アサシンをやりこめろ！

■第4部読んだよー
ISBN:4829143185 文庫 グループSNE 富士見書房 ￥588

冒険者の導きの書、ソード・ワールドRPGリプレイ集。本書からは「完全版」対応に模様替え。新たに登場する冒険者は還暦過ぎの老女やその姉弟子の筋力娘(19歳)、子持ちのグラスランナーにドワーフ娘、おまけのアホぼん。個性豊かなこのパーティーを率いるは、うなずきエルフときたもんだ。とっても奇妙なこの一団がひょんなことから巻き込まれたのは、ケンタウロスのお姫さまの誘拐騒ぎ。NPCもぞろぞろ連れて、姫を守ってミラルゴへ、冒険旅行の始まりはじまり。

■とりあえず、2冊とも読みました。
……Rinちゃんに借りっぱなしで本棚に入ってたので……。多分3年くらい借りたままになってたんではなかろうか……。
反省してます。

バブリーズのクレアさん（御幣あり）が出てるってことで読んでみました。
皆可愛くて楽しく読めましたよ、私は。
ネットで見てる限り、イラストレーターさんが結構酷評されてましたが（記憶が確かなら、私もリアルタイムにはそんなに好きじゃなかったような気もするんだけど）可愛いイラストでそんなにぎゃーぎゃー言うほどでもないのではないかなーと思ったりしました。
3部の人たちほど濃くないんだからさ、こういうほのぼの絵でいいじゃない……。

閑話休題。

ミラルゴの単純かつパワフルな掟がなかなかいい感じですね。
部族の長がタイマン勝負で部族同士の争いに決着つけるんだぞ。なんていうか、いい感じに持っていったらシナリオがガンガンつくれそうな土地だな（ただしその場合領土拡大ゲームになるやもしれん）

疾風のエースは格好いいと思うんだけど、世間的にはどうなの？
私ああいう基本的にバカな人ってとても可愛いと思うんだ。
そしてラーンちゃんの失言大賞っぷりがなんだか他人事とは思えないんだ。

というわけで、お気に入りのキャラクターはマイスくんとチップさんです。
って、全然ここまで触れてもないキャラクタをいきなり言ってみる。

「アザーン諸島のグラスランナーは高貴ですからそんな言葉つかわないですよ」なんていうチップくんがとてもいい。ステラばあちゃんとのコンビがすき。「御意」とかいいながらこき使われるキャラクタというのもいいかもしんない！　とか思っちゃったよ。
誰かGMやってくれよ。そして偉そうなキャラクタを誰かやってくれよ。御意って言いたいからさ（本末転倒）

2007年19、20冊目