今日のDQ5(140)
2005年5月30日 今日の「DQ5」■久しぶりに、携帯電話のDQ1を立ち上げてみました。
自分でやっておきながら、ローラ姫を抱えている事にびっくりしてしまいました(苦笑)
で、今ガライの墓の途中でセーブしてあるんですけど。
……ここはどこ?
これからどっちへ行くの?
って感じです。洞窟ではセーブしちゃ駄目ですね(笑)
■破滅の足音 5 (ピエール視点)
■もうちょっとで、デモンズタワーも終わりそうです。
この先、ちょっとボス戦が続きますね。……戦闘描写はとても嫌いで苦手なので、かなり困っています。
どの戦闘も抜けないじゃないか……(普段の戦闘なんて抜きまくってるせいで、この塔ちっとも敵が出ません・笑)
マーリン爺ちゃんの視点に今日は挑戦して、失敗したので書き直しました(泣)そういう理由でしばらく、ピエール視点が続くと思います(予告)
ああ、重苦しい感じになってきたなあ。
自分でやっておきながら、ローラ姫を抱えている事にびっくりしてしまいました(苦笑)
で、今ガライの墓の途中でセーブしてあるんですけど。
……ここはどこ?
これからどっちへ行くの?
って感じです。洞窟ではセーブしちゃ駄目ですね(笑)
■破滅の足音 5 (ピエール視点)
何か一つのものに集中すると、それ以外が見えなくなるのが、主殿の良い所であり悪いところだ。
……が。さすがにコレはないだろう。
龍の頭のトラップを抜けたところで、私は大きく息を吐く。無事に全員渡りきれたから良かったようなものの、途中で魔物に襲われたらどうするつもりだったのだろう。
「主殿」
私は主殿を見上げて声をかける。少し冷静になってもらわないと困る。
「何」
主殿はゲレゲレにベホイミをかけながらこちらを見た。
「……いえ、何でもありません」
私は思わず、言うべき言葉をなくす。
主殿は、無表情だった。
私に声をかけられたのが不思議、というようなキョトンとしたような、なんだか表情を感じられないのっぺりとした顔で私を見た。
「何もないんだね? 怪我も治ったしそれじゃあ行こう」
主殿は目の前にある登り階段を指差す。
その腕はやけどがあって、かなり熱を持っているようだった。
自分の怪我には気づいてないのだろうか。
それで気づく。
この人は。
本当にもう、周りが見えてないのだ。
私は階段を上がりかける主殿にベホイミをかけて、その後ろを歩く。
何かとてつもなく悪い事が起こりそうな気がする。
ゲレゲレはずっと、不機嫌そうに主殿を見ている。
彼は、昔主殿とはぐれた記憶があるから。
その時に雰囲気が似てると警戒している。
胸の奥が重苦しい。
主殿はただ前を見て歩いていく。
階段をのぼったさきは、小さな部屋だった。上に行く階段しかない。多分、先ほど岩がたくさん置かれていたフロアの、行き止まりになっていた先がここなのだろう。何事もなく階段をのぼる。全員がどんどん無口になってきていた。
焦りや不安が、どんどん我々の上にのしかかってきている。
ビアンカ殿がさらわれてから、もうどのくらいの時間がたったのだろう?
塔に登ってから、全く時間がわからない。
外を一度通ったときも、薄暗い空では時間が推定できなかった。
階段をあがると、外に続く出口と、階段があるだけの狭い部屋に出た。この部屋の広さは少し前、西の塔から東の塔に渡るときと同じくらいになっている。先ほどまでは広いフロアで、東西に広かったから、多分塔が東西でつながっていたのだろう。
つまり、ここからはまた東西の塔が別々に存在するのだ。
「外、行くよ」
久しぶりに主殿の声。
硬質で、攻撃的な声だった。私たちは頷いて、後に続く。
塔の外は相変わらずの強風で、やはり曇った空からは時間を推定する事ができなかった。分厚い黒い雲が、風に流されて北の方角へどんどん流されていくのが見える。なのに、まったく雲には切れ目がなかった。
「ああ、駄目だね」
主殿は先を見てため息をつく。
塔はつながってなかった。
鉄製の大きな跳ね橋が、鎖で巻き上げられていて向こう側が見えない。この跳ね橋をつなげないと、東の塔へはいけそうになかった。
「戻ろう、どこかにスイッチがあるはずだ」
先ほどの部屋に戻り、今度は階段をのぼる。
下と同じ広さのフロアになっていて、壁で仕切られた小部屋の真ん中に大きなレバーがついた赤い機械が置かれていた。
その機械の向こう側に張り紙がしてあって、そこに『渡り廊下のスイッチ その1』とご丁寧に書いてあった。
主殿はソレをよんで、何も言わずにレバーを今とは反対側に動かす。
外からキリキリという甲高い音が響いてきたが、ここには窓がなかったから何が起こっているのか良くわからない。
しばらくキリキリいう音がつづいたあと、低い音で、ゴウンという音が響いた。
「橋が降りたみたいだね。でもコレは『その1』って書いてあったから、もう一個どこかにスイッチがあるんだと思う」
確かに、言われてみればあの跳ね橋は、東西の塔の間隔からいうと、少し短かったような気がする。
「向こう側にどこかに飛べる例の模様が書かれておるぞ、あれに入ってみるか?」
マーリンの声に、我々はそちらのほうへ向かう。
飛んだ先は、本当に狭い部屋だった。そこに、先ほどと同じレバーのついた機械だけがぽつんと存在している。
「これみたいだね。マーリン爺ちゃん、ビンゴ」
主殿はそう言うと、またレバーを動かした。
今度も似たような音が、かなり遠くの上のほうから聞こえてきた。たぶん、先ほどの模様で塔の上のほうから下のほうまで一気に移動したのだろう。
「これで、多分大丈夫だね。それじゃあ行こうか」
主殿はそういうと、我々を待たず模様を使って先に飛んでいった。
「どう思われますか?」
私はゲレゲレとマーリンに尋ねる。
「どうもこうも、普通じゃないだろう」
マーリンが呆れたようにため息混じりにつぶやく。
「嫌で仕方ない」
ゲレゲレは短く言うと、さっさと模様にのり、主殿を追いかけて言った。
「……とても嫌な感じがするのです」
「皆同じじゃ。テス自身がどう思ってるかわからないが、少なくともワシらは……嫌じゃな。あれはテスであってテスでない感じだ」
マーリンはつぶやくと、模様に向かって歩き出す。
私は大きくため息をついた。
不安は、的中してほしくない。
しかし、進めば進むほど、嫌な予感が大きくなるのはどういう事なのだろうか。
私は天井を見上げた。
古めかしい石造りの天井には、なにか悲しみのようなものが染み付いているように感じた。
外の通路は使えるようになっていた。
向こう側とこちら側の鉄でできた跳ね橋がつながっている。太い鎖でしっかりと支えられていて、多少の事ではびくともしなさそうだ。
相変わらず強い風が吹いていて、主殿のマントが大きな音をたててはためいている。濃い紫にそめられたそのマントは、あちこちほころびたりホコリがついたり血の跡が残っていたりして、何だかとても……不吉な感じに見えた。
■もうちょっとで、デモンズタワーも終わりそうです。
この先、ちょっとボス戦が続きますね。……戦闘描写はとても嫌いで苦手なので、かなり困っています。
どの戦闘も抜けないじゃないか……(普段の戦闘なんて抜きまくってるせいで、この塔ちっとも敵が出ません・笑)
マーリン爺ちゃんの視点に今日は挑戦して、失敗したので書き直しました(泣)そういう理由でしばらく、ピエール視点が続くと思います(予告)
ああ、重苦しい感じになってきたなあ。
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