今日のDQ5(139)
2005年5月29日 今日の「DQ5」■昨日はコレを書かず、久しぶりにDQ5をしました。
……またもや、攻略本を見ても全然デモンズタワーのつながりが分からなくなったからです。
大体、やったの大昔になってきてるもん……。
……もう一回、この辺からやり直そうかな。幸い、結婚式前のデータ残ってるし。
そんな暇あるかい!
■破滅の足音 4 (ゲレゲレ視点)
■岩なんて、かったるくて落としてられませんよ。
というわけで、全部強行突破です。
死ぬほどやわいレベルではなかったし。実際にはふくろに恐ろしい位の薬草が入っておりましたから(笑)
謎解きくらいしろよ!という感じですが、ともかく強行突破ばっかりしてました。
まあ、実際謎といてる気力なんてないよ、そんな余裕なんてないよ。
……またもや、攻略本を見ても全然デモンズタワーのつながりが分からなくなったからです。
大体、やったの大昔になってきてるもん……。
……もう一回、この辺からやり直そうかな。幸い、結婚式前のデータ残ってるし。
そんな暇あるかい!
■破滅の足音 4 (ゲレゲレ視点)
針のトラップを手こずりながらも何とか抜けて、左側に見えていた階段を上る。
登った先の階は床に穴があいていたり、通路になっている細い床の上にもその先を阻むように柱が立っている。床には禍々しい角を持った魔物のレリーフが彫られていて、少しムカムカした。
テスはわざわざそのレリーフを踏みつけるようにして俺達を振り返る。
「みんな落ちないでよ。落ちたらあの下の階の針のトラップで蜂の巣だよ」
テスは厭そうな顔をしてから歩き出す。
床の大きな二つの穴に囲まれるように通っている細い通路を、そろそろと慎重に歩く。下はのぞかないようにした。薄暗い穴からは風が時折吹き抜けていった。
この階も外観から考えるとかなり狭い。通れない場所が多いのだろう。一本道の先で上にあがっていく階段を発見できた。
「行こう」
いつもならそろそろ、一本道であることに不安を感じ始めるテスが、気にせず階段を登り始める。ここまで、地図だって書いてない。
「心配だ」
俺は呟く。ピエールとマーリンが頷いた。
「焦りすぎじゃ」
「周りが見えてませんね」
俺達はいつも以上に周りに警戒しながら歩き出す。
次の階も、一本道だった。
塔の外観から考えると半分くらいの広さの部屋。
外から見たとき、半分くらいより上は二本の塔に分かれていたから、もしかしたらその部分に差し掛かったのかもしれない。ただ、ここが左側の塔なのか、右側の塔なのか良くわからない。
相変わらず、禍々しいレリーフが床に彫られている。
「気に食わない」
俺は呟きながらテスの後ろを歩く。
階段をまたのぼった。
さらに次もまた、一本道だった。
外に出る扉と、壁に仕切られた小部屋のあるだけの階だった。
小部屋には龍の頭を形どった一対の置物が向かい合うように置かれていて、その向こうには毒々しい色の土が敷き詰められていた。
「わざわざあっちにいく必要はないね。外に出よう」
テスは小部屋の中を確認するとそれだけ言って、もと来た道を戻る。
あの龍はなんだったのだろう?
俺は厭な感じを引きずりながらテスの後ろをまた歩き出した。
外に出ると、思ったとおり俺達が居たのは塔の中腹、二つに分かれた部分の根元で、左側だった。細い通路で向こう側の塔と繋がっている。手すりは無い。
強い風が吹いていて、テスのマントがばたばたと音を立てる。長い髪が生きているみたいに風とともになびく。
風が少し弱まった時を見計らって、一気に向こう側の塔に向けて走り抜けた。
右側の塔のドアから中に転げ込み、全員肩で息をする。
マーリンが気の毒なほど咳き込んだ。
「ここで少し休もう」
テスはマーリンをみて苦笑しながら座った。
狭い部屋だった。
部屋の形からいって、壁は塔の半分の部分で此方と向こうを分けているのだろう。ちょうど真ん中あたりにぽつんと上へ向かう階段があった。
暫く休んでから、また階段をのぼる。もうどれだけ登ったか分からない。永遠に登り続けるんじゃないだろうか、という気分になった。
階段を上った先は、コレまでに無いくらい広い空間が広がっていた。階段の周りには毒々しい色の土が敷き詰められていて、厭なにおいがする。多分見た目に違わず毒が含まれているのだろう。
毒とは逆側は通路になっていて、さっき見たのと同じ龍の頭が向かい合って2対並んでいる。その向こうにのぼりの階段が見えた。一番手前の龍の前に大きな岩が転がっている。
少し、焦げ臭いようなアブラの匂いがする。
何だ?
思いながら歩き始めた時だった。
「!!!」
大岩の向こう側に有った龍が、炎を吐いた。
岩に阻まれて、焼かれることは無かったが、熱せられた熱い空気が此方まで伝わってくる。
「……何、今の」
テスの声がさすがに震える。
「この先の龍も、全部炎を吹くってこと?」
俺達はテスの声に思わず顔を見合わせる。
「……ゴメンね皆」
テスが呟いた。そして
「強行突破!!!」
「えええ!!!」
俺達の驚きと抗議の声にも耳を貸さず、テスは叫ぶといきなり走り出す。
体を炎に晒しながら、結局テスは向こうののぼり階段まで走りきってしまった。そしてコッチを振り返って叫ぶ。
「割と平気だよー! 早くー!」
冗談じゃねえ。
俺は炎に弱いんだ!
とは思ったが、どうにもこうにも他に方法がなさそうだ。仕方なく俺達はため息をつき、そのあと大きく息を吸い込んでから止めて、一気に走り抜けた。
炎が体に当たると、悲鳴を上げそうなほど熱く、痛い。
あいつよく「平気」とか抜かしたな、あとで見てろよ馬鹿野郎。
通り抜けたところで、テスが俺達にベホイミをかけてくれる。やけどや傷がたちまち癒えて少しほっとする。
「大きな岩でふさげればいいんだろうけど、他に無かったしね、仕方ないよ」
テスは肩をすくめため息をついた。俺達はその場で暫く座り込み、水を飲む。
「さて、行こうか」
テスは目の前の階段を指差す。
「ええ、行きましょう」
登った先は広い空間が広がっていた。床に大きな穴が開いていて、その周りに大きな岩がゴロゴロ転がっている。
「コレを落としたら、下の龍が防げるのかな?」
テスは首をかしげながら、辺りを見渡す。
「……でも、もう通り抜けたしね?」
肩をすくめてため息をつくと、部屋を見て回る。
結局ここは行き止まりだという結論になり、俺達は来た道を戻って階段を下る。
目の前に憎い龍の頭が並んでいた。が、そちらに戻るまでも無く、もう一方の方の道を進み始める。広い部屋を抜けると、また通路になり、再びあの憎たらしい龍が並んでいた。
しかも、さっきより多い。
「……岩、落として置けばよかったね」
テスがため息とともに天井を見上げる。
「……戻りますか?」
ピエールが同じ様に天井を見上げた。
「ううん」
テスが首を左右に振る。
「え?」
テスを思わず見上げると、龍の頭の向こうを見据えて、目が据わってた。
「……」
俺はその視線を追う。のぼりの階段が見えた。
ああ、目が据わってる、もう周りは見えてないな、コレは。
テスがその階段を指差した。
「強行突破ーーー!!!」
やっぱりか、やっぱりなのか。
俺は大きくため息をついてから、覚悟を決めてテスと一緒に龍の間を走り抜けた。
■岩なんて、かったるくて落としてられませんよ。
というわけで、全部強行突破です。
死ぬほどやわいレベルではなかったし。実際にはふくろに恐ろしい位の薬草が入っておりましたから(笑)
謎解きくらいしろよ!という感じですが、ともかく強行突破ばっかりしてました。
まあ、実際謎といてる気力なんてないよ、そんな余裕なんてないよ。
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