今日のDQ5(178)
2005年8月2日 今日の「DQ5」■まだまだ寄り道つづけます。
なんのことはない、まだトロッコ洞窟に行ってないんだ(笑)
どこと何処が繋がってるのかわかんねーよ攻略本!
■寄り道 3 (テス視点)
■短いですが、今日はここまで。
明日からトロッコ洞窟始めます。
……たぶん。
あ、言うまでもなくテっちゃんが見た夢は、ビアンカちゃんとの夢です。思い出の。話かいてないけど(笑)
なんか寄り道してわかったのは、これを書くのは恥ずかしいってこと。とりあえずさっさと次に進もう。ガンガン進めて終わろう。がんばれ私。
なんのことはない、まだトロッコ洞窟に行ってないんだ(笑)
どこと何処が繋がってるのかわかんねーよ攻略本!
■寄り道 3 (テス視点)
冬はどんどん足を速めていく。
もう窓の外をみると、一面真っ白になっている。木に積もった雪の、すこしこんもりとした丸い角を見ていると、なんだか柔らかで暖かな感じまでしてくるから不思議だ。
ボクは今、鏡の前に座って、自分の顔を見ている。
自分の意思ではなく。
「陛下、どちらの色がお好きですか?」
髪を梳いてくれているクレアさんが緑と紺色のリボンを見せる。
「あー、どっちでも良いです。服に合わせてください」
ボクはため息交じりに答えた。
「では、紺色にしましょう」
「任せます」
クレアさんはにこりと笑うと、ボクの髪に紺色のリボンを結びつけた。
季節は、冬。
ぱちぱちと薪が燃える音が聞える室内の向こう側では、ソルが服をとっかえひっかえされている。それに対してソルは半分逃げたそうな顔をしてコッチを見た。
「あきらめれば?」
ボクが苦笑して言うと、ソルは口を尖らせた。
「お父さん、ソル、用意できた?」
暫くすると、扉が開いて薄いピンクのドレスを着たマァルが入ってくる。
「ボクはまあ、大体。ソルはまだみたいだね」
ボクは慣れない赤いマントに苦笑しながら立ち上がる。着慣れない紺色の服。白いズボンは汚れ一つなく目にまぶしい。
「だってこういう服って動きにくいよ」
「動きやすさは考慮されてないの」
マァルは呆れてソルを見る。
「早くしろよ、皆待ってるぞ?」
紅の奇麗なふわっふわのドレスを着たドリスちゃんが呆れた顔をして部屋にやってきた。
「……うわー、国王みたいだぞ、テステス」
「国王なんだよ、驚いた? ……それより、ドリスちゃん、奇麗だねえ」
「そういうことはビアンカ様にだけ言ってろよお前」
ドリスちゃんは頬を染めて、呆れたような顔をした。
季節は冬。
まあ、つまり新年。
現在、新年の祭りのために正装中。
この行事に出るのは、ボクは二回目。
けど、ソルやマァルはもう何年もやってるわけで。
「お父さん、式次第は覚えたの?」
「昨日叩き込んだよ」
ボクは笑いながら答える。
「ちゃんと言う事だって考えたよ。何とかなる……と、思う」
冬になると雪に閉ざされて娯楽が極端に減るこの国の、冬の唯一の楽しみである、新年の祭り。
この祭りは毎年盛大に行われる。
これが終われば、少しずつ春の近づくのが解る。
この祭りは、新年の訪れを祝い、国の平和を祝い、春の訪れを祝う重要な祭り。
そんな重要な祭りが、一週間も続く。
そのどれもが失敗できないわけで。
「胃が痛くなってきた」
「ま、適当にやればいいさ」
ドリスちゃんは笑うと、階下を指差す。
「さ、行こうぜ」
怒涛の一週間が終わり、その後も色んな仕事やらこまごました事に追われて、気付けば春がやってきていた。
「これで最後ね」
ボクは書類を取りに来た文官さんに書類を渡す。
「凄いですね、あの書類を全部片付けられるとは……」
「やっぱりねえ、しばらく留守にするから、その分くらいは仕事しておかなきゃね」
ボクは苦笑しながら答える。
「その分、ちょーっと最近寝不足だけどね」
「お疲れ様です」
「後でオジロン様に会いに行くって伝えておいてね」
「解りました」
文官さんが頭を下げて部屋を出て行くまでは背筋を伸ばして、にこやかに見送る。
ドアが閉まるのを確認して、ボクは机に突っ伏した。
物凄く眠い。
眠っちゃいけないだろうな、とは思うけど、まぶたは勝手に落ちてくる。
……まあ、いいかな、ちょっとくらい。
目を閉じる。
そのうち眠りがやってきた。
ねむってたの?
ちょっとね、眠くて。
仕方ないよね、疲れてるんだから。
暫くゆっくり眠れば良いわ。
うん、ごめん。
私は良いから。
あんまり気をつめないでね。
ありがとう。
まだ平気?
平気よ。なんだかとても気分がいいの。
声を聞いたからかしら?
そんなに良いもの?
ええ、とても。
早く会えると良いね。
そうね、早く会いたいね。
「……」
体を起こして、ぼんやりと宙を見つめる。
何か夢を見ていた気がする。
なんだっけな、なんかとてもいい夢だった気がする。
やわらかい気分。
何の夢だったんだろう?
思い出せないな。
頭を押さえて、考えてみても、なんだか曖昧な夢の輪郭の、暖かい雰囲気だけがつかめるだけで、さっぱり何も分からない。
ただ、やわらかい雰囲気と、暖かな気分が残っている。
「ま、いいか」
ボクは大きくノビをして立ち上がった。
窓の外を見る。
雪は溶け始めて、春先に咲く花が咲き始めている。
「始まりには丁度いい季節かな?」
ボクは首をかしげて呟く。
「用意を始めなきゃ」
■短いですが、今日はここまで。
明日からトロッコ洞窟始めます。
……たぶん。
あ、言うまでもなくテっちゃんが見た夢は、ビアンカちゃんとの夢です。思い出の。話かいてないけど(笑)
なんか寄り道してわかったのは、これを書くのは恥ずかしいってこと。とりあえずさっさと次に進もう。ガンガン進めて終わろう。がんばれ私。
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