今日のDQ5 (90)
2005年3月20日 今日の「DQ5」■おお! 90回だってさ!
もう大河ドラマだね!(おこがましい)
もうすぐ100回ですね!
本当に100回まで行ったら、誰か100回記念で何かください!(笑)
今日はホイミンがベホマズンを憶えてくれました。
……ベホマズンは戦闘オンリーです。
ホイミンを戦闘に出す気は全くないので、全然装備を買ってありません。
……うーわー。宝の持ち腐れ。
■結婚式 1 (ビアンカ視点)
というわけで、結婚式突入です。
微妙にビアンカ視点が多くなると思います。
……結婚なんてしたことないから、どんな気分か分からないわ。
結婚式も出席したことないから、どんな感じか分からないわ。
せいぜい披露宴には行ったことあるけど、それだって一回きりだからどんなだったか忘れたわ。
……ここは賭け事みたいなもんだね。
ふふふ……もう適当にかくか……もう一回ゲームでの結婚式ちゃんと見ておくか……。
もう大河ドラマだね!(おこがましい)
もうすぐ100回ですね!
本当に100回まで行ったら、誰か100回記念で何かください!(笑)
今日はホイミンがベホマズンを憶えてくれました。
……ベホマズンは戦闘オンリーです。
ホイミンを戦闘に出す気は全くないので、全然装備を買ってありません。
……うーわー。宝の持ち腐れ。
■結婚式 1 (ビアンカ視点)
「何だか、不思議な気分だわ」
私はつぶやく。
「とてもキレイですよ、ビアンカさん」
フローラさんがにこにこ笑う。
「それにしても隣はにぎやかですねー」
フローラさんが隣の部屋につながってる壁を見つめる。
隣はテスが着替えをしてるんだけど、さっきから「いいです、一人で着替えられます!」とか「お気遣いなく!」とか言う悲鳴じみた声が聞こえてくる。
「テスさん、素敵だから皆お手伝いしたいんでしょうね」
フローラさんは苦笑する。
「本当にイヤがってるわねー」
私も苦笑する。テスの慌てぶりが目に見えるよう。
……ああ、なんか可笑しい。私とフローラさんは顔を見合わしてクスクス笑う。
「ビアンカさん」
フローラさんは私のドレスの後ろのリボンを結びながら、真面目な声をあげた。
「なに?」
「私、テスさんが選んだのが、ビアンカさんでよかったです」
「フローラさん、好きな人がいたから?」
「それもありますけど……私、ビアンカさんを見たときに、あ、私この方が好きだわって思ったんです。可笑しな話ですけど……この方になら、負けても仕方ないわって。……私、ビアンカさんの事、好きです。多分、テスさんが選んだのがビアンカさんじゃなかったら、私、認めなかったと思います」
何か言わなきゃって思って鏡越しにフローラさんを見て見たら、フローラさんと目が合った。
フローラさんはにっこりと笑う。
「次はお化粧ですね」
……はぐらかされたのかしら?
フローラさんにお化粧してもらった顔をみて、私は思わず笑う。
「何だか見慣れないせいか、とっても変な気分だわ。うーん、似合わない……」
「そんなことありませんわ、とってもキレイ」
フローラさんがにこにこ笑うと、ブラシで私の髪をといてまとめてくれた。
「うーん、やっぱりアップの方がいいですね」
そんな事を言って、みつあみにした髪をまとめあげる。
「さあ、できました。とってもキレイですよ、ビアンカさん」
「ありがとう、フローラさん」
鏡に映った自分を改めて見る。うっすらと自然に施されたお化粧。
白い、胸の開いたドレス。
体の線が強調されるようなドレスで、タイトスカートになっている。
肘までの手袋も白。
後でテスにヴェールをかぶせてもらう。
この格好で白い花をまとめあげた花束を持つことになっている。
やっぱり、見慣れなくて変な気分。自分で自分を見て、笑っちゃいそう。
私は立ち上がるとフローラさんを抱き締める。とても不思議な気分。つい先日出会ったばかりなのに、ずっと前から友達だったみたいな、そんな感じ。大切なお友達と、結婚前に別れを惜しんで一緒にいるような。そんな気分。
「私もフローラさんの事、好きよ。大切なお友達。フローラさんに会えてよかった」
本当、不思議。
私この人と、本当に男の人取り合ったのかしら。……テスってところが締まらない感じだけど。
……まあ、フローラさん自身が違う人好きだったんだから、純粋には勝負してないけど。
部屋をでて、隣の部屋を見る。部屋前に居たメイドさんが私を見てにっこりほほえんだ。
「ビアンカさん、とてもおキレイです」
「ありがとう……テスは?」
訊ねると、メイドさんは苦笑して肩を竦めた。
どういう意味のジェスチャーなのか、分からなかった。
しばらくすると、テスが部屋から出てきた。
テスも白を基調とした素敵な服をきている。
テスは私を見ると、かーっと頬を染めた。そして興奮したようにまくしたてる。
「うわっ! ビアンカちゃん、綺麗! お姫さまみたい!」
「……お姫さま見たことあるの?」
「ないけど、イメージ!」
私たちのそんな会話を聞いて、フローラさんやメイドさんがクスクス笑っている。
「本当に綺麗」
テスは私をまじまじと見つめている。
「お化粧、変じゃない?」
「全然! とっても素敵!」
あんまりストレートに誉められると、とても恥ずかしい。
「さあ、花婿さん、花嫁さんにヴェールを被せてあげてくださいね」
メイドさんに急き立てるように声をかけられて、テスはうなずく。
「ビアンカちゃん」
テスは私の前に立つと、にっこり笑った。
私は少しだけ屈んで、テスを見上げる。
シルクで作られた、つやっとした綺麗なヴェールが、私にふわりとかけられる。
あぁ、私、本当に結婚するんだって、今初めて実感がわいてくる。
「それじゃあ私、先に教会に行ってますね。テスさん、ビアンカさん、今日は本当におめでとうございます」
フローラさんは頭を深々と下げてから、別荘を出ていく。たくさんのメイドさんもついて行った。
「ではテス様、ビアンカ様、ご案内いたします」
私はテスと腕を組んで、案内してくれる人について歩きだす。
とても晴れた空。
秋らしい、透明な空気。
やわらかな日差し。
赤やピンクの花で彩られた道。
胸いっぱいの幸せ。
私は忘れない。
きっと忘れない。
世界全部がキラキラして見える。
今日を、絶対忘れない。
というわけで、結婚式突入です。
微妙にビアンカ視点が多くなると思います。
……結婚なんてしたことないから、どんな気分か分からないわ。
結婚式も出席したことないから、どんな感じか分からないわ。
せいぜい披露宴には行ったことあるけど、それだって一回きりだからどんなだったか忘れたわ。
……ここは賭け事みたいなもんだね。
ふふふ……もう適当にかくか……もう一回ゲームでの結婚式ちゃんと見ておくか……。
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