今日のDQ5(193)
2005年8月25日 今日の「DQ5」■はいはーい、サボってましたー。ゴメンなさいー。
単に何書くか悩んでただけですー。そして全然解決しないまま書き始めましたー。どうなるんでしょうー。どうにでもなれー。
■迷いの森 1 (ソル視点)
■……迷いの森、つけてねえよ!(笑)
お決まりお得意の寄り道です。お付き合いよろしくです。
でもまあ、森で迷ってる時間は短そうですし(だって迷わなかった)妖精の国でぼんやり過ごします。
さかさか進んで、ビアンカちゃんに早く再会するのだ。
……再会したあたりで燃え尽きないように気をつけます。
えーと。
もうすぐ9歳の子が、父親の腰よりちょっと高い辺りまでの身長でいるっていうのは、大きいのか小さいのか普通なのか解らないんですが、実際どうなの???
子どもの身長ってわかんないなあ。
ちなみにテっちゃんは身長178の設定です。足?
長いに決まってんでしょう。
単に何書くか悩んでただけですー。そして全然解決しないまま書き始めましたー。どうなるんでしょうー。どうにでもなれー。
■迷いの森 1 (ソル視点)
船長さんを会議室に呼んで、ぼくらは話を聞くことにした。
船長さんは、しばらく困ったように辺りを見回してから、ゆっくり話をはじめる。
「サラボナの近所には、昔から変な森があるって噂があんのは確かだ」
船長さんは、普段あまりこない城内の静かな雰囲気と、豪華な内装に少し居心地が悪いらしかった。船長さんは頭を抱えるようにしながら話す。
「ただ、妖精がいるとかいねぇとか聞いたことねぇな」
「そうなの?」
お父さんは拍子抜けしたように聞き返す。
「っつーか妖精っていんのかよ?」
「それは居るよ」
船長さんのぼやきに、お父さんはやけにきっぱり答える。
「家の地下とか、酒場のカウンターとかにいて、イタズラとかしてく……とか言ったらベラ激怒必至?」
「えー?」
マァルが不満そうな声をあげる。
「イメージと違うー」
お父さんは苦笑した。
「ベラって……お父さんは妖精にあったことあるの?」
ぼくが聞くと、お父さんは頷く。
「あるよ。ボクの家の地下に妖精の国につながる階段があったんだよ。それで妖精の国に行ったこともある」
「家の地下から?」
「そう」
「うっそだー!」
ぼくが笑うとお父さんはふっとため息をつくと遠い目をした。
「本当なのに……ゲレゲレにも聞いてみなよ、一緒に行ってるから」
少し拗ねたみたいに言いながら、いつも使ってる地図を広げる。
「その森はどの辺?」
「あー、東のほうでな。結構森の奥のに分け入った先なんだが……迷いの森って呼ばれるとこがある」
船長さんは、サラボナの東に広がってる森の、ずいぶん奥のほうを指差した。
「この森はな、同じ場所をぐるぐる回ってしまったり、どこからともなく笑い声が聞こえたり、何にもないのにつまずいたり、ともかくいろんな事があるらしい」
「……なんか恐いわ」
マァルが眉を寄せる。
「きれいな池もあるらしいぜ、嬢ちゃん」
船長さんはそう言ってにやっと笑うとマァルの頭をなでた。
「ま、他にあてもないし、行ってみるしかないよね」
お父さんは地図にぐるっと丸印をつけて、地図をしまった。
「ねえ、妖精さんってどんな感じ?」
マァルはお父さんを見上げる。お父さんはしばらく考えてから
「うーん、なんて言えばいいのかな? わりとよく喋るよ」
「イタズラって何?」
「ベラはね、大人のヒトには見えなかったみたいで、ともかく自分に気付いて欲しかったらしくてね、色々イタズラして回ってたんだよ」
お父さんは少し笑った。
「宿帳に落書きしたりね、まないた隠したりね」
「……嘘でしょ」
「本当だよ」
お父さんは肩をすくめて笑うと立ち上がる。
「じゃあ、明日の朝出発しよう」
夏が近くて、樹の緑が明るい。
お父さんのルーラで、ぼくらはサラボナまで飛んできた。東にむかって魔法の絨毯にのって進む。朝から夕方近くまで乗って、漸く森の入り口まで来た。
森は木が隙間があんまりなくて、絨毯ではこの先には進めない。
ぼくらは絨毯をおりて、歩くことにする。
お父さんが地図を見て方角と今の場所を調べてる間に、ぼくらは絨毯を丸めてしまいこんだ。
「じゃあ、いつもどおりボクが先頭いくから、ピエール後衛よろしくね。ソルとマァルは右と左、好きなほうに回って」
「はーい」
ぼくらは返事をして、ぼくが右、マァルが左を見ることにした。
「出発ー!」
森の中はちょっと薄暗くて、涼しい空気が溜まっていた。
「暫く行くと川にでて、橋が架かってるはずなんだけど」
お父さんはそういいながら、何回も地図と方角を調べながらゆっくりと歩く。
「あ、ねえ、お父さん。妖精に会ったことあるんだよね? ボクより背が高い? 空って飛べるの? 羽ははえてる? ボク仲良くなれるかな? 考えてみたらお父さんに聞いてなかったよね」
ぼくが聞くと、お父さんは立ち止まってちょっと考えてから
「仲良くなれると思うよ。妖精って言っても特別なことなんてないし、普通に接すればいいんだよ。……あとなんだっけ? えっと、羽は生えてなかったし、空を飛んでるところもみてないよ。背は……ベラは小さかったときのボクよりは高かったけど、あれ、どのくらいだったんだろう。ソルより大きいかなあ?」
お父さんは暫くぼくをじっと見てそれから、
「あれ? ソル背高くなった?」
そういってぼくの隣にたって、ぼくの頭の位置をお父さんの体と比べてるみたいだった。
「あー、やっぱり大きくなってるね。この前はまだ腰よりちょっと高いくらいだったのに」
お父さんはぼくの頭を撫でた。
「わたしも! わたしも!」
マァルもお父さんの隣に立つ。お父さんはマァルの頭の位置と自分を比べて、
「うん、マァルも大きくなった。……もうすぐ一年だもんね、大きくもなるよね」
そういってマァルの頭を撫でて優しい顔で笑った。
「そうか、お父さんを助けてからもうすぐ一年?」
「そう。夏だったからね。もうすぐ一年」
お父さんは空を見上げる。
木の枝が絡み合うように伸びていて、空はあんまりみえなかったけど、太陽の光が束になって空から落ちてきていた。
「もうすぐ、九年」
呟く。
「ビアンカちゃん、ごめん、もうちょっと……待ってて」
「きっと大丈夫よ。お父さん」
「そうだよ、お母さん、待っててくれるよ」
ぼくらが口々に言うと、お父さんは少しだけ笑った。
「うん、そうだね。ビアンカちゃんは……強いからね。きっと待っててくれるね」
お父さんは頷いて、それからもう一回地図を見て、方角を確かめた。
「さ、行こう」
お父さんは正面を指差して、歩き始める。
ぼくらは頷くと、歩き始めた。
■……迷いの森、つけてねえよ!(笑)
お決まりお得意の寄り道です。お付き合いよろしくです。
でもまあ、森で迷ってる時間は短そうですし(だって迷わなかった)妖精の国でぼんやり過ごします。
さかさか進んで、ビアンカちゃんに早く再会するのだ。
……再会したあたりで燃え尽きないように気をつけます。
えーと。
もうすぐ9歳の子が、父親の腰よりちょっと高い辺りまでの身長でいるっていうのは、大きいのか小さいのか普通なのか解らないんですが、実際どうなの???
子どもの身長ってわかんないなあ。
ちなみにテっちゃんは身長178の設定です。足?
長いに決まってんでしょう。
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