■DQ3のSFC版を現在やっております。
現在レベル13(くらい)で、ダーマにおります!(笑)

こんな感じで。

ロマリアに到着(レベル8くらい)から、とりあえず双六で鋼の剣ゲット(一回で!)その後アッサラーム、イシス、ピラミッドではなぜか敵に2回しか会わず(逃げるのにも成功した)ルーラでロマリアに逃げ帰る。そこからポルトガにて手紙を強奪、アッサラームにルーラ後抜け道、どきどきしつつバハラタ(素通り)そしてそのままダーマ。到着はレベル9!(個人的新記録)

現在はリュッセがバギを覚えてくれたのと、全員に魔法の盾を購入できたので、結構楽ですよ。
この先ずっとダーマでレベル上げします。

……全然この連載の役に立たないです。

旅人のすごろく場
カッツェのカンダタに対する個人的恨みを聞いて、なんとなく私たちの結束は強くなった気がした。ただしリュッセは良くわからない。どちらかというと殴られる男性側、複雑な気分があるかもしれない。けど、確かめていないからわからない。
わからないほうが良いかもしれないから、今後も聞かないこととする。
そういうわけで、まだまだしばらくの間はカッツェが一緒に旅をしてくれることになった。それはとても嬉しいし、カンダタをぶん殴るまでにどうにか本格的にずっと旅についてきてくれるように画策でもしよう。

とりあえず、この後は北のカザーブに向かうことに決めた。出発は早いほうがいいだろうということで、明日の朝にする。
午後がまるっきり予定なしになったから、各自自由時間ということにした。
とはいえ、別に好きに出来るお金があるわけでもなく、私は街中をぶらぶらと眺めるように歩く位しかすることがなかった。
街で犬が行方不明になったおじいさんの手伝いをしたくらいが主な出来事。そこだけ考えれば、世界は平和なのかもしれない。

夕方宿に戻ってきた皆にも聞いてみたけど誰も大きく収穫はなく、皆似たり寄ったりの散策時間を過ごしたことがわかった。
わかったからといって何があるわけでもないけれど。
「そういえば、こんなのもらったよ」
チッタがポケットから紙切れを取り出した。細長い紙で、全体的に黄色い。すごろく券と書かれている。絵だけはやたら細かく丁寧かつ派手。全体的に正体不明だった。
「何これ?」
「すごろく券」
「いや、それは流石に見たらわかるよ。すごろくってあれでしょ? さいころ振って、スタートからゴールを目指すゲームでしょ? ボードゲームだよね?」
「そう」
「で、その遊びをどこで出来るわけ?」
「そこまで聞いてないよ? ただ、旅人なら一回くらい遊びに行けば? って言われたの」
チッタは困ったような顔をして首をかしげた。
視線をリュッセに移動してみたら、彼も軽く肩をすくめて困ったように笑う。
「ねえ、カッツェは知ってる?」
カッツェも首を左右に力なく振っただけだった。
正体不明だ。

件の紙切れのことは忘れることにして、私たちは予定通り次の朝早く北のカザーブに向けて旅立つことにした。
とはいえ、初めての土地だし、見たこともない敵が沢山現れる。地図としてはカザーブまでの道のりの半分も来てないけれど、そろそろ諦めて一度ロマリアに戻って出直そうかとか言う話になりかけてきたときだった。
行く手に小さな建物が見えてきた。
とりあえずそこを目指すことにする。

建物は小さいながらになかなか派手な建物だった。
全体は、石造りで灰色っぽい。
入り口両側には、大きなサイコロを担ぎ上げた金色のおおきな像がたっている。その像はマッチョな男の人で、見上げるほどの大きさ。台座には「初代すごろくキングの像」と書いてある。
「何だろう、趣味は悪いね」
チッタはあっさりと像を一刀両断しそうな感想を述べた。作者は浮かばれないが、チッタの意見には賛成したいと思う。
建物の中では何か開催されているのか、軽快な音楽が流れてきていた。
「入ってみる?」
私は皆を見てたずねた。
「好きにしな」
カッツェは眉を寄せて、困ったように答える。誰もがここが何かわからなくて困惑していた。
「まあ、とって食われそうになったら抵抗するってことで!」
私たちは建物の中に入った。

建物の中は赤いじゅうたんが敷かれていて、ますますきらびやかだった。
「なんでしょう。楽しそうな感じですね」
リュッセはどこからともなく聞こえてくる音楽に耳を傾けて、あたりを珍しそうに見渡している。
「とりあえず、奥に行ってみよう?」
全員で固まってまっすぐな通路を歩いていたときだった。
いきなり上から人が落ちてくる。
「あいやーっ。まただめだったあるよ!」
落ちてきたひげのおじさんは恨めしそうに天井を見上げたあと、私たちに気づいて頭をかいた。とりあえず天井を見てみると、あいていた穴が閉じていくところだった。
「でもわたしはあきらめない! 必ずあがってみせるよ!」
「……」
私たちはあっけにとられておじさんを見る。
「あの、ここはどこなんでしょう?」
我に返るのが一番早かったリュッセがたずねると、おじさんは意外そうな顔をした後、なぜか誇らしげに答えた。
「ここは旅人のすごろく場ね!」

話を総合すると、つまりはここは自分がコマになってまわる実物大すごろくが出来る場所。略してすごろく場。ゴールにたどり着くと素敵な商品がもらえるらしい。ちなみにゴールはサイコロの出目がぴったりじゃないと引き返さなきゃならないルールになっていて、おじさんはゴール手前の落とし穴に見事に落ちたということだった。
「あ、この券?」
チッタがポケットから先日手に入れた紙切れを出す。おじさんはうなずいた。
「まさにそれ! それで一回あそべるね!」

と、いうわけで私たちはすごろくにチャレンジした。
チャレンジしたのは私。
すごろくの盤上には魔物もでるということで、攻撃も回復魔法もそれなりにつかえる私が一番いいだろうという話し合いの元の出来事。

結果はとんとん拍子で、私は一回でゴールした。
宝箱がご丁寧にも用意されていて、中身は鋼で出来た切れ味のよさそうな素敵な剣だった。

帰る時、おじさんが恨めしい目つきで私たちを見ていたのは、言うまでもない。


■はい、そういうわけで、次はカザーブです。
DQ5方式でレベル上げの風景は書かない方向で。
DQ1のときは書いていて面倒だったからさ!(言い切った!)

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