今日のDQ5 (270)
2006年2月12日 今日の「DQ5」■最近眠気に負けて全然DQ6を進めてません。
……セーブデータは大丈夫だろうか。
電源だけでも入れたほうがいいだろうか。
でも電源入れたら遊んじゃうな。仕事のほうが大事だもんな。
どうしたもんかなー。
ウダウダしてる間にも消えちゃってたりしてなー(ため息)
■パズル (テス視点)
■本当に同人誌作りたい熱が上がってきました。
あれとこれとそれとそれからあれを入れたら結構な本が出来そうだ。
……問題はどう売るか。
……セーブデータは大丈夫だろうか。
電源だけでも入れたほうがいいだろうか。
でも電源入れたら遊んじゃうな。仕事のほうが大事だもんな。
どうしたもんかなー。
ウダウダしてる間にも消えちゃってたりしてなー(ため息)
■パズル (テス視点)
現れた階段を下りると、随分広い部屋にでた。
相変わらず壁は深い青、床は白。まだまだ迷宮はつづいていくようだ。今度の部屋は、腰あたりまでの低い壁に区切られた、簡単な迷路のようになっている。少し離れたところまで見通せるから、少々楽に進めそうに見えた。
すぐ前に下りの階段が見える。その手前には大きな格子が取り付けられていた。この部屋にはたいまつがおおいから、もしかしたら下の階の明り取りなのかもしれない。良く見ると、格子は部屋のあちこちに取り付けられている。
「まだこんな広い部屋が続いていたなんて……。ミルドラースはどこにいるの?」
ビアンカちゃんが大きなため息をつく。
「じゃ、ちょっと休もうか」
声を掛けて、取りあえず座る。その間に、ランタンを片手に格子の下をちょっと覗いてみた。
どうやら、下にも広い部屋があるみたいで、ここから見るだけでは壁は見えなかった。床は土で出来てるらしく、少し湿っぽいにおいがした。装飾もあまりなさそうにみえる。
「どんな感じー?」
ビアンカちゃんが後ろから声を掛けてきた。
「んー、とりあえず、まだ下にも部屋があるね」
「うんざり」
ビアンカちゃんは舌を出して浮かない顔をして見せた。
ボクは苦笑して振り返る。
「まあ、最後だからね。魔王まで簡単には辿り着かないよ」
答えて、また格子に向き直る。下の部屋も割と明るい。どうやらこの格子は明り取りだけのために作られてるわけではなさそうだ。
「主殿」
ピエールが格子の丁度中央辺りを指差した。
「ここになにか……」
その辺りを見てみると、格子はどうやら中心に棒が通されていて、その棒だけで床に取り付けられているようだった。シーソーみたいな物かもしれない。
「あ、中心があるんだ」
ボクも答えて、少し格子の端を押してみた。手応えはほとんど無くて、軽く動く。格子はぐるりと一回転した。
「え? 今の何!?」
視界の端で捕らえたのか、ソルが驚いたような声をあげる。
「ん、ああ、この格子動くんだよ」
「階段いらないね」
ソルが笑う。
なるほどな。
「ソル、なかなか良いラインかも」
「え?」
「そういう使い方するかもね、ってコト」
ボクらは十分に休憩をとったあと、あたりを調べて歩いた。注意して格子を避けて歩いてわかったことは、とりあえず、この部屋には二つの下り階段があって、それはどちらも下の同じ屁部屋につながっていること。そしてその部屋は行き止まりだということ。
あとはこの部屋からつづく廊下には、幅いっぱいにあの格子が取り付けられていて、その向こうにも廊下がつながっているということ。
「……あの向こうに行かなきゃいけないわけだ」
ボクは足先で格子をつついてみる。軽くきしむ音を立てて格子は簡単に動いた。
走り抜けるのはたぶん無理だろう。
「どうする?」
ビアンカちゃんがくびを傾げる。
「んー……気の乗らない話として、ここから下に落ちる」
「え!?」
マァルが絶望的な悲鳴をあげた。
「詳しくきかせて?」
ビアンカちゃんはマァルの頭を撫でながら眉を寄せた。
「下の部屋がこっちと対応してると仮定しての話だけど、ちょうど下の部屋がこの辺で終わってたんだよ。だから、ここから落ちて、下にある別の部屋からまたこっちの階へ戻ってくる。下の部屋、天井低かったし大丈夫だよ」
「……うーん」
ビアンカちゃんが納得したようなしないような微妙なうなり声をあげる。
ピエールは格子から下をのぞいて、下に部屋があると報告する。
「どのみち他に方法無さそうだよ?」
「……」
ビアンカちゃんが深々とため息をついた。
下に一回落ちると、すぐに上り階段をみつけた。のぼると、さっきの格子の向こう側に辿り着いていた。
暫らくマァルが落ち着くまで休んで、また道を進む。格子がまだ付けられている場所もあったけど、よければなんてコトはなく、道はひたすら一本だった。
やがて、下り階段が見えてくる。
「もしミルドラースがオモテの世界で魔の力を発動させたりしたら……。行きましょテス。これ以上人々が悲しむ姿を見たくないものね」
立ち止まったビアンカちゃんがぽつりと言う。
「うん……そうだね」
「ねえテス……。……ううん。なんでもないわ。話はまた今度ゆっくりね」
「……うん」
言い掛けた言葉を飲み込んだビアンカちゃんの頭を撫でて、ボクは笑った。
なんだか、不思議な気分。
本当に、魔王を倒しに行くんだ……。
ボクは皆の目を盗んで、ビアンカちゃんにキスをする。
「帰ったら、いっぱい話をしよう」
ボクらは階段をおりた。
下りた先は廊下になっていた。何度か小さな曲がり角をまがって、最後に大きく角を曲がる。
まがった先は真っすぐな廊下。
左手側に、もうすっかり見慣れてしまった巨大な魔獣の像が五体、ずらりと並んでいた。
「うわー、圧巻」
ボクらはため息をついて歩きだした。
これまでと違って、魔獣の像のくびが、ボクらの動きをおってくる。
決して動きだして襲ってくるわけではないけど、あまり気持ちのいい話ではない。ボクらはいつ魔獣の像が動きだして襲ってくるのかとドキドキしながら、その廊下を通り抜けた。
廊下の行き止まりには、下り階段。左手側、つまり魔獣の像のすぐ隣に次の部屋へ続く入り口。
階段の先には何もないだだっ広い部屋になっていた。
「どうやら、入り口のほうみたいだね」
「何、この部屋」
ビアンカちゃんがため息をつく。
部屋は、不思議な様子だった。大きな部屋のなかに、小部屋が入っているみたいで、腰辺りまでの壁で部屋のなかは区切られていた。
今の部屋の部分は灰色の床に、細い切れ目が二本入っている。正面と左右には次の部屋に続く入り口。
隣は正面も左右も茶色の床で、中心にスイッチみたいなでっぱりがあった。
暫らく歩いてみて分かったのは、この大きな部屋は九つに区切られていること。うち、八ヶ所に茶色の床の小部屋がある。中央の一番奥には、次に続く入り口があるようだけど、小部屋の壁で半分以上塞がっていて通れそうにない。
「なんなのこの部屋! どうやって行くの!?」
ビアンカちゃんはイライラと声を上げた。
「んー、なんだろうね」
なるべくゆっくり返事して、ボクは辺りを見渡す。
「怪しいのは、スイッチみたいなでっぱりだね」
「うん」
試しに中央の小部屋にあったスイッチを踏んでみた。
とたん、大きな部屋に入ってすぐの、灰色の床だった部分にこの部屋がスライドした。
「!?」
かわりに、さっきまで小部屋があった場所が灰色の床になっていた。
「なんなの? この部屋は。う〜ん……なんだか複雑そうね。私こういうの苦手だからここはテスが頑張ってね」
ビアンカちゃんは早々に手を振ってあきらめる。
「なんかへんな部屋だね。魔物たちもよくこんなしかけ考えるなあ……」
ソルはスイッチをめずらしそうにじっと見つめる。
「15パズルみたいな感じかな? とりあえず、小部屋を移動して、出口につなげる……と」
「じゃあ頑張って」
ビアンカちゃんがボクの肩を笑顔でたたいた。
■本当に同人誌作りたい熱が上がってきました。
あれとこれとそれとそれからあれを入れたら結構な本が出来そうだ。
……問題はどう売るか。
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