今日のDQ5(118)
2005年4月26日 今日の「DQ5」■長かったねえ。
漸くプレイ日記もグランバニア到着ですよ。
……漸く……半分に到達しようって所ですか?
長いな……。
今年中に終わるかな?(遠い目)
ちなみに書きたいって思ってるところは、部分部分で見ると、すぐの所もあれば、ずーっと先の場所もある。
何とか全部書きたいものだ。
■グランバニア 1 (テス視点)
■チェスのおじさんを出す機会がなかった……。
明日にはサンチョに会って、話がすすんでしまう……。
グランバニアでチェス大流行って話、かなり好きなんだけどなー。
やっぱり寄り道して書こうかなー。
うちのテっちゃん、チェス結構強い設定なのよー(どうでもいい)
明日、気が向いたほうを書こうと思います。
漸くプレイ日記もグランバニア到着ですよ。
……漸く……半分に到達しようって所ですか?
長いな……。
今年中に終わるかな?(遠い目)
ちなみに書きたいって思ってるところは、部分部分で見ると、すぐの所もあれば、ずーっと先の場所もある。
何とか全部書きたいものだ。
■グランバニア 1 (テス視点)
洞窟を抜けて半日くらい歩いたところに、グランバニアのお城があった。
コレまで見た事のある、どのお城と比べても桁違いに大きい。
お城の外をぐるりと囲む壁が、延々と遠くまで続いている。感覚的には、街一つがすっぽり入ってしまいそう。
「おっきなお城ねー!」
ビアンカちゃんはぽかんと口を開けて、お城を見上げた。
「うん」
ボクはのろのろと頷いた。ともかく、圧倒されてしまう。
「じゃあ、皆はとりあえずここで待ってて? 一段落ついたら、経過を報告に来るから」
「わかりました」
皆の返事を聞いて、ボクとビアンカちゃんはお城の大きな入り口をくぐった。
「すごーい」
ビアンカちゃんは、中をきょろきょろとあちこち見て歓声を上げる。
「本当、凄い。お城じゃないみたいだよね」
ボクらがそんな話をしていると、通りかかった人が誇らしげな笑顔とともに
「ここはグランバニアの城下町だよ。先代の王パパスさまはとてもできた王さまでね。国民の安全を考えて、町もお城の中につくったんですよ」
と、そんな事を教えてくれた。
そういうだけあって、確かに壁の中は、お城ではなかった。
綺麗に整備された街がまるごと壁の内側に広がっている。
門を入ってすぐのところには、階段があって、二階から上の一部分がお城になっているんだそうだ。
一階と呼ぶ部分が城下町になっていて、広場が街の真ん中を貫いている。長椅子や、テーブルが置かれている部分では、町の人が楽しげに話しをしている。噴水もあって、その近くでは犬が嬉しそうに鼻を鳴らしていた。
「何だか、見てるだけで楽しい街だね」
ビアンカちゃんは楽しげに飛び跳ねるような歩き方で、街のあちこちを見ている。
「うん、こんな街初めてだからね」
ボクも、初めて見る街の形に少しわくわくしていた。
町は、二階以上がお城になっているのにもかかわらず、上手に設計されているんだろう。どこからともなく明かりが入ってきていて、暗いと感じる事がなかった。
この国に居たというパパス王。
今では新しく、彼の弟が王としてこの国を治めているらしい。
それでも、パパス王はこの国の人々に今も愛されている。そこかしこで、パパス王の話を聞いた。
「パパス王って、本当にテスのお父さんのパパスさんなのかな? なんだかあんなにスケールの大きな話を聞いたらわからなくなってきちゃった」
ずっとコレまで、グランバニアがボクの故郷だと信じて主張し続けていたビアンカちゃんですら、ちょっと不安になってくるくらい。
「……うーん、やっぱり別の人っぽいよね」
ボクは苦笑して答える。どうしても、やっぱり、イコールでは結べないなあっていうのが、本音。
「ま、ともかくサンチョさんを探しましょう? 私たちの知っているサンチョさんなら、きっとテスたちの無事をずっと祈ってたんだと思うし……」
「うん、そうだね……」
サンチョ。
思っている通りのサンチョだろうか?
もし、そうだったら、これ以上嬉しい事ってきっとそんなにない。
「サンチョさんに会ったら、最初に何ていう?」
「そうだなあ、結婚したんだよ? かな?」
答えると、ビアンカちゃんは凄く嬉しそうな顔をした。
「まあ、本当に思ってる通りのサンチョだったら、きっとボクが話すよりさきにいっぱい話しかけてきて、ボクが何か言う隙なんてあんまりないだろうけど」
「そうね、サンチョさんって結構勢い良く喋る人だったもんね」
ビアンカちゃんは笑う。
「さ、きっとこの街のどこかに居るんだから探しに行きましょ?」
街をあちこち歩いている間に、張り紙がされている場所があった。
先代の王と王妃の行方を見つけ出したものには1万ゴールドの賞金、というような内容だった。
「1万ゴールドって微妙な金額よね。妥当なような少ないような……」
ビアンカちゃんは少し張り紙をにらむような目つきで見つめた後、首をかしげながらそんなことをいった。
「まあ、確かに変な額だけど……。やっぱりさ、行方不明になってから長いから、どんどん金額が減っていったんじゃないかな? 生きてる希望もなくなりかけてるんだよ」
「そっか……寂しいね」
「うん」
ボクらはため息をついて、その場を離れた。
結局、その日一日ではサンチョの家を探すことはできなかった。
宿に泊まって、夕飯を食べながら、明日はどのあたりを探そうかってそんな話をしていたら、宿のおかみさんが声をかけてきた。
「サンチョさんを探してるのかい? あんたたちどっから来たんだね?」
「え?」
ボクは一瞬、どう答えようか迷った。
なんだか、サンタローズって答えるとややこしい事になるんじゃないかって、そんな気がした。
「サラボナのほうです」
困ってる間に、ビアンカちゃんが笑顔で答えた。
「そうかい、遠いところから来たんだねえ。住んでるところは聞かなかったのかい?」
「ええ、旅先でお世話になったことがあって。グランバニアに住んでるってところだけ聞いてて。この国に旅行に来たのでご挨拶をって思ったんですよ」
ビアンカちゃんはにこにこと笑いながら、堂々とそんな風に答えている。ボクもあわててうなずいた。
「あー。そうなの? この町の中を探しても駄目なのよ。街の外にある一軒家に住んでるんだよ」
「え? 何でですか?」
「よくわからないんだけどね。明日にでも、いってみるといいよ」
おかみさんはそういうと、厨房の方へ戻っていってしまった。
ボクは、おかみさんがこっちに注意を払ってないのを確かめてから、ビアンカちゃんに顔を寄せて、小さな声で
「どうしてサラボナって答えたの?」
と、聞いてみた。
「うーん、もしね、おばさんが教えてくれたサンチョさんが、私たちの考えてるサンチョさんだったら、サンタローズでテスたちと別れたって話を聞いてるかもしれないじゃない? で、私の想像があたってたら、パパスさんはこの国の王様。だとしたら、テスは王子様。サンタローズからこんな年恰好の似た人が来たってわかったら、なんだかややこしいことになるんじゃないかしら? って思ったのよ。それに、サラボナの方から来たのも、嘘じゃないわよ?」
「ビアンカちゃん、賢いなあ」
「テスだって似たようなこと考えたから、即答しなかったんでしょ?」
「……ま、そうなんだけどね」
「ともかく、明日教えてもらったサンチョさんの家に行こうよ。それで全部はっきりするわ」
「そうだね」
ボクらは別の話をしながら、夕食を食べ終わる。
そして明日に備えて、その日は早く眠った。
■チェスのおじさんを出す機会がなかった……。
明日にはサンチョに会って、話がすすんでしまう……。
グランバニアでチェス大流行って話、かなり好きなんだけどなー。
やっぱり寄り道して書こうかなー。
うちのテっちゃん、チェス結構強い設定なのよー(どうでもいい)
明日、気が向いたほうを書こうと思います。
コメント