今日のDQ5(198)
2005年9月9日 今日の「DQ5」■最近ショックだったこと。
公式ガイドブック(下巻)を何気なくパラパラーっとめくっていた時にそれは起こりました。
「スライムナイト……騎士に見える部分も、実はスライムの一部」
……騎士に見える部分も、実はスライムの一部。
騎士に見える部分も、実はスライムの一部
騎士に見える部分も、実はスライムの一部!!!!!
うええええええぇぇぇ!!!???
ということは、なにかい?
ウチのピエールは、ずっと騎士部分が喋ってるつもりで「主殿」なんて口調にしてたんだけど、
下の緑スライムが喋ってるってことかい!?
あの間抜けな顔のスライムが「主殿」!?
そんな……(よろり)
ずっと甲冑が喋ってると思ってたのに。
夢を壊された気分だ。
……まあ、これからも私の脳内では上の騎士が喋ってて、「主殿」でかわんないと思いますけどね。
■妖精の国 3 (テス視点)
■はい、というわけで妖精の村編は終わりです。
すぱん、と。
ゲームではもっとルナは落ち着いた話し方をしてましたが、お友達のベラと話すんだったら、もっと軽い言葉使いかなって思ってあんな感じにしてみました。
そういえば、二人称が「キミ」って言う人は初めて書いたかも(笑)
公式ガイドブック(下巻)を何気なくパラパラーっとめくっていた時にそれは起こりました。
「スライムナイト……騎士に見える部分も、実はスライムの一部」
……騎士に見える部分も、実はスライムの一部。
騎士に見える部分も、実はスライムの一部
騎士に見える部分も、実はスライムの一部!!!!!
うええええええぇぇぇ!!!???
ということは、なにかい?
ウチのピエールは、ずっと騎士部分が喋ってるつもりで「主殿」なんて口調にしてたんだけど、
下の緑スライムが喋ってるってことかい!?
あの間抜けな顔のスライムが「主殿」!?
そんな……(よろり)
ずっと甲冑が喋ってると思ってたのに。
夢を壊された気分だ。
……まあ、これからも私の脳内では上の騎士が喋ってて、「主殿」でかわんないと思いますけどね。
■妖精の国 3 (テス視点)
「ルナー」
ボクらはベラに連れられて、水の階段をおりて図書館にむかう。いつもは素通りしていた、お城の一階が図書館になっていて、書架がずらりと並んでいた。
人間界からの妖精の城への入り口に詳しいという妖精は「ルナ」って言うらしい。ベラは書架の間で声をあげながらゆっくり歩いてルナを探した。
「静かにしなさいよ」
ため息混じりに、窓際の机で本を読んでいた妖精が顔を上げた。
やっぱり、紫の髪に緑の服を着ている。
小さい頃はあんまり見分けがつかなかったけど、実際は結構顔が違っていたらしい。当たり前かも知れないけど、今更ながら発見。ルナはベラより少し優しい顔をしてる。ベラはつり目だから、そう思うのかもしれない。
「図書館なのよ?」
呆れたように座ったままベラを見上げて、ルナは肩をすくめた。
「わるかったわよ」
ベラはそういうと、苦笑いする。
「悪いんだけど、ルナの知識量を頼ってお願いがあるの。ポワン様がルナが適任だろうからって」
やっぱりポワン様の名前は効果絶大らしくて、ルナは少し姿勢を正した。
「この子、覚えてる? テスよ」
……そりゃ、妖精はすぐには年取らないだろうけど、「子」ってことはないんじゃない?
「……随分見た目変っちゃったわね。フルート取り返してくれた子でしょ? ……もっとちっさくなかった?」
「人間ってすぐ大きくなるのよ、知ってるでしょ?」
「こんな風に目の当たりにしたのは初めて」
ルナはボクをしげしげと見つめた。
「でね」
ベラはルナのようすに関係なくすぐに話を進める。
「この子達、今どーしても妖精のお城に行かなきゃ行けないのよ。でも、飛べないでしょ? だからコッチからはいけないから、人間界からの入り口、教えてあげて? 何かで読んだことくらいあるでしょ?」
ルナはベラの顔を見てため息をついて、それから暫く黙っていた。
「思い出してみるから、ちょっと待ってて」
暫くすると、ルナが顔を上げた。
「妖精の城は普通の人間に見ることはできないの。でも、妖精のホルンを吹けば、キミたちにも見つけることができるはず」
「ホルンなら、ポワン様にお借りしました」
「じゃあね、山々にかこまれた深き森。その森の湖のまん中でホルンをお吹きなさい」
「……何処の森とか何処の湖とか、そういうことはわかんないわけ?」
ルナの言葉にベラが眉を寄せる。ルナがまたため息をついた。
「私が人間界に詳しいわけないでしょ、ベラの方が絶対詳しい」
「でも、全然分からないよりはいいよ。どうもありがとう」
ボクはベラとルナに挨拶する。
「これからすぐ行くの?」
ベラはボクを見上げる。
「そうだね、水没したお城で待ってくれてる人もいるし。早く行かなきゃ」
「そっか。じゃあ、ココでお別れか。また遊びに来てね」
「ホルンも返さなきゃだし、必ず来るよ。マァルもココが気に入ったみたいだし、ビアンカちゃんにもココを見せてあげたいし、きっとまた来る」
ボクはベラに手を差し出す。ベラがその手をぎゅっと握った。
「じゃあ、またね」
ボクは図書館の端っこの方で外をずっと見ていたマァルと、暇そうに椅子に座っているソルとサンチョに声を掛けた。
「お待たせ」
「分かった?」
ソルは椅子から飛び降りて、ボクのところに駆け寄る。それから、ボクにしゃがむようにジェスチャーする。しゃがむと、ソルは耳元に口を寄せてきて、小さな声で「すぐに行こうよ。ぼく、ここ、女の子ばっかりで居心地悪いんだ」って言った。
少しそれが面白かった。
「お父さん、また来ようね。わたし妖精の村大好き!」
「そのうちね」
マァルの言葉に頷くと、ソルが厭そうな顔をした。
ボクはこらえられなくて、声を立てて笑った。
ボクらは村の外で皆と落ち合う。
「お待たせ」
「ノンビリしてていいところですね」
ピエールはあたりを見ながら少し嬉しそうだった。
「オイラたち、さっきまでゲレゲレに、テスがここでどんな冒険したか聞いてたんだ。……テスなんでオイラも呼んでくれなかったんだ?」
ボクは一瞬きょとんとしてスラリンを見る。
「……いや、残念ながら知り合いじゃなかったしね」
「そうだ、今度はココでどんな冒険したのか教えてね! ポワン様が言ってた『あの時』だよね?」
「うん、今日から夜寝るときに話してあげるよ」
ボクはそういうと、一回ぐるりとあたりを見渡した。
「ボクらが来た時は雪ばっかりだったのにね、すっかり春だねえ」
ゲレゲレはあんまり興味なさそうに鼻を鳴らしただけだった。それがゲレゲレらしくって、なんだかとても面白かった。
ボクは皆を見渡してから、ゆっくりと言った。
「さて、次は何処に行くのか、いまいち不明です」
えええええ!?
という悲鳴めいた声があがるまでは、そんなに時間はかからなかった。
■はい、というわけで妖精の村編は終わりです。
すぱん、と。
ゲームではもっとルナは落ち着いた話し方をしてましたが、お友達のベラと話すんだったら、もっと軽い言葉使いかなって思ってあんな感じにしてみました。
そういえば、二人称が「キミ」って言う人は初めて書いたかも(笑)
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