今日のDQ5(223)
2005年11月14日 今日の「DQ5」■ヘンリー君が前回から出ています。
もうね、親分大人気。WEB拍手が大盛況。
今更ながら親分の人気を確認し、驚くとともに気をつけねば、とか思った次第です(笑)
そんななか、友人から確認されました。
友「ヘンリー君は太ったのか!?」
確かに、そんな話書いたなあ。全然考えてなかったよ。
私「どーでもいいよ」
友「そんなひどい!」
私「太ってないんじゃないかな」
というわけで、全国のヘンリーファンの方々、彼は太ってません。あれはテっちゃんの売り言葉に買い言葉です。確かにドレイ時代に比べたら太ったかもしれませんが、標準になっただけです。ご安心ください(笑)
■冬の終わりに 2 (ヘンリー視点)
■とりあえずヘンリー君との話も次回が佳境でしょう。
というか、次回で終わりたいです。
まっすぐ進まないなあ。
ああ、ビアンカちゃんはいつ会えるだろう。
そしてほったらかしのドリスちゃん強化期間はいつおわるんだろう(笑)
もうね、親分大人気。WEB拍手が大盛況。
今更ながら親分の人気を確認し、驚くとともに気をつけねば、とか思った次第です(笑)
そんななか、友人から確認されました。
友「ヘンリー君は太ったのか!?」
確かに、そんな話書いたなあ。全然考えてなかったよ。
私「どーでもいいよ」
友「そんなひどい!」
私「太ってないんじゃないかな」
というわけで、全国のヘンリーファンの方々、彼は太ってません。あれはテっちゃんの売り言葉に買い言葉です。確かにドレイ時代に比べたら太ったかもしれませんが、標準になっただけです。ご安心ください(笑)
■冬の終わりに 2 (ヘンリー視点)
オレがここでデールの手伝いをしながら、仕事で成果を挙げている時、テスはテスで世界を救うことに関しては成果を挙げていたらしい。
テスの話は興味深かった。
母上の故郷に初めて出向いて、両親の燃えるような恋を知ったこと。そこで自分の出自と、使命を知ったこと。
サラボナで封印を破って復活した太古の怪物を再び封印するのを手助けした話。
伝説にのみ残っていた天空への塔をみつけて登ったときの事。
昔掘り返したトロッコで構成された洞窟と、その先にあった水の中の天空城。
そこで突きつけられた過去。自分がどれだけ今まで過去から目を背けていたのかを知ったこと。その過去を見据えて、前を向けるようになったこと。
妖精が見られなくなっていたこと。子ども達の力で妖精の国に再びいけたこと。友人に再会したこと。
復活した天空城で空を飛んだこと。
ボブルの塔というところで、パパスさんの仇を一つ討ったこと。ゲマにはまた逃げられたこと。
そして、マスタードラゴンという神の復活。
そのどれもが、キラキラしてて、魅力的。それは別の世界の話のようだった。
もちろん、オレは今の生活に不満はない。平和で、好きな事が出来るこの生活に、不満の持ちようなんかない。
ただ、オレにはテスと一緒に旅に出る選択肢もあって(まあ、それはテスの結婚で終わっただろうけど)そっちを選択していたら今でも一緒に旅をしてこういう体験が出来たんだろうな、という思いが抱かせる憧れだろう。
手に入らないからこそ、憧れるんだ。
テスの境遇は、この前あった一年半前と何も変ってない。
ただ、テスの子ども達は。特にソル君は『伝説の勇者』として力をどんどんつけてきている。世界は、どんどん変ってる。
旅を続けて、きっとコイツは暗黒の魔王とやらの力をひしひしと感じてるんだろう。
……コイツの境遇、むしろ悪くなって行ってないか?
自分だけじゃなく、子どもも危険にさらして。
世界中を旅してるのに、ビアンカさんの行方も母上の行方も知れないままだ。
テスは少し黙った。
窓の外をぼんやりとした目で見つめている。
窓の外は燃えるような夕焼け。金色のようなオレンジが空を染めている。
厨房の方は今夕食の用意に忙しいんだろう、煙突から煙がたなびいている。
「何か喋りつかれちゃった」
テスはそういうと、冷え切った紅茶の残りをぐいっと飲み干した。
テスはまだ、本当に話したいことを話してないだろう。
コイツはいつだって、やりたい事や言いたい事を飲み込んでしまう。
一番最後まで黙っていて、どういえばいいのか考えている。
どういえば、一番誰もが傷つかないか考えてる。
今だって、本当は話したいはずだ。
でも、どう言えばいいのか悩んでるんだろう。
多分、ここまで来たって事はもう話すことについては決心がついてるんだ。
あとは、最後の何かを押せば、話しだす。
オレは焦っても仕方ない。
話したくなるまで待つだけだ。
「そうか、オレも聞くのに疲れた。丁度いいし、飯にしようぜ」
オレはなるべくおどけたようにテスに声を掛ける。
ちょっとしたことでも、追い詰めないように。
知ってるか。
世界の命運を握ってる奴は、かなり繊細だぞ。
辛い世界を乗り切る強さを持ってるから心配はいらないけど、それでも浮上するまでは結構時間が掛かるんだ。
「そうだね、おなかすいたね」
テスは胃の辺りをさすりながら苦笑した。
それで話は一度終わった。
夕食はテスの事を歓迎して盛大なパーティーになった。
本人はそんな事しなくていいのに、と少し顔をしかめている。
コリンズはソル君やマァルちゃんが来てるんじゃないかと期待してたんだが、残念ながら来てないことにがっくりしている。
ウチのガキはマァルちゃんが好きだからなあ。
もうちょっと素直になるべきかなとは思うが、面白いからそのままにしておこう。
が、まあ、オレもオニじゃねえから、とりあえずテスには話だけしておいてやるからな。感謝しろよ。
オレはちょっと早いペースでワインを飲んでいるテスに近寄って、声を掛ける。
「おう、お前そんなにのめたか?」
「ううん、弱いよ」
「程ほどにしとけよ?」
「うん、ま、ちょっとね」
ああ、勢い付けな。
話す気なんだ。
「そういえば、なんで子どもたち連れてこなかったんだ?」
「留守番してるって言ったから」
「……今度は連れてこいよ」
「……なんで?」
「ウチのガキがマァルちゃんを気に入ってる」
テスは向こうにいるコリンズをじろっと見た。
「ボクからマァルを奪おうと? いい度胸ー」
「手加減してやってくれ」
「でも、先は暗いかなあ。マァルがここに来たくなくて自ら留守番宣言したもん」
オレは思わず遠くのコリンズを哀れみの目で見つめてしまった。
「もうちょっとコリンズ君は素直になるべきだねー。好きな女の子に意地悪する気持ちはわからないでもないけど、される方は印象激ワルだよね」
「伝えとくよ」
オレは思わずコリンズを見つめたままため息をついた。
「ヘンリー君、夜暇?」
「ああ。朝までだって話は聞くぞ」
「うん、何とか話せると思うから……。マリアさんにも関係有るから、コリンズ君が寝たあとくらいで」
「わかった。さっきの部屋にマリアと一緒に行こう」
オレはテスの顔を見ないで答える。
オレと、テスと、マリアに関係のある話。
明るい話ではない。
オレは覚悟を決めた。
■とりあえずヘンリー君との話も次回が佳境でしょう。
というか、次回で終わりたいです。
まっすぐ進まないなあ。
ああ、ビアンカちゃんはいつ会えるだろう。
そしてほったらかしのドリスちゃん強化期間はいつおわるんだろう(笑)
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