今日のDQ5 (67)
2005年2月22日 今日の「DQ5」■昨日は「作者眠気の為休載」でした(笑)
友人にもそんな携帯メールをおくりました(笑)
更新状況、たまに携帯メールするのです。欲しい方は携帯までメールしてください(笑)
で。
「いたスト」天空城。弟にクリアしてもらいました。
あはは。
おかげさまで弟のクリアデータとともに「トーナメント」クリアです。
これから「スフィアバトルトーナメント」です。
とりあえず一つ目、クリアしました。
あと2つクリアすればテっちゃんです! 長っ!
■死の火山 1 (テス視点)
「テっちゃん、妙に開き直る」の巻。
やっぱりねえ、彼の性格上、フローラさんに一目惚れしてばーっと燃え上がるというのは想像つかないし、アンディ君の必死さとか目の当たりにして何も感じないというのも、ありえないと思いまして。
色々かいてたら、何といきなり結婚をあきらめてしまいました。
いいのか、今後の展開。
書いてる私が一番どうなるのか解らなくなってきました(笑)
そもそも、ここまでの流れだって結婚願望ゼロだったし。
フローラさんとの結婚だって「結婚してもいいな」というかなり酷い発言してたわけで。
……このあたりの展開は、ゲーム自体が「えええ???」という展開だしな。とか自分に逃げ道を作ってみたり。
まあ、テっちゃんにはあくまでビジネスライクに炎のリングを手に入れてもらいましょう。
ソレよりかなりサラボナ編が短くなりそうで、書き手としては気楽な気分。
友人にもそんな携帯メールをおくりました(笑)
更新状況、たまに携帯メールするのです。欲しい方は携帯までメールしてください(笑)
で。
「いたスト」天空城。弟にクリアしてもらいました。
あはは。
おかげさまで弟のクリアデータとともに「トーナメント」クリアです。
これから「スフィアバトルトーナメント」です。
とりあえず一つ目、クリアしました。
あと2つクリアすればテっちゃんです! 長っ!
■死の火山 1 (テス視点)
サラボナの町を出て、南東の方向へ歩き出す。町を出てすぐ、そっちの方面に大きな火山があるのが見えた。炎のリングは炎に囲まれたところにあるっていうんだから、まずはあの火山あたりを探すのがよさそう。
地図と照らし合わせてみると、まっすぐその火山へいけるわけではなくて、まずは南下して、それから東に行った後北上しないと火山へは行けないみたいだった。
道は最初は平原で歩きやすかったけど、3日も南下した頃には山道になって、なかなか進むことが出来ない。
結局、火山に辿り着いたのはサラボナを出てから10日以上たったある日の昼頃になってしまった。
火山のふもとに、洞窟の入り口がぽっかりとあいている。
コレをとりあえず見に行く事にして、ボクはみんなに声を掛ける。
「とりあえず、この洞窟を見に行くから。ピエールとゲレゲレと……あと、ガンドフ。一緒に行ってくれるかな?」
「わかりました」
皆頷いて、一緒に行ってくれる準備をはじめる。
「オイラはここで待ってるな。絶対こんな中行ったら、溶ける」
「確かに暑そうだもんね」
ボクは洞窟の中から時折吹き上げられてくる、熱い風に顔をしかめて頷く。
洞窟の中は、かなり暑そうだ。
「水分の補給はなるべく早めにな。まずいと思ったらリレミトでさっと出てくるんじゃぞ?」
「うん、わかった」
マーリン爺ちゃんの言葉にボクらは頷くと、洞窟の中に入る。
やっぱり、中は暑かった。
むっとした暑い空気が、洞窟特有のよどみを持っている。
息苦しい。
床、と言っていいのか解らないけど、歩くところは何とかむき出しの土があって問題はない。でも、その床より低いところには赤い色をしたマグマが溜まっている。
少し前に爆発でもあったのか、まだ冷えてないものが残っているみたいだった。
「これは足を踏み外したらアウトだねえ」
ボクは顔が引きつるのを感じながら、ひきつった声で言う。
「皆、気をつけてね」
「主殿も」
ボクらはお互いに気をつけることを確認してから、歩き出す。
しばらくまっすぐ進んだところに、人影が見えた。
アンディ君だった。
「も、モンスター!」
彼はボクの後ろにいる皆を見て飛び上がる。
良くここまでこれたなあと思いつつ、ボクはアンディ君をなだめる。
皆がボクの仲間で、いい子だってわかってもらうまでそんなに時間は掛からなかった。
アンディ君は、柔軟な人みたいだ。
「それにしても、ここまで貴方も来たんですね。絶対炎のリングはここにありますよ。お互い頑張りましょう」
アンディ君はにこりと笑う。
「アンディ君は、フローラさんと結婚したいって、いつから思っていたの?」
「え?」
アンディ君は唐突に云ったボクの顔をじっとみて、それから頬をぱーっと赤く染めた。
「え? あ、うん。僕はずっと小さい頃から彼女と知り合いで。幼馴染だったんだけど。その頃は……恥ずかしいけど僕とても弱虫で泣いてばっかりで、いつもフローラに助けられてたんだ。いつでも傍にいてくれるって感じだったんだ。それが彼女が修道院に行ってしまって、初めて寂しいなって感じて。……もうあんな寂しいのは嫌でね。彼女が傍にいてくれれば、他に欲しいものなんてないんだ。結婚したいって考えたのは、だから……彼女が修道院に行っちゃった頃、になるのかな?」
「そっか、長いね」
ボクはそれ以上何もいえなくなってしまった。
「うん、長いよ。だから、君には負けてられない。でも、君もフローラと結婚したいって思う何かがあったんだろ? 他の人たちみたいに財産目当てって感じがしないもん。だから、お互い頑張ろうって、君には言える」
「……うん、頑張ろうね、お互い」
ボクはアンディ君と別れて、姿が見えなくなってから座り込む。
何だか、胸が痛い。
「ねえ、ずっとずっと思い続けてたアンディ君と、ほんのりした一目惚れで打算も含んでるボクが、同じ位置に居ていいのかな?」
ボクはしゃがんだまま、訊ねる。
「アンディ君、物凄くいい人だよ? ソレに対してボクってどう? 何か酷くない? 打算だよ。結婚したら帰る所ができるかもしれない? 盾だって手に入る? そんなの」
ボクは思わず壁を叩く。
「そんなの、フローラさんに対しても、アンディ君に対しても、物凄い裏切りじゃない?」
「主殿……」
ピエールが困ったようにボクを見上げる。
ゲレゲレが小さく不機嫌そうに鳴いた。
ボクは暫く、考えた。
「とりあえず、炎のリングは取りに行こう」
「え?」
ピエールがボクを見上げる。
「私はてっきり帰るのかと思ってました」
「うん、ボクも一瞬それは考えたんだけど。ルドマンさんは今、結婚相手に立候補した人の中では、リングを持ってきた人としか話しをしたくないって考えてると思う。リングは二つあるんだ。アンディ君が炎のリングを先にとってくれればそれでいいけど、もしボクが炎のリングを先に手に入れても、彼が水のリングを手に入れてくれればいい。同じ場所にたったら、素早くボクが辞退すればいいんだよ。ただ、盾の話だけはさせてもらって。盾の話をするための、リングだと思おう。丁度ボクはボクがどれだけ酷くて卑怯な人間か解ったことだし、こうなったら怖いものなんてナイよ」
「……変に開き直りましたね」
「結婚は、やっぱりボクには夢見ちゃいけない種類の夢だったんだよ。まあ、ここ半月ばかりイイ夢みたと思うことにする」
ボクはへらっと笑うと、皆に向き直る。
「コロコロ意見の変わる、いい加減な男でゴメンネ。とりあえず、炎のリングを手に入れて帰ろう。気をつけて進もう」
皆は困ったように苦笑して、それから大きく頷いてくれた。
「テっちゃん、妙に開き直る」の巻。
やっぱりねえ、彼の性格上、フローラさんに一目惚れしてばーっと燃え上がるというのは想像つかないし、アンディ君の必死さとか目の当たりにして何も感じないというのも、ありえないと思いまして。
色々かいてたら、何といきなり結婚をあきらめてしまいました。
いいのか、今後の展開。
書いてる私が一番どうなるのか解らなくなってきました(笑)
そもそも、ここまでの流れだって結婚願望ゼロだったし。
フローラさんとの結婚だって「結婚してもいいな」というかなり酷い発言してたわけで。
……このあたりの展開は、ゲーム自体が「えええ???」という展開だしな。とか自分に逃げ道を作ってみたり。
まあ、テっちゃんにはあくまでビジネスライクに炎のリングを手に入れてもらいましょう。
ソレよりかなりサラボナ編が短くなりそうで、書き手としては気楽な気分。
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