今日の「DQ3」(15)
2006年7月31日 今日の「DQ3」■同人速報。
中本センセとの合同誌の、漫画部分(導入)を書きました。
これから消しゴムです。大嫌いな作業です。
その次はトーンです。死ぬほど嫌いな作業です。
そして本編はまだ断片だけ思いついていて、書いていません(神様早く来て!)
ええ、ピンチですよ。
■いざないの洞窟 2
■少々短いですが、今回はこのくらいに。
キリの問題で。
ちょっと方向性を変えて、ささーっと進むことにしようかなとかおもう今日この頃です。
うん、DQ5みたいに細かく書いてたらやってられんかも、と思ったんです(笑)
我に返ってみた感じです(笑)
中本センセとの合同誌の、漫画部分(導入)を書きました。
これから消しゴムです。大嫌いな作業です。
その次はトーンです。死ぬほど嫌いな作業です。
そして本編はまだ断片だけ思いついていて、書いていません(神様早く来て!)
ええ、ピンチですよ。
■いざないの洞窟 2
壁に開いた大きな穴をくぐって、私たちは洞窟を奥に進む。すぐに下に続く階段があったから、躊躇せずそのまま下の階に進んだ。
どうせ戻ってもロマリアに行く方法はないし、私は前に進むしかない。
階段をおりたさきは、太い通路の真ん中だった。ただ、左手前の床に通路いっぱいの穴が開いていた。
入り口でリュッセが壁を触ったらパラパラと石の破片が落ちたときと一緒。きっともう洞窟自体が古くなりすぎているんだろう。
左手側には行けそうにないから、右側に進む。いくつか角があって、曲がらずに真っすぐ進んだ先は、また通路の端から端まで床が崩れ落ちていた。
「さて、どうしたもんかね」
今までの道をメモしおわったカッツェが頭を抱える。
「これまでの角がつながってりゃいいけど、最悪この穴を飛び越えなきゃ、だぞ」
「むり!」
チッタが即座に叫ぶ。
出来れば私も遠慮したい。
「アタシだって出来ればしたかないよ。アタシはともかく、あんたたちは難しいもんね」
カッツェはメモをみながらため息をつく。
「ともかく、これまでの角を曲がってみよう。うまくいきゃつながってるよ」
カッツェに引き続き地図を作ってもらいながら、私たちは先へ進む。いくつかの角の先は、行き止まりだったり、床に穴が開いていてすすめなかった。けど、床の穴のすぐ右にあった角をすすむと、うまく穴のあった先に出ることができた。
「やってみるもんだねー」
チッタは穴の向こうに見えるようになった、さっき降りてきた階段をみながらしみじみという。
「まだ床の穴を通り越しただけだよ、たいしたことじゃないんだから、気ィ抜くんじゃないよ」
カッツェは呆れたように言うと、チッタの頭を軽くたたいた。
「ひとつひとつに感動していこうよ」
チッタは不満そうに言うと、頬を膨らます。
「まぁ、いいけどね、それも」
なぜかカッツェは照れたような表情でチッタを見た。
「あんたは真っすぐで眩しいよ」
「?」
チッタは首を傾げて笑う。わかっているのかわかってないのか、微妙な感じ。
「ひとつひとつに感動したほうが、きっと楽しいよ? 世界がいつも新しく見えるよ?」
チッタはそういうとにっこり笑う。カッツェは呆れたように笑って、大きく息を吐いた。リュッセは静かにほほえんでいる。
私はチッタのそういう前向きな可愛さがとても羨ましい。私はあんなふうに言えない。
「じゃ、まあ、前に進もう」
私の言葉にみんなうなずく。
「気を抜かずに行こう」
通路はずいぶん長い間、何の障害物もなく真っすぐだった。
時折あらわれる魔物を蹴散らしながら私たちは進む。
やがて見えてきたつきあたりは、右に折れてつづいている。道なりに進み、少し進むと、また角にでた。右に曲がる道と、直進にわかれていたけど、直進する道はつきあたりが見える。つづく角も、両側を確認しながら進んで、先をめざす。
そして下りの階段を発見した。
「また下るんだ」
「まだ今地下二階だろ」
うんざりしたようなチッタに、カッツェが呆れたような声をあげる。
「だって、早く見てみたいじゃない? ロマリアの青い空! 素敵なんでしょ?」
チッタは組んだ両手を胸の前に、目を輝かせる。
「私も早く見たいなぁ。私外国って初めて」
私がいうと、チッタが大きくうなずく。
今まで特に外国に興味はなかったけど、もう少し進めば行けるというこの状況で興奮しないのは嘘だろう。
「リュッセは? 外国経験者?」
「アリアハンとレーベ以外は全然知りませんよ。気軽に行ける立場じゃありませんから」
リュッセは苦笑する。
「よかった。田舎者仲間だね」
「……その言い方はどうかと」
リュッセは少し疲れたような顔をした。
がっくりしたのかも知れない。
「まあともかく、何層構造なのかわからないんだ、気長に行こう」
カッツェが私たちの顔を見回した。私たちはうなずく。
「じゃあ、とりあえず、ちょっと休憩するか。先は長い」
■少々短いですが、今回はこのくらいに。
キリの問題で。
ちょっと方向性を変えて、ささーっと進むことにしようかなとかおもう今日この頃です。
うん、DQ5みたいに細かく書いてたらやってられんかも、と思ったんです(笑)
我に返ってみた感じです(笑)
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