今日のDQ5(137)
2005年5月26日 今日の「DQ5」■先ほどから、この前置きを書くのにモニタを5分ほど見つめてみましたが、やはり今日も書くことはありません。
……とか書いたらとりあえず前置きが書けたので、このまま進みたいと思います(二度と使えない手だな……)
■破滅の足音 2 (ゲレゲレ視点)
■……おかしい。また塔に登れなかった。
しかもこの塔、長い。高い。敵が多い。
どうしたもんかのう。
ちなみにレベル上げが大好きだった私は、この頃バギクロスーとかベギラゴンーとか使ってたので(笑)苦戦はしてないんですけどね。振り回してる剣もメタルキングの剣ですからね(苦笑)「敵、強くなったなあ」とは思いましたけど。
というわけで、プレイ日記的には今後も塔の中は苦戦せずガンガン進みます。ひどい進み方をします(笑)←予告。
……とか書いたらとりあえず前置きが書けたので、このまま進みたいと思います(二度と使えない手だな……)
■破滅の足音 2 (ゲレゲレ視点)
大臣の部屋で見つけた靴を使うと、見知らぬ教会の近くに降り立った。
テスはすぐにその教会を目指して歩き出す。
何だか落ち着かない。
体の奥のほうが、ざわざわする。
「皆はここで待ってて。大臣を見てないか聞いてくる」
テスはそれだけ言うと、教会の中に行ってしまった。
「なんか、心配だな」
俺がつぶやくと、全員が俺のほうを見た。
「なぜ」
「余裕がない」
言うと、全員が小さく頷いた。
「あれほど余裕がない主殿を見るのは初めてです」
「ずっと前もそうだった」
思い出す。
子どもの頃、テスと離れてしまったあのときの事を。
あの時、テスはソレまでなかったくらい、ソレまで見せた事がないくらい頭がよくなって。
それで親父さんに追いついたんだった。
あの時も、余裕がなくて追い詰められていて。
「ろくでもないことになったんだ」
つぶやくと、全員がゆっくりと教会に視線を送る。
まだテスは出てこない。
「とりあえず、ワシらがフォローできる部分はしてやらんとな」
マーリンが言った。
「そうだな。そもそもテスは何かに熱中すると他の事がみえなくなるからな。……子どもだからな」
俺は答える。
そうだ。
テスはでかくなったし、ガキもできたけど、俺に比べればまだ子どもだ。
守ってやると決めたんだ。
「ただいま」
テスはしばらくすると教会から出てきた。
「何かわかりましたか?」
「だいぶ前らしいけど、魔物の一団が来たの山を目指して走って行ったらしい。その中に人の姿も混じっていたって話。ともかく北に向かえばいい。今居るところはここ」
テスは地図を広げて俺たちに見せた。
「今居る位置は、ここ。グランバニアの対岸にある教会。で、北の山のほうには大きな塔がたっていて、昔から魔物の棲家になっているっていう噂。普通なら誰も近寄らないところらしい。大臣の靴でここに来たって事は、北に住んでる魔物と大臣がつながっていたんだろうね」
場所の説明を終えて、テスは地図をしまいこむ。
「疲れてないよね? すぐ行こう」
北を目指して歩き出す。
夏なのに、どんどん気温が下がっていくのがわかる。
曇った空からは、陽が差してこない。
道は草原で平坦だったが、雨でも降ったのか少しぬかるんでいて歩きにくい。草も背丈が低く、大きな木を見かけることもない。
あまり生命感のない景色が続く。
教会を出てほとんど休まずに北へ進む。
行く手をふさぐ魔物も、少しグランバニアに比べると強い。
俺たちに適うほどの奴は居なかったが、北の山に強い魔物が潜んでいるのは間違いがなさそうだった。
グランバニアを出て、2日目の夜が来た。
短い休憩を挟んで、俺たちは目の前にたつ塔を見上げる。
「……着いた」
大きく息を吐きながら、テスは塔の頂上を見上げる。
「少し高いね。さすがに疲れてるし、休んでから行こう」
本当は焦ってるのがわかる。
気持ちが先へ先へ向かっていて、それでも体が付いてこない事に、苛立つ。
「コレまですれ違わなかったし、出て行くとしたらここからだ。……空を飛ばれなければ。だからここで休んでも大丈夫だよ」
テスは自分に言い聞かせるように言ってその場に座り込む。
「これ以上魔物に家族をばらばらにされてたまるか」
そのつぶやきは、ここに居るどれだけの仲間に聞こえただろうか。
小さな声だったが、確かに憎悪を抱いた声だった。
俺は思わずテスの体に鼻を押し付ける。
『落ち着け、ビアンカは無事に決まってる』
「どうしたの、ゲレゲレ。大丈夫だよ」
テスが俺の頭をなでた。
言葉が通じないのが、今日ほどもどかしい日はないかもしれない。
「大丈夫だよ」
自分に言い聞かせるように、もう一度テスはつぶやく。
叫びだしたいような気持ちを、何とか押しとどめているのは、隣に居るとわかる。少し空気が張り詰めている。
『ああ、大丈夫だ』
俺はそういってテスに頬ずりをした。
他の仲間も、少し不安そうにテスを見ている。テスの不安は全員に伝わる。
怒りも、多分伝わっている。
ずっと、心の奥のほうに不安が広がっている。
この不安が、現実にならなければいい。
ただ、そう祈った。
■……おかしい。また塔に登れなかった。
しかもこの塔、長い。高い。敵が多い。
どうしたもんかのう。
ちなみにレベル上げが大好きだった私は、この頃バギクロスーとかベギラゴンーとか使ってたので(笑)苦戦はしてないんですけどね。振り回してる剣もメタルキングの剣ですからね(苦笑)「敵、強くなったなあ」とは思いましたけど。
というわけで、プレイ日記的には今後も塔の中は苦戦せずガンガン進みます。ひどい進み方をします(笑)←予告。
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