今日の「DQ3」(83)
2007年8月24日 今日の「DQ3」■昨日はDQコンサートへ行ってきました。
豪華でしたよー!!
アンコールが!
……前半、最後の1曲しか聞けてないですけどね。
明日あたり、日記書きます。
今日は眠いから、これだけで勘弁ー。
■オロチの洞窟 1
■はい、というわけで書くのが苦手な洞窟探検&戦闘パートの開始です。
ふー、気が重い……(苦笑)
豪華でしたよー!!
アンコールが!
……前半、最後の1曲しか聞けてないですけどね。
明日あたり、日記書きます。
今日は眠いから、これだけで勘弁ー。
■オロチの洞窟 1
ヤマタノオロチが居るという洞窟は、村からそれほど遠くない山の中腹にあった。
どうやら火山らしく、洞窟の中には溶岩が流れ出ている部分がある。噴火をする寸前なのか、それともした後なのか、いつもこうなのか、よく分からなかったけど、とりあえずとても暑い。
ただ、暗いはずの洞窟の中は、その溶岩がぎらぎらと光を放っているせいで、妙に明るい。
何が幸いするかなんて分からないものだ。
洞窟の中には、水脈もあるようで、水が溜まっている部分もあった。どうせならしっかりヤヨイさんあたりに洞窟内部の構造を聞いてくればよかったけれど、今更村に戻るわけにも行かない。洞窟の中がどうなっているかなんて、今までだって分からなかったけどちゃんと進めてこれた。今回も、内部の冒険としては、同じことだといえる。
「それにしてもあっついわねー。コレって、溶岩の直接の暑さだけじゃなくて、きっと湿気も関係してるよね」
チッタがうんざりしたように舌を出してぼやく。暑さで息がしにくいのか、すこし呼吸が速かった。
「溶岩が道を寸断してないといいんだけど」
カッツェも流石にどうしようもない、という感じで顔をしかめる。
「行ってみるしかないでしょう。用心して進みましょう」
洞窟の中の地面は、何度かイケニエを運んだせいか、随分しっかりと踏みしめられていて歩きやすい。通路としてもそれほど細くなく、基本的に作りは単純なようだった。何かを貯蔵しておくために使ったこともある洞窟だったのか、場所によっては明らかに人の手で掘り進んだのだろうという小部屋がいくつかあった。が、それは一部の例外のようなもので、基本的には自然の洞窟だ。
魔物は、もちろんヤマタノオロチ以外も住み着いていて、なわばりを横切る私たちに襲い掛かってくる。たいていの魔物は一度は見たことのあるような奴らで、多分西に位置する大陸、つまりはダーマやバハラタのほうから流れ着いてきたんだろう。手ごわい敵は居なかったけど、相変わらずあの銀ぴかに光るメタルスライムには逃げられるばかりで、何だか悔しい。しかもこの洞窟ではメタルスライムは集団で現れ、いっせいにギラを唱えて逃げていくのがまた腹立たしい。
「いつかあいつらを一方的に倒せる日がくるのかしら」
悔しそうに地面を蹴るチッタに、とりあえずそっと賛同しておく。
「多分、彼らをいとも簡単に仕留められるようになる頃は、物凄い強さになってるでしょうね」
とリュッセは最初から諦めたような笑顔で、力なく呟いた。
洞窟には分岐するような通路は全く無くて、小部屋を除けば一本道のつくりになっていた。幸運にも、溶岩が通路を寸断するようなことも無く、私たちはあまり苦しむことなく洞窟の奥深くまでたどり着くことができた。洞窟のおくには、更に地下へ進むための人工の階段が作られていて、低くうめくような、それで居て叫び声のようは奇妙な音が定期的に響いてきている。
「オロチとかいうやつの息かな?」
チッタが階段を嫌そうに見つめて呟く。確かに、ココまで息遣いや鳴き声が聞こえてきているのだとしたら、相当大きいか、すぐそこにいるかのどちらかということになる。戦うつもりでは来たけれど、階段を下りてすぐ戦いになる、というのは少々避けたかった。どうせなら、どういう部屋なのか知ってから戦いたい。
カッツェが階段から注意深く下の階を観察する。
「大丈夫だ、すぐそこにオロチが居るわけじゃない。どうやら広い通路みたいだね」
「じゃあ、降りてみよう。皆ココまで怪我とかしてない?」
カッツェの報告に私は頷いてから、皆を見渡す。誰も怪我なんかはしてなくて、元気そうだった。それを確認してから、階段を下りる。石が埋め込まれたしっかりした階段で、危なげなく下の階にたどり着くことができた。
さっきまで聞こえてきていた不思議な音は、更に大きくなった。確実に、風が流れる音が一緒にしている。どうやら間違いなく、これは呼吸音のようだった。
「何者かは必ず居ますね」
「うう、でかそう」
あちこちに視線を送りながらリュッセがいい、チッタが嫌そうな声を上げる。
階段を下りたところは広い通路になっていて、奥のほうにひときわ広い空間があるのが見えた。そこには石造りの祭壇のようなものも見える。
左側には小部屋が、右側には広い空間が広がっているのがそれぞれ見えた。どちらも、両側の壁にあいた入り口からざっと見ただけの話で、本当はどうなっているのかよくわからない。
「あの祭壇は?」
リュッセが正面の祭壇に興味を持った。
「行ってみよう」
カッツェの言葉とともに、私たちはひときわ高く作られた祭壇に進む。祭壇をのぼりきると、そこには端の擦り切れたような縄と、多くの骨が散らばっていた。この骨は、多分ささげられたイケニエのものだろう。
「……」
リュッセが無言で祈りをささげる。
「コレはもう、絶対に無視できませんね」
骨の多さから、随分たくさんの人がイケニエになったことを想像するのは簡単だった。
「息の元へ行こう」
生きているヤヨイさんを骨にするわけにはいかない。そして、故郷を守るためイケニエにされた人たちの恨みを、無視するわけにはいかない。この国の村を、第二のテドンにはしたくない。
「そして絶対勝とう」
私は自分でもビックリするくらいの強い声で皆に宣言する。
皆が頷いた。
大丈夫、私は一人じゃない。
イケニエの若い娘さんたちは皆一人で、村のために恐怖と戦ったんだ。
「負けるわけには行かない」
■はい、というわけで書くのが苦手な洞窟探検&戦闘パートの開始です。
ふー、気が重い……(苦笑)
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