■読みました。
ISBN:4063349845 コミック 新海誠 講談社 2005/02 ¥680
長峰美加子(ながみねみかこ)と寺尾昇は同じ高校を目指す中学3年生。受験を控えたその夏、ミカコはふいに国連宇宙軍に選抜され宇宙に行く事を、ノボルに告げる。ミカコの最終的な目的地は太陽系外縁部。宇宙と地上で連絡をとりあうふたり。しかし、人類が初めて体験する距離は、ふたりの時間や心を、決定的に隔ててゆく……。



お好きな方には非常に申し訳ない感想文になります。
ので、読まないことを強くお勧め、むしろお願いします。


でも、言わずに居れないことって、あるよね!?



というわけで、友人Rinちゃんのお家で読みました。

読んだ最初の感想は
「日本人がすきそうな湿っぽい話」。
しかも吐き捨てるように言いました。ごめんよRinちゃん、好きなのにね。DVDまで持ってるのにね。


でも本当にそう思ったんだもん。


絵は美しいし、話もまとまっているし、非常に切ないいい話ですよ。
でもね、読んでて「だから何?」と思ったのは事実。
ありがちといえばありがちの話だし、最近流行の「誰が読んでも話の解釈がほぼ同じの分かりやすい形態」の話であるし。
だからこそウケたんだろうし、そういうのが好まれ望まれてるのは分かるんだけど。
別に読書で何か得たいと思ってるわけではないんだけど。

基本的に共感能力が低い私は、こういう話を読んでも何にも感じられない。
ラブストーリー断固反対。
他人の恋愛なんざ全く興味ねえよ、と。

だから?

とか思っちゃうわけです。

大体さあ「あの時こうすればよかった」系のセツナさとかさ、わざわざ物語として追体験しなくても、もう十分体験したから! そしてこれからも体験するから! そんな体験読書でまでしとうないわ! と。

とりあえず、「はいはい、わかったわかった」って感じです。

……何がいいのか、ちょっと熱弁して欲しい。Rinちゃん、今度熱弁してくれ。
とりあえず、反論しないでおとなしく聞くから。

コメント

nophoto
Rin
2007年11月21日22:59

いや、好みは人それぞれだし。君は好き嫌いはっきりしてる人だから、気にしないよ(苦笑)
暇つぶしにと渡してしまったのは、手近にあった読みきり短編(?)だったからってだけで、深い意味は無いのよ〜。あのテの話は嫌いでしたか、うっかりしてすまんかったよ。
因みに、何が気に入ったって原作の空だよ。背景!美術!空!!(笑)

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