今日の「DQ3」(6)
2006年5月29日 今日の「DQ3」 コメント (2)■気付けば2週間ぶりですか。
なんというか……そんなに暇じゃなくなったのかな。
そんな気はしないんだけどな。
……仕事のシフトが変ったというのがこんなに影響を与えるとは思わなかったね正直。
もう少しサクサク書くことを心がけたいと思います。
■洞窟までの道 (リッシュ視点)
短いですがこんな感じで。
さっさと塔に登ってくれよ頼むよ、とか思いながらも初心者冒険者達はのんびりゆっくり旅をしていきます。
……読み手はいるのだろうか、とかちょっと我に返りたい。
なんというか……そんなに暇じゃなくなったのかな。
そんな気はしないんだけどな。
……仕事のシフトが変ったというのがこんなに影響を与えるとは思わなかったね正直。
もう少しサクサク書くことを心がけたいと思います。
■洞窟までの道 (リッシュ視点)
私たちは暫くの間、アリアハンの町を拠点に戦いの練習をした。
町にいるときは、ほとんどルイーダさんのところに居て、必要なものを買ったりするときも団体だった。
ただ、夜はカッツェは宿に、チッタと私はそれぞれの家に、リュッセは教会に戻っている。
何回かは野営の練習に草原で見張りを交替しながら夜を過ごしてみた。
初めて見る草原の夜空は、キラキラ光る宝石をばらまいたみたいで、静かでとてもきれいだった。音はほとんど聞こえない。時々風で揺れる草の音や、焚き火の中で木がはぜる音がするくらい。
特に何があったわけでもないのに、とても神聖な気持ちになる。
他の眠ってる仲間達の安全が起きてる私にかかってるって思うと、責任がずっしりのしかかってきて少し恐かった。
そうこうしているうちに、カッツェの言ったとおり私たちはそれぞれ強くなって、何回か連続で戦っても余裕があるようになってきたし、それぞれ呼び捨てで名前を呼べるくらいには仲良くなった。
まあ、リュッセは性格上いまもみんな敬称ついてるけど、呼び方は前ほど堅くない。
チッタに至っては、カッツェのことは「姉さん」って呼び方に固定して、その呼び方がそろそろ私やリュッセにもうつりそうな感じになっている。
魔物退治のおかげで強くなったし、仲間意識もはっきりしたし、現実的には報奨金でお金もたまって、ちょっといい剣や鎧を買い揃えることもできたし、旅に必要なさまざまなものを調達できるようになった。
何だか良いことずくめな感じ。
まあ、もっとも、チッタは日焼けの心配をずーっとしてたけど、ソレはもうあきらめてもらうしかないと思う。
「さて、ここいらの魔物には苦戦しなくなったし、明日の朝一番に塔にむかってみるか」
カッツェが私たちを見渡した。
誰も反対はしなかった。
「じゃあ、明日」
私はうなずいた。
「ちょっとどきどきするね」
チッタが好奇心いっぱいの笑顔をみんなに向ける。
「遠足じゃないんだよ」
カッツェが苦笑する。
「緊張を忘れてはいけませんが、心配ばかりしても仕方ないでしょう」
リュッセはいつもどおり少し困ったような笑い方をした。
「じゃあ、明日朝一に出発!」
私のこの言葉が、本当の意味での旅立ちになった。
私たちは今までに無いくらい荷物を用意して、日の出より少しはやい時間に町の入り口に集まった。
「準備はいいね?」
カッツェの言葉に私たちは頷いて町の入り口を出る。
ちょうど今からむかう海からの風が吹いてきて、気持ちが昂ぶる。
「なんかいよいよーって感じね!」
チッタが海の方向を見据えてから、陶酔したような表情で目をそっと閉じる。
「そんな良いことばっかりじゃないよ」
カッツェが呆れたようにかたをすくめる。
「気分がいいのにつぶさないでよカッツェ姉さん」
チッタが口を尖らせて、私たちは声を上げて笑った。
旅立ちは、そんなふうに明るく楽しく始まった。
アリアハンからまず西に歩いて海をめざす。数時間もしないうちに海が目の前に広がる。海は穏やかにきらきらと光を反射していてきれいだった。
海沿いの道を今度は北上する。
またしばらく行くと石造りのしっかりした橋が西側に見えてきた。
あれが言われていた、湾を渡る橋なんだろう。あれを渡ってそのまま街道を北に進めばレーベの村があるけど、今回はそっちには行かない。
橋を渡って、少しも行かないところで私たちは街道を外れて南下をし始める。
脛の真ん中あたりまでのびている草ばかりが生えている荒野を行く。草の生えた地面は少しやわらかくて、ときどきぬかるんでいるような所もあった。通り抜けていく風が気持ちいい。
もちろん、草の間からスライムは飛び出してくるし、空から大烏は飛び込んでくる。戦いは避けられない。そして戦いのあとは休憩を入れる。
まだ長距離を歩くことに慣れていないし、旅をしながらの戦いにも慣れていないから、休憩はこまめに入れた。
そうこうしているうちに陽が落ちかけてきた。
「今日はこの辺までにしよう、陽が完全に落ちたら魔物の活動もかっぱつになるし、私たちは夜目がきかない」
私が太陽のほうをみて言うと、カッツェが頷いた。
「それがいいね。……わかってきたじゃないか、リーダー」
茶化すように言ってカッツェは私の頭をくしゃりと撫でた。
私は少し口を尖らせてカッツェを見上げる。
「頑張ってんのは良いことだ」
カッツェはにやっと笑って大きくのびをした。
「洞窟はもうすぐだ、明日の昼までにはつけるさ」
そう言って南の闇に目を向ける。
私は頷いた。
洞窟まであと少し。
短いですがこんな感じで。
さっさと塔に登ってくれよ頼むよ、とか思いながらも初心者冒険者達はのんびりゆっくり旅をしていきます。
……読み手はいるのだろうか、とかちょっと我に返りたい。
コメント
のんびり書いてください、のんびり待ってますから♪
それと、今さらですがタイム・リープ見つけて読みました!
とっても面白かったです!何回も読み返してます〜
読んでいただいてましたか、ありがとうございます。
のんびりやります。のんびり待っていただけて嬉しいです。
タイム・リープ面白かったでしょう!
よかった!
若松視点で読みました? 話がぐちゃぐちゃで楽しいですよ。