■今日の本
ISBN:4044292086 文庫 谷川流・いとうのいぢ 角川書店 ¥540
涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。それというのも生徒会長なるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺たちSOS団の面々はなぜか文集の原稿執筆などという苦行の真っ最中なわけだ。天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾。

「ミヨキチって誰? あんたとどういう関係?」
ギリギリとネクタイは締まり続け、とうとう俺は真実を白状した。
「たまに家に来て、晩飯喰って帰ったりする」
「それだけ? まだ何か言うことあるんじゃないの?」


中篇2本はいってました。

文芸部は「文で芸をする部活」だったそうですよ。
そうだったんですか。そりゃビックリだ。

というわけで、生徒会長という明確な敵だけど別に敵でもなんでもない人が出てきて、まあ、2年生になりそうな春休み前ですよ。
サザエさん的な流れにしれっとなるんだと思ってたので、年が変わりそうな流れに逆に驚いてしまったよ。

文芸部ネタのほうがおもしろかったかな。
長門のは自己分析というか、自分史みたいなものなのでしょうか。
キョンの話はぼーっと読んでいたので、謎解きがあるなんて思っても無かったよ。はっはっは。

それなりに楽しめました。

ところで「流行もの」だからといって結構ヒネた目で読み始めたつもりだったんですが、とりあえず自己認定する程度にキョンが好きになりました。
キョンのファンと言ってもいいでしょう。

してやられたー。

なんかくやしいです。

そういえばどうでもいいけど、ここのセーラー服って、あのイチにあるリボン邪魔じゃないんだろうか。すげー邪魔だと思う。

2007年12冊目。

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