今日の「DQ3」(49)
2007年6月12日 今日の「DQ3」■それでも次回で50回なんですね。
結構書いてきましたね。記念事業は有りませんけど。
いきなり「それでも」という書き出しはどうなんだろう。
しかし50回で未だポルトガをうろちょろしているのはいいのだろうか。
DQ1のイチは41回でクリアしてたぞ(苦笑)
長さが違うから良いか。
DQ5はルーラ覚えるあたりだぞ。
……これは比べてもどうなのかわからんな。
■ポルトガ 2
■人気投票続行中。
http://vote2.ziyu.net/html/zum_sieg.html
リッシュが着々と得票を伸ばしていて嬉しいです。
主役には頑張って欲しいものです。
今日パパスに得票があって嬉しかったです。
フローラさんは正直なぜだか分からなかったのですが(うちの「今日のDQ5」に特別な描写があったとは思えない)パパスは嬉しい。
結構書いてきましたね。記念事業は有りませんけど。
いきなり「それでも」という書き出しはどうなんだろう。
しかし50回で未だポルトガをうろちょろしているのはいいのだろうか。
DQ1のイチは41回でクリアしてたぞ(苦笑)
長さが違うから良いか。
DQ5はルーラ覚えるあたりだぞ。
……これは比べてもどうなのかわからんな。
■ポルトガ 2
南に向かって歩く。
海の匂いがしてきた頃に、視界にもポルトガの街が見えてきた。お城があって、その周囲に街が広がっている。街は、平原側から見ていると、海にくっついているようにも見えた。
「大きそうな街だねー、しかもカラフル!」
チッタが言うように、街のあちこちに風にはためく色とりどりの旗が、とても綺麗。
「早く着かないかなあ」
「歩いていればそのうちですよ」
うずうずするチッタにリュッセが笑いかける。ちょっと呆れているのかもしれない。
とはいっても、歩くスピードをあげることなく(途中でペースを変えると疲れるから)私たちは南下を続け、街に着いたのはお昼ごろだった。
ポルトガの街は、明るい色合いの石で道路が舗装されていて、遠くからも見えていたカラフルな旗や、家の白い壁なんかも目に鮮やかな、とっても綺麗なところだった。入り口近くには市場が立っていて、いろんな人が行き来している。食料品店が多いから覗いていると面白いんだけど、見たこともないような食材が多い。
「ロマリアと近いのに、全然違うね、やっぱり」
「うん」
ロマリアは男の人も女の人もおしゃれな人が多い感じだったけど、ポルトガはがっしりしたちょっと荒っぽそうな男の人が多い。女の人も大柄で、ちょっと位のことには動じなさそうな感じがする。
「とりあえずはお城、かな?」
「だね。手紙を見せれば中に入れてもらえるだろうし」
私たちはお城を目指して歩きだす。白い大きな鳥が猫みたいな鳴き声をあげながら空を旋回している。やがて大通りからでも海が見えてきた。港になっているからか、沢山の船が泊まっている。その港を見下ろす位置に、お城がどーんと建っていた。今まで見たアリアハンやロマリア、イシスに比べるとちょっと小ぢんまりとした印象だけど、白い外壁や青い屋根をしていて、新しい印象がする。
門には兵士が二人立っていて、私たちを見て怪訝そうな顔をした。
「あの、イシスの女王様の親書をお持ちしました」
リュッセはにっこり笑って言うと、私にその手紙を見せるように促した。兵士たちは胡散臭そうに手紙を受け取ると、その封を見て驚いたようで、一人がすぐ奥に引っ込んでいった。
「入れそうだね」
「うん」
そんな話をこそこそしている間に、走りこんでいった兵士が戻ってきた。
「どうぞ、お入りください」
あけられた門から中に入る。中は絨毯の敷き詰められた廊下が左右に伸びていて、正面は壁だった。ちょっとがっかりした気分で、案内してくれる兵士の後についていく。左側の廊下は程なく右手側に折れて、そしてすぐに謁見の間になっていた。
「拍子抜け」
チッタがぼそっという。まあ、確かにそうだ。
謁見の間には小柄で太った王様が玉座にちょこんと座っていて、その隣にひょろ長い大臣が立っていた。周りには兵士がずらりと並んでいて、ちょっとした警戒態勢にも見える。
「イシスの女王の親書を持ってきたとか」
大臣が声を上げる。ソレとともに兵士が一人、私たちのほうへやってきた。
「ええ、まあ」
私が手紙を兵士に渡すと、兵士は小走りに大臣のところへ持っていく。彼はその封を見て目を細めると、その場で封筒の中身を確認した。
「どうじゃ」
王様が尋ねると、「本物かと」なんていいながら大臣が頷いた。
「して?」
「この者たちの身分は女王が保証しております」
「ほう」
「この者たちはいずれ大きな事を成すとか」
「で?」
「しかるべき便宜を図って欲しいとあります」
「分かった」
そこで王様は初めて私を見た。
「はるか東の国では黒胡椒が多く採れるという」
真剣なまなざしで話すのはいいけど、いきなり何のことだろう。
「東に旅立ち東方で見聞したことを ワシに報告せよ。胡椒を持ち帰った時、そなたらをイシスの女王の言うような者と認めようではないか。そしてそなたたちに便宜を図ろう。して、そなたらはどういうことをして欲しいのじゃ」
「船が欲しいです」
「ほう。では胡椒を持ち帰れば船をやろう」
そういうと、王様は大臣にごにょごにょと何事かを耳打ちした。大臣が兵士に何事か言うと、今度は兵士が走っていく。暫くすると封筒やら紙やらが出てきた。そういえばイシスでも似たような光景をみたな、なんて思い出す。
「この手紙を東への洞窟に住むノルドに見せれば導いてくれるはずじゃ。では胡椒を待つとするかの」
私の手元に王様の手紙が届く頃には、もう王様は玉座から姿を消していた。
「わたしあの王様も大臣も嫌い。なんかむかつく」
お城をでたところでチッタが頬を膨らませつつそういった。
なんとなく、気持ちは分からないでもない。
「まあ、人柄なんてどうでもいいさ。船をくれるってんだ。東だって行ってみたかったわけだし、その胡椒ってのを探しに行こうじゃないか」
「うん、そうだね。多く採れるってことは、そんなに高価なものでもないだろうし」
「じゃあ、今後のことも決まったところで、街の探検でもしよう」
■人気投票続行中。
http://vote2.ziyu.net/html/zum_sieg.html
リッシュが着々と得票を伸ばしていて嬉しいです。
主役には頑張って欲しいものです。
今日パパスに得票があって嬉しかったです。
フローラさんは正直なぜだか分からなかったのですが(うちの「今日のDQ5」に特別な描写があったとは思えない)パパスは嬉しい。
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