今日の「DQ3」(7)
2006年6月13日 今日の「DQ3」■気付けばまた半月くらい書いてませんでした。
いかんいかん。
ちょっと反省。
まあもうちょっとガマンすれば、楽しく書けるようになるかもしれない。
がんばれ私。
■ナジミの塔 1
■DQ3の攻略本を買いました。
これでばっちりです(笑)
早く先に進みたい。
漸くキャラクタがどういう性格なのか見えてきたきがしないでもない今日この頃です。
あ、日本負けちゃいましたね。
そんな気はしてたんだ……。
いかんいかん。
ちょっと反省。
まあもうちょっとガマンすれば、楽しく書けるようになるかもしれない。
がんばれ私。
■ナジミの塔 1
昼の少し前くらいに洞窟についた。
洞窟って言っても、低い崖に口を開けていて、入り口から中へは下りの階段が続いていて、ちょっとイメージとは違っていた。
松明に火を点けて、慎重に階段をくだる。
湿気を含んだ空気は少し肌寒くて、土の濡れた独特の匂いがした。
最初の空間は、階段をずいぶん下ったところにあった。だだっ広い空間で、視界をさえぎるものはない。
「部屋の向こう側に下りの階段がある。本格的な迷宮は階段を下ってからだね」
カッツェが部屋の反対側を指差した。
私たちはその指に導かれるように部屋の奥をみる。
薄ぼんやりとした闇が広がっていて、あまり先はよくわからない。
「少々思ってたより明るいですね」
リュッセはあたりを見渡して感心したような顔をする。
「所々天井から光も入ってきてるし、ヒカリゴケも生えてるしね」
カッツェは頷いて松明を片手に辺りをみる。
「とりあえず大丈夫そうだね、先を急ぐよ」
洞窟はずっと湿っぽい空気が続いている。土でできた床には緑の草が生えていて、なんか変な感じだった。
薄暗いだけあって、魔物達は勢いがある。沢山群れてやってくるし、地上で戦うより強い気がする。
その上、洞窟の中は通路の幅や天井があって、戦う方法なんかもこれまでの地上での戦い方とは違ってくる。
さらに、角の生えたウサギは最悪。かなり強い。こいつが三匹くらいやってくると、チッタのメラが有り難かったし、リュッセのホイミも出番が増える。
二人がいることが心強かった。
カッツェは前来たとか言ってただけあって、地図みたいなのを見ながら私たちを案内してくれる。
そんな様子に私は少し考える。
私は何が出来てるだろう。確かに戦いになると先頭で戦って敵を倒しているけど、私だけに出来ることってなんだろう。
カッツェの道案内や
リュッセの回復や
チッタの魔法みたいに。
自分だけに出来ること。
休憩をとりながら膝を抱えて座る。
頭のなかを、ぐるぐると色んな事が駆け巡っていく。
その休憩の間、カッツェは地図を見なおしていて、チッタは壁にもたれて目を閉じていた。
「どうしました?」
正面にしゃがんで、私の顔を覗き込んでリュッセが尋ねる。にこにこ笑う顔はやさしくて、ああそうか、この人は神官さんだったな、と再確認。
「ん、ちょっとね。私、ちゃんと出来てるかなって」
無理矢理笑ってみる。
リュッセが手を伸ばして、私の頭をぽんぽん、と軽く撫でた。
「焦ることはありませんよ。貴女はちゃんと貴女にしか出来ない事をしています」
「たとえば?」
あまりに見え透いたような慰めに私は口を尖らせる。
リュッセは黙って微笑んだままで、答えない。
「ねえ、たとえば?」
「僕が言ったら台無しでしょう? こういうことは、貴女自身が自分で気付かなければね」
リュッセは私に微笑みかけて立ち上がる。
「少なくとも、僕は感謝してますよ」
私はきょとんとリュッセを見上げた。リュッセはにっこり笑っただけで、やっぱり何も教えてくれなかった。
しばらく歩くと、やがて登りの階段を見つけた。
「この先からはもっと強い敵になるからね、気合い入れ直しな」
カッツェが階段を指差して私たちを振り返る。
「うん」
私たちはうなずいた。
「アタシの道案内できるのは塔の前までだ。条件は一緒。気ィ抜かないで行こう」
カッツェはにぃっと笑うと、先頭で階段を上っていった。
そのあとを私たちはつづく。
「うわー、随分雰囲気違うねー」
最後に階段を上ってきたチッタは辺りをみて目を丸くする。
確かに、階段を上った先は随分雰囲気が違っていた。
さっきまでの洞窟は、自然に出来た洞窟に人の手が入ったようなところで、地面は土だったし、壁もごつごつしていた。
けど、階段の先に広がっていたのは人工の通路。
緑色っぽいレンガの壁に、煤けた白の石造りの床。誰が点けたのか、壁の所々で松明が燃えている。
道は広い。
道は真っすぐのびていて、かなり長いんだろう、向こうの方は暗くてどうなっているのかわからなかった。こっち側はどうやら道の端らしい。左手側は行き止まりになっている。
「今は通路西の端?」
チッタがカッツェを見上げると、カッツェはうなずいた。
「ここは海のしたを通ってる通路になってるところだ。その内十字路にでるから、右手側……南に進む」
「ああ、塔は湾の中央の小島にありますからね」
リュッセがうなずく。
私は頭のなかに地図を思い浮べて、ようやく納得する。
「真っすぐ進んだらアリアハン? 繋がってるのかな?」
「そうかもしれない、けどアタシ達は出入口を知らないから意味はない」
「それもそっか」
「じゃ、行くよ」
私たちは隊列を組んで通路を進む。
新しく出てくるようになった大ガエルに苦労しながら進んで、ようやく曲がり角に辿り着いた。
角、というよりは広場って言ったほうがよさそうな場所だった。
白くて太い装飾付きの柱が四本、広場の真ん中辺りに四角く並んでいた。
広場から東西南北に通路が伸びている。東はまだまだ先が長いらしく、先は暗くてよくわからない。
北も同じように長い通路が伸びている。先はやっぱり暗くてよくわからない。
西は、これまで来た道。振り返ると、わりと短い。ちょっと拍子抜け。結構長く歩いた気がしてたんだけど。
そしてこれから進む南の通路。
これも物凄く短い。すぐのところに登りの階段が見えた。
「あれ?」
私が尋ねると、カッツェはうなずいた。
「頑張ろうね」
私の言葉に、皆が頷く。
いよいよ塔。
ただ、私、あんまり高いところ好きじゃないんだよね。
■DQ3の攻略本を買いました。
これでばっちりです(笑)
早く先に進みたい。
漸くキャラクタがどういう性格なのか見えてきたきがしないでもない今日この頃です。
あ、日本負けちゃいましたね。
そんな気はしてたんだ……。
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