涼宮ハルヒの退屈

■さらに読み進めて
ISBN:4044292035 文庫 谷川流・いとうのいぢ 角川書店 ￥540

ハルヒと出会ってから俺はすっかり忘れた言葉だが、あいつの辞書にはいまだに“退屈”という文字が光り輝いているようだ。その証拠に俺たちSOS団はハルヒの号令のもと、草野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂、失踪者の捜索に熱中したかと思えば、わざわざ孤島に出向いて殺人事件に巻き込まれてみたりして。まったく、どれだけ暴れればあいつの気が済むのか想像したくもないね…。非日常系学園ストーリー、天下御免の第3巻。

「やっぱ事件は孤島で起きるものよね！　古泉くん、このあたしの期待は裏切られないわよね！？」

はい、3巻ー。
2巻は何かの間違いだったな、と思える程度には面白かった。
というか2巻は何がわるかったのかよくわかった。
（単純に自分の好みじゃないキャラが前面に出ていただけの話である。単純な私の単純な話）
いや、2巻はいらない描写が長かっただけだといっとこう。

3巻は1巻と2巻の間とかに挟まれるだろう短編集。
基本的にこの作者さんは短編のほうが向いているのではなかろうか。基本的に短い話の連続だった1巻が面白かったし。
2巻は長くするためにいらない話を入れて結局つまらなかったのかもしれないという個人的意見にいたりました。

というわけで3巻は楽しかったです。
孤島で殺人事件の話に妙にどきどきしてしまったよ。とほほ。

キョンが格好良く見えてきたのですが、これは私の気の迷いでしょうか。
確かに古泉君のようなきらきら顔よりはキョンのような地味面の顔のほうが好きですが。

そうそう、DVDも見てみた。
2巻を。
1巻貸し出し中だったから。
基本的に原作と一緒なんだね。（2巻は長門の告白終了から某キャラの襲撃まで←友人に小説貸す約束したからネタバレを慎んでみた）
キョンの声が割りと好きでした。
特典映像でハルヒ役の人が自分のことを「あや」と名前を一人称にしていたのが気分悪かった。
結局私はそういう系統の女がみんな嫌いなのだろう。

ちなみに4巻ももうすぐ読み終わるので、本日中には更新できるかも。

2007年5冊目。