■読みました。
ISBN:4043574231 文庫(角川ソフィア文庫 82 ビギナーズ・クラシックス) 坂口由美子 角川学芸出版 2007/12 ¥660

■むかし、男ありけり。
な、あれです。一度は古文で習わされるあれです。
私も一時期教えてました。東下り。一週間に10回くらい教えてましたので、暗記してました。今はいえない。

古文といえば「源氏物語」な方は多いかと思いますが、私は断然「伊勢物語」なのです。
昔男(在原業平っぽいひと)万歳。
ついでに言うと源氏は嫌いだ。

古文では昔男以外では、小野篁が好きです。まあどーでもいい情報です。

実は伊勢物語は「芥川」と「東下り」「筒井筒」、それから高校時代に習った「24段(血で歌を書き付ける話)」くらいしか知らなくて、伊勢斎宮とのくだりは今回初めて読みました。
斎宮との話はいろいろ想像がかきたてられてドキドキしました。
言い過ぎない説明というのは、隙間が沢山あっていいです。

ところで、今回初めてほぼ通しで読んだわけですが、後半は詰まんないですね、伊勢。昔男が格好良くなくなっちゃう。
伊勢斎宮との話で終りくらいがちょうどいいかも。

2008年8冊目。

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