今日の「DQ3」(16)
2007年1月30日 今日の「DQ3」■久々すぎて前何を書いていたのか忘れてました。
前回は2006年7月31日です。大昔! 半年前!?
まあ、浅く反省して、本日よりまたぼちぼちスタートしていきたいと思います。
ちなみにこの半年何をしてたって、大雑把に言うと別のブログでDQ1を書いてました(笑)
証拠↓
http://zumsiegen.blog12.fc2.com/blog-category-10.html
……やあ、まあ、半年ずっと書いてたわけじゃないですけどね。
さて、そういうわけで久しぶりなので。
■前回までのおさらい
16歳の誕生日、色々あってアリアハンの町を勇者(の跡継ぎ)として出発することになった主人公・リッシュは、幼馴染の魔法使い・チッタとともにルイーダの店で女盗賊のカッツェ、僧侶の青年リュッセと知り合い旅立つ。
なじみの塔で盗賊の鍵を手にいれ、レーベで魔法の玉を入手した一行は、ロマリアとつながっているとかいう噂の旅の扉を探すべく、いざないの洞窟にやってきた。
……ってこんだけ!?
■キャラ紹介
リッシュ
主役・女・16歳
高いところ苦手。勇者自覚はまだない。多少ぼんやりした感じ?
チッタ
魔法使い・女・16歳
リッシュの幼馴染。家はアリアハンでは有名な魔法使いの家系。お父さんはどうやら過保護な親ばか娘ラブらしい。
ふわふわした人。
カッツェ
盗賊・女・21歳
冒険者経験があるため、みんなの牽引役。パーティーのお姉さんだ。ロマリア出身で、ロマリアに戻るのが夢。
チッタからはカッツェ姉さんと呼ばれている。
リュッセ
僧侶・男・19歳
少々つかみどころのない感じをさせつつも優しい性格。綺麗な顔をしたお兄さん。
女性3人もつれている割にあまりそれに幸せを感じている節はみあたらない(笑)
では、スタート。って前置き長いな!
■いざないの洞窟 3
■はい、ロマリア到着ー。
久しぶりに書いたら、肩がこりました(苦笑)
読んでくれる人が居ようが居まいが、のそのそ書いていきたいと思ってます。何せすきなのだ、DQ3。
前回は2006年7月31日です。大昔! 半年前!?
まあ、浅く反省して、本日よりまたぼちぼちスタートしていきたいと思います。
ちなみにこの半年何をしてたって、大雑把に言うと別のブログでDQ1を書いてました(笑)
証拠↓
http://zumsiegen.blog12.fc2.com/blog-category-10.html
……やあ、まあ、半年ずっと書いてたわけじゃないですけどね。
さて、そういうわけで久しぶりなので。
■前回までのおさらい
16歳の誕生日、色々あってアリアハンの町を勇者(の跡継ぎ)として出発することになった主人公・リッシュは、幼馴染の魔法使い・チッタとともにルイーダの店で女盗賊のカッツェ、僧侶の青年リュッセと知り合い旅立つ。
なじみの塔で盗賊の鍵を手にいれ、レーベで魔法の玉を入手した一行は、ロマリアとつながっているとかいう噂の旅の扉を探すべく、いざないの洞窟にやってきた。
……ってこんだけ!?
■キャラ紹介
リッシュ
主役・女・16歳
高いところ苦手。勇者自覚はまだない。多少ぼんやりした感じ?
チッタ
魔法使い・女・16歳
リッシュの幼馴染。家はアリアハンでは有名な魔法使いの家系。お父さんはどうやら過保護な親ばか娘ラブらしい。
ふわふわした人。
カッツェ
盗賊・女・21歳
冒険者経験があるため、みんなの牽引役。パーティーのお姉さんだ。ロマリア出身で、ロマリアに戻るのが夢。
チッタからはカッツェ姉さんと呼ばれている。
リュッセ
僧侶・男・19歳
少々つかみどころのない感じをさせつつも優しい性格。綺麗な顔をしたお兄さん。
女性3人もつれている割にあまりそれに幸せを感じている節はみあたらない(笑)
では、スタート。って前置き長いな!
■いざないの洞窟 3
階段をおりると、道はすぐに三つに分かれていた。右手側、左手側、そして正面。左右の道はしばらく進んだ後、曲がり角になっていた。正面の道も、左右の道を曲がった後も、長い距離まっすぐな道が続いているらしく先が見えなかった。
「どれかは続いていると信じたいね」
「今までの道で見落としがなければ、まだ旅の扉とやらは見つかってないんだから、この道はどれかが続いてるさ。もしくは、どれもがつづいてるんだろうよ」
カッツェは肩を軽くすくめると、困ったように笑った。
「そうよね、どれかは続いてるよね!」
チッタはにっこりと顔を輝かせて、くるりと回って見せた。
「じゃ、リッシュ、どの道か選びな」
カッツェは私のほうを向くと、背にした道を親指で指した。
「んーーー」
私はうなりながら三つの道を見比べる。
「行き止まりでも責めないでねー」
私が言うとリュッセが笑った。
「誰もそんなことしませんよ」
「よし! 決めた!」
私は右手側の通路を指さす。
「こっちにする!」
チッタは私の顔を覗き込んだ。
「根拠は?」
「ない!」
半ばやけくそで胸を張ると、皆笑った。笑いが取れて、まあ、良いか。
皆で決めた道を進む。
角を曲がった先は、予想通りしばらくまっすぐ通路は続いていた。時折魔物がでたけれど、もうそんなに苦戦することもなくなってきた。
やがて通路は扉にたどり着いて終わった。
扉の先がどうなっているのかさっぱりわからない。
「どうする?」
「そりゃ開けるさ。遺跡の奥の扉をあけないで、何のための遺跡だ」
カッツェはにやっと笑うと、扉の鍵をさっさと開けた。
扉の向こうも、通路だった。
「何か拍子抜け」
チッタが言うとカッツェは笑った。
「全部当たりだったら、トレジャーハンターは商売上がったりだよ」
「それもそうか」
私たちがケタケタ笑っているのを、リュッセは少し離れたところで見ていた。とはいえ、笑うのを我慢しているらしく、ちょっと肩が上下にゆれていた。
「ま、とりあえず道はまだつづいてるし、もうちょっと進んでみるか」
カッツェが通路の奥を指差す。私たちはうなずいた。
「じゃ、行くよ」
通路は扉の先もしばらくまっすぐ伸びていた。それでも進んでいくと、急に視界が開ける。
あまり広い部屋ではなかったけど、今までの通路よりは随分広い。そんな部屋の真ん中に、その渦は存在していた。
青白い光が、その渦の中から次々と湧き出してきている。
その光は部屋の壁や天井を青白く染めている。
時折その光の中に、さらに強く青白い光を放つ球体が生まれて飛び散る。
そのおかげで、光も渦を巻いているのがわかった。
もしかしたら、床にある渦自体ももっと強い光の渦なのかもしれない。
「すごい魔力……」
チッタは少し目を細めて、手で光をさえぎった。
「ちょっと怖い……どうして暴走しないでいられるんだろう」
チッタは少し震えているのかも知れなかった。思わず私はチッタの手を握る。
「大丈夫だよ、何か悪い感じはしないし」
「うん」
「むしろ……神聖な感じ」
うなずいて、弱々しく笑った。
カッツェはゆっくりその渦に近づく。
「影響はなさそう」
短く言うと、渦を覗き込んだ。
光がカッツェにさえぎられて、私のほうへ大きく影が伸びる。
「渦の中に床がない」
「……旅の扉、ですか?」
リュッセが小さな声でたずねる。
カッツェは力なく首を横に振った。
「アタシにはわからないよ」
「チッタさん、どう思いますか?」
「わからない。けど、こんな魔力があったら遠くと道くらいつないでいられるかも。……場所を固定したルーラなのかもしれない。魔力の構成が似てる気がする。……私まだルーラ使えないけど」
チッタは小さな声で、早口で答えた。
「リッシュさん、どうしますか?」
リュッセが此方を振り返った。後ろからの光で、表情はよくわからない。けど、多分真剣な顔をしているんだろう。
「チッタの言うことを信じる。きっとこれ、旅の扉だよ。……使い方は良くわからないけど、きっと渦に飛び込むんだよね?」
「それ以外には思いつけませんね」
「じゃ、行こう。渦の中へ」
私はチッタの手を引いて、渦の中に飛び込む。
ぐるん、と世界が回る。ゆがむ。
はるか頭上で、何か音がした。
誰かが続いて渦の中に入った音かもしれない。
視界がゆれる。
体が、ここにない感じ。
蒼。
圧倒的な、蒼。
やがて体が戻ってくる。
一気に重みを感じる。
世界のゆれが収まる。
手に、チッタの手の暖かさ。
開けた視界に、緑。
吹き抜ける風。
木漏れ日も暖かそうな森の中に私たちは立っていた。
皆いる。
カッツェも、リュッセも。
「移動、したみたいだね」
カッツェは少し信じられないといった顔であたりを見回した。
「変な感じ。気分が悪い」
チッタは自分を抱きしめるように少し身をくねらせた。
「あちらが明るいですね。……森が終わるのかも知れません」
リュッセが指差した先は、確かに明るい。
「行ってみよう」
やがて木々はまばらになり、森を抜けた。
圧倒的な青い空。
草原の緑が、風に吹かれてさわさわと音を立てている。
海が左右に広がっていて、その青はアリアハンの海の青とは違う色に見える。
どうやら岬の先端に私たちはたどり着いたみたい。
遠くに大きなお城と、その城下町が見えた。
「ロマリアだ」
カッツェがつぶやいた。
■はい、ロマリア到着ー。
久しぶりに書いたら、肩がこりました(苦笑)
読んでくれる人が居ようが居まいが、のそのそ書いていきたいと思ってます。何せすきなのだ、DQ3。
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