今日のDQ5 (286)
2006年3月14日 今日の「DQ5」■最近、脳内でDQ1がアツイです。
リクエストがDQ3と4が圧勝してても、そんな事は関係無いのです。
ローラ姫がちょっと暴走気味です(笑)
彼女はイチ様(※勇者ちゃん。本名イチェル)大好きで、メロメロで、ずーっとおしゃべりしていたいと思っています。
……イチ君はおしゃべりがとても苦手です。
もう、姫様一方的に話してるだけです。それでもいいのです。
なんか姫様いろんな意味で炸裂しています。
ちょっと常識も欠けてます。
そんな姫様が私は大好きです。
……でも1は書きにくいな、とか気付いた今日この頃です。
かきとめで書きたいことだけ書こうかな。
■パオームのインク (テス視点)
■時折、ゲーム内できっつい一言を放つビアンカちゃんが大好きです。
時折きつすぎでは? とも思います。
……そんなビアンカちゃんが大好きだ。
テっちゃんは時々かなり傷ついてるんじゃないかなとも思います。
あはははは。がんばれテっちゃん。負けるなテっちゃん。
いい事ある日もあるさ。
リクエストがDQ3と4が圧勝してても、そんな事は関係無いのです。
ローラ姫がちょっと暴走気味です(笑)
彼女はイチ様(※勇者ちゃん。本名イチェル)大好きで、メロメロで、ずーっとおしゃべりしていたいと思っています。
……イチ君はおしゃべりがとても苦手です。
もう、姫様一方的に話してるだけです。それでもいいのです。
なんか姫様いろんな意味で炸裂しています。
ちょっと常識も欠けてます。
そんな姫様が私は大好きです。
……でも1は書きにくいな、とか気付いた今日この頃です。
かきとめで書きたいことだけ書こうかな。
■パオームのインク (テス視点)
グランバニアの北にある小さな教会に来たのは、これが二度目。
初回は短い時間しか立ち寄らなかった。
ビアンカちゃんがさらわれて、それを追っていたとき立ち寄っただけ。
あの時はボクに全く余裕がなくてちゃんと見ることが出来なかったけど、今きちんと見てみると小さいながらがっしりとした作りで、ステンドグラス越しの光は柔らかくて綺麗だった。
あまりたくさん人は居なかったけど、暖かい感じのするいい教会だ。
「パオームって、魔物の名前だよね?」
ソルは椅子に座って足をぶらぶらさせながら天井をみあげる。
「うん、三つ目の象で、立派な牙があるんだ。……オタケビがすごい奴」
ボクが答えると、ソルは首を傾げた。
「だよね? 何でそのパオームがインクになるのかな?」
ボクらがそんな話をしていたら、入り口の掃除をしていたオバサンがこっちへ来て話を聞かせてくれた。
「パオームのインクはね、魔物のパオームの牙を刳り貫いて、その中に特別なインクを入れて熟成させるのさ。そうするといつまでも色褪せない特殊なインクが出来上がるんだ」
「すごいんだねー」
ソルは目を見開いてオバサンを見る。
「この教会に伝わる伝統品さ。今も作ってるんだよ」
「今も? やったねっ」
ソルが歓声をあげる。
「パオームなんてそうそう居ないでしょう?」
ボクが尋ねると、オバサンは懐かしそうに目を閉じる。
「十年くらい前だったかねえ? うちの教会前でパオームが死んでいた事があったんだよ。死に際の顔は安らかでね。そのパオームの牙を使ったのさ」
「分けて頂きたいのですが……」
ボクが言うと、オバサンは「ちょっと待っとくれね」なんて言って教会の端にいたお爺さんに声をかけた。
「パオームのインクってどうだったかね?」
「どうって何じゃよ?」
お爺さんは困ったように言うと、立ち上がってこちらへ来る。
「もう出来たんだっけ?」
「ああ、先日熟成が終わったところだ。まだ貰い手は決まっとらんがな」
「じゃあ、このお兄ちゃんに一個わけたげとくれ」
オバサンの言葉にお爺さんはボクとソルを見た。
「……ま、いいじゃろ。ワシはインクの良さを伝えられればそれでエエんじゃ」
そう言うと、お爺さんは隅の部屋から入れ物になった角を持ってきてくれた。
「これがパオームのインクだ。うまく使ってくれれば良い」
「ありがとうございます」
ボクが頭を下げると、お爺さんはもう一度じっくりボクを見た。
「……おまえさんどっかで見た気がするな」
「十年くらい前にも来たことがありますから」
ボクが笑うと、お爺さんは首を傾げた。
「さて、二階に行ってるビアンカちゃんたちを呼んでこよう」
「うんっ」
ソルが椅子からぴょいっと飛び降りる。
「お爺さん、インクありがとう!」
ソルは言うとボクの手を引っ張った。
「お父さん、行こっ」
二階は、北向きの壁一面がステンドグラスになっていて、高い天井はしっかり組み上げた柱が見えるようになっていた。
「あ、お父さん」
二階の階段付近にいたマァルがボクに気付いて駆け寄ってくる。
ボクにぽふっと抱きついて、顔をまじまじと見上げた。
「どうしたの?」
「なんでもないの」
マァルはにこりと笑う。
「ビアンカちゃんは?」
尋ねると、マァルはステンドグラスのほうを指差した。ビアンカちゃんはステンドグラスの色に染まりながら、一人のお婆さんと話をしていた。
「あ、テス。聞いて? この方ね、お義父様の……パパスさんの事を色々聞かせて下さったの」
ビアンカちゃんは、わざわざお父さんの事を名前に言い直してからボクを見た。
「そうなんだ」
近寄ると、お婆さんはボクをまじまじ見つめた。
「ああ、パパスさんの息子さんかね。確かに似ているねえ」
にこにこ笑ってボクの手を撫でた。
「父はどんな人でしたか」
「いい男だったねー、わしゃ長いこと生きてきたが、あんないい男他に見たことないわ」
「あ、そうなんですか」
なんと答えたものか苦笑する。
「パパスさん格好良かったものねー」
ビアンカちゃんもうっとりする。
「……そうだね」
自分でもお父さんに適わないのはよく分かってるけど。
例え相手がお父さんとは言え、やっぱりビアンカちゃんがボクじゃない男の人にうっとりするのは気分が悪い。
「テスもパパスさんの血をひいてるんだもん、見込みあるわよ?」
「……見込みね」
ボクは曖昧に笑った。
「お爺様はそんなに格好良かったの?」
マァルが尋ねると、ビアンカちゃんは力強く頷いた。
「素敵だったのよー?」
「会ってみたかったなぁー」
うっとりする女性陣を複雑な気持ちで見ていたら、ソルがボクの手を握った。
「お父さん格好イイよ? 大丈夫だよ?」
「ありがとうソル。味方はソルだけだよ」
「……お爺様は凄そうだけどね」
「……凄いんだよ。……がっくりするからこれ以上聞かないで」
「……大人って大変なんだね」
ため息をついたソルの頭に、ボクは手を乗せる。
「まだ悟らなくていいよ」
心に隙間風が吹いた気分のボクとソルに、ビアンカちゃんが向き直る。
「二人ともちょっと老け込んだみたい。冗談なんだから真面目にとらないでよ。テスは素敵よ?」
「この前からビアンカちゃんの冗談はキツすぎだよ」
ボクは口を尖らせた。
「ごめんってば。……パオームのインクはいただけたの?」
「わけてもらえたよ」
「じゃあ、届けてあげましょ?」
「お父さんの力になれて楽しい?」
ボクが尋ねると、ビアンカちゃんは口を尖らせた。
「その聞き方は素敵じゃないわ」
「えーえー、ダメな男ですよー」
ボクが先に階段をおりると、背後でソルの声が聞こえた。
「お父さんはお母さんがお爺様の話ばっかりするから淋しいんだよ? 許してあげてね?」
なんだってソルは時々人間関係に悟り切ったことをいうんだろう。
それに続けてビアンカちゃんの笑い声が聞こえた。
「わかってるわよー? 私はテスがだーいすきだから、時々意地悪したくなるの。ソルは心配しなくていいのよー?」
「ふーん」
そんな確かめ方ないんじゃない? とか
それって本音? とか
さすがにひどいんじゃない? とか
言いたいことはたくさんあったけど、結局言わなかった。
どうせ言っても負けるしね……。
……というか、好きな子に意地悪するのは小さな男の子でしょ。それってどうなのビアンカちゃん。
■時折、ゲーム内できっつい一言を放つビアンカちゃんが大好きです。
時折きつすぎでは? とも思います。
……そんなビアンカちゃんが大好きだ。
テっちゃんは時々かなり傷ついてるんじゃないかなとも思います。
あはははは。がんばれテっちゃん。負けるなテっちゃん。
いい事ある日もあるさ。
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