■今日の本
ISBN:4829143177 文庫 グループSNE 富士見書房 1996/06 ¥612
大企業がすべての権力を握った西歴2050年の“TOKYO”。しかし、そんな大企業に決して屈しないものたちがいた―それが、影の世界を生きる戦士“シャドウランナー”たちだ。ミステリアスな女性メイジ“ジェーン”の呼び掛けにより、チームを組むことになった六堂、紫雲、殺(シャア)、マオの四人。彼女の目的、それはすべてを奪った六人の虐殺者を倒すことだった。ジェーンは四人の力をかりて復讐を果たすことができるのか。“私はヤツらを許さない”ジェーンの魂の叫び声が大都会に響き渡る。

殺「来なよ、蹴り飛ばしてやる」

■最近どんどんマニアっくな読み物へ突き進んでる今日この頃。前々からマニアなのはばれてたと思いますが、ここまでか……とか思われているかもしれない(笑)
いや思われるもなにも、事実か……。

というわけで、シャドウランの3巻です。

この巻からは新シリーズ。
とはいえ、1・2巻の1年前というちょっと不思議な展開に。
六堂たちがどのようにチームを組むようになったか、というお話。

今回から投入されたメイジ「ジェーン・ドゥ」を中心に話が展開していきます。

唐突に思い出しましたが、読んでた当時は第1シリーズのD・ヘッドが好きだったから、彼が消えたのがとっても嫌でした。
でも読み返したらジェーンもいいキャラじゃないか。何を見ていた過去の私!

4話で1キャンペーンというのはちょうどいい話数かな、と思いました。
相変わらずシャドウランには陰謀が張り巡らされていて、あっとおどろくような話の展開だとか、気を抜いたら戦況がひっくり返るとか、緊張感がたまりません。
そして相変わらず話をまったく覚えていなかったので、「うああああ、どうなるんだこの先!」とか思いながら読んでました。
我ながらお得な性格だと思います。(この場合お得な「記憶力」なのかもしれない)

こういう、重い話もいいですね。
しびれます。格好いい。

……誰かこういうシナリオ作って遊ばせてくれよぅ(笑)

2007年29冊目

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