今日のDQ5(256)
2006年1月15日 今日の「DQ5」■ようやく、忘れかけてた携帯のモンスターアプリのベビーサタンをクリア。
プチヒーローのリトルくんにかわりました。
可愛いー!
可愛いなー!
久しぶりに楽しく遊んでます。
DQ6はちみっと進んでホルストック城です。
王子がダメな感じ。子ども時代のヘンリー君とチャゴス王子の、ちょうど中間みたいなダメさ加減?
どうでもいいけどDQ界の王子様は、ダメか勇者かの二択しかないのか。
■ジャハンナ 2 (マァル視点)
■ジャハンナ、もう一回続きます。
もう二回だったらどうしよう(笑)
でももうちょっとで終わりだと思うと気分は明るいです。
……もうちょっとってドレくらいだろう。
プチヒーローのリトルくんにかわりました。
可愛いー!
可愛いなー!
久しぶりに楽しく遊んでます。
DQ6はちみっと進んでホルストック城です。
王子がダメな感じ。子ども時代のヘンリー君とチャゴス王子の、ちょうど中間みたいなダメさ加減?
どうでもいいけどDQ界の王子様は、ダメか勇者かの二択しかないのか。
■ジャハンナ 2 (マァル視点)
町の入り口にある宿屋にわたしたちは泊まることにした。
本がぎっしり詰まった本棚がずらっと並んでいる、ちょっと変わった宿屋だった。お母さんはベッドの調子や、本棚の様子なんかを観察して頷いたりしていた。
お父さんは並んだ本の背表紙をじっくり眺めて、その中から何冊か抜き取ってパラパラとめくっていた。
「あ」
お父さんは小さく声をあげて、一冊の本を持ってわたしたちの方へ戻ってきた。
「どしたの?」
お母さんがお父さんの持ってきた本を覗き込んで、ソレから笑った。
なんだろうと思ってわたしとソルも覗き込んでみた。
表紙に落書きがしてある。
『うわーん、マーサ様早くかえってきておくれよー』
すっごく汚い文字で書いてあって、でもそのせいで気持ちがよくわかった。
「可愛いわね」
お母さんは優しい顔で笑って表紙を撫でた。
「外の皆もそうだけど、お義母様大人気ね」
「絶対息子ですなんて言えないよね」
お母さんの言葉にお父さんが苦笑する。ソレから真面目な顔になった。
「じゃあこれからのことを考えよう」
「そうね。でもとりあえずもう少しこの町見たいよね。今日はもう疲れたし、明日色々町を見学しようよ。何か変わった話を聞けるかもしれないわよ」
「そうだね。じゃあそうしよう」
それで話は終わって、わたしたちは皆でご飯を食べた。魔界のご飯はちょっと見慣れない野菜とか入ってたし、味付けも変わってた。けど、おいしかった。
もしかしたら、人間になった魔物さんたちがお婆様にお料理ならったのかもしれないな、って思ったら楽しかった。
夜はソルと早めに寝ちゃった。夜中に一回目が覚めたら、お父さんとお母さんが向こうで小さな声で何か話してるのが聞こえた。楽しそうだったから話に入れてほしい気がしたけど、すごく眠くて体が動かなかった。
朝になっても、空は変わらなかった。重たい灰色とキツイ紫色の雲がかかっていてお日様は見えなかった。
いつも朝起きたとき曇りや雨だと残念な気持ちだけど、もしかしたら、魔界はいつもこうなのかも。だとしたらここにいるヒトたちは可愛そうって思う。
今日は昨日行かなかった町の奥の方へ行くことにした。
「お父さん、お母さん、早くー!」
わたしとソルはスキップしながら前を歩く。お父さんもお母さんも、眠そうにあくびをしながらゆっくり後ろを歩いてる。
「二人ともどうしたの? 眠いの?」
聞くと、お父さんが頷いた。
「うん、ちょっとね」
「夜更かししてるからよ」
わたしが言うとお父さんもお母さんもぎょっとした顔をした。
「えぇ!? 何で知ってるの!?」
「目が覚めたから。何話してたの?」
「……色々と思い出話をね」
お父さんは笑う。
「ふぅん」
そんな話をしてるうちに、町の真ん中にある広場を通り抜けて、町の奥にある水車の所まで辿り着いた。
「おっきいー!」
わたしは歓声をあげる。
見上げる水車は、家より大きい。ゆっくりまわって町の周りを囲む小川の水を巡回させる役割を果たしているみたいだった。
「この水がお母さんがオモテから持ってきた水なんだよね? これが町を守っているから、ここは平和なんだよね」
「うん、だから水車で動かしてるのね」
お父さんは暫く動かないで水車を見上げて、それから周りをキョロキョロと見た。
「どうしたの?」
「これだけの水車を動かすにはこの水の流れじゃ無理だから、どこかに動力があるんじゃないかなって……」
「あれじゃない?」
ソルが指差した方に下り階段があった。
「行ってみよう」
階段をおりると酒場があった。ヒトは疎らで繁盛してない。カウンターにはウサギの格好の女のヒトがいて、お客さんは二人だった。酒場なのにお酒を飲んでるヒトはいなかった。
聞いてみたら、ここはお酒をださないらしい。飲んだら魔物に戻っちゃうって言っている。
何のために酒場があるんだろう。つくらなきゃいいのに。
実際飲んで戻っちゃったヒトがいるみたいで、ウサギの女のヒトは「水車小屋のおじさんみたいに後悔したくない」って言っていた。
「こんにちは」
お父さんは近くにいた男の人に声をかける。
「こんにちは……」
男の人はため息をついた。
「どうされましたか?」
「わかってしまうんです」
「え?」
「いったいマーサ様はいつまで大魔王をおさえていられるだろうか……。マーサ様の命の灯火がしだいに小さくなってゆくのが私にはわかります。ああ! だれかはやくなんとかしなければっ」
お父さんの顔が厳しくなった。
「教えてくださってありがとうございます」
お父さんの手をお母さんがぎゅっと握った。
「お母さまの命のともしびが………テス急ぎましょ」
「うん……」
「大丈夫よ、まだ……」
「うん……まだ……生きてるんだもんね」
お父さんは自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
■ジャハンナ、もう一回続きます。
もう二回だったらどうしよう(笑)
でももうちょっとで終わりだと思うと気分は明るいです。
……もうちょっとってドレくらいだろう。
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