今日のDQ5(97)
2005年3月27日 今日の「DQ5」■レベルは49になりました。
そろそろゲマでも倒しに行こうかとか思いつつ、いまだにレベル上げをいそいそとやっております。
でもなー、まだもうちょっと「楽勝後、鼻で笑う」って言うのにはレベルが足りないかなー?
でもそろそろDQ8もねー、欲しいよねー。
せっかく近所のゲオで安売り(4000円切ってた)してたのに、「まだ5をクリアしてないから」という理由で買わなかったもんなー(そして目玉商品だったからもうないだろう)
でもなー、何せゲマだからなー。
ラスボスの人より憎いからなー。ひねりつぶしたいからなー。
もうちょっとレベル上げるかー。
■これからの事 (ビアンカ視点)
……あれー?
新婚旅行に出かけませんでした。山奥の村で足止めくらっちゃったよ。
おかしい、おかしいぞー?
思い通りに進まないねえ。
そろそろゲマでも倒しに行こうかとか思いつつ、いまだにレベル上げをいそいそとやっております。
でもなー、まだもうちょっと「楽勝後、鼻で笑う」って言うのにはレベルが足りないかなー?
でもそろそろDQ8もねー、欲しいよねー。
せっかく近所のゲオで安売り(4000円切ってた)してたのに、「まだ5をクリアしてないから」という理由で買わなかったもんなー(そして目玉商品だったからもうないだろう)
でもなー、何せゲマだからなー。
ラスボスの人より憎いからなー。ひねりつぶしたいからなー。
もうちょっとレベル上げるかー。
■これからの事 (ビアンカ視点)
村は、いつもどおりだった。
ノンビリと、同じ時間が流れてる感じ。
「旅が終わったら、こういうところでノンビリと過ごすのもいいかもね」
私はテスを見上げて言う。
「そうだねー、最終的にはこういうノンビリしたところがいいかもしれないね。……ずっとせわしなく移動し続けることになるだろうから」
テスも村をじっと見つめて答えた。
テスはお父さんの手を引いて歩き出す。と、いうのもお父さんは、慣れない船旅でちょっと疲れたのかふらふらしてるから。「気をつけて」とか言いながら、少しゆっくりと歩く。
「お父さん、暫く私達村にとどまろうか?」
そういってみたけど、お父さんは首を横にふった。
「そんな暇があったら、さっさと旅に出なさい。決心が揺らぐ」
って。
誰の決心かって。
多分、私も、テスも、お父さんも。
みんなの「決心」が揺らいじゃうんだろうな。
私は親元を離れたことがなかったし。
お父さんも私と離れるの、何だかんだで寂しがってくれてるし。
テスも、お父さんが病身だから、私を連れて行くことに少し戸惑ってるみたいだし。
勢いで行っちゃわなきゃダメなんだろうな。
そんな事を考えながら、家までの道を歩く。
途中で、よろず屋さんのおじさんと会った。
「あ、ダンカンさんビアンカちゃん、お帰り。どうだったね、結婚式は」
「え? おじさんなんで知ってるの?」
私が驚くと、よろず屋のおじさんのほうが今度は驚いて
「だって、ビアンカちゃんがかぶったヴェールは俺が作ったんだよ? あれ? 聞いてない?」
「聞いてないよ?」
答えて、あわててテスを見ると「あー」って慌てたような顔をする。言い忘れたことを反省したみたい。
「で、どうだった?」
「とっても素敵な式になったわ。きっとおじさんの作ってくれたヴェールの御蔭でもあるわね」
私が答えると、おじさんは胸を張った。
「まあね、俺の作るヴェールは天下一品なんだぞ。大昔だけど、ある国の国王さまにたのまれて作ったこともあるくらいだ。……あれはたしか……何て言ったっけな」
おじさんはそういうと少し考え始める。
「国王に頼まれたこともあったのかい、へー」
お父さんは驚いて目を見開く。
「お前、お姫様と同じ品質のものをかぶったんだねえ」
お父さんがマジマジと私を見ていった。
「ルドマンさんってすごいわね」
私も呆然として呟く。「貰っちゃって良かったのかしら?」
実はあのあと、ドレスもヴェールも頂いてしまって、今は荷物として馬車に乗せてある。そんな「良い物」だって知ってたら、ちゃんとお父さんに管理してもらったのに。
「あー、そうだ。思い出した。パパスという王子さまが結婚するときだったな、作ったのは」
よろず屋のおじさんは、手を叩いてそんな事を言った。
「え?」
私とテスと、お父さんの声が見事にハモった。
「誰って?」
「パパス王子だよ。そろそろ俺店に戻らないといかんから、もう行くな」
そういって、おじさんは最後に「おめでとう!」と言ってから足早に店のほうへ歩いていってしまった。
「ええと」
テスが困ったように声をあげる。
「……どういうことかしらねえ?」
私も困って、首をかしげる。
「……あやかったのかな。王族の名前に。……お父さんと王子様っていうのがどうしてもイコールになりそうにないしさ。まあ、王子様ってヘンリー君くらいしか知らないけどね」
「でも、パパスは結構品のある、いい男だったぞ」
お父さんがぼそぼそという。「どこか堂々としてたし」
私達は、道の真ん中で大きなため息をついた。
「……まあ、考えても答えのでる問題ではないしね」
テスはそういうと、もう一度大きく息を吐いてから、お父さんの手を引いて歩き始める。
私もその後ろからついて歩いた。
少し考える。
おじ様は、まあ、子どもでも分かるくらいに堂々とした素敵な人で、ちょっと「普通のオトナ」と違ってたけど。
ソレがどういう「違い」だったのかなんて、流石に今になっては分からない。
第一、子どもであるテスが「イコールにならない」って言ってるし。
良くある名前って感じでもないんだけど。
……なんなのかしら。
結局答えなんて、ないんだろうけど。
久しぶりに帰った我が家。
「明日の朝出発するにしても、気分だけでもゆっくりしていこうね。ここはもう、テスの家でもあるのよ?」
私はそういうと、すぐに台所に向かう。
お父さんは横になるって言って、自分の部屋に行ってしまった。
テスがテーブルからコッチを見てる。
「何か手伝う?」
「じゃあ、玉葱剥いて」
頼むと、テスがこっちに歩いてきて玉葱を剥き始める。
「これからドコへ向かうの?」
「取り敢えずはポートセルミかな。船を借りに行かないと。くれるってルドマンさんは言ってたけどさ、まあ借り物くらいの気持ちで……」
「そうね、高いものだもんね。借り物くらいのつもりで乗ってたほうがいいかもしれないわね。その後は?」
「何処か行きたいところはある?」
「そうねえ、カジノ船は気になるし、でも、ルドマンさんが言ってたみたいに、昔のなじみの場所っていうのも気になるかなあ」
答えると、テスは少し嬉しそうに笑った。
「よかった」
「え?」
「昔なじみの場所に行こうと思ってたから。……ボクらの最初の冒険には、うってつけの場所があるからね」
「レヌール城!?」
私は思わずテスを見上げる。
「うん。昼間に行けば暗くないし、もうお化けもいないしさ」
「……言っておくけど、もうお化けとか暗闇は怖くないわよ?」
憮然として言うと、テスは隣で笑いをこらえてるのか、肩をすこし震わしてた。
「別に怖がってるのを見たいとかじゃないよ。……なんていうのかな」
テスは暫く言葉を捜しているみたいだった。
「やりなおし? ……違うなあ。再スタート? しきりなおし?」
どうやらいい言葉が見つからないらしい。しきりに色んな言葉を並べている。
「ともかくさ、アルカパとか、サンタローズとかさ。その辺が思い出の場所なんだから。そうなると、レヌール城は欠かせない」
「……サンタローズは、平気なの?」
私はテスをまっすぐ見て尋ねる。
思い出す惨状。
私は、あの村を、ほとんどちゃんと見ることが出来なかった。
「平気だよ。シスター達にも結婚を伝えたいしね」
テスはなんてことなさそうな様子で、軽く答えた。
「そう、じゃあ、そうしましょ?」
これからの事が決まっちゃうと、少し落ち着いた気がした。
旅の「苦労」より「楽しみ」の気分の方が、ずっと大きい。
甘いのかもしれないけど。
きっと楽しんで旅ができると思う。
……あれー?
新婚旅行に出かけませんでした。山奥の村で足止めくらっちゃったよ。
おかしい、おかしいぞー?
思い通りに進まないねえ。
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