■今日の本
ISBN:4757713673 単行本 渡辺浩弐 エンターブレイン 2003/03 ¥1,365
週刊ファミ通で連載している「プラトニックチェーン」の第2巻。神様がなんでも教えてくれるって言ったら、なにしりたい?奇才、渡辺浩弐の贈る新感覚ポップ・ノベル第2弾!

「今はあなたがクライアントですが、もしこのあと、別の誰かが同じ案件で問い合わせてきたら、当方としましては真相をお話しすることになるでしょう。つまりあなたにとっては即座に自首することが最も得策ということになります」

今月は渡辺浩弐強化月間のようです。好きな作家さんの本は読める間に片っ端から読んでいくのが好きです。折角全巻図書館に揃ってたんだから、借りなきゃね。
 
というわけで、プラトニックチェーンの2巻です。

今回はちょっと明るい話が多い気がします。
相変わらずの作品もありますけど。なんだろう、全体的に登場人物が若返った感じ。

今回は第14話の「透明絞殺犯」が一番良かったかな。
5ページだって、推理小説は成り立つんですよ。
やっぱり、こういう切り口が鮮やかな短編っていうのが好きです。

ところで、この人は卵に対してなにか特別な思い入れでもあるんでしょうか?
第8話「夢判断」で卵が出てきてました。
むかーし読んだゲームキッズにも同じような話があったような気がする。1999年版だっけかな、2000年版だったかな、どっちか忘れたけど。

古い卵があって、そのまま捨てるのは気が引けるし、けど流し台で割るのも恐いっていうやつ。
この人の話のシチュエーションとしてよく読む気がしてきました。
確か高校生の時に読んで、しばらく卵が恐くなった記憶が(笑)
今回もオチはほとんど一緒だったな、卵に関しては。
やっぱこの人なんか卵に対してあるんだよ。
 
 
冷蔵庫の中には、何がかくれているんでしょうね?
 
 

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