■今日の本
ISBN:4044292019 文庫 谷川流 ・いとうのいぢ 角川書店 ¥540
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた―。第8回スニーカー大賞大賞受賞作。

「その発見とやらは後でゆっくり聞いてやる。場合によってはヨロコビを分かち合ってもいい。ただ、今は落ち着け」
「なんのこと?」
「授業中だ」


はい。
うっかり読んでしまいました。

基本的に私は流行モノを読むのはすごくいやなのです。
なんかさ、負けた気がして(笑)

でもね。
こんなけ売れているっていうことはそれなりに理由があるだろうし、わりとどこでもほめられてるし、これは一回くらい読んでもいいんじゃないかなと思ったんですよ。

最近、ライトノベルって苦手なんだけどね。
(理由はちゃんとあるんだけど、明文化するのはなかなか難しいので割愛)

結論から言うと、おもしろかったです。

キャラ設定のあざとさがいい感じです。
萌え要素をちゃんと分割した感じで、それでいて古典的なのがいいです。
大風呂敷の大風呂敷っぷりがいい感じです。

女の子はみんなかわいい。
けど、男の子はそうでもない。
その辺が正しいライトノベルっぽいよね(ほめ言葉)

いや、視点者のキョン君、私は好きですよ。
無駄にみんなにもててる(しかも自覚なし)なあたりも、正しいよね(笑)

とりあえず、なぜウケのかはよくわかったし、ライトノベルだけど文章もそんなにつらくなかったし、まあ、いいほうなんではないかなと思いますよ。ええ。

あ、ええと、女の子ではハルヒが好きです。
ハルヒの無自覚恋愛がかわいいです。
親父視点も共感できます。
そりゃ巨乳にはバニーだよ。わかるよその気持ち(問題発言)

鈍いキョン相手にがんばればいい。

とりあえず、続きを買ってみようかなとは思ってます。

2007年3冊目。

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