったんじゃないかしら。
だって、あそこにはなくなっちゃったものが、大事にしてたものが、全部残ってる。

  

お父さんが、ここに帰ってきてくれてよかった。

 
お父さんは泣き止んで、それから大きくため息をついた。
「さ、行こうか。プサンさんが待ってる。……女王様に挨拶してから帰ろう」
お父さんはわたしたちの手を引いてゆっくりと歩き出す。

女王様は、お父さんを見て微笑んだ。
「私たち妖精には時の流れを変えるチカラはありません。でもあの絵に受け入れられたテスならば、きっとそれができるでしょう。さあお行きなさい。ゴールドオーブをあるべき場所へ戻す時が来たのです……」
「色々とありがとうございました」
お父さんが深々と頭を下げたから、わたしやソルも慌ててお辞儀をする。
「空に城が戻り、マスタードラゴン様がお戻りになるのは、私達にとっても願いです。どうかテス、よろしくおねがいしますね」
「はい」


わたしたちは、お城の外に出た。
相変わらず、湖の水面は波が無くて空を映す鏡みたいになっている。その湖を、船で岸まで戻った。
「妖精にオーブはもらえたのか?」
岸で待ってくれていたスラリンが、わたしたちを見上げる。
「うん、勿論。色々あったけど、ちゃんと頂いてきたよ」
お父さんはそういって、皆にゴールドオーブを見せた。
「きれーい!」
ホイミンが目を輝かせる。
「美しいものですね。なんだか物凄い力がありそうです」
ピエールもビックリしたみたいに、オーブを見つめた。
ゲレゲレはオーブを見て、少し鼻を鳴らしただけだった。
「……まあ、ゲレゲレは見慣れてるよね」
お父さんは苦笑して、しっかりとオーブをしまいこんだ。
「さ、プサンさんがまってる水中城に戻ろう」
お父さんは皆を集めて、ルーラを唱えた。

 
天空城は相変わらず水の中にあった。
天井近くを魚がゆっくりと泳いでいく。光は水の中を通って、ゆらゆらと揺れながら床を照らしてる。
「相変わらずだね」
お父さんはあちこち見て苦笑した。
「プサンさん、一人で淋しくないのかな?」
ソルは心配そうにプサンさんが待ってる地下のほうを見る。
「まあ、二十年も洞窟で回ってたような人だから、大丈夫じゃないかな?」
お父さんは肩をすくめた。
「初めてきますけど、キレイなところですねえ。よく見ればなかなか歴史を感じる建物ですし」
サンチョはいろんな所を見て感心してる。
「コレで空に城が浮かんだら、神様も戻ってくるのかしら?」
わたしはお父さんに聞いてみる。
「うーん、戻ってきてくれなきゃ困るんだけどねえ」
お父さんは困ったように笑う。
「きっと戻ってくるよ。神様は帰るお家がなくなってびっくりしちゃってるんだよ」
ソルはそんな風に言って笑った。

 
わたしたちは、プサンさんが待ってくれてる地下の祭壇のところまでやってきた。
「おお! オーブを持って来てくれたのですね!」
ぼんやりと床に座っていたプサンさんは、わたしたちの足音に気づいて顔を上げて、それから嬉しそうに駆け寄ってきてくれた。
「お待たせしました」
お父さんは袋からオーブを出してプサンさんに渡した。
「……」
プサンさんがお父さんの顔を見る。
「……違ってませんよね? これですよね?」
プサンさんが無言だったから、お父さんが恐る恐る聞く。
プサンさんはにこりと笑って頷いた。
「ええ、勿論。……コレを手に入れるのに、テスさんはご苦労なさったようですね。何だかこの前お会いしたときとまた感じが変わりました」
プサンさんはそういうと、手の中のオーブをゆっくりと撫でた。お父さんは苦笑してから頷く。
「ええ、まあ、色々と。辛い事もありましたけど、これでよかったんだろうって思います」
お父さんは何があった、とは言わなかった。
プサンさんもそれに対して頷いただけだった。

「このオーブを台の上にもどして……」
プサンさんはつぶやきながら、ゆっくりと慎重にからっぽの台の上にオーブを置いた。
「さあ、これでいいはずです! 私について来てください」
プサンさんはそういうと、ゆっくりと歩き出す。
わたしたちはお父さんを先頭にプサンさんの後に続いた。
ちょうど、シルバーオーブが置かれてる台との間の辺りまでやってくると、プサンさんは立ち止まってわたしたちを振り返った。
にっこりと笑って、両腕を大きく広げる。
「いよいよこの城がふたたび天空にのぼる時がやってきました! すべてはテスたち皆さんのおかげですね! さあ見ていてください!」

声と共に、お城が一回大きく揺れた。
その振動は暫く続く。
廊下の先にある台の上で、さっき置いたばかりのゴールドオーブと、シルバーオーブがキラキラとキレイな光を放っているのが見えた。
「さあ、浮かびますよ!」
振動が続く。
結構長い間、揺れていたような気がする。

揺れているのが収まった。

窓の外から、キレイな光が入ってきているのが分かった。
「ふむ……。思ったほど高くあがらなかったみたいですね……。まだ全部元通りってわけにも行かないみたいです」
プサンさんは外を見て、お城が浮かんだ高さに少し不満そうな顔をした。
けど、すぐににっこりと笑う。
「まあいいでしょう! いつかもうちょっと浮かぶ事もあるでしょう。あとはあなたたちにおまかせします。水も引いたみたいだし、私は城の様子を見てくることにしましょう。ではまたあとで」
プサンさんは手を振ると、さっさとはしごを上って行ってしまった。

「じゃあ、お言葉に甘えてお城の中を探検しようか」
お父さんはそういって、いたずらっ子みたいな顔をして笑った。


■はい。天空城復活です。
これから色々大変なイベントが目白押しで、今からなんだか憂鬱です(苦笑)

パパス視点による、過去イベントの蛇足部分、割と要望が多いようで正直ビックリしてます。
……忘れないうちに書いちゃおうかな。
でも、なんだか夢を壊しそうで恐いんですよね。
夢、壊してもいいですか?(笑)

 
■本日の日記は非常にヲタです。
え? 毎回?
そういう事は言っちゃだめだ(笑)

 
■ひとつめ。
久しぶりにスクエニの公式サイト
http://www.square-enix.com/jp/index_f.html
に行ったらば、聖剣伝説のアドバンスだとか4だとかの公式サイトが発表されていてちょっとビックリ。
下手なくせに聖剣伝説は大好きなので、ちょっと期待していたりします。

さて、本題。
ついでに、ダージュ・オブ・ケルベロスの公式サイト
http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/dcff7/
も見てきたんですよ。ヴィンセント大好きだもの。

そうしたらね、奥さん(誰)PVでトレーラーが公開されてたのよ。

息止まるかと思ったね。

何でって、格好良さで。
ゲーム自体はガンアクションなので、逆立ちしてもクリアできなさそうだから、買う気はなかったんだけどさ。
ムービーシーンが凄そうじゃないのさ。
アドベントチルドレン(まだ見てないけど、借りてある)と同じクオリティじゃないのさ。

ちらっと出てきてたユフィちゃんがすげーかわいいの。
私ユフィとヴィンスの二人組み(カップルではない)が凄く好きだったから嬉しいなあ。「あんた(ヴィンス)が神羅屋敷でごろーんと寝っころがってる」とかなんとか言って怒ってた(と、思う。聞き取りづらかったんだ)
ああ、もう、ユフィ最高。
かあいい。

そして! そして!
重要なのはちらりと聞こえたヴィンセントの台詞ですよ!
「ルクレツィア」ですよ!
「ルクレツィア」!!!
本命カプリングがヴィンルクな私にとっては、もう、まさに、夢のような一言ですよ!

ヴィンスが!
ルクレツィアの名前を呼ぶんだぜ!
(どうもあの某過去シーンの回想みたいだったけどね!)
あの渋い声で!

もう、コレで購入意欲は俄然高まりましたよ。
むしろ購入決定みたいなもんですよ。

だってヴィンスがルクレツィアですよ(まだ言うか)

あまりの嬉しさに弟にまでトレーラーを見ることを強制したね(笑)
とりあえずさっさとアドベントチルドレン見るか。
ヴィンスの勇姿のために。

■ふたつめ。

先日、狭間っちにドラゴンボールを全巻借りました。まあ、日記にその話も書いたわけですが(感想遅れてます)
そもそも、借りたのには理由があって、「ビーデル」さんを見たかったのです。
いきなり記憶ががーっとよみがえって、それからビーデルさんを見たくて仕方なくなって、それで借りてきたんですよ、そもそもは。
ビーデルさん、かわいいよね。
「髪を短くしたほうがいいよ」っていう悟飯の言葉に「ショートヘアーのほうが好み?」なんて頬染めちゃうんだよ、あの気の強い女の子が。
かあいいじゃないのさ。
しかも勘違いだった事に気づくと途端に怒っちゃうんだよ。
かあいいなあもう。

とまあ、そういうわけでビーデルさんが大好きです。
あ、18号も大好きです。
非常に分かりやすい好みですね、私。

で。
あたまからのんびり読むのをやめて、気になるところから読むことにしました。ビーデルさん一直線。
完全版では29巻からです。

昨日の夜中読みました。

ええ、ビーデルさんはかあいかったです。
18号も素敵だったです。

しかし。
高月さんが一番萌えを感じたのは、そこじゃありませんでした。

ベジータ。

なに、あの人。後半(というか終盤)あんなにかあいかったの!?
はっきり言って記憶無かったわ!
まあ、私は原作じゃなくてアニメで見てたクチなんだけどさ。

ベジータ物凄く可愛いね!
なにあの可愛い人!
家族想い!
トランクスのピンチに思わず突っ込んでっちゃうんだよ!?
死んだって知るとショック受けるんだよ!?
あと、ブルマに対する執着心!(愛情って言ったれや)
悟空との言い合いは漫才かと思ったわ。
「人の妻をなんだと思ってんだ!」だって。

あーーーーーーーー、可愛い。

私今日ホント一日中ベジータで頭ん中いっぱいだったよ(誇張じゃない)

ブルマのほうもかなりベジータ好きだしさー。
かあいいなあもう。
これから初登場時のベジータ読むんだけどさあ、到達点を知ってるから絶対笑っちゃうだろうなあ。

それにしてもドラゴンボールの中での恋愛って、凄く端折られてるのに、可愛い恋愛だよなあとか思いました。
ちゃんとお互い大好きでいるんだもん。
いいなあ。かあいいなあ。

というわけで。
世間や周りは絶対悟空が一番だって主張するのは分かってるうえで、私はベジータ押していきます。
大好きだ。

■今日はここまで。
 

ピンク

2005年10月3日 適当な日々
■日曜日の話。

基本的に、洋服はいつもモノトーンです。
黒とか白とか。
あと、青ですね。その辺しか着ません。
時々深いワインレッドとかも着ますけど。

そんな私が、日曜日、友人の家にTOP絵を描きに行ったときに来た服。
ピンクのキャミソール。
その上には透けて見えるざっくり編んだ白のニット。
まあ、あとは青のジーパンだったわけですが。

ピンクのキャミなんて普段着ないもの着ていったもんだから、まあ、突っ込みがそれなりに入りました。

R「ピンクだね」
K「たまにはね」
A「何があったんだ」
K「有ったから着た」
R「……」
A「ちうか、持ってたんだ」

そもそも、自分でもなんでそんなの持ってたのか、全然記憶無いんですけどね。
ピンク、本当に鮮やかな色のピンクだったから。
……ユニクロだけどさあ。
多分、ちょっと前の「オナゴ化計画」の時に買って、記憶から抹消してたんだと思うんだけどね。
それなりに着ても違和感無かったよ。
積極的に着る色かっていわれたら、多分違うんだけどさ。

そういえば、マニキュアはピンクを割りと持ってます。
4本。(全部で何本かは知らない。今度数えてみます)

もしかして、ピンクを好きになれるかもしれない、とか思った今日この頃でありました。

■月曜日。

今日は北方の学校が体育祭/文化祭の準備で授業がありませんでした。(何か両方いっぺんにする学校なのよ)
明日は体育祭でお休みです。
あさってとささって(←方言かも。三日後の6日のことです)は文化祭でやっぱり授業はお休みです。
中勢の高校はあるので、午後から授業という何だか重役出勤のような一週間です。

……ああ、なんだかなあ。

というわけで現在予習中。

ドラゴンボールで夜更かししてる場合ではないんです。
面白いから昨日も夜更かししちゃったよ。

 
■今日はここまで。
■一山乗り越えた気分ですが、考えてみたらまだまだですね。

昨日「パパス視点」の話をしておいたら「是非」というお言葉をいただきました。ありがたいことです。
……ストーリーには関係ないので、端折ります。
かきとめのーとの方で気が向いたら書きますね。

■帰還 (テス視点)
ドアを開けて外に出る。
一度だけ立ち止まって、涙でゆがんだ視界で村の中をぐるりと見渡した。
白い壁の教会。
浅い川。
オレンジのレンガ。
二階建ての、ボクの家。
なくなってしまった、ボクの故郷。
永遠に戻ってこない、ボクの。

胸の奥に焼き付ける。
目の奥に残して。

ボクはまだ子どもで、何も恐くなかった。
永遠の優しい時間を信じてた。
お父さんが、まだ生きてた。
ボクを守って、お母さんを探して。
皆が、やわらかい未来を信じてる。

この時間を、永遠に身体の中に閉じ込めておこう。
 

ボクは深呼吸して、右手の甲で涙をぬぐった。
それから深々と村の奥のほうに向かってお辞儀をして、村の出入り口を目指す。
入り口の見張りが、ボクを見て少し怪訝そうな顔をした。
ボクは挨拶をしないで村の外に出る。

風が吹いた。
まだ、春が来ないはずの村なのに、やわらかくて暖かい風だった。
 
 

ふわり、と懐かしい浮遊感。
気づくとボクは妖精の城の一室に飾られてた、あの絵の前に居た。
絵の中の村は変わらない。
静かに、春が来るのを待っている。

足から力が抜けていくのが分かった。そのままボクは床に座り込む。
絵がかかっている壁に額をつけて、目を閉じる。
涙が、次から次へと流れ落ちていくのが分かった。

あの後、ボクは。
あの後、お父さんは。
村は。

「何にも出来なかった……」

声に出すと、その無力さが一気に肩にのしかかった気がした。
ボクは何も出来ない。
何が起こるのかも全部分かってて、それでも何も出来ない。

まだ、右手がお父さんの手の感触を覚えてる。
暖かさを、大きさを、強さを。
あの手が、永遠になくなってしまう。

「お父さん」

声にボクは顔を上げる。
ゆがんだ視界に、心配そうなソルとマァルの顔。
「お父さん大丈夫!? ずーっと気を失ったみたいにかたまってたからぼく心配したよ!」
「……おかえりなさい」
二人はそれぞれに言う。
ボクは涙をぐいっとぬぐった。
この子たちには、いつも心配ばかりかけている。
ボクはまだまだ、お父さんに追いつく事は無いだろう。
「ねえ、二人ともよく顔を見せてよ」
ボクが言うと、二人は心配そうにボクの顔をのぞき込む。

二人とも、歳より大人びてる。
淋しさや、苦しみや、我慢が、多分この子達をずっと早く大人にさせたんだ。
「ごめんね」
ボクはそういうと二人を抱きしめる。
「ねえ、お父さんどうしたの?」
ソルが困ったような声を上げる。
「わたしたち、元気よ? お父さん」
マァルも困ったように言って、その小さな手でボクの背をゆっくりと撫でた。
「うん、二人とも、元気で嬉しい。ここに居てくれて嬉しい。ボクが弱いから、沢山迷惑かけて本当にごめん」
「お父さん弱くないよ」
「お父さん強いよ、わたしお父さん大好きよ」
二人はますます困惑した声をあげて、ボクを抱きしめ返してくれる。

ボクは大きく息を吐き出した。
過去は、変わることは無いけど。
これからの未来は。
この子達の未来には、優しい時間が流れてほしい。
やわらかい未来が永遠に続いてほしい。
そのために、ボクはボクが出来ることを全力でしよう。
ボクが傷つく事なんて、この子達が傷つく事に比べたら、なんてことはない。

「坊っちゃん、大丈夫ですか?」
少し離れたところにいたサンチョが、ゆっくりと近付いてきてボクの涙をハンカチでぬぐってくれた。
「サンチョ」
ボクはサンチョを見る。
白髪が混じったあたま。歳相応にくたびれた肌。
「老けたね」
「……またソレですか」
サンチョは呆れたように笑う。
「うん……心配ばっかりかけてごめんね。全部終わったら、楽させてあげるからね」
「……本当に大丈夫ですか?」
サンチョは心配そうにボクの額に手をあてる。

「ねえ、サンチョ。ずっと昔の話だけど、サンタローズのボクの家に変な予言者が来たの覚えてる?」

ボクはそう言いながら立ち上がる。
子ども達は二人とも抱きかかえたままで。

「ええ、覚えてますとも。帰り際に挨拶も無く走り去って、ちょっと行儀が悪かったんですよ。それにだんな様にラインハットに行くななんて言って。あの時は無礼な若者だと思いましたが、今思えばあの予言だけは信じていただけばよかったですね」
「そうだね、信じて貰いたかったよ」
「……坊っちゃん何を言ってらっしゃるんですか?」
「あの予言者ね、ボクだった」
「坊っちゃん?」
聞き返すサンチョに、ボクは少し笑った。
「あのね、ボクさっきまでこの絵の中に居たんだよ」

ボクは絵を振り返る。
あの春先の寒い日のまま、ずっと止まってる絵。

「だからね、ほら」
ボクはキラキラと輝くゴールドオーブを皆に見せる。
「あれ? お父さん、それって女王さまにもらったオーブとちがうよね? どうしたの?」
ソルはボクからゴールドオーブを受け取るとしげしげと眺める。
「うん、実はね」
「あっ言わないで! ぼく自分で考えるから……え〜と……え〜と……」
「じゃあ、オーブのほうの答えは言わないでおこうかな。ともかく、ちょっとこの絵の中に行ってたみたい」
ボクは大きく息を吐く。
「サンタローズは、本当にキレイだったよ。お父さんがあの村を定住場所に決めた理由がわかる。絵の中の村はね、春が来てもおかしくない季節なのに、冬だった。お父さんは家の二階で調べ事をしてて、ボクはゲレゲレと遊びまわってた。ボクは小さなボクに逢ってきたし、まだ若くて元気なお父さんにも逢ってきた」
「お父さん、それって答え……」
マァルがぼそっとつぶやく。
「だんな様にお会いしたんですか? 坊っちゃんだけずるいですよ」
サンチョは口を尖らせる。
「……辛かったよ、この先何が起こるかわかってるのに、誰にも言えないんだもん。お父さんにはラインハットに行かないでほしいって言ったけど、結局行くのは分かってるし」
サンチョがうつむいてため息をついた。
「お辛かったですね……それは」
「うん。でもプサンさんに見せられた記憶と一緒で、変わらないものは変わらないよ。だから、辛いけど記憶の中にしまいこんで、忘れないようしようって思う。やわらかい時間があったのは確かだし、間違いないから。……ボクらに必要なのは、これからだよ。もう誰も、ボクやお父さんや、サンタローズみたいな目に遭わない、優しい未来が要るんだよ」

「世界を平和にするんだよね! ぼく頑張る!」
ソルがにこにこ笑って言う。
「わたしだって頑張る!」
マァルが負けじと声を上げる。
「ボクも頑張るね」
ボクは二人に笑い返す。

辛い過去は、変わらないけど。
ボクはきっと、この子達と乗り越えていける。

この子達が居てくれてよかった。


■過去編終わりです!
誰がなんと言おうと終わりです!
自分で書いててどんどん気分が暗く淋しくなっていって参りました!
途中で感情移入しすぎて泣きそうだったのは秘密です!(←阿呆)
落ち込んだりしたけど、私はそこそこ元気です!

そしてパパス視点本気で端折りました。本当に読みたい人って居るのかな?と疑がってたりします。
■日記のリンクでお世話になってる痺れ武蔵さまが、おもしろげな占いをなさってたので乗ってみました。

運命の人占い。
http://u-maker.com/o/destiny/

一応本名でやれって書いてあったから、本名でチャレンジ。

結果。

運命の人は、ズバリ宇都宮隆さんです!
隆さんは現在大阪府に住んでおり、年齢は23歳。
職業は警察官です。
隆さんがいま欲しいと思っているものは三人目の恋人です。
ふたりは2007年4月26日に出会います。

……あはははは。
なんかどこかで聞いた名前だな宇都宮隆。
TMネットワーク?
あー、懐かしいね、嫌いじゃなかったね。木根さんが一番好きだったけど。

どうせなら小沢健二とか出て欲しかったな。

とりあえず四月の末に何しに大阪に行くのか全然予想ができないのですが、出会いはありません、とか言われなくて良かったよ(笑)

ま、そんなかんじで。
■今日の友人との会話(抜粋)
今日の話をパパス視点で書くかテス視点で書くか悩んだ高月。
もう放り投げてしまおうかと思ってこんな発言。
 
K「もうパパスに会わないでテっちゃん過去から帰しちゃおうか」
R「何言ってるんだよ! パパスに逢うのはメインだろう! 私的にはビアンカちゃんに再会するよりメインだぞ!」
K「はあ!? ビアンカちゃんのほうが忙しいだろ!」
R「……忙しい?」
K「じゃなくて、えーと、大変、じゃなくて、ともかくビアンカちゃんのほうが重要だよ!」
R「それだな」

実話。

■遠い町で 3 (テス視点)
家の前でボクは暫く躊躇する。このドアをノックしたら、逢える。
けど。
少し、恐い。
逢ってしまったら、ボクはどうなるだろう。

 
一度深呼吸。
 

ドアをノックしたら、暫くしてドアがあいた。
中からサンチョが顔をだす。まだ若い。白髪なんか全然ないし、もしかしたら、今より太ってるかも。
サンチョはしばらくの間ボクをみて、考えてるみたいだった。
「はて? どこかでお会いしたことがありましたっけ……」
見覚えがあるっておもったんだろう。実際は見覚えと言うより、「旦那さま」に似てるとか「坊っちゃん」に似てるとか、自分なんだけど空似みたいな。
なんか不思議な感じなんだろうな、お互い。
「ああだんなさまのお知り合いの方ですね。だんなさまなら上にいらっしゃいますよ」
どうやらサンチョのなかでは知り合いで決着がついたらしい、ドアを大きくあけて、ボクをなかに招き入れてくれた。

家のなかに入る。
ここも記憶よりちょっと狭い気がする。天井も低い。
部屋の奥にあるキッチンから、サンチョがよく作ってくれてた鶏のトマト煮込みバジル風の煮込んでる匂いが漂ってきている。
あれ、お父さんが好きだった。
棚のうえに無造作におかれている箱。
階段下にころがってるビー玉。
テーブルの下には、ゲレゲレがじゃれついたせいでぼろぼろになったボール。
みんな懐かしい。
懐かしくて、涙がでそう。

ボクは案内されて階段をのぼる。
サンチョはそれを見届けると、「さてまな板を探さないと」なんて言いながらキッチンのほうへ入っていく。
階段は少し狭くて急だった。

二階は日当たりが良くて、狭いけどベッドが並んでいるし、本がぎっしりつまった本棚がおかれていた。
記憶のまま。
階段のすぐ傍には、小さなテーブルがあって、そこでお父さんが本を読んでいた。
ボクの足音に気付いて、お父さんは顔を上げる。

目が合った。

綺麗な目をしてるなって思った。
日に焼けた健康そうな、まだ若い男の人。
真っ黒な髪も、ヒゲも、記憶どおり。
がっしりした体は、服の上からでも良くわかった。

息が止まりそうだった。
抱きつきたい。名前を呼ばれたい。頭を撫でてもらいたい。
その衝動を抑えるために、ボクは暫く意識を集中させなきゃいけなかった。

「ん? 誰かは知らんが私になにか用かな?」
挨拶をしなきゃ、そう思ってる間に、お父さんが読んでいた本を閉じて話しかけてくれた。
「こ……こんにちは。ボク、あなたの息子……」
「なんだって!? 君が私のむすこ?」
そういって、お父さんは暫く大きな声で笑った。
「わっはっはっはっ! 私の子どもはあとにも先にもテス1人だけだ!」
「あ、いえ、その……あなたの息子さんにお話を聞かせていただいて」
「私に用でもあるのかな?」
「ボクが探し物をして世界を旅しているといいましたら、あなたも探し物をしていると伺いまして。息子さんが話を聞いてみたらどうか、と」
「そうか、テスがそう言っていたか。……君は何を探しているのかね? 私が知っていることなら答えよう」
「……一つは此方でもう手に入れました。あとはまだ、情報すら見つかってません」
「此処で?」
「ええ、ちょっとした宝石です」
「ああ、昔鉱脈があったそうだからね」
お父さんはそういうと、洞窟のあるほうをちらりと見た。
「あの洞窟へ?」
「ええ、船がなかったので西側の方だけ」
そうだ、あの洞窟にはもう天空の剣を隠した後だ、警戒するだろう。
「そうか」
お父さんは少しほっとしたようだった。
「あとは、妻と母を捜しています。二人とも魔物にさらわれてしまいました。母はボクが生まれてすぐだったので、良くわからないんですけど……妻はボクが本当に近くに居たのに隙をつかれて……」
そこまで言うと、お父さんは少しため息をついたようだった。
「残念だが、それは私では力になれないな……。しかし、良く似ているな、私も妻を探しているんだ。お互い見つかると良いな」
「……そう……ですね」

お父さん。
見つけられないんだよ。
あと、本当にあと少しで、ボクも、お父さんも。
この自由がなくなっちゃうんだ。
何もかも終わっちゃうんだよ。

「あの」
「まだ何か?」

「ラインハットには、行かないでください」

言うつもりなんてなかったのに。
気付いたらもう言葉は口から外に飛び出したあとだった。
 
「ラインハットには、行かないでください!」
お父さんは驚いたような顔でボクを見た。
「ラインハットにはいくなというのか?」
「はい、絶対に行かないでください」
「私がラインハット城によばれているとよく知っていたな……」
お父さんは少し目を細くしてボクをじっと見た。
「わかった! 君は予言者だろう。わるいが私は予言など信じぬことにしているのだ」
お父さんはそういって少し笑った。
そうだろう、このひとは自分で道を切り開ける人だった。
予言なんて、信じないだろう。
「しかし私の妻に似た目をした人よ。忠告だけは気にとめておこう」
「……はい」
「さあもういいだろう。私はいそがしいのだ。向こうに行ってくれないか」
お父さんはそういって、また本を開く。

帰ろう。
やっぱり、ボクは此処に居ちゃいけない人間だ。

階段をおりかけて、ボクは足を止める。
急いで階段を登ってお父さんの前にもう一度立つ。
「まだ何かあるのかね?」
少しうんざりしたような声。
「すみません、一つだけお願いがあって」
「何かね?」
「その……握手していただけませんか?」

お父さんは面食らったように苦笑して、それから右手を差し出してくれた。
「変な人だな。私なんかと握手して何が楽しいのかね?」
「お会いできて光栄でした、だから記念に」

ボクはしっかりとお父さんの手を握る。
がっしりした手。
暖かい手。
まだ、生きてる、手。

目が潤んでくるのがわかる。
ダメだ、まだ泣くな。
 
「あなたは、息子さんの、誇りです。ずっと、目標で、ずっと、憧れで……今日は……本当に、お会いできて嬉しかった……ずっと、逢いたくて……」
ボクはお父さんから手を離す。

「お父さん、大好き」

ボクはそのまま階段を駆け下りた。
振り返らないで、ドアを目指す。
視界が歪む。
涙があふれる。

途中で、こっちへ向かってきてたサンチョにぶつかりそうになった。手にお盆を持って、何か飲み物をもって来てくれるつもりだったみたい。
「サンチョ、まな板はタンスの中!」

ドアを開けて外に出る。
冷たい空気。
このまま止まってしまえ、時間。


■今日は文字数との戦いでした。
負けたような気分。

やっぱり短くして二回に分ければよかった。

本当はこのあと、パパス視点の話も考えてあるけど、まあ、ストーリーには関係ないから端折ります。
■今日の本
ISBN:4088734440 コミック 鳥山 明 集英社 2002/12/04 ¥980
あの伝説のコミック「ドラゴンボール」が完全版になって帰って来た! ブックカバーは全て鳥山明先生の描き下ろし。カラーページも忠実に再現。孫悟空とブルマの「ドラゴンボール」を探す旅が、ここに始まった!


狭間っちに借りまして読んでます。
現在進行形。
一気に全巻借りたので、そんなに慌てないで読む事にしてます。

というわけで、今回は1巻から4巻の途中まで。
初回のドラゴンボール探しのストーリーから、初回の天下一武闘会まで今回は読みましたよ。
これからのんびりストーリーごとに日記を書こうと思ってます。

■ドラゴンボール探し

……記憶より悟空が馬鹿ぽいのは気のせいでしょうか。
それとも脳内が美化を押し進めていたんでしょうか。
はは。

とりあえず、最初はちゃんとドラゴンボール探してたんだなあと、そんな事を再確認(笑)

結構面白いと思いました。

■天下一武闘会

なんかしらないけど、×字拳だけはちゃんと覚えてた(笑)
というか、私の記憶にのこっている天下一武闘会はどうやらこの話「のみ」という結果になりそうなヨカンです。

これからまた天下一武闘会ってあるんですよね?
記憶無いわよー?

というわけで、普通に楽しんで読めそうです。
次はレッドリボン軍の感想でお会いしましょう。
■なかなか上手くかけません。
やっぱり理想が高くても現実って追いつかないんですよ。多分。

■遠い町で 2 (テス視点)
ゆっくりと歩いて、教会の前に着く。
ガラス窓越しに中をのぞいたら、丁度窓の外を見ていたシスターと目が合った。シスターも、まだ若い。多分、今のボクよりも随分若いんじゃないだろうか。子どもの時は気付かなかったけど、十代の後半くらいかもしれない。
何だか懐かしい気分になって、ボクは笑いかけると会釈する。
とたんに、シスターは真っ赤になって両手で頬を隠した。少しじたばたと動いてるところから見て、多分照れてるんだろう。
そういえば、シスターはお父さんの事をスキだったみたいだったし、もしかしたら今のボクの顔は好みなのかもしれないなって、そんな事を思った。
ちょっと苦笑。

暫くしたら、いきなり教会のドアが勢い良く開いた。
そして、中から転がるように男の子が飛び出してくる。
黒い髪。紫色のターバンとマント。薄緑色の服。

ああ、ボクだ。

小さなボクは、ボクに気付いて立ち止まる。
目を大きく見開いて、少し呆けた様な顔でボクを見上げた。
こうしてみてみると、サンチョが「ソル様はお小さい頃の坊っちゃんによく似てらっしゃいますよ」なんていう理由がわかる。
確かに、小さい頃のボクと、ソルは似ている。
ただ、まあ、小さなボクの方が今のソルより小さいせいもあるかもしれないけど、なんていうか……。
自分の事だけど、そう、間が抜けてる感じ。

多分、ボクの方が小さい頃の生活が恵まれているってことだろう。お父さんに守られて、サンチョに守られて、ノンビリした村で暮らしていて。何も苦労してなかったんだ。冒険っていってもせいぜいが村の洞窟や、危険の少ないお化け退治。

でも、ソルは。
生まれてすぐ、ボクやビアンカちゃんっていう親の庇護を失った。
そしてすぐに天空の勇者として、義務を押し付けられた。
歳よりもずっと大人で居ることをあたりまえだと思ってる。
ソルのほうが、ずっと厳しい顔をしてる。

辛いことを、押し付けてる。

気持ちを切り替えよう。
ボクは小さなボクににこりと笑いながら声をかける。
「こんにちは。ボク」
「こんにちわ!」
小さなボクが凄く元気な声をあげる。何も怖いものを知らない声。足元でまだちいさいゲレゲレが不機嫌そうな声をあげてボクを見上げてる。
「強そうなネコだね」
そう、この時点でまだ彼は「ネコ」だ。
「うん。ゲレゲレ、強いよ! ビアンカちゃんと助けたの!」
「へえ、ボク強いんだ」
「えへへー」
小さなボクは随分自信満々にゲレゲレの事を自慢して、それから笑う。
子どもらしいっていえば、子どもらしいのかも。
ゲレゲレの方は、多分匂いや雰囲気でボクが二人になった感じがするんだろう、凄く困ったように小さなボクと、今のボクを見比べている。少し可愛そうな気がしてきた。
話を続けようと口を開いた時、いきなり小さなボクは「あ!」って声をあげて、ボクを見上げるとにこーっと笑った。
「わかった、お兄ちゃんが怪しい素敵な人でしょ」
「……ボクそんな風に言われてるんだ」
ボクは苦笑する。
そういえば、村で起こってるベラのいたずらを、ボクのせいだって疑ってたっけ、武器屋のおじさん。
それにシスターはボクをみて騒いでたっけ。
「ボクはね、ちょっと探し物をしててね。で、世界中を回ってるんだ。今日はこの村を探しにきたんだよ」
ボクが答えると、小さなボクは嬉しそうな声をあげる。
「へえ! じゃあ、ボクのお父さんと一緒だね! ボクのお父さんも探し物してるんだよ。お話してみたら、いいかも! ボクのお家ね、あれ!」
小さなボクは家を指差す。その指は確実に二階に居るお父さんを指差していて、誇らしげだ。
胸の奥がざわつく。
鼻の奥がつんとした。
泣きそうだ。
「お兄ちゃん? 大丈夫?」
泣きそうな顔をしたボクをみて、小さなボクは心配そうにボクの顔を覗き込む。
「うん、元気だよ。……大丈夫」
ボクはしゃがんで、小さなボクと目を合わせた。

本当に、何もまだ疑ってなかった頃のボク。
いつまでも、この平和が続くって。
ずっと信じて、疑ったりしてなかった。
このまま成長できてたら、ボクはどうなっていたんだろう。

また泣きそうになって、慌てて感情を遮断する。
しなきゃいけないことを、しなきゃ。
「あれ、ボク、ステキな宝石を持っているねえ。その宝石をちょっと見せてくれないかなあ?」
「えー? どうしようかなあ」
小さなボクは困ってるみたいだった。そういえば、このときまだオーブはビアンカちゃんからの預かり物で、それでちょっとためらったんだっけ。
「あはは、別に盗んだりしないよ。信用してね」
「そうなの? じゃ、いいよ」
やけにあっさり、小さなボクはボクにオーブを渡した。
なるほど、小さい頃は本当に即答癖があったのかも。ヘンリー君によく叱られたっけ。

ボクはオーブを受け取って立ち上がる。
それを太陽にすかしてみたり、顔に近づけたりして調べるフリをした。
一瞬、小さなボクがゲレゲレに気を取られて視線をはずした。

今しかない。

ボクはさっとオーブを懐に入れて、そのかわり妖精の女王様に頂いた金色に光るだけのオーブをさっと出す。
「本当にきれいな宝石だね。はいありがとう。……坊やお父さんを大切にしてあげるんだよ」
ボクは金色に光るだけのオーブを小さなボクに渡しながら言う。

本当に、大切にしてあげて。
あと、ちょっとだけしか、キミはお父さんと居られないんだ。

小さなボクは、何の疑いも持たないで笑った。
「うん、お父さん、大好きだもん!」
小さなボクは大切な宝物を、ビアンカちゃんとの思い出のオーブを、しっかりとしまいこんで、それからボクに手を振った。
「バイバイ、お兄ちゃん!」
言うと、走っていこうとする。
「あ、ねえ!」
ボクは思わず彼を呼び止めた。小さなボクはすぐに足を止めて、不思議そうにボクを振り返る。
「なあに?」

「あのねボク! キミはこれから大変な目にあうかもしれない。……けどね。キミはすごい強運の持ち主だよ。世界はキミにやさしいし、みんなキミの味方だよ」

そう、世界はずっと、ボクに優しい。
忘れてしまうこともあったけど、ずっと優しかったんだ。
ここにこうして、今生きてる。
大好きな人に逢える。
大切な家族が居る。

ビアンカちゃんが贈ってくれた言葉を、ボクはボクに贈る。

小さなボクはきょとんとして聞きかえす。
「おにいちゃんも?」
「もちろん。だからね、負けちゃいけないよ。いっぱい大変な目にあったあとは、いっぱい楽しいことがあるからね。負けないでね」
「うん、わかったー。ボクね、負けないよー。じゃあね、おにいちゃんバイバイ!」
手を振って走っていく彼に、ボクは手を振り返す。
困ったようにボクを見上げてるゲレゲレに、「早く行かないと、おいてかれちゃうよ? ゲレゲレ」と声を掛けると、彼は納得いかないまま、小さなボクを追いかけていった。

ボクはボクが見えなくなるまで手を振り続けて、それから手を下ろした。
大きく息を吐く。

此処で出来ることは、全部終わった。
けど。

ボクは家を見上げる。
すぐそこにお父さんが居る。
……逢っていったら、ダメだろうか。


■言葉を合わせるために小さい頃の話(なんと9話!!)を読み返しながら書きました。
その感想。

……チビテっちゃん、馬鹿すぎじゃないか?
■タイミング悪いなあとか思いながら書いてます。
ナニについてタイミング悪いとか聞かないでください。
それが親切心ってもんです(笑)

■遠い町で 1 (テス視点)
一体何が起こったんだろう。ボクは辺りを見回して途方に暮れる。
ここは、サンタローズ。それは間違いない。見間違うわけがない。
けど、ここはあまりにも記憶のとおりすぎて。
今の、あの打ち壊れたサンタローズではなくて。
「……」
それにしても肌寒い。太陽はずいぶん高いところにあって、まだ昼間みたいだ。なのに、この寒さはなんだろう。さっきまで夏が近くて、かなり暑かった。それが今は寒くてくしゃみが出そうだ。
なんだか、季節がよくわからない。一瞬で冬になったみたい。一瞬でサンタローズが元に戻ったくらいだ、季節くらいかわるかもしれない。ボクは変なふうに納得してしまうことにした。

ボクは仕方ないから宿屋に向かって歩き始める。
川にかかった橋が、ずいぶん低い気がする。川はこんなに浅かっただろうか。澄んだ水の奥に川底が見える。
宿に入ってボクは面食らう。店番をしてる人を、ボクは知っていた。まだ子どもだった頃、宿で毎日店番をしていた、宿屋の息子さんだ。
「あぁ、すいませんね、まだお部屋を掃除中なんですよ、お客さん。もうちょっと外で時間つぶしてきてくれませんかね?」
ボクをみて彼はそんなことを言って、申し訳なさそうに頭を下げる。
「それにしても、この落書きはいつされたのかなぁ」
外に出かかっていたボクは驚いて足を止める。
「宿帳に……落書き……ですか?」
「えぇ、一体誰でしょうね、困ったもんです」
「……あの、最近ほかにもかわったことが?」
「パパスさんとこのテスが変な猫連れて歩くようになったね」
「……その子、いくつですか?」
「確か、六つじゃなかったかな」

ボクはお礼を言って宿を出る。
ここはサンタローズ。
昔の、サンタローズ。
ボクがまだ小さい頃、ベラと一緒に妖精の国に行った、ちょうどその頃だ。
なるほど、「時の流れを変えることがテスにはできるかも知れないのです」って妖精の女王さまの言ってたのはこういうことだったのかも。

思い出した。
昔、小さかった頃。
ボクは、ボクに会ってた。
教会前。
きれいな宝石をみたいって言う「お兄ちゃん」に会ったんだ。
あれは、きっと。

「……」
ボクは空を見上げてため息を吐く。

ここですることが、すべきことが、しなきゃいけないことが。
わかった。

たぶん、ここにくることはもう二度とないだろう。
ボクに出会うまで、村の中をゆっくりみて回ろう。
ボクは村の真ん中でぐるりと見渡す。
川も、木々も、建物も、すべてが懐かしくて、すべてが淋しい。
もう少ししたら、なくなってしまう景色。
けど、言えない。
今言ったところで、誰も信じない。今言ったら、ここの幸せを壊すだけ。不吉なことを言って、みんなを不安にしても仕方ない。

ボクは、今ここでも、何もできない。
いつも、助けたい人は助けられない。
無力だ。
いつだって、なんだって、後手にまわって。

……結果がわかるのに。

何も言えないなんて。

ボクは村の中をゆっくり歩く。いろんなものが記憶より小さい。高かった壁も、深かった川も、村の広さだって、全部違って見える。。
こんなに小さくて、狭かったんだ。
あの頃、すごく広かったこの村は。
いろんな思い出がつまってて、そのままの形で残ってて。
……今はもうない。

もし。
脱走して辿り着いたサンタローズが、この姿と同じだったら。
ボクはどうしていただろう。
あの時思ってたように、やっぱり家を拠点に旅をしていたんだろうか。
そうしていたら、どうなっていたんだろう。
ビアンカちゃんには会えただろうか?
グランバニアには辿り着いていただろうか?
ソルやマァルは居ただろうか?

たぶん、今のようにはなってなかった。
サンタローズがなくなったのは淋しいけど、だからこそボクは旅を続けられたんじゃないだろうか。
あの時はどこにも居場所がなくて、ずっと居場所を探していた気がする。
ビアンカちゃんのそばがボクの居場所になって、
二人での居場所がグランバニアにあって、

今は

家族でその居場所で笑って暮らすために、旅をしてるんだ。

ボクは、自分の家をみあげる。今頃は、きっとお父さんが二階で本を読んでいる。
お父さんは、お母さんを探し出したら、どうしたんだろう。
もしかしたら、グランバニアには戻らないで、ここにずっと住むつもりだったのかもしれない。
ここは、本当に住みやすくて居心地がよかったから。
きっとお母さんに、いろんな世界を見せたかっただろうから。

「……」
ボクは大きく息を吐いた。
少し視界がゆがんでる。
胸の奥のほうがざわついてる感じ。
なきそうだ。
ごめんねヘンリー君、今だけラインハットを恨ませて。

ボクはしばらくの間、橋の欄干に座って時間がたつのを待った。
ときどき吹き抜けていく風はやっぱりつめたい。
今のボクには見えないけど、今頃ベラは誰かの気を引くために一生懸命いたずらをしてるんだろう。
もしかしたら、この橋を今走り抜けて行ったかもしれない。
ここはここで、時間が流れてる。
たぶんボクにできることなんて、ほんの少しだ。
ボクから、今のボクに必要なものを受け取るだけ。
きっとあがいても、決まったことはかえられない。
みんな、今を必死に生きてる。
だから、ここでこの先起こることがひどい事でも、ボクに邪魔する権利はない。

そう思うと、気持ちが少しだけ楽になった。
ボクはボクに出来ることを精一杯しよう。
そしていつか、今のサンタローズに出掛けていこう。
少しでも、復興の手伝いをしよう。
それが、ここで育ったボクに出来るたったひとつの恩返しだろう。
全部終わらせたら、ここに戻ってこよう。
今の壊れる前の姿を、全部覚えていって、そして。

ボクはゆっくりと立ち上がる。
記憶が正しかったらそろそろだ。
教会の前で、ボクはお兄ちゃんに会わなきゃいけない。


■わかっていて引き伸ばしています。
ここ、山場ですからね。ながーく引き伸ばして書いていこうかと。
そのぶん自分の首をしめることになるのはわかるんですけどね。
期待とかはしないでください。きっと裏切ります。

で。
どっかで読んだ話だったと思うんですが、サンタローズって大人になってから行くと、少しマップが小さいそうですね。
言われてみればそんな気がしないでもないというか。
というわけで、今回テっちゃんにはサンタローズをやけに小さく感じてもらいました。

本日より

2005年9月28日 適当な日々
■図書館のお仕事(アルバイト)再開です。
ここでのお仕事は好きです。

さてさて、情緒不安定な毎日ですが、あいかわらず欝は欝な感じです。どーんとしてます。気分が暗いです。胃が重いです。
が、多少は持ち直してきました。とりあえず、マンガを読むくらいの気力は復活したし、日記だって書こうと思えるようになったもの。
あいかわらず食欲は無いですけどね。……すごいよねえ、「お腹すいた!」と思うのに、いざ食品を前にすると食べたくないの。食べられるんだけど、すぐにお腹がいっぱいになっちゃうの。(でもお腹はやっぱりすいてるの)
コレはちょっとやばい気がしないでもないですね。
大昔(笑っちゃうくらい前)片思いのかなりヘビーな奴してるときいらいですよ、こんな風な食欲のなさっぷりは。
でもあの頃は恥ずかしい話「あの人を見るだけで胸がいっぱいで」という「そういう話って本当にあるんだねー(大笑)」な状態だったんですが、今回胸に詰まってるのは「漠然とした不安」です。

全然内容的には今のほうが悪いです。

そういえば芥川龍之介の自殺の原因って「なんとなくもやもやした不安」じゃなかったっけかね? どうだっけ? まあそこまで私は行ってないと思うけどね。

とまあ、そんな感じで食べられない日々が続いてます。
お腹はすいてるんだけどなー。
今朝は食べたら気分悪くなって、結局戻しちゃったしなあ。
いいのかなあ(良くないのは分かってるんだよ)

まあ、根が単純だから、そのうち復活できると思うんですけどね。

■で。久しぶりに日記をがーっと書いてみました。
ここ何週間かで読んだ本(マンガばっかり)の感想を一気に。
まあそういう日もある。

■とりあえず、今日はここまで。
気が向いたらDQ日記書きます。書かないかも。
それが目当ての方には申し訳ないです。

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