ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
2005年10月7日 映画
■DVD見たよ
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/09/22 ¥4,800
「罪って許されるのか?」
「さあ、試した事はないな」
はい、というわけで、見ましたよ、アドベントチルドレン。
FF7は多分、人生で一番やりこんだゲームです。人生で一番キャラ萌えしたゲームです(笑)今でも時々思い出したように話を考えたりするもの。
さて、そんなFF7の続編です。
随分期待してみました。画像は通常版ですが、私が借りたのはなんか初回の豪華版みたいです。よく分かってません。今度クラウドのフィギュア見せてね蒼羽っち。
感想。
■良かったところ
1・背景。
ともかく、景色が美しいと思います。
砂煙とか、向こうに遠くかすんで見える山々とか、天井の隙間から差し込む光とか、流れる水とか。
石・木・タイル・布、そういう物質の質感の違いとか。
街の表現も良かったなあ。多分あのモニュメントがある広場はミッドガルなんだろうけど、あの雑然とした雰囲気とか、機能してない高層ビル群とか、良かった。
2・魔法などの特殊効果。
これはまあ、もとのゲームから割りと好きな表現方法をとってくれてたんだけど、例えば怪物の口から吐き出される青い光とか、カダージュの召喚魔法?の時の空に向かって飛んでいく魔法陣のようなものとか、基本的に「青白い」ものを表現するのが物凄くうまい。キレイなんだよ。
炎の表現とかも。
あと、マテリア。
思っていたより大きかった(笑)とかは置いておいて、発光してるんだなあとか、そういうちょっと予想外なことも含めてかなりキレイな石だと思いました。そりゃーユフィも執着するわ。
3・音楽。
実は全部新作だったら嫌だなあとか思ってたんですよ。そうしたらFF7じゃないな、とか。
だから、おなじみの曲が沢山流れたのが嬉しかったです。勿論新曲も好きですけど。
セフィロスのテーマが歌詞変わってましたね。
あと、ジェノバも新しい編曲になってました。
その辺がちょっと気になります。コレってサントラ出るんだっけ?
音楽に合わせて動く、そういうアニメちっくな演出部分も良かったと思います。
ティファの教会での戦闘は「音楽とあってる」という点では評価が高いです。
4・画面の見せ方。
これは映像作品ということで多分こだわってたんだろうけど、アングルとか結構面白くて好きだった。
ユフィが出てきて下からの煽りの構図だったところとか大好き。
■悪かったところ
1・お話。
コレって致命的(笑)
まあ、そもそもFF7は不親切設計な話でイマイチよく分からない部分っていうのが残る作品ではあったんだけど。
これ、映像見たいと思っていきなりこれ見た人はわかんないだろうねー。おまけで入ってたFF7のストーリーダイジェストみても、絶対分からないよ。だってゲームやったはずの弟ですら、ストーリーダイジェスト見て「こんなトコあった?」とか「どんな話だっけ?」って聞くくらいなんだもん。
だから、まず、基礎がないと分からないっていうのは、ちょっとねえ。幾ら続編でも良くないんじゃない?
そのうえ、結局ACのほうも不親切設計は続行してて、やっぱり話が分かりにくいんですよ。
「現在がどういう状況か」っていうのを省略してるのがよくないんだろうなあと思うんですけど。「星痕症候群」だって、何の説明もないまま始まるし。
まあ、その不親切設計がFF7の醍醐味といえばそれまでだ。
結末を見てから考えると、単純明快といえば単純なんですよ。簡単に言えば「エアリスは偉大だ」でしょ?(省略しすぎ)
2・人の表現。
今回のキャラクタの、顔の輪郭が嫌いです(笑)
だって、若い人も子供も、男も女も皆同じアゴのラインなんだもん。なんかさあ、とがり過ぎてて嫌。
ちょっと変えてあったの、バレットとシドくらいじゃないか。
それとねえ、動き方が嫌い。
嘘過ぎて。
「そんなのありえねー」みたいな。あんな動きしていいのはドラゴンボールの人たちだけだよ(笑)
なんか、もっと地に足ついた戦い方してると思ってたのに。ゲームで。
裏切られたー。
あ、でも、評価点もある。
シドの走り方!
あれ、ゲームと同じでちょっと後ろに体重かかってた!あれはよかった!
3・タークスの扱い。
弱いやら、お笑い担当だったりで、なんだか散々な目になってたよね、タークス。
なんかさあ、もっとこう、素敵だったじゃないか。割と強かったし、仕事に対してもっとドライでスマートで。
そりゃ主役方面じゃないから、扱いが小さくなるのは仕方ないけどさあ。もうちょっとどうにかならなかったのかな。
少なくとも、広場での戦闘時、レノさんのロッドにぶつかっちゃうルードさんはいらなかった。
■その他気になったところ。
レッド13の毛の表現。
なんだよー、ぬいぐるみだよーあれじゃー。
ケットシーの声が好きじゃないー(単に好みの問題)
あと、飛空挺の名前が「シエラ」号だったのが嬉しかった。
やったぜシド!
■総括
とりあえず、映像はよかったと思うよ、映像は。
だから、映像に5千円払える人は買ってもいいと思う。あとFF7と心中できる人とか。クラウド大好きとか。
キャラクタは、本当にクラウドとティファと、セフィロスくらいしか見せ場ないから。
……ああ、ヴィンセントも一応あったのかな。あれは。
私はまあ、借りてよかったなあと。
少なくとも、買ってたら後悔した。絶対。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/09/22 ¥4,800
あの戦いから2年。繁栄の極みにあった魔洸都市「ミッドガル」は廃墟と化したが、人々は再建への道を確実に歩んでいた。だが、「星痕症候群」と呼ばれる謎の病が人々を苛む。治療法もなく、冒された者を次々と死に至らしめるこの病は、希望を取り戻しつつあった人々の新たな脅威となった。デリバリーサービスを営みながら孤児と共に静かに暮らしていたクラウドは、先の戦いで大事な仲間達を失ってしまった心の傷に胸をいため、深い自戒と罪の念に心を閉ざしていた。ある日、クラウドに仕事を依頼する一本の電話が入る。依頼内容は、カダージュと呼ばれる男からの護衛を依頼するものだった。若く、凶暴なカダージュ達。やがて彼らの魔の手は、クラウドと共に住んでいた孤児たちにも伸びる。その目的は何なのか。何故クラウドを狙うのか。避けようのない戦いを前に思い悩むクラウド。「罪って許されるのか?」長き葛藤の末、戦いの決意を固めるクラウド。ついに、カダージュ達との、人知を超えた戦いが幕を開ける。
「罪って許されるのか?」
「さあ、試した事はないな」
はい、というわけで、見ましたよ、アドベントチルドレン。
FF7は多分、人生で一番やりこんだゲームです。人生で一番キャラ萌えしたゲームです(笑)今でも時々思い出したように話を考えたりするもの。
さて、そんなFF7の続編です。
随分期待してみました。画像は通常版ですが、私が借りたのはなんか初回の豪華版みたいです。よく分かってません。今度クラウドのフィギュア見せてね蒼羽っち。
感想。
■良かったところ
1・背景。
ともかく、景色が美しいと思います。
砂煙とか、向こうに遠くかすんで見える山々とか、天井の隙間から差し込む光とか、流れる水とか。
石・木・タイル・布、そういう物質の質感の違いとか。
街の表現も良かったなあ。多分あのモニュメントがある広場はミッドガルなんだろうけど、あの雑然とした雰囲気とか、機能してない高層ビル群とか、良かった。
2・魔法などの特殊効果。
これはまあ、もとのゲームから割りと好きな表現方法をとってくれてたんだけど、例えば怪物の口から吐き出される青い光とか、カダージュの召喚魔法?の時の空に向かって飛んでいく魔法陣のようなものとか、基本的に「青白い」ものを表現するのが物凄くうまい。キレイなんだよ。
炎の表現とかも。
あと、マテリア。
思っていたより大きかった(笑)とかは置いておいて、発光してるんだなあとか、そういうちょっと予想外なことも含めてかなりキレイな石だと思いました。そりゃーユフィも執着するわ。
3・音楽。
実は全部新作だったら嫌だなあとか思ってたんですよ。そうしたらFF7じゃないな、とか。
だから、おなじみの曲が沢山流れたのが嬉しかったです。勿論新曲も好きですけど。
セフィロスのテーマが歌詞変わってましたね。
あと、ジェノバも新しい編曲になってました。
その辺がちょっと気になります。コレってサントラ出るんだっけ?
音楽に合わせて動く、そういうアニメちっくな演出部分も良かったと思います。
ティファの教会での戦闘は「音楽とあってる」という点では評価が高いです。
4・画面の見せ方。
これは映像作品ということで多分こだわってたんだろうけど、アングルとか結構面白くて好きだった。
ユフィが出てきて下からの煽りの構図だったところとか大好き。
■悪かったところ
1・お話。
コレって致命的(笑)
まあ、そもそもFF7は不親切設計な話でイマイチよく分からない部分っていうのが残る作品ではあったんだけど。
これ、映像見たいと思っていきなりこれ見た人はわかんないだろうねー。おまけで入ってたFF7のストーリーダイジェストみても、絶対分からないよ。だってゲームやったはずの弟ですら、ストーリーダイジェスト見て「こんなトコあった?」とか「どんな話だっけ?」って聞くくらいなんだもん。
だから、まず、基礎がないと分からないっていうのは、ちょっとねえ。幾ら続編でも良くないんじゃない?
そのうえ、結局ACのほうも不親切設計は続行してて、やっぱり話が分かりにくいんですよ。
「現在がどういう状況か」っていうのを省略してるのがよくないんだろうなあと思うんですけど。「星痕症候群」だって、何の説明もないまま始まるし。
まあ、その不親切設計がFF7の醍醐味といえばそれまでだ。
結末を見てから考えると、単純明快といえば単純なんですよ。簡単に言えば「エアリスは偉大だ」でしょ?(省略しすぎ)
2・人の表現。
今回のキャラクタの、顔の輪郭が嫌いです(笑)
だって、若い人も子供も、男も女も皆同じアゴのラインなんだもん。なんかさあ、とがり過ぎてて嫌。
ちょっと変えてあったの、バレットとシドくらいじゃないか。
それとねえ、動き方が嫌い。
嘘過ぎて。
「そんなのありえねー」みたいな。あんな動きしていいのはドラゴンボールの人たちだけだよ(笑)
なんか、もっと地に足ついた戦い方してると思ってたのに。ゲームで。
裏切られたー。
あ、でも、評価点もある。
シドの走り方!
あれ、ゲームと同じでちょっと後ろに体重かかってた!あれはよかった!
3・タークスの扱い。
弱いやら、お笑い担当だったりで、なんだか散々な目になってたよね、タークス。
なんかさあ、もっとこう、素敵だったじゃないか。割と強かったし、仕事に対してもっとドライでスマートで。
そりゃ主役方面じゃないから、扱いが小さくなるのは仕方ないけどさあ。もうちょっとどうにかならなかったのかな。
少なくとも、広場での戦闘時、レノさんのロッドにぶつかっちゃうルードさんはいらなかった。
■その他気になったところ。
レッド13の毛の表現。
なんだよー、ぬいぐるみだよーあれじゃー。
ケットシーの声が好きじゃないー(単に好みの問題)
あと、飛空挺の名前が「シエラ」号だったのが嬉しかった。
やったぜシド!
■総括
とりあえず、映像はよかったと思うよ、映像は。
だから、映像に5千円払える人は買ってもいいと思う。あとFF7と心中できる人とか。クラウド大好きとか。
キャラクタは、本当にクラウドとティファと、セフィロスくらいしか見せ場ないから。
……ああ、ヴィンセントも一応あったのかな。あれは。
私はまあ、借りてよかったなあと。
少なくとも、買ってたら後悔した。絶対。
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