今日のDQ5 (83)
2005年3月12日 今日の「DQ5」■今日も今日とてRinちゃんのおうちでいたストの対戦しました。
テっちゃんを私が使い、スライムをRinちゃんが使い、COMはビアンカちゃんとフローラさん。
テっちゃんがらみの特別台詞が一杯聞けました。
特にテっちゃんが一時期最下位だったので、いっぱい心配されたり励まされたり。
ビアンカちゃんは可愛いんだけど。
フローラさんが怖かったよー。
で、優勝したのはスライム。
やっぱりプレイヤーが結託すると、さすがのCOMも勝てないみたいです。
え? テっちゃんですか?
フローラと最下位争いを演じた上で、3位でした。
ま、いいんですよ、順位なんて。
それにしてもビアンカちゃんはかわいい。
■滝の洞窟 5 (ピエール視点)
ピエール、鈍!
さらに鈍いのはテっちゃんとビアンカちゃんですが。
彼らは自分で手一杯なので除外です(主役特権)
ピエール、鈍!
書いててとても恥ずかしかった。
あー、恥ずかしかった!
明日からテっちゃん運命の選択編!
ていうか、もう選択したほう皆知ってるし!(笑)
どう纏めるかなー。
うーん……。
テっちゃんを私が使い、スライムをRinちゃんが使い、COMはビアンカちゃんとフローラさん。
テっちゃんがらみの特別台詞が一杯聞けました。
特にテっちゃんが一時期最下位だったので、いっぱい心配されたり励まされたり。
ビアンカちゃんは可愛いんだけど。
フローラさんが怖かったよー。
で、優勝したのはスライム。
やっぱりプレイヤーが結託すると、さすがのCOMも勝てないみたいです。
え? テっちゃんですか?
フローラと最下位争いを演じた上で、3位でした。
ま、いいんですよ、順位なんて。
それにしてもビアンカちゃんはかわいい。
■滝の洞窟 5 (ピエール視点)
我々は程なく流れ落ちる滝の裏側に横穴を見付け、その中に入る。
細い道を抜けると、ドーム型の天井をもった広い空間に出た。
丸い床をもった部屋で、部屋真ん中を中心に、白く美しい石の柱が円形に五本立ち並んでいた。部屋の中心には少し高くなった部分がある。
ここは誰かが作り上げた祭壇の間なのだろう。
「……」
我々はしばらく言葉を失い、その美しい空間に見とれていた。
ここまでも、美しく幻想的な洞窟ではあったが、ここの荘厳さは段違いだった。
「キレイ……」
ビアンカ殿が呟く声で、主殿は我に返ったようだった。
「……うん」
少し呆然とした声で答え、主殿は中心に向けて歩きだす。我々もその後に続いた。
部屋の中心に、そのリングは静かな光をたたえてひっそりと置かれていた。
青い宝石がついていて、炎のリング同様、その中で水が流れているかのように光が揺らめいている。
美しいリングだった。
「キレイなリングね……」
ビアンカ殿が少し瞳を輝かせてリングを見つめる。主殿は静かに頷いた。
しばらく、静かな時間が流れた。
主殿もビアンカ殿も、そのリングを見つめていた。
その表情は、決して晴れがましいものではない。
「よ、よかったね、テス! これでフローラさんと結婚できるわよ!」
ビアンカ殿が明るい声をあげた。無理矢理あげた声だというのは、私でもわかる。
「う、うん」
主殿も声をあげた。笑っているが、どこか引きつったような表情。
二人が視線をあわせる。
互いに傷ついたような、すがるような眼差し。
「……」
見つめ合った瞳を、先に外したのは主殿だった。
「帰ろう、か」
主殿の乾いた声にビアンカ殿が頷いた。
主殿はビアンカ殿の手をそっと手に取った。
そっと手を握ると、主殿は無言で歩きだす。
ビアンカ殿はその手を引かれて、やはり無言で歩きだす。
主殿の二、三歩後を、ビアンカ殿はうつむいて歩く。
その表情は今にも泣きだしそうだった。
主殿は奥歯を噛み締め、眉間にしわを寄せている。悔しそうな、後悔したような、表情。
互いにその表情は見えないだろう。
そうか。
これが彼らの本心。
この二人は互いに……。
主殿はビアンカ殿を。
ビアンカ殿は主殿を。
お互いに想い合っている。
大切に想い合っている。
だからこそ。
主殿はその想いを押し殺す。苦難の道にビアンカ殿を連れ出さないために。
ビアンカ殿はその想いを押し殺す。主殿がフローラ殿と幸せに結婚すると信じて。
互いに。
自分の想いを押し殺すのに精一杯で、相手の想いに気付かず。
……そうなのではないですか?
尋ねたいが、尋ねるわけにはいかない。
そんなことをすれば、多くのものに傷が付く。
私は思わずゲレゲレを見る。彼は不機嫌そうに鼻を鳴らしただけだった。
私はただオロオロと、二人を見比べる。何かしたいのだが、何をしたら良いのか見当が付かなかった。
静かに、洞窟を抜ける。
主殿とビアンカ殿は最後までずっと手を握り合ったままだった。
コレが、主殿に出来る、精一杯の想いの表明なのかもしれない。
……とても歯がゆい。
「……ごめんね、何だか私ずっと黙ったままで……。なんか、色んなことで胸がいっぱいになっちゃって……ほら、テスには幸せになってもらいたいじゃない? なんて言っても、テスは私にとって大切な……弟、みたいなものだし……」
「あ、うん、ボクも喋れなかったし……ボクの方こそゴメンね……」
二人がそっと手を離した。
「結婚式には私も呼んでよ。リング探すの手伝ったんだからそれくらいいいわよね?」
「うん、それは……もちろん」
「……もし、もしもだけどね。フローラさんが、テスを振ったら、私が貰ってあげるから!」
「……!」
主殿が驚いたようにビアンカ殿を見た。
「……いやぁね、冗談よ。そんなビックリした顔しないでよ。嫌われるわけないじゃない、テスは優しいし、いい人だもん」
「……うん」
そこまで言うと、ビアンカ殿は「ちょっと疲れたから休んでくる」と言って、船室の方へ歩いていった。
主殿も、一度山奥の村へ寄ってからサラボナに行くという予定だけを船長に言うと、船室の方へふらふらと歩いていってしまった。
甲板に、我々魔物だけが残される。
「あの、マーリン」
私は決心して、マーリンに声を掛ける。
「なんじゃい?」
甲板で魔術書を読んでいたマーリンが視線だけを私に向けた。
「主殿はビアンカ殿の事が好きなのではないでしょうか? そして、ビアンカ殿は主殿の事を……」
「……お前は今更何を言ってるんじゃ」
言い切らないうちに、マーリンが大きくため息をついて呆れたように言った。
「え?」
私は思わず聞き返す。
「ピエールは鈍いなー! そんなのテスがビアンカ連れてきたときから分かりきってることじゃないかー!」
スラリンは言うと、私の背中に体当たりした。
「えぇ!?」
「テスさんはー、ビアンカさんをとーっても優しい目で見るのー。ビアンカさんはー、テスさんをとーってもキラキラした目で見るのー」
ホイミンが私に説明するように言った。
「お前さんは本当に色恋に疎いなあ」
マーリンはもう一度大きくため息をつく。
「気付いてないのはーピエールさんとーテスさんとービアンカさんー」
「当事者が気付いてないってのが間抜けだよなー」
ホイミンとスラリンが次々という。
「あいつらは小さい頃からつがいだぞ」
ゲレゲレが私を見上げていった。
「……」
私は思わず空を見上げた。
「……テスたち、どうするつもりなのかな? このまま連れてっちゃえばいいのにな」
スラリンは言うと、船室の方を見る。
「……なるようにしかならんじゃろ。ワシらが何か言うこともできんだろ」
マーリンは呟くと、また魔術書に目を落とす。
船は静かに山奥の村を目指している。
ビアンカ殿との別れが近づいてきている。
……主殿は、どうするんだろうか。
ピエール、鈍!
さらに鈍いのはテっちゃんとビアンカちゃんですが。
彼らは自分で手一杯なので除外です(主役特権)
ピエール、鈍!
書いててとても恥ずかしかった。
あー、恥ずかしかった!
明日からテっちゃん運命の選択編!
ていうか、もう選択したほう皆知ってるし!(笑)
どう纏めるかなー。
うーん……。
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