■今日の本
ISBN:4062528789 単行本 木村祐一・あべ弘士 講談社 2005/11/02 ¥1,050
ロングセラー「あらしのよるに」シリーズが、ついに続編刊行。
オオカミのガブとヤギのメイ・ひみつの友情は、果たして永遠なのか? 2ひきの運命は……?

「ああ、こんな ことに なるんだったら、あの
”あらしの よるに”であわなければ よかった」


前巻であんな終わり方をして、私は「これもあり」だとは思っていたんですよ。
このまま、ガブがどうなったかわからないままというのは。
あのまま終わるのもありだろうと。

が、世間はそうじゃなかったみたいです。
続きが出ました。

この絵本に関しては、ネタバレとかしないほうが絶対に良いと思うので多くは書けません。

最初、個人的には今回の話はこれまでの蛇足に感じたのは事実です。

けど、最後のページの絵と言葉を読んだとき、
「ああ、人間がこだわっている種族とか、相違とか、そういうのは、実は些細な問題なのかもしれない」と思って、この本を読んでよかったと思いました。
少なくとも、この二匹にとっては狼とかヤギとか、そういう事は関係ないですから。

最後を読んでから読み返すと、なんだかメイの心境が「ああ、こういう気持ちわかるな」と思えるところが多々あって、初回の読み方はなんだったんだと反省したりしました。

また頭から読み返したいです。

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