今日のDQ5(257)
2006年1月16日 今日の「DQ5」■DQ3の女勇者ちゃん。
FC版ではイラストがありませんでした。
SFC版でイラストが登場。ドラゴンボールで言うとビーデルさん、な感じのボーイッシュかつ可愛らしいお嬢さんでした。服装は男勇者くんと同じで、露出を抑えた中々実用的なお洋服でした。
で。
先日知ってしまったGBC版。
女勇者ちゃんは……変わってました。露出度、極めて高し。
ちょうど、女賢者さんみたいな感じです。
で。
ニーソ。
……うわあぁあ。私のリッシュちゃん(※ウチの子の名前)はそんなんじゃ無いやい!
でも可愛いから許す!
これから女勇者の落書きをするときはGBC版で行きます。
■ジャハンナ 3 (テス視点)
■アンクルホーンの台詞がわからず、ジャハンナに着いてないデータを使ってわざわざ確認に行きました。
なんか本末転倒が続いてます。
FC版ではイラストがありませんでした。
SFC版でイラストが登場。ドラゴンボールで言うとビーデルさん、な感じのボーイッシュかつ可愛らしいお嬢さんでした。服装は男勇者くんと同じで、露出を抑えた中々実用的なお洋服でした。
で。
先日知ってしまったGBC版。
女勇者ちゃんは……変わってました。露出度、極めて高し。
ちょうど、女賢者さんみたいな感じです。
で。
ニーソ。
……うわあぁあ。私のリッシュちゃん(※ウチの子の名前)はそんなんじゃ無いやい!
でも可愛いから許す!
これから女勇者の落書きをするときはGBC版で行きます。
■ジャハンナ 3 (テス視点)
酒場の奥にある階段をおりると、そこが水車小屋になっていた。
大きな歯車がたくさん噛み合ってうごいている。歯車が動く音と、それを動かす何かの音が低く部屋の中で響いている。
見慣れない形の不思議な鉄でできたものから、ときどきすごい水蒸気があがっている。あれが動力なのかもしれない。
中は広くて、小屋と呼ぶのは間違っている気がする。見上げると、歯車を点検するためだろうか、壁添いに中二階みたいな場所がある。鉄の細い棒を組んで作ってあって、下からその鉄骨越しに天井が見えた。
その中二階に一匹のアンクルホーンがぼんやりと腰掛けているのが見える。たぶんあれが、「後悔している水車小屋のおじさん」だろう。
お酒を飲んで人間の姿から魔物に戻って、でもそれでも町から追放しないで仕事を与えられているということは、ここは共同体として成熟しているんじゃないだろうか。
ボクは話が聞いてみたくて、ハシゴをのぼった。
アンクルホーンはボクらに気付いて顔をこちらに向けた。少し淋しそうな顔をしている。彼はすぐにまた視線を歯車の方へ戻した。
ボクは無言で彼の隣に座る。そして彼にならって歯車を見た。
ビアンカちゃんたちもボクの隣に座る。
彼は歯車から目を離さないでぼそりと言った。
「おまえさん人生に後悔してるか?」
尋ねる声は少し枯れたような、けど低くてイイ声だった。
「後悔……」
ボクは少し考えてみる。
振り返ると、決して平坦な人生では無かったと思う。
けど。
最悪でもない。
「色々辛いことはありました。色々いいこともありました。その時々で最善の選択をしてきたつもりです」
「そうか……立派に生きていけよ」
アンクルホーンは目を細める。
「でも時々、あの時もう少し他にできることがあったんじゃないかなって思うこともあります」
「そうか……」
アンクルホーンは深々とため息をついた。
「だったらこれを持っていけジャハンナに伝わる話を書いた禁断の巻き物だ。人間と魔物の、おぞましい話ばかりだが……何か得る事もあるだろう」
「ありがとうございます」
ボクは巻き物を受け取るとソレを大切に袋にしまう。
「あなたに出会えてよかった」
ボクが言うとアンクルホーンは淋しそうに笑った。そして、歯車を見つめたまま、ぼそぼそと続ける。
「かつて神になりたがった人間がいた……。しかしその者は心の邪悪さゆえ魔物になってしまったのだ。その邪悪な心をふりはらうため、エルヘブンの民が立ち向かったがあまりに心の闇は深く……もはや人間にもどすことはできなかったという」
「そのヒトはどうなったんでしょう?」
「さあ、それはわからんよ……」
ボクらはアンクルホーンにお礼を言って水車小屋をでた。
「淋しそうだったね。あんな所に一人だったし」
ビアンカちゃんは水車を振り返って少し淋しそうな顔をした。
「うん、淋しそうだったね」
ボクは頷いた。
「あの話に出てきた人間が、ミルドラースなのかしら?」
「さあ……わからない。けど、もしソレがミルドラースなんだったとしたら……」
ボクはそこでため息をついた。
かわいそうだよね。
その言葉は飲み込んで、言わない事にした。
「ねぇお父さん、後悔してるの?」
「え?」
マァルがボクのマントをつかんでボクの顔を見上げる。
「お父さんがそんな気持ちだとわたしも悲しくなっちゃう……」
大きな目が、少し涙で潤んでる。
「後悔ね……うん、してる事もある。でも、全体的に見たら後悔は少ないほうだと思う。さっきも言ったけど、最善の選択はしてきたつもりだから。ただ、後悔が全然無いっていうのは、生きてないのと一緒だと思うよ。……後になって漸く、その時のことが客観的に考えられるって事は沢山あると思うからね」
「……」
「後悔してるのはほんの些細な事ばかりだよ。結婚した事も、王様になったことも、マァルやソルの父親になったことも、旅をしてる事も、全然後悔して無い。だからマァルは心配しなくていいんだ」
「本当?」
「うん」
マァルは漸く笑顔を見せる。ボクは頭を撫でてから、手を引いて歩き出す。
「ねえ」
ビアンカちゃんが逆側の隣に並んだ。
「私も後悔してないからね」
「ソレはよかった」
ボクらは町の中央まで戻ってきて、ベンチに腰掛けると地図を開いてみた。それほど大きな地図じゃなかった。
「現在地が……ここか」
地図の南のほうに、一つだけ町がある。入り組んだ細い地面もきちんと書かれていて、これがあったら迷うことなく元来た祠に戻ることが出来るだろう。
祠の位置はかかれていなかった。
「最初に着いた祠はこの辺だったね」
ボクは町の西側にある陸地の真ん中に祠を書き込む。
「この大きな山、何かしら」
ビアンカちゃんが指をさしたのは、地図の北側。
ちょうど陸地の果てになる部分。
険しくて大きな岩山が描かれている。
「それはエビルマウンテンだ」
通りかかった町の人が教えてくれた。やっぱり、人に優しくするのがスキらしい。
「大魔王様が住んでおられる」
「ええ!?」
ソルが思わず声をあげた。
それは驚愕の声だったんだろうけど、町の人にはそうは聞こえなかったらしい。彼は得意そうに続ける。
「あのお方は偉大だ! 例え伝説の勇者といえども、あのお方の足元にもおよばないであろう。私は人となった今でも大魔王ミルドラースさまだけは尊敬しているのだ」
みんなの顔が不機嫌になっていくのに気づかず、町の人は心酔しきったように胸に手をあててうっとりと言った。
「……へぇ」
相槌をうたないと立ち去りそうになかったから、ボクは引きつった返事をする。
「まあ、人の姿となった今では見学にもいけないけどね」
「そうですね」
適当に話をあわせて男の人を立ち去らせる。
ソルは頬を膨らませていたけど、男の人が立ち去ってからその背中に向けて思いっきり舌を出した。
「足元に及ばないかどうかなんてやってみなきゃわかんないよ」
「人間になったのに大魔王を尊敬してるなんておかしい……よね?」
マァルも複雑そうな顔をして頬を膨らませた。
「伝説の勇者が本当に大魔王にかなわないか、その答えはもうすぐわかるわ! 勝てるに決まってるわよ!」
ビアンカちゃんも立ち去った男の人の背に向けて拳を突き出す。
「ぜーったい、勝つんだから!」
「そうだね。絶対勝とう。……おかげでどこへ行けばいいかわかったね」
ボクは北のほうを見た。
「明日の朝出発しよう」
■アンクルホーンの台詞がわからず、ジャハンナに着いてないデータを使ってわざわざ確認に行きました。
なんか本末転倒が続いてます。
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