■読んだー
ISBN:4592184467 コミック 緑川ゆき 白泉社 ¥410
祖母の遺品「友人帳」により支配された妖怪達に名前を返し続ける少年夏目。ある日、用心棒・ニャンコ先生にそっくりの黒ニャンコ先生が現れ、「友人帳」を奪って逃げてしまう! 後を追った夏目達の見たものは…!? 妖怪祓い人・名取も再登場の大人気あやかし契約奇談第3巻!

――ホタル

ホタル
僕もいつかは

失う日が来るだろうか
一方的に訪れる出会いを
わずらわしい日々を

それは僕にとって解放だろうか

それとも――……


■はい!
友人帳3巻!

ますますいいかんじ!!

確かにね、すごーく絵がうまいっていうわけではないし、表紙を見てもらっても色使いとか塗りとかどうなのよ、と思う人も居るとは思うんですけど!

重要なのはそこじゃないです。

何が語られるか、なのです。

切ない。

人が好きで、人を襲わせないために奮闘する、人に封印された妖怪。
妖怪を見える人に恋をして、そのひとがその力を失ってしまいもう会えない妖怪。
折角同じ能力をもつ人たちが多いのを知ったのに、好きになれない人だったり。

あー、もー。

うまく言葉として形にして伝えられないけど、大切な何かをつかめるお話です。
なんかね、多分捕まえた何かを言葉にしたら、失われちゃうんだよ。

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