■今日のDQ6ダイジェスト
下の世界で「アモール」に到着。寝たら不思議なことに上の世界へ。「アモール」って言うけど何か20年以上昔らしい。
で、色々やったら元の世界へ。
また下の世界へもどり、かがみのかぎなるものを手に入れたので、今度はなんとかいう名前の塔へ。鏡から出てきたどくどくゾンビがあまりに強く危うく殺されかけましたが、何とか勝ちました。……レベル上げなきゃ。

やってみるとやっぱり断片的にはイベントを覚えてますね。
もうすぐ愛しのバーバラが仲間に入るはずなので楽しみです。
現在レベルはソアン13 ハッサン12 ミレーユ10のはずです。記憶無いです。

■魔界へ (ビアンカ視点)
船に乗って川を下っていく。綺麗な水で川面がきらきら光っている。
川幅はあんまり広くなくて大型のこの船が通るのはギリギリって感じだった。
「結構ギリギリで恐いね」
私が言うとクルーのみんなが笑った。
「通れるのが分かってるから通ってるけどな、知らなかったら通りたくねぇな!」
船長はガハハと笑う。
「あんたらを乗せるようになってから、知らねえ所に行くだけじゃなくて、とんでもねえトコに連れてかれるな!」
「これからもきっととんでもないトコに連れてかれるわよ?」
私はくすくす笑う。
「ハハ、違いねぇ!」
船長はまた大声で豪快に笑ってからクルーの皆と歩いていってしまった。

「またこれからビックリするよ」
テスが後ろから言って笑う、その意味はすぐに分かった。
船の行く手には断崖絶壁。川はその崖の細い三角に割れた場所に流れ込んでいる。皆が何にも慌ててないから、大丈夫なんだろうとは思うけど、やっぱりちょっと怖い。本当にあの隙間をこの船が通り抜けられるのかしら。
思っている間にもどんどん船は進んで、ぐんぐん崖が近寄ってくる。
あの細い隙間まであとちょっと。
ぶつかりそうで、私は思わず目を瞑った。
水の反響が変って、私は恐る恐る目を開いた。
船は洞窟の中を進んでいる。

「うわあ」
私は思わず声をあげた。
「綺麗!」
洞窟は船が進むだけの充分の水の深さがある。高さも高い。ただ、幅は船がすれ違うほどはないから、ちょっと慎重に進んでるんだろう、スピードがゆっくりになっている。
洞窟の中とはいえ、何処からか光が差し込んできているみたいで、水面がキラキラ光っている。
神秘的。
魔界への神殿がこんなところにあるなんて、ちょっと信じられない気分。
船は東への分岐点を越えて、北へ進む。
少しずつ、突き当りが見えてきた。水面より少し高い位置に人工の床が見える。簡単な港みたいにも見えるけど、柱が立っていて港ではないのがわかる。
その向こうには洞窟の壁のところに人の手が加わった壁が作られているのが見える。そこにも柱が並んでいて、その間に銀で縁取りと装飾が付けられた両開きの扉がある。
「ああ、きっとアレだね」
テスは言うと、降りる準備を始める。
「船の皆には、このままちょっと待っていてもらおう。……ここが目的地じゃなかったら困るし」
「それもそうね」
私達は慎重に船からおりて、ゆっくりと青い扉に近づく。

青い扉は頑丈そうで、近くで見ると本当に綺麗だった。
テスが手に入れていた不思議な鍵で鍵を開ける。
ゴゴンと深い低い音を響かせて、扉は両側に開いていく。
私はソルの手を、テスはマァルの手を引いてゆっくり中へ入る。
魔物の皆はその後ろからやっぱりゆっくり付いてきてくれた。

扉の中は、確かに神殿のようだった。
まっすぐに通路が延びていて、その両側には柱が同じ間隔で並んでいる。
通路の両脇には水が満たされている。
その水が波立っているのは、多分この水の落ちる音と関係してるんだろう。
「何か、ちょっと滝の洞窟思い出すね」
「うん」
「えー? トロッコの洞窟だよ!」
私が言った言葉にテスは頷いて、ソルとマァルは口を尖らせる。
「トロッコの洞窟?」
首をかしげて聞き返すと、マァルが「またお話するね!」と笑った。

私達は通路をゆっくりと進む。
突き当たりに、テスの身長よりちょっと高いくらいの高さまであがる階段があった。
私達は一瞬顔を見合わせてから、頷き合ってその階段をのぼる。
広い祭壇だった。
丁度真ん中辺りに、三体の女神像がある。
背の高い女神像には、金色に輝く大きな翼が生えていて、その腕は何かを求めるように前に差し出されている。
祭壇の向こう側には大きな滝が流れていて、その滝に突き出すように祭壇は伸びている。突き出した部分にはまた柱が二本並んでいた。
「綺麗ね」
「うん、ちょっと嘘みたい」
呟くと、テスが頷いた。
ソルとマァルは女神像の方へちょっと走っていって、女神像の顔を下から覗き込んでいる。
「どうしてこの像手をさし出してるのかなあ? ん? もしかして!?」
「きっとリングをここに載せるのね!」
ソルとマァルは言い合ってニコニコ笑いあった。
「さて、といっても、ここにどんなリングを載せるべきなのかな?」
テスは困ったようにその女神の手のひらを覗き込む。
私も同じ様に手のひらを覗き込んでみる。
誰も、何百年も入れなかったはずなのにホコリひとつない。
「綺麗ね」
「うん」
私達は無言で、指輪を外す。

「……大事なものなのに、ゴメンね」

テスはそれだけ言うと、そっと指輪を女神の手のひらに載せた。
一つずつ。
私達の思い出の指輪を。

三つ目の指輪を置いた時だった。

祭壇の、滝のところにせり出していた部分にあった柱の間に、空気が流れていくのがわかった。
慌ててそっちの方をみると、黒い渦が柱の間に現れていた。
それは風とともに光の粒のようなものを飲み込んでいっている。
「アレが……魔界への入り口……かな?」
「……は、派手だねー」
「ちょっと、入りたくない気分」
「怖い……」
口々に感想を言いながら、私達はそろそろとその渦に近づく。
しっかりとお互いの手を握って、ゆっくり。

ある程度近づいていった時だった。

ふわり、足が浮いた。

「!!」
驚いてテスを見ると、やっぱり浮いてる。
そしてそのまま渦に飲み込まれた。


■海の神殿がどんなところか忘れちゃって、朝から神殿見てきました。間抜けな話です。

というわけで、新年明けたら(ちうても明日)魔界編です。
今年最後なのに適当で申し訳ないです。ちょっとモチベーションさがってます(苦笑)

さて、今年は長々とお付き合いくださいまして有難う御座いました。
来年も宜しくお願いします。

コメント

nophoto
テス
2006年1月5日12:51

毎回楽しみにしています。今年もがんばってください。

こーき
こーき
2006年1月6日18:16

>テスさま
楽しみにしていただいてありがとうございます。
今年も適当にやっていきますので、生暖かい目線で見守っていただけると嬉しいです。

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