今日のDQ5(102)
2005年4月1日 今日の「DQ5」■またDQ5やってます。8はまだです(笑)
というわけで、DQ5。テっちゃんのレベルが52になりました。
……エスタークをね、倒そうと思いましてね、隠しダンジョンへ行ってきたんですね。
見事に迷子になりましてね(※名誉のために言うが、無限ループに引っかかっただけ)それで出てくる敵出てくる敵をなぎ倒してたらレベルが上がったんですよ。
というわけで、暫くまだまだDQ5です。
一体最終的にレベルはドコまで上がるでしょう?
楽しみ楽しみ(ちょっと自棄)
■新婚旅行 サンタローズ編 (ビアンカ視点)
■忘れちゃいけないですよね、この村は。
テっちゃんの故郷ですからね。淋しいけど、やっぱり書いておかなきゃと。
どんどん寄り道が酷くなるこの話。まだテルパドールは遠そうです。
明日は、明日こそは船に乗ってね、テっちゃん。
■100回を記念して、ちょっとキャラクタ人気投票とかしてみようと思いまして、ツールをレンタルしてみました。
お暇な方は、よろしければ投票してやってください。
完全な自己満足ですよ。
1位をとった子をひいきするとか、全然ないですよ。
http://vote2.ziyu.net/html/zum_sieg.html
というわけで、DQ5。テっちゃんのレベルが52になりました。
……エスタークをね、倒そうと思いましてね、隠しダンジョンへ行ってきたんですね。
見事に迷子になりましてね(※名誉のために言うが、無限ループに引っかかっただけ)それで出てくる敵出てくる敵をなぎ倒してたらレベルが上がったんですよ。
というわけで、暫くまだまだDQ5です。
一体最終的にレベルはドコまで上がるでしょう?
楽しみ楽しみ(ちょっと自棄)
■新婚旅行 サンタローズ編 (ビアンカ視点)
レヌール城での思い出の旅を終わって、私達はまた旅に戻った。今はアルカパはそのまま素通りして、野営しながらサンタローズを目指している。
テスの故郷。
壊されてしまった、故郷。
今でも憶えてる。ラインハットが、サンタローズに攻め入ったって聞かされた日、怖くて仕方なかった。
「ウソだウソだ!」って叫んで泣いて。
両親を説き伏せてからサンタローズに様子を見に来たんだ。
サンタローズは見る影もなくて。
とても怖くて。
今だって本当は、怖い。
「……ビアンカちゃん大丈夫?」
「……平気よ? テスは平気?」
「うーん、まあ、平気」
テスは「うまく言えないけど」って呟いて、頭を掻いた。
サンタローズについたのは、夕方というよりは夜といったほうが良いような時間帯だった。
皆と村の入り口で別れて、村に入る。
「私ね、一回だけここに来たんだ。村が壊れたって聞いてから。洞窟とか、探したよ。テスが居るんじゃないかって思って」
「……そう、怖かったでしょ?」
「うん」
答えながら、呆然と村を見つめる。
月明かりの中にぼんやりと浮かぶ、打ち壊された建物。
いまだに残る、ばら撒かれた毒。
コレまで寄ったどこの村よりも、ずっとずっと静か。
動くものなんて何もない。
「……静か過ぎるよね」
私は呟く。
「そうだね」
テスは頷いて、私の手を握った。
ちょっとだけ震えてる。
やっぱり、全然怖くないって訳ではないんだ。
「今の町の景色を見てると、大切な思い出までラインハットの兵にこわされた気がして悲しくなるわ」
「うん、でも、兵達が悪いわけじゃないんだよ。あのときのラインハットは、ちょっと壊れてたんだ」
「わかってるのよ、テスとヘンリーさんの話はちゃんと聞いたもの。……それはそれ、コレはコレっていうの?」
「……うん、まあ、それも否定はしないよ?」
テスは複雑な表情を浮かべて、苦笑する。
テスだって、やっぱり微妙な立場と気分なんだろうな。……これ以上は、何も言わない方がいいのかも。
「……やっぱりテスの家の壊され方が一番酷いよね。昔私がテスに読んであげようとした本も、もう燃えちゃった……」
テスの家は、もう柱だけしか残ってない。
屋根も、床もなくて。
ただ月明かりが照らしてる。
「しかたないよね、一応口実がウチだったんだから」
テスはぼんやりと柱を見つめて、こつんと額を柱に押し付けた。
「……ただいま。また来たよ。今ね、本当に幸せだから。……ビアンカちゃんと結婚したんだよ」
テスは呟く。
そこに誰かが居て、報告するみたいに。
私はぎゅっとテスの腕を掴む。
どこかに行っちゃいそうな感じ。
「きっと、サンチョさんは無事だよ、どっかでテスを待ってるよ」
私は無理やりにっこり笑う。
「そうだね」
テスも笑うと歩き始める。
「今日は教会に泊めてもらおうよ。シスターに、村に寄ったらいつでもおいでって言ってもらってるんだ」
「夜だけどいいのかなあ?」
私は首をかしげながらテスに続いて歩く。
振り返って、テスの家をもう一回だけ見る。
あの日は、ちゃんと見られなかった。
ここが壊れたのは、もうずっとずっと前の話なのに。
まだ、生々しい傷になって残ってる。
でも、乗り越えていかなきゃ。
そのために、私達は二人になったんだ。
一人ずつでは乗り越えられなかったものも、きっと乗り越えていける。
「あらまあ、テっちゃん、お帰りなさい」
教会でシスターは笑顔で私達を迎えてくれた。
テスもニコニコと笑いながら「ただいま」って言ってる。
そういえば、ちっさい時からテスはこのシスターに懐いてたっけ。
……もしかして、年上趣味?
私がなんとも微妙な気分に陥ってる間にも、テスとシスターの話は弾んでいたみたい。シスターが私を見て驚いてる。
「え? なんですって? テっちゃんとビアンカさんが結婚を!? まあ! それじゃそのステキな人がビアンカさんね!」
素敵な人って言われちゃった。
「お久しぶりです! シスター。今はテスと2人で旅をしてるんです」
色んなことが色々と頭をよぎっていくけど、考えてみたら私もここに来るたび、シスターのお世話になってたんだっけ。
シスターの方が、子ども好きだったんだわ、きっと。
「そうだったの…。それならパパスさんがいなくても、もう淋しくないわね、テっちゃん。あとはお母さまが早く見つかるといいわね。私もお祈りしているわ」
にこりと笑って、シスターは言う。
「今日は泊まって行ってね? 隣のおじいちゃんにも会っていってあげて?」
「ええ」
テスは頷いて、私達は今日はシスターのお言葉に甘えることにした。
眠る時に、「絶対お母さんを探し出そうね」って約束をした。
次の日の朝、私とテスは朝ごはんをシスターに御馳走になってから、隣のおじいちゃんの家に行ってみた。
隣のおじいちゃんは、元気にしてた。
小さな男の子が一人、一緒に暮らしてた。
両親をなくした子を引き取ったんだって、おじいちゃんは優しい瞳をして男の子を見つめてた。
「テスがこの村に居たのも、あの子くらいのときだったなあ」
「うん」
テスは小さく頷く。
そう。テスがパパスさんを失ったのも、あのくらいの歳だったんだ。
きっと、私が想像するよりずっと辛かったんだろうなって、ふと思った。
「淋しい?」
テスは男の子に訊ねる。
「ううん、じいちゃんがいるし、ベラも遊びに来てくれるもん。オレ、もう遊びに行かなきゃ!」
男の子が家から飛び出していこうとするのを、テスは引き止めて。
「ベラによろしく。テスは元気だって、伝えてくれない?」
「……いいよ? 言っとく!」
男の子は今度こそ、って感じで家から飛び出していった。
「ベラ? 友達?」
「うん、妖精だよ。皆見えないだろうけど。ボクも遊んだこと有る。妖精の国の話、したよね?」
「うん、聞いた。いいなあ、私も行ってみたかったな」
「いつかいけるよ。遊びに来てもいいって言われてるし」
テスは天井を見上げて笑った。
もう、テスは大丈夫。
直感的にそう思う。
私はともかくそれが、嬉しかった。
■忘れちゃいけないですよね、この村は。
テっちゃんの故郷ですからね。淋しいけど、やっぱり書いておかなきゃと。
どんどん寄り道が酷くなるこの話。まだテルパドールは遠そうです。
明日は、明日こそは船に乗ってね、テっちゃん。
■100回を記念して、ちょっとキャラクタ人気投票とかしてみようと思いまして、ツールをレンタルしてみました。
お暇な方は、よろしければ投票してやってください。
完全な自己満足ですよ。
1位をとった子をひいきするとか、全然ないですよ。
http://vote2.ziyu.net/html/zum_sieg.html
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