宇宙の声
2007年1月28日 今日の「本」(活字)
■読みました
ISBN:4041303206 文庫 星新一 角川書店 ¥380
短編もこうやってつなげたら、素敵な長いお話になるのだよ、というお手本みたいな本でした。
昭和51年刊行ということもあるのでしょうか、とても言葉使いが綺麗です。まず、それがすき。
やわらかでやさしい雰囲気をまといつつ、実のところとても風刺が効いています。
「この先どうなるのかな!」と思わせてくれます。
短い話1本1本がちゃんと物語として成立していて、それが集まって1本の長い話になってるのですが、その短い1本が良い出来なのですよ。
子どもに1本ずつ毎日読み聞かせしてあげたいような感じ。
かなりいい感じ。
SFだけど、そんなにメカメカしくないです。
絵もかわいいし。
お勧め。
星さんって、シュールな話だけじゃなかったんだね。
2007年14冊目。
ISBN:4041303206 文庫 星新一 角川書店 ¥380
宇宙基地に連れてこられたミノルとハルコは、奇妙な“電波幽霊”の正体をつきとめるため、基地隊員のキダ、特殊ロボットのプーボと広大な宇宙空間へ旅立った。ものすごく攻撃的な鳥が支配するテリラ星、あらゆるものを食べつくす恐ろしい植物に占領されたオロ星、かぶと虫のような怪虫に滅ぼされてしまった無人の星など、果てしない宇宙で彼らは大活躍!すばらしい空想の世界に読者を誘う、傑作ジュブナイルアドベンチャー。
短編もこうやってつなげたら、素敵な長いお話になるのだよ、というお手本みたいな本でした。
昭和51年刊行ということもあるのでしょうか、とても言葉使いが綺麗です。まず、それがすき。
やわらかでやさしい雰囲気をまといつつ、実のところとても風刺が効いています。
「この先どうなるのかな!」と思わせてくれます。
短い話1本1本がちゃんと物語として成立していて、それが集まって1本の長い話になってるのですが、その短い1本が良い出来なのですよ。
子どもに1本ずつ毎日読み聞かせしてあげたいような感じ。
かなりいい感じ。
SFだけど、そんなにメカメカしくないです。
絵もかわいいし。
お勧め。
星さんって、シュールな話だけじゃなかったんだね。
2007年14冊目。
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