ポールと小鳥
2006年2月28日 今日の「本」(活字)
■今日の本
ISBN:4887470576 単行本 朝倉勇 童話屋 2006/02 ¥1,733
ポールと小鳥で書かれているのは、夢のような物語かもしれません。
けど、これが真実になる世の中がくれば本当に良いと思う。
世の中の、勝たなければ意味が無いと思っている大人と、
これから世の中に出て行くことで挫折を味わうだろう子どもたちと、
世の中に、絶望した人は読んでみて、それでまだ世界はすてたもんじゃないと思える、かもしれない本。
2006年4冊目。
ISBN:4887470576 単行本 朝倉勇 童話屋 2006/02 ¥1,733
あるところに、長い間戦争をつづけていた二つの国がありました。その一方の国にはポールという子どもがおり、戦争で父親と兄を亡くしました。彼は小鳥のピルルの美しいさえずりに合わせて、笛を吹くのをいつも楽しんでいました。ある時、ポールの国で小鳥の歌コンクールが開催され、ポールとピルルが優勝しました。おかげで二人の噂は戦争をしていた隣の国にも届きました。するとある日、隣の敵国の使者がやってきて、重い病気にかかった王女をポールとピルルの歌で元気にしてほしいというのですが・・・
ポールと小鳥で書かれているのは、夢のような物語かもしれません。
けど、これが真実になる世の中がくれば本当に良いと思う。
世の中の、勝たなければ意味が無いと思っている大人と、
これから世の中に出て行くことで挫折を味わうだろう子どもたちと、
世の中に、絶望した人は読んでみて、それでまだ世界はすてたもんじゃないと思える、かもしれない本。
2006年4冊目。
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