今日のDQ5(95)
2005年3月25日 今日の「DQ5」■お知らせ。
昨日の分ですが、深夜にちょっと手直ししました。
ので、昨日早い時間に読んでいただいた方は、多少台詞が変わっておりますので、気が向いたらチェックよろしくです。
■風邪は風邪として、まあ夜中のレベル上げは続行しております。いや、ちゃんと布団はかぶってるべさ。大丈夫だべさ。
……たぶん。
で、テっちゃん現在レベル48。
考えてみれば「ボスを倒す前」という状況でこんなにレベル上げたDQは珍しいかも。
DQ1は最高レベルが30だから別として、コレまで一番レベルあげたのはDQ3の68あたりだったんだけど、それだってボスであるところのゾーマを倒してからノンビリレベルを上げたわけで。
おお、私DQ5好きなんじゃないの?(笑)
最近魔界で御登場の魔物ちゃんたちは1ターンで屠るようになったしなあ。強くなったのかも。
あ、そういえば昨日ギガンテスが仲間に入ったよ。
そんなくらいか、昨日あったことって言えば。
■結婚式の後で (ビアンカ視点)
■今日は半分くらい捏造>DQ5を知らない友人様へ。
■という事で、ようやく旅に戻れそうです。
ずっとビアンカちゃんの視点だったから、明日辺りまたテっちゃんに戻しましょうかね。
それにしても、おかしいなー。今日はもうサラボナから出られるはずだったのに。
出てない。
……なぜ。
■ところで、テっちゃんは裸(上半身だけだけどね)で寝たんだろうか? ……テっちゃん、秋の明け方は寒いぞ、気を抜きすぎだぞ(笑)
昨日の分ですが、深夜にちょっと手直ししました。
ので、昨日早い時間に読んでいただいた方は、多少台詞が変わっておりますので、気が向いたらチェックよろしくです。
■風邪は風邪として、まあ夜中のレベル上げは続行しております。いや、ちゃんと布団はかぶってるべさ。大丈夫だべさ。
……たぶん。
で、テっちゃん現在レベル48。
考えてみれば「ボスを倒す前」という状況でこんなにレベル上げたDQは珍しいかも。
DQ1は最高レベルが30だから別として、コレまで一番レベルあげたのはDQ3の68あたりだったんだけど、それだってボスであるところのゾーマを倒してからノンビリレベルを上げたわけで。
おお、私DQ5好きなんじゃないの?(笑)
最近魔界で御登場の魔物ちゃんたちは1ターンで屠るようになったしなあ。強くなったのかも。
あ、そういえば昨日ギガンテスが仲間に入ったよ。
そんなくらいか、昨日あったことって言えば。
■結婚式の後で (ビアンカ視点)
朝、目が覚めたときテスの顔がすぐそこにあった。
一瞬、何があったのか考えて、そうだ、結婚したんだってじわじわと実感がわいてくる。
間近で見るテスの顔。
意志の強そうな、すっとした眉。
長い睫毛。
通った鼻筋。
綺麗な顔。
見てると自分の顔がにやけてくるのが分かる。
嬉しい。
今すぐ窓をあけて、世界中に向かって叫びたい気持ち。「羨ましいでしょー! この人が私の夫なんだぞー!」って。自慢したい。
笑いがこみあげる。
寝ているテスの鼻先に口付けると、テスは擽ったそうに顔をしかめてから、手で鼻の辺りをこすって、私に背を向けるように寝返りをうつ。
視界にテスの背中。
昨日の薄暗い明かりの中で見た傷跡より、明るい日の光の下で見る傷跡は、より凄惨だった。
確かに傷もショックだったけど。
それ以上にショックだったのは、テスの痩せた細い体。
あばら骨とか、浮いて見えた。そのくせ、その細い体についている筋肉は、びっくりするくらいしっかりとしていて。
……すごくちぐはぐな感じだった。
村で再会したときに、テスがとても少食だったことを思い出す。
あの時は「旅をしてるとどうしても保存食とかの関係で食べる量が少なくなるから、それになれちゃって」って言って苦笑してた。
けど、本当は。
昨日言ってた「飢えるか飢えないか」という状況で、テスの体はある一定以上の食べ物は受け付けなくなってるのかもしれない。
そのせいで、いまだに体が細いままなのかもしれない。
私は。
まだちゃんとテスを知らないんだ。
……たぶん。
嬉しい気分がしぼんでいく。泣きそうな気分。
深呼吸して、なんとか堪える。
まだ寝ているテスを起こさないようにゆっくり起き上がると、そっと着替えて、窓をあける。
秋の涼しい風が、部屋のなかに入ってくる。
落ち着かなきゃ。
テスは。
あの傷だらけの細い体で戦ってた。
魔物と。
絶望と。
挫けそうな傷だらけのテス自身の心と。
私が知ってた悲しみなんて、きっと比べものにならない。
だから、私が、傷を見て泣いてる場合じゃない。
深呼吸。
しっかりしなきゃ。
これから長い時間を一緒に生きていくんだから。
悲しみも、喜びも、分け合っていくんだから。
しばらくすると、テスが目を覚ましたのか、起き上がってきた。
ベッドの上であぐらをかいて、ぼんやりと首筋を掻きながら大きなあくびをしている。
私はテスに走りよる。
「おはよう、テス。よく眠れた? もうお昼近い時間よ?」
「あー、おはよう。もうそんな時間?」
テスはぼんやりとした声で私に笑いかけた。
いつもの笑顔。
私もテスに笑いかけると、頭をしずしずと下げた。
「こんなふつつか者ですが 末長くよろしくお願いいたします……」
テスはベッドの上で、かしこまると
「あの、こちらこそ、頼りにならない者ですが、末長くよろしくお願いします」
なんて頭を下げた。
お互い、頭をあげて顔を見合わせる。クスクスと笑いがこみあげる。
「なーんて、私らしくないセリフだったね。テス……。ずうっとずうっと仲よくやってゆこうね!」
私は右手の小指を差し出す。テスは笑って、小指を絡める。
「約束するよ、ずっと仲良しでいよう」
私とテスは着替えてから、用意されてた遅い朝食を食べる。
「これからどうするの?」
「うーん、とりあえずダンカンお義父さんを村に送っていかなきゃいけないし、そのまえにルドマンさんに挨拶していかなきゃね。……それからじゃないと、今後の事は予定できないかなあ」
テスはスープを飲みながらそんな事を言った。
「そうね、まずはルドマンさんに挨拶しなきゃね。それじゃ、ご飯食べたらすぐに行こうか」
「うん」
ルドマンさんの家に行くと、ルドマンさんが応接間で私達を待ってくれていた。
ニコニコと機嫌よく笑っている。
この人、本当に心が広い人なんだろうな、ってぼんやりと思った。
「よ! ご両人のおでましかっ。なかなか似合いの夫婦だぞ!」
私達を見て、からかうようにそんな事を言ってから、向かいのソファに座るように勧めてくれた。
特に断る必要もないから、言われたように私達はソファに腰掛ける。
「ヘンリーさんたちは今朝早くお帰りになったが……、テスのことをいろいろと聞かせてもらった。なんでも伝説の勇者をさがして旅をしているとか。そこでだ! 私からの祝いを受けとってくれい!」
ルドマンさんは私やテスに口を挟む暇も与えないくらいの早口でそんな事を言うと、自分の後ろにおいてあった大きな箱から、綺麗な装飾が施された銀色の大き目の盾を取り出して見せた。
心が、ざわめく。
初めて見るはずの盾なのに、どこかとても「なつかしい」。
ざわざわと、体のどこか奥のほうから何かの力が湧き出てきて、指先の方までチリチリとする。
なんだろう、この感覚。
「ウチの家宝の、『天空の盾』だ。伝説の勇者を探すのにきっと役に立つ。持って行きなさい」
「でも、これ、家宝なんでしょう?」
テスが慌てたように顔を上げる。
「いいんだいいんだ、持って行きなさい。それからポートセルミにある私の船も、自由に使っていいぞ。あの船ならかなりの長旅にもたえられるだろうからな。すぐに連絡しておこう」
ルドマンさんは、豪快に笑った後、付け加える。
「私の家で誰にも使われないままの盾や、ただ泊まってるだけの船なんて、宝の持ち腐れだろう? ……どうせ魔物が多くてなかなか船を使うことも出来ないくらいだ。うまく使ってくれる人に使われたほうが、盾だって船だって良いに決まってる。ともかく私は、テスたちが気に入ったのだ」
そういうと、ルドマンさんは満足そうに笑った。
テスは呆然とルドマンさんを見てる。
私ももちろん、呆然とはしたけど。ちょっと「呆然」の内容が違うような気がした。
■今日は半分くらい捏造>DQ5を知らない友人様へ。
■という事で、ようやく旅に戻れそうです。
ずっとビアンカちゃんの視点だったから、明日辺りまたテっちゃんに戻しましょうかね。
それにしても、おかしいなー。今日はもうサラボナから出られるはずだったのに。
出てない。
……なぜ。
■ところで、テっちゃんは裸(上半身だけだけどね)で寝たんだろうか? ……テっちゃん、秋の明け方は寒いぞ、気を抜きすぎだぞ(笑)
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