■下の「速報」でもお伝えいたしましたように、うっかりDQ5をクリアしてしまいました。
ゲマをね、倒しにいったはずだったんですよ。
トヘロス唱えていったら、全然敵が出なくてね(苦笑)もちろん、ゲマも楽勝ですよ(とどめをさしたのはビアンカちゃんだった。メラゾーマで)
その後、レベル上げしつつ、ボスまでの道のりを調べてました。
一言一言、ビアンカちゃんがメチャメチャ可愛くてねえ、ソレを読んでは「萌え」つつ、のた打ち回りつつ、下見をしてたはずだったんですよ。
 
……気付いたらボスが目の前。
 
え?
ここ、最後だったの!?
 
油断してたから、テっちゃんと息子、MP0なんですけど?(来る途中、メタルキングのパルプンテにやられた)
仕方ないから戦い始める。
ビアンカちゃんが三回も戦闘不能に陥る。
結局生き返らしてから馬車に放り込んで、ピエールを呼び出し。
 
気付けば終わってた。
最終メンバ、テス、息子、ピエール、娘。
 
……なんか、何かが違う……。
 
まだ台詞とか押さえてないので、もう一度戦いにいきます。
EDのビアンカちゃんとか、めさめさ可愛いんだ。本当に。めろめろ。彼女は本気でテっちゃんが大好きですね。
かーわーいーいー。
レベルも上げたいし、クリア後のお楽しみも頑張ります。
DQ8はもうちょっと封印。
 
 
■新婚旅行 アルカパ編 2 (ビアンカ視点)
闇の中で、じっと天井を見つめる。闇に慣れた目は、天井を走る柱を見分ける程。もうベッドに入って随分たつのに、まだ眠れない。
隣のベッドからは、テスの規則正しい寝息が聞こえてくる。もうすっかり眠っているみたい。
ため息。
私は音を立てないように起き上がって、窓から外を見る。
町全体が眠っているみたい。暗い大通りには誰もいなかった。
小さかった頃、私とテスがおばけ退治にむかったのも、こんな時間だった。今見てみても、ビックリするくらい暗い。
よくやれたものだ、と思った。
 
 

「ビアンカちゃん」
急に声をかけられて驚いて振りかえる。囁くような声だったけど、今のは寝言じゃない。
「ごめんね、起こしちゃった?」
「ううん」
テスは起き上がったりはしないで、声だけ返してくる。
「どうしたの? 眠れない?」
「……ちょっと昔の事を思い出して……」
私は眠れない事を否定しないで答えて、ベッドの方に戻る。
テスはじっと私を見ていた。
闇の中でも分かる、優しい真っ黒なつやつやの瞳。
「……悲しい?」
「ううん、悲しいとか、そんなんじゃないのよ。昔は昔、今は今だもん」
「……」
テスは何か言いかけて、結局何も言わなかった。
「……それに今はテスが傍にいてくれるもの。とても幸せ。悲しいなんて、ないわよ」
「……そう。……よかった。……本当はここに泊まるのはよくなかったんじゃないかなって、思ってた」
テスの声はとても低くて、やわらかで、優しい。
泣きそうなくらい、優しい。
包み込まれるみたい。
「ねぇ、テス。……そっちに行っても……いい?」
テスはしばらく私を見つめていた。そして頷いた。
「うん、いいよ」
テスはベッドの中で少し動いて、私が入り込めるだけのスペースを作ってから、掛け布団を少しだけ持ち上げて私を招き入れてくれた。
私は素早くテスのベッドに潜り込む。
そしてテスの腕を枕にするみたいにして、テスにくっつく。
「あったかい……」
「ビアンカちゃんが冷えすぎなんだよ……。一体どれだけ起きてたの? こんなに体冷やして……。風邪ひいたらどうするつもり? 風邪って侮れないんだよ? ビアンカちゃんも知ってるでしょ?」
テスはブツブツ説教しながら、私をぎゅっと抱き締めてくれる。
「ごめんなさぁい」
暖かい。
しばらくしたら、ふわりと眠気が襲ってきた。
私はゆっくりと目を閉じる。
このまま眠ろう。
そう思った、ら。
 
 

「ビアンカちゃん」
テスの声に目を覚ます。
「なぁに?」
とろとろとした眠気の中、返事をする。
幸せな気分。
「あの、そろそろ、自分のベッドに戻ったほうが……そのほうがしっかり寝られるかと思います」
 
 

眠気が吹き飛んだ。
これは……どういうことかしら?
一緒に寝るのがイヤってこと?
え?
私魅力無いのかしら。
それともぐっすり眠りたいのかな?
色んな事が頭のなかを巡っていって、考えがまとまらない。
 
 

「……なんで?」
「ちょっと時間切れ……これ以上は紳士的に振る舞う自信がありません」
意味が頭に染み込んでくるまで時間がかかった。
意味がわかったら、笑えてきた。
「いや、笑い事じゃないですよ?」
テスがかなり真剣だから、ますます笑えてくる。
 

この人、可愛いわ!

 
 
「テス、私達結婚したよね?」
「しましたよ?」
「だったら、別に……ねえ?」
「……」
テスはテスで私が何を言いたいのか、暫く頭に入らなかったらしい。しばらくきょとんと私を見ていて、やがて
「!!!」
……どうやら意味を理解したみたい。
はっきりと分かるくらいにうろたえた。
「……あの、いいんでしょうか?」
「いいよー」
私はにこにこ笑って答える。
「テスってさ、照れたりはずかしかったりすると敬語になるよね、私に対して」
「え!?」
「なんだ、気付いてなかったんだ」
私はクスクスと笑う。テスはちょっと居心地悪そうに咳払いしたあと私をじっと見つめて
「……好きだよ、ビアンカちゃん」
って、ささやくように言った。
「……愛してるわ、テス」
私もにこりと笑ってから答える。
テスは私を抱き寄せると、おでこにそっとキスしてくれた。

 
それから私達は、コレまで以上に仲良くなって。
思いっきり朝寝坊した。

 
 
■ぜ、全年齢対応って、どこまでですか?(笑)
いいよなゲームは暗転できて(笑)キャラクタ視点は暗転できないからなあ。暗転みたいな終わりかたにしたけど。
にしし。

それといって、何を書いたわけでもなかったのにとっても恥ずかしい。ああ、いやだいやだ。
 
アルカパイベントは初めて見たときビックリしたよ。
「愛してるわテス」→暗転
だもんなー。あの衝撃は忘れまい。
 
■というわけで、とりあえず精神的に山場を切り抜けました(早い山場だな、おい)
次はレヌール城を一回で終わらせたいと思います!(希望)
しばらく早送りで!(笑)

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