今日のDQ5 (58)
2005年2月11日 今日の「DQ5」■とりあえず、頑張ってDQ5やってますよ(笑)
で、夜のグランバニア城を家族で探検(探検って程じゃないが)
子どもはやっぱり夜は眠いみたいです。
そんななか、娘に言われました。
「お風呂はお母さんと入ります。お父さんとは恥ずかしい」
……云われちゃったー。
遂に云われちゃったねテっちゃん。
考えてみれば娘も10歳。そりゃ嫌がられるわなー。
■村の怪物 2 (テス視点)
最近、テっちゃんの視点がつづいてます。
ちょっと飽きてきますね。そろそろ別の子の視点も書かなきゃ。
でも、テっちゃん視点が一番ラクなのも事実。
と、云うわけでカボチ村編本格始動です。
正体がわかっているのでちょっと書きづらい(笑)
で、夜のグランバニア城を家族で探検(探検って程じゃないが)
子どもはやっぱり夜は眠いみたいです。
そんななか、娘に言われました。
「お風呂はお母さんと入ります。お父さんとは恥ずかしい」
……云われちゃったー。
遂に云われちゃったねテっちゃん。
考えてみれば娘も10歳。そりゃ嫌がられるわなー。
■村の怪物 2 (テス視点)
次の日もまぶしいくらい晴れていた。
ボクは大きなあくびをしながら、用意されている宿の朝ごはんを食べる。
宿のおかみさんが、昨日の騒ぎを収めたお礼っていって、ちょっと豪華な朝ごはんを用意してくれていて、朝から随分しっかりとご飯を食べてしまった。
……あとでちょっと気分悪くなるかもしれない。
ボクは道具屋で保存食なんかを買ってから、町の外へ行く。
皆はもう、もちろん起きていてボクを待ってくれていた。
「おはよう」
「おはようございます、主殿」
ボクは荷物を馬車に載せてから、地図を広げる。
「えぇとね、今から向かうのはカボチ村。此処からは南下していくことになるよ。それでね、実はカボチ村で仕事を頼まれているんだ」
「は?」
不思議な顔をする皆に、ボクは昨日の話を聞かせる。
「ああー。なんかおっさんが嬉しそうにウマに乗ってそっちに行くの見た。きっとそのおっさんだな」
「へえ、あのおじさんもう行ったんだ」
ボクはスラリンの言葉に笑いながら答える。
「それにしても、怪物って何でしょうね?」
ピエールが首をかしげる。
「とりあえず、ボクでも力になれる程度ならいいんだけど」
ボクはちょっと不安に感じながら、ピエールに答える。
「まあ、行ってみるしかないじゃろ」
マーリン爺ちゃんの言葉にボクらは頷くと、南のカボチ村を目指して歩き出した。
カボチ村に辿り着いたのは、ポートセルミを出て三日歩いた夜のことだった。
山間の小さな村。もう潮の匂いはしない。星が落ちそうなくらい沢山空に散らばっているのが見える。
とても静かだった。
まるで、誰も住んでいないんじゃないかっていうくらい。
村を囲むように畑が広がっている。沢山の怖い顔をした案山子が沢山たっている。
「……静かだなあ」
あまりにも見晴らしがいいから、村の中から、皆が待ってくれている外が丸見えだった。
これはみんなには馬車の中で待っててもらわないと、ちょっと大変な事になるかもしれない。
「今日泊まれるところあるかな?」
ボクは村の中を見てまわろうと、村のほうへ歩き出した時だった。
近くの畑から、がさごそという音が聞こえた。
そっちの方向を見てみると、畑の作物の葉っぱが動いている。
「??」
中から、何か大きな動物が飛び出してきた。
「うわ!」
その動物はボクを飛び越すと、そのまま村の外へ一目散に走り去っていってしまった。
「何、いまの?」
ボクはその動物が走り去った方向を呆然と見つめる。
そいつは、西の方向の山の方へ向かって走っていってしまった。
村には小さな宿が一軒だけあった。
何だか客商売のわりに愛想のない宿だったけど、疲れていたからそのままその宿屋で眠った。
やっぱり、夢を見ないくらい眠りこんでしまった。
目が覚めてから、村長の家というところへ行ってみた。
そこには沢山の村人が集まっている。
何かを話し合ってるらしく、声が聞こえた。
「んじゃ、やはりポートセルミの酒場にたむろする連中に助っ人を頼むつもりだな?」
「んだ、あすこにはかなりの腕のたつ戦士がたむろしますけん」
「オラ反対だ! 村の事をどこのウマの骨とも知れねえよそ者に頼むなんて! 大方騙されて礼金だけ持ってかれるのがオチだべ! ……オラ仕事あるから話は此処までだ」
叫んでいた男の人が出入り口に居るボクのほうへ歩いてくる。
「……なんだあんたは? どいてけろ!」
どん、と肩をぶつけて、その男の人は家から出て行った。
ソレを呆然と見送っていた村人の一人が、ボクをみて嬉しそうに声をあげた。
「お! あんたは! オラだよ、ほれ、ポートセルミで助けてもらった。……やっぱり来てくれただか。あんたを信用したオラの目に狂いはなかったな!」
おじさんはエヘンとムネをそらす。
「詳しい話は村長に聞いてくろ」
おじさんはボクを村長に引き合わせてくれた。
村長は、ボクを目を細めてちょっと胡散臭そうに見つめた後、
「ほう、あんたが酒場に通う助っ人の先生だべか」
……いつそんな話になったんだろう?
「こんたびは、どんもオラたちの頼みを引き受けてくれたそんで。誠にすまんこってすだ。んで、退治してもらう化け物の事じゃけんど、これがまんず、狼のような虎のようなおっとろしい化け物でしてな。どこに住んどるのかはわからねえです。ただ、西のほうからくるっちゅうのは、皆知ってますだよ。おねげぇだ。お前様は強いんだろ? どうか西から来る化け物をの巣を見つけて退治してきてくんろ!」
ボクは昨日の夜の大きな動物を思い出す。
きっとあれの事を言っているんだろう。
皆良く見てみればつかれきった顔をしていて、何だか暗い。
「わかりました、ボクでお役に立てるか解りませんが、頑張ってみます」
「ありがとうありがとう!」
ボクは村の人に見送られながら、村長の家を出る。
外にでて、明るい中で村の畑を見てビックリした。
畑が荒らされている。かなり無残な姿になってる。
コレ、全部あの動物がやったんだろうか。だとしたら、この村の危機は深刻だ。今は1匹だけみたいだけど、何もされないのがわかったら、徒党を組んでやってくるかもしれない。
「これはちょっと、がんばらなきゃ」
ボクは呟くと、村の外で待ってくれているみんなの所へ急いだ。
最近、テっちゃんの視点がつづいてます。
ちょっと飽きてきますね。そろそろ別の子の視点も書かなきゃ。
でも、テっちゃん視点が一番ラクなのも事実。
と、云うわけでカボチ村編本格始動です。
正体がわかっているのでちょっと書きづらい(笑)
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