■今日の本
ISBN:408773434X 単行本 池沢 夏樹 集英社 2005/08 ¥1,260
永遠の名作『星の王子さま』池澤夏樹新訳!
砂漠に不時着した飛行士の前に、不思議な金髪の少年が現れ、次第に彼の事情も明らかになる。バラの花との諍いから住んでいた星を去った王子さまは、いくつもの星を巡った後、地球に降り立ったのだ。

「だからぼくはきみに星じゃなくてたくさんの笑う鈴をあげていくようなものだ……」

実は「星の王子様」は初めて読みます。
高校時代だったかな、昔からあるスタンダードな訳のものをよんで、ちょっとダメだったんです。
池澤夏樹さんがすきなので、読めるんじゃないかなと思って読んでみました。
この訳での「星の王子様」は好きです。
このお話が長い間いろんな人に読まれ愛されている理由がわかりました。

決して一回読んで「わかった!」という作品ではないし、何回読んでも実際にはわからない作品なのかもしれないけれど、「この一節が好き」とか「この感じ方が良い」とか思えたら、それでいいのだと思います。

星の王子様といえば「大切なものは目に見えない」というのが有名なフレーズですが、私は上に上げたセリフが一番好きでした。

そもそも池澤夏樹さんがちょっと気障な言い回しが多い人なので、そういうのが苦手な人は読みづらいかもしれませんが、これから初めて読んでみようかな、と思っている大人の人には向いてるかも。

私とりあえずコレの文庫かいます。
ああ、ええ、図書館で借りました。


2006年1冊目。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索