■昨日は久しぶりにDQ5をやりました。眠気に勝ちました。
ようやく隠しダンジョンの無限ループを抜けました。
総当りで頑張った甲斐があるってもんですよ。
 
抜けたところで力尽きてリレミトで戻って寝たけどな(笑)
 
ヘルバトラーが仲間になりました(即モンスター爺さんのところに送ったが)
 
そういえば、弟がDQ8を始めました。
……ネタバレしないでくれと約束しました。
 
そろそろ8やりたい気がしてきた。
 
 

■名産品博物館 (ビアンカ視点)
「おぉ! おう! おーう! それはまさしく大きなメダル!」
ゆうじいさんはテスが持ってる盾をみて歓声をあげた。そしてテスの肩をかるく叩くと、とっても嬉しそうな笑顔になって
「よし今からお前さんがこの博物館の館長じゃ! さぁ、入って見てみてくれ」

私とテスは博物館の中にはいる。
すこしひやりとした空気。誰もこれまで入った事のない建物には思えないくらいのきれいな建物だった。
「しっかりした建物だね」
テスは壁や天井、階段なんかをじっと見てから、感心したように言った。
ゆうじいさんは私たちの後ろから、建物に入ってきて
「いい建物じゃろ?」
と嬉しそうな顔をした。
「ねえ、探険してみていい?」
私はゆうじいさんに尋ねる。ゆうじいさんは頷いた。
「よーく建物を見学して、よい名産品を並べて、よい博物館にしてくれ」

私はテスの手を引いて、中を見て回る。
建物の中は 陳列棚がたくさん並んでいる。
三階建てで、二階にはテラスがあった。
テラスにでてみると、やわらかな緑の匂いがした。
「静かね……」
「うん」
私たちはテラスにおいてある椅子に腰掛ける。
「緑が深いね……」
テスは目を細めて周りの木々を見つめる。
「本当ねー。……それにしてもこの緑に囲まれた小さな島に、たった一つしかない建物が博物館だなんて、なんだか素敵ね」
私は深呼吸してみる。
秋のすこし冷たい、さわやかな空気。
「いいところねー」
しばらくしてからテスの返事。
「うん……」
「ここが新婚旅行の最後になるくらいかしら? だってこれからはテスの故郷をめざす旅だもんね」

 
想像してみる。
行き着いた先。
山の中の国・グランバニア。
テスの血縁の人たちがいて、テスが帰ってきた事を喜んでくれる。
そこに小さな家でも借りて、いつか生まれる子供と一緒にニコニコ笑って暮らして。
しばらくしてからまた旅にでて、テスのお母さんを連れて家に戻って。
のんびり暮らすんだ。
ずっと仲良く。
そういうのって素敵。
特別なことなんていらない。
仲良く一緒にいられたら。
 

「ねえ、テス。グランバニアってどんな所かしらね?」
「……」
テスの返事はなかった。
「テス?」
隣を見てみると、テスは半分椅子から落ちそうになりながらも、器用にバランスを保った態勢で眠っていた。
「……いくら静かだからって……ムード台無し」
私は大きくため息を吐く。
 
確かに、静かで秋のさわやかな風のなか、この景色のいいところでお昼寝するのは悪いことじゃないけどね……。
「テス、起きてよ、風邪引くよ」
テスの体を揺さ振って起こす。
けど、一回眠るとなかなか起きない筋金入りのねぼすけさんは、なかなか目を覚まさない。
「……」
私は起こすのを諦める。
しばらくここでのんびり眠るのも悪くない。
テルパドールの砂漠以来、テスも私もちょっと疲れが溜まってるし。
こういう雰囲気のいいところに二人きりだから、本当はおしゃべりしたいけどね。でもおしゃべりはいつでもどれだけでもできる事だし。
私は大きく欠伸する。私もなんだか眠くなってきた。
私は椅子をテスのほうに寄せて、テスの手を握る。
目を瞑ると、とたんに眠気がすーっとやってきた。

 
 
目が覚めると夕方だった。
私にはテスのマントがかけられていて、テスは隣の椅子に座って剣の手入れをしていた。
「よく寝た?」
「先に寝たのはテスよ」
私はマントを返しながら頬を膨らます。
「折角いい雰囲気の所なのに」
「ごめんね、でもまあ、ボクはそれなりに楽しかったよ」
テスは手入れした剣をいろんな角度から見ながらチェックして、そんなことを言った。
「寝てたじゃない」
「うん、だから見れたんだよ、ビアンカちゃんの寝顔。可愛かった」
「……!」
 
顔が赤くなるのがわかる。恥ずかしいったらない。
 
「そんなのまじまじ見てないでよ!」
「わりと普段からよく見てるけど? 見るたびに可愛いなぁって思いながら。もうね、見るたびに幸せ噛み締めるよ。この可愛い人がボクの恋人なんだなぁって。世界中に自慢したい気分になる」
テスは私のほうを見ないで、少し頬を染めてそんな事を言った。
 

……知らなかった。
 
 
私も似たような事考えたことあったけど。
まさかまさか、テスがそういうこと考えてるって思ってなかった。
だって。
「今までそんな素振りみせなかったじゃない!」
「……見せたほうがよかったの?」
「そうよ! いいに決まってるじゃない!」
「……恥ずかしくない?」
テスに聞かれて、ちょっと考える。
「……恥ずかしいかも」
私たちは顔を見合わせて、どちらからとなく笑いだす。
 
「私たち、今くらいが丁度いいのかもしれないわね」
「そうだね、無理に表現しないって事で」
「あ! でも時々表現してほしい!」
私がそういうと、テスはしばらく私をじっと見つめたあと、いきなりキスしてくれた。
「それじゃ帰ろう、皆待ってる」
テスに手を引かれて歩く。
真っ赤な夕焼け。
テスの耳が赤いのは夕焼けのせいじゃないといいなぁって、そんなことを思った。

 
■無意味にいちゃついているのは、多分昼間に5主人公とビアンカのイチャイチャラブラブ話を電脳世界放浪の末に読んじゃったからだと思います。
ばっちり引きずられてます。
いやー、イチャイチャしてていいなあって思ってさあ。
やってみたけど、ウチのテっちゃんにはムリだと判明したよ(笑)
 
多分書き手が恋愛をしたことが無いからだと思います。
致命的。
 
■というわけで、ここで新婚旅行は終わるらしいです。
明日からは「目指せ故郷! 山を越えるぜグランバニア!」編になります(副題はウソです)
 

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索