■DQ8の主人公の名前を考えた、という話をちょっと前にしたように思います。
で、「コレに決めた!」と思いつつも、「どこかで聞いた名前なんだよなー、どこだっけかなー」とずーっと悩んでいたわけです。
いや、別に、どこかで読んだキャラクタ名でも、そんなに問題ないとは思うんですけど、出来たら自分でしっかりつけたいじゃないですか。
……いや、テスは毎回同じって言っちゃえばそれまでなんですけどね?今回は変えようかと思ってね……。
で、長らく悩んでいた「どこかで聞いた感」が、漸くどこだったのかわかりました。

へま太(我がサイトのハーボット)だ。

「知ってる人、○人きたー」で説明される人の名前だ!!!
書き込みとかないから、直接はどんな方なのかわからないけど(うちのサイトに来てくれるというだけで、奇特な方だとは思う)ともかく、良く来てくださる人の名前だー!!!

てことで、この名前は使いません。
さようなら、エイル。幻のDQ8主人公。
 
……なんて名前付けようかねー(遠い目)またも遠ざかるDQ8。一体私はいつになったら始められるのか。この前中古屋でみたら、自分が買った値段より、さらに安くなってたぞ!(がーん!)
 
■試練の洞窟 5 (ゲレゲレ視点)
階段をさらに下りると、コレまでとは随分雰囲気の違う場所に出た。
柱がたくさん立っていて、遠くのほうには祭壇のようなものも見える。ここの階にも、太い木の根がやってきている。よくもまあ、洞窟が壊れないものだと思った。
柱は通路に沿うようにびっしりと並べられている。細身のテスでも通り抜けるのは少し難しそうだ。……つまり、柱の隙間を通り抜けて先に進むことは出来ないようになっている。
柱と柱の間には、人間が二人くらいなら並んで歩けるほどの通路が延びている。
しかし、その入り口には一階で見たような、大きな鳥の彫像が置かれていて、しかもその台座はちょうど通路の広さとほとんど同じになっていて、通り抜けられないようになっていた。

「まいったね、また何か仕掛けがあるんだ」
さすがに、面白がっていたテスもここまで続くとうんざりするらしい。少し顔をしかめて、鳥をにらむように見上げる。
「動くのでしょうかね? 何も継ぎ目はないように見えますが」
ピエールは台座の下の床を見て首を傾げる。俺も見てみたが、確かに床には動きそうな継ぎ目や、動かせそうな仕掛けはないように見えた。
「うん、でも、さっきも継ぎ目なんて見えない場所からいきなり壁が動いたからね、きっと動くんだよ。例えば、このスイッチとかで」
テスが指差したのは、俺とピエールが見ている彫像のちょうど正面の床にある、またも紋章の刻まれた正方形の石だった。二つ、左右に並んでいる。
「ご丁寧にも、動く余地のある場所にあるな」
マーリンは、少し離れた場所にあるスイッチを見て苦笑する。
「とりあえず、他にもスイッチがないか、見てみてからにしようか。……向こうにも似たような像があるのが見えるし」
テスが指差したのは、通路の奥側だ。確かに、通路をふさぐように同じような彫像がある。そして、その向こう側には赤い絨毯が敷かれていて、さらにおくに進めるようになっているのが見えた。

この階をぐるりと回ってみた結果、大まかに言って三つのルートに分かれている事がわかった。
先ほどまでいたのは中央の道。手前と奥がそれぞれ像で封鎖されている通路があって、その先には祭壇がある。
その左右には、それぞれ奥側の像より少し進んだ場所くらいで行き止まりになる通路があって、やはりスイッチが二個並んでいる。左側のスイッチは左右に、右側のスイッチは前後に、それぞれ並んでいた。今は右側の奥に居る。
「このスイッチも関係あるんだろうね、奥側の像がちゃんと見えるようになってる」
テスが言うように、確かに柱と柱の隙間から、像が見えるようになっていた。
「このスイッチで、多分像が動いて、通路を通れるようにしてから渡りなさい、ってことなんだろうね」
テスはそういってため息をつく。
「……城の構造といい、ここのつくりといい、もしかしてウチの国は大工仕事が好きなのかな?」
「軍事に力を注いで周辺に恐怖を抱かせるより、多少はマシじゃなかろうかの?」
「……かもね」
テスはマーリンとそんな事を話しながら、「とりあえず」といってスイッチを踏んだ。

低い音と共に、鳥の像が奥側に動いた。
「あ、動いたよ」
テスはそういうと、もう一方のスイッチを踏む。すると、鳥の像は前に動き、元あった場所に戻った。
「ああ、なるほど、前後に対応してるわけだ」
そういうと、テスはもう一度、奥側のスイッチを踏んだ。
「コレで、あっちの左右のスイッチのどっちかを踏んだら、奥側は通れるようになる、と。真ん中の道は、あのまん前にあったスイッチを踏めばいいわけだね」
テスはそういうと、さっさと元来た道を戻り始める。
俺たちも後からついていく。

ちょうど真ん中の道に戻ってきた。
テスは右側のスイッチを踏んで、像を右側に動かした。ふさがれていた通路が見通せるようになった。
「あとは、左の通路で奥の像を右か左に動かすだけだね」
「ええ、意外とあっさり進みましたね」
テスとピエール、マーリンはほっとしたように話し合う。
「?」
俺はふと、さっき下ってきた階段を見上げた。何もなかった。
「どうしたの? ゲレゲレ?」
それに気づいたらしいテスが俺のほうを見て、首をかしげた。
「……」
こういうとき、すぐにテスと話が出来ないのがもどかしい。ピエールたちのように、人間の言葉が喋れる口をしていたら、と本当に思う。
『なんでもない』
結局、ピエールに話を伝えて貰う。
気のせいだったのだろう。何か、視線を感じたような気がしたのだが。
「じゃあ、あとちょっとだし頑張ろう!」
テスの言葉を合図に、俺たちは残る左側の通路のスイッチを目指した。

 
■あれ? 今日で終わりの予定だったんだけどな。だからゲレゲレにしたのにな。なんで終わらなかったのかな?
まあ、いいや。

次くらいに終わるといいね。試練の洞窟。
コレが終わったらー。
そろそろ本格的にー明るくなってー!
……そして暗くなるね(苦笑)

暗いのは苦手なんだけどなあ。まあ、適当に頑張ります。

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