地球の裏のマヨネーズ
2006年9月5日 今日の「本」(活字)
■今日の本
ISBN:4167334267 文庫 椎名誠 文藝春秋 2006/08 ¥470
自分でとってきたワサビを自分で擦りおろし「さあタイでもマグロでもなんでも持ってこい!」という状態になるというのも一生のうちでそう何度もあることではない。ただしそう叫んでも山の中なのでタイとかマグロはあまりすぐにはやってこない。
買ってあったのに、暫く読んでいませんでした。
最近そんな本ばっかりです。
もうすぐ森センセの新刊もでるのに、こないだ買ったセンセの文庫をまだ読めてません。
なしてこんな事に……。
というわけで、新宿赤マント。初出は2002年。ということはここで書かれているW杯は日韓ワールドカップの頃ですか。トルシエジャパンですか。なんかタイムリーで脳内映像はジーコジャパンでしたよ。よくよく読めば優勝はブラジル。そりゃ2002年だ。
トルシエジャパンはジーコジャパンの何倍も好きでした。何が起こるかわからないワクワク感があった気がする。
まあ、そこはどうでもいい。
パタゴニアの広野というのを、一度見てみたいと思った。
椎名さんの、淡々としたような、でも確実に命をかけてるかんじの実況が、かえってパタゴニアのその色のない広野を目の前に広げてくれた気がする。
どんなところだろう。
色んな広野を歩いた椎名さん曰く「一番荒涼としている」らしい。
想像する地の果てに似てるんだろうか。
狂ったような強風のなか、色のない広野で見上げる空はどんな感じだろうか。
一回体感してみたい。
でも、恐ろしく遠いから、きっと一生むりだろうな。
ドキュメンタリーとかしないかな……(他力本願)
今回のエッセイも、あっちこっちに行っているのでその紀行が唐突に始まって唐突に終わっています。
その辺がいい感じ。
ずーっと書き続けてたら、違うものだもん。
そういう身軽さがいい。
ところで100冊突破(漸く!)記念に過去の本を見てみた。
あまりの偏りっぷりに「コレでは駄目だ」と思ったけど、きっとこの先も変わらないのだろうなと思った。
ISBN:4167334267 文庫 椎名誠 文藝春秋 2006/08 ¥470
地球儀で日本の真裏にあるパタゴニア。原野を馬で進み氷河を目指す赤マント。怖いほど美しく荒涼とした景色にカウボーイの口からマヨネーズの歌が響く。トウガラシ中毒のカラダで次に向かうは炎熱洪水の奥アマゾン、ひと息ついたらチベット巡礼。読んだらヤミツキの赤マントシリーズ、今回は地球ジグザク紀行。
自分でとってきたワサビを自分で擦りおろし「さあタイでもマグロでもなんでも持ってこい!」という状態になるというのも一生のうちでそう何度もあることではない。ただしそう叫んでも山の中なのでタイとかマグロはあまりすぐにはやってこない。
買ってあったのに、暫く読んでいませんでした。
最近そんな本ばっかりです。
もうすぐ森センセの新刊もでるのに、こないだ買ったセンセの文庫をまだ読めてません。
なしてこんな事に……。
というわけで、新宿赤マント。初出は2002年。ということはここで書かれているW杯は日韓ワールドカップの頃ですか。トルシエジャパンですか。なんかタイムリーで脳内映像はジーコジャパンでしたよ。よくよく読めば優勝はブラジル。そりゃ2002年だ。
トルシエジャパンはジーコジャパンの何倍も好きでした。何が起こるかわからないワクワク感があった気がする。
まあ、そこはどうでもいい。
パタゴニアの広野というのを、一度見てみたいと思った。
椎名さんの、淡々としたような、でも確実に命をかけてるかんじの実況が、かえってパタゴニアのその色のない広野を目の前に広げてくれた気がする。
どんなところだろう。
色んな広野を歩いた椎名さん曰く「一番荒涼としている」らしい。
想像する地の果てに似てるんだろうか。
狂ったような強風のなか、色のない広野で見上げる空はどんな感じだろうか。
一回体感してみたい。
でも、恐ろしく遠いから、きっと一生むりだろうな。
ドキュメンタリーとかしないかな……(他力本願)
今回のエッセイも、あっちこっちに行っているのでその紀行が唐突に始まって唐突に終わっています。
その辺がいい感じ。
ずーっと書き続けてたら、違うものだもん。
そういう身軽さがいい。
ところで100冊突破(漸く!)記念に過去の本を見てみた。
あまりの偏りっぷりに「コレでは駄目だ」と思ったけど、きっとこの先も変わらないのだろうなと思った。
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