ゲームの話をしよう
2006年4月20日 今日の「本」(活字)
■今日の本
ISBN:4757206623 単行本(ソフトカバー) 永田泰大 アスキー 2000/02 ¥1,365
ボーズ 「『ゼルダ』のCM撮ったときにね、「アレいつ出るんですか」みたいな話をきいたのね、任天堂の人に。そしたら、「いや宮本さんがいつひっくり返すかわかんないから」みたいな事をいわれて」
永田 「やっぱ現役の暴君だ」
ボーズ 「すげーなぁって(笑)」
永田 「カッチョイイ(笑)
というわけで、久々に本を読みました。
漫画ですら読みたくなくて、買ったナルトも豪放ライラックもダークエッジも読んで無いのに。
活字が先になった自分にビックリ。
とはいえ、まあ、愛しの永田さんの本ですから。
しかも好きなジャンル「インタビュー」の本ですから。
テンポ良くささーっとよめました。
ゲームを作る人、遊ぶ人、編集者、色々な人との雑談集です。
けど、雑談だからこそいろいろな人の本音が読めて面白いです。
小学生との対談が面白かったなあ。「ゴールデンアイ」ばっかり言ってて。やってみたくなったものゴールデンアイ。どんなゲームかすらわかんないのに(笑)
この本の凄いところは、知らないゲームの話や知らない人の話でも楽しく読めるところ。
話のもっていきかたとか、視線の優しさとか、文章にまとめたときのうまさとか、そういうのが大きいんだと思います。
結構前の本だから、ドリームキャストが発売される前の話しだったり(凄く希望に満ちていて、結果を知っているから悲しい)ワンダースワンが現役だったり(欲しかったけど買わないままだった)FF7にビックリしてたり、とちょっとノスタルジックです。
……たった数年前なのにね。
ただ、その頃「現状」として問題にあげていたことが、現在でも何一つ変わっていないことに驚いたりします。
相変わらずゲームがきっかけで事件が起こればソレに乗じてマスコミはゲームを叩くし(アニメも同義)
ゲームはますます映画化して(映像重視という意味で)話やシステムがおろそかになっていっているし。
ゲーマーの男と、ゲームをしないその彼女の話とか面白かった。
私はゲームをするから、多分ゲーマーの男の子と話が出来るからちょっと最初はぴんと来なかったんだけど、確かに野球のTV中継とか一緒にたのしめないもんなあ、とか伝え方の比喩で理解したりね。
人と話をするっていうことが、自分の考えを整理することにもつながるのだなと思いました。
……上手く伝えられないなあ。
まあ、ともかく楽しく読める本です。
2006年8冊目
ISBN:4757206623 単行本(ソフトカバー) 永田泰大 アスキー 2000/02 ¥1,365
「ファミ通」編集者がゲームの作り手からマンガ家、イラストレーター、ミュージシャン、さらにはゲーム好きの小学生まで、さまざまな人たちと話すゲームのあれこれ。『週刊ファミ通』連載の単行本化。
目次
そのポイントは時間にある / 目の機能の限界ってのはあると思う / なんにしろ難しいよ / 日常では使わない部分 / 諸般の事情で書けなかったり / もったいねぇって感じ / ひとりだと寂しいんですよ / 八方美人をやりつつ極を / 自分の欲しいものですね / プロデューサーが育ってない〔ほか〕
ボーズ 「『ゼルダ』のCM撮ったときにね、「アレいつ出るんですか」みたいな話をきいたのね、任天堂の人に。そしたら、「いや宮本さんがいつひっくり返すかわかんないから」みたいな事をいわれて」
永田 「やっぱ現役の暴君だ」
ボーズ 「すげーなぁって(笑)」
永田 「カッチョイイ(笑)
というわけで、久々に本を読みました。
漫画ですら読みたくなくて、買ったナルトも豪放ライラックもダークエッジも読んで無いのに。
活字が先になった自分にビックリ。
とはいえ、まあ、愛しの永田さんの本ですから。
しかも好きなジャンル「インタビュー」の本ですから。
テンポ良くささーっとよめました。
ゲームを作る人、遊ぶ人、編集者、色々な人との雑談集です。
けど、雑談だからこそいろいろな人の本音が読めて面白いです。
小学生との対談が面白かったなあ。「ゴールデンアイ」ばっかり言ってて。やってみたくなったものゴールデンアイ。どんなゲームかすらわかんないのに(笑)
この本の凄いところは、知らないゲームの話や知らない人の話でも楽しく読めるところ。
話のもっていきかたとか、視線の優しさとか、文章にまとめたときのうまさとか、そういうのが大きいんだと思います。
結構前の本だから、ドリームキャストが発売される前の話しだったり(凄く希望に満ちていて、結果を知っているから悲しい)ワンダースワンが現役だったり(欲しかったけど買わないままだった)FF7にビックリしてたり、とちょっとノスタルジックです。
……たった数年前なのにね。
ただ、その頃「現状」として問題にあげていたことが、現在でも何一つ変わっていないことに驚いたりします。
相変わらずゲームがきっかけで事件が起こればソレに乗じてマスコミはゲームを叩くし(アニメも同義)
ゲームはますます映画化して(映像重視という意味で)話やシステムがおろそかになっていっているし。
ゲーマーの男と、ゲームをしないその彼女の話とか面白かった。
私はゲームをするから、多分ゲーマーの男の子と話が出来るからちょっと最初はぴんと来なかったんだけど、確かに野球のTV中継とか一緒にたのしめないもんなあ、とか伝え方の比喩で理解したりね。
人と話をするっていうことが、自分の考えを整理することにもつながるのだなと思いました。
……上手く伝えられないなあ。
まあ、ともかく楽しく読める本です。
2006年8冊目
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