今日のDQ5(156)
2005年6月27日 今日の「DQ5」■Rinちゃんに「いたスト」を貸す事になって、久しぶりにちょっとやってみた。
……何でこんな変なところでセーブしたんだ私!と突っ込みたくなるようなところでセーブしてあった。
一応続きをやってみた。
見事に最下位だった(100G差で←言い訳)
■エルヘブン 1 (テス視点)
■エルヘブン到着ー。
確かどこから行くのかわからなくてちょっと迷子になった記憶。
初めて村に入ったとき、あまりに綺麗でビックリして、一番てっぺんで画面をぐるぐる回しまくった記憶もあります。
そのくらいこの村は綺麗ですね。大好きだ。
中で行われる会話もとても可愛くて好き。
特にサンチョ。何て愛くるしい。
というわけで、もしかしたら、うっかり、かなり長くエルヘブンに滞在するかもです。
……何でこんな変なところでセーブしたんだ私!と突っ込みたくなるようなところでセーブしてあった。
一応続きをやってみた。
見事に最下位だった(100G差で←言い訳)
■エルヘブン 1 (テス視点)
ルーラで一度グランバニアに戻って、それから1週間かけて船旅の準備をした。
北の大陸にある、エルヘブン。
海を渡り、絶壁に開いた洞窟を越え、さらに船で大陸の中にある大きな川を南下すると、やがて岩肌にくっつくように村が広がっているそうだ。
行って帰ってきた兵士達は、皆一様に「美しいところだった、が、とても疲れる所だった」と言っていた。
今、船はグランバニアの湾を東の外海に出て、北上して暫くたったくらい。ホイミンのトヘロスのおかげであまり魔物に出会う事もなく、静かに船は進んでいる。
「サンチョはエルヘブンに行った事はないの?」
ボクが聞くと、サンチョは首を横に振る。
「行った事はありませんよ。大きな声じゃ言えませんが、パパス様は良くお城を抜け出してはエルヘブンへ行っていたみたいなんですけどね。帰ってきたところを捕まえて、説教をするのが私の仕事でした……」
「……あ、そうなんだ。何だ、お父さんもなかなか……」
ボクは苦笑する。
ボクの知ってるお父さんは、そういう事しなさそうなんだけど。若いときはそれなりに無茶をやっぱりしていたみたい。
「とはいえ、よくお話をしてくださいました。とても美しいところだそうです。空がとても近いといっておられました」
サンチョは少し懐かしむような瞳をして、組んだ両手の指先を見つめた。
「うん、きっと綺麗なところだよ」
ボクは答える。
「早く見たいね。お母さんが育ったところ。お父さんが通い詰めたところ」
随分北に来たところで、漸く絶壁に口をあけた洞窟を発見した。
全員で甲板に出て、その洞窟を呆然と見る。
「ここ、入るのか?」
スラリンは呆然とつぶやく。
「……まあ、こういうところって聞いてたしね……、大丈夫だよきっと」
ボクが答えると、スラリンは疑惑のまなざしをこちらに向けた。
船はそっと洞窟の中に入る。
「広いなあ……。船がまるごと入ってもへっちゃらだよ」
ソルは洞窟の天井を見上げて大きな声を上げる。
進むごとに、水音があたりに反響して不思議な音が聞こえる。波がキラキラと輝き、とても神秘的だった。
「……誰かよんでる」
マァルが小さな声で、洞窟の中をじっと見つめながら言った。
その瞳は、少し不思議な色に光っていて、少し焦点が合っていないような感じだった。
ボクは思わずマァルの手を握って、尋ねる。
「今?」
「ううん…今じゃないの。もっと後でおいでって」
それだけ言うと、マァルはいつもの瞳でボクを見上げた。
「マァルは不思議な声がいっぱい聞こえるんだよ。森の声とか、鳥の声とか。だから、きっと洞窟の声が聞こえたんだよ」
ソルはソレが当たり前、という感じでボクを見上げる。
「この奥ふしぎな感じがするの」
マァルはそういうと、洞窟の奥のほうを指差した。
「いつか、行かなきゃいけないの。でも、今じゃない」
「そう。じゃあ、とりあえず今回は別の方向へ行こう」
洞窟の中の川は、北上と南下の二つのルートに分かれていた。マァルが指差したほうは北のほう。言葉に従って、南に進んだ。
暫く進むと、遠くに光の点が見えた。
それはどんどん大きく、眩しくなる。
やがて、船は洞窟を抜けた。
両側は驚くほどの絶壁。
大地に穴を開けた、その底をボクらは進んでいるようだった。
真っ白な石の絶壁は、所々目に痛いほどの鮮やかな緑が生えている。
吹き抜けていく風は、水の上を走った冷たい空気。
空からの光も、夏にしては穏やかな感じがした。
「凄いね! とっても綺麗!」
マァルは船から少し身を乗り出すようにして景色を見る。
その背中の辺りに、ゲレゲレはぼんやりと座って鼻を鳴らしながら空を見上げていた。
「お父さん! あそこ!」
ソルが少し先を指差す。
絶壁にしがみつくように、家が建っているのが見えた。
「きっとエルヘブンだよ!」
「うわぁ……」
ボクらは船を下りて、村のそばまでやってきた。
周りを森で囲まれた、静かな村で、入り口にはぽつんと人が立っていた。
とても綺麗な村だった。
真っ白な石の崖や、生えてくる草までもが、村の一部になっている。あたりの自然に溶け込むような、白い壁の家が多い。
崖と崖をつなぐのは、手すりもないような橋が多い。階段もいたるところにあるようだった。
「なんか、凄そう」
ボクは呆然とつぶやく。
「この村、なんだかなつかしい感じ。わたしすきだな……」
マァルもとなりでつぶやいた。
「なんか、お話に出てくる天国みたいなところだね」
ソルは興奮しているのか、少し頬を赤くして目を輝かせる。
「それじゃあ、村にお邪魔しようか」
「お父さん」
マァルが少し困った顔でボクを見上げる。
「あのね、わたし高いところってとっても恐いの。だから、絶対手を離さないでね」
「わかった。離したりしないからね」
ボクはにっこり笑うと、マァルが崖側にならないように手をつなぐ。
村のそばの森で皆に待ってもらう事にして、ソルとマァルの手を引いて歩き出す。確かにうっかり転んだら、ちょっといのちの保障はないかもしれない。少しだけ気を引き締める。
後ろからはサンチョが少し緊張した面持ちで付いてきている。
お母さんの生まれ育った町。
「忘れられた村」なんて入り口に居た人は言ったけれど。
ここはあまりにも綺麗で。
誰も知らなくてもいいんじゃないかって思った。
■エルヘブン到着ー。
確かどこから行くのかわからなくてちょっと迷子になった記憶。
初めて村に入ったとき、あまりに綺麗でビックリして、一番てっぺんで画面をぐるぐる回しまくった記憶もあります。
そのくらいこの村は綺麗ですね。大好きだ。
中で行われる会話もとても可愛くて好き。
特にサンチョ。何て愛くるしい。
というわけで、もしかしたら、うっかり、かなり長くエルヘブンに滞在するかもです。
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